こんにちは! GSX1100Skatanaの3回目です。

実は先週更新しようと頑張っていたのですが不慮の事故がございまして更新が出来ませんでした。
というのも自宅の駐車場車輪止めに足を引っかけて転倒し怪我をしてしまいました。
ジャンパーに手を入れて車のキーでロックをかけたのですが転倒した際、手が抜けず、、、、。
右顔面強打、右肩、右足打撲という有様、おでこに大きなコブを作り目の周りはパンダの様な面、おまけに右ひざを大きく擦りむき打撲という近年まれにみるドンくさい怪我をしてしまいました。

とても人前に出せる容姿ではなく足も曲げられません。多少良くなるまで暫くお休みさせて頂いておりました。
年寄りは治るのが遅いですし怪我も大きくなりやすいのに注意が足りませんね~。
何とか仕事に復帰してブログ用の製作が出来る様になりました(営業は顔が戻るまで無理ですけどね)。
そんな中お待たせした事もありかなり頑張って内容の濃いブログにさせて頂きました!
今回も皆さんの御参考になればと思います。


では作業に入りましょう!
前回はエンジンを乗せてパイピングなどを少し施して終了しましたがもう少しパイピングを施してみましょう。
テールライトやウィンカーの配線です。実車のテールライト裏にはストップランプ用とポジションランプ用の2種類の配線がありますが、ここは雰囲気だけという事で片方のみとウィンカーのみをします(配線してもカバーを取り付けると殆ど見えません)。
実車の配線は各ケーブルが太めのチューブでまとめて保護されています。同じような形を作る為に太めのチューブに各配線を5mm程度差し込み瞬間接着剤で固定します。テール部には配線用の穴があるので差し込みここも瞬間接着剤で固定します。
ウィンカー側はこの時点では本体を取り付けていないので後で配線します。
写真の様にフレーム打ち側に這わせてフレーム前方のイグニッションコイルまで引き込んでおきます。
下の写真は途中でナイロンバンドで止めてありますが実車もこの様な形になっています。ちなみに使用している小さなナイロンバンドはモデルファクトリーヒロ製の物です。

基本的に忠実に実車に合わせようとするとランプケースや周辺にも改造や追加が必要になりますし、フレームのバー上部には鍵穴が付いたりと随分違うので大変です。雰囲気重視で作業します。


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マフラー製作です。ここでもディティールアップを行います。
最初はマフラーの継ぎ目消しを行います。マフラー後方はやや表面がヒケ気味なので全体をペーパーがけするかパテなどでヒケを埋めて表面を平滑に処理します。


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ここで小さなディティールアップを行います。
キットではフレームへの取り付けステーがマフラー本体と一体になっているのですが、実車は溶接でステーが取り付けられています。
この部分もチョット拘って実車の様な姿に変更します。

パーツ状態はステーとマフラーの接合板がありません。0.3mmのプラ板を加工してマフラー側に貼り付け溶接跡を再現します。
この時、キットのパーツ状態では取付板がステーと直角に付いてしまいます。実車は多少の湾曲で取り付く様になっているのでステー内側の裾を削りマフラーの曲面に合うよう整形しておくと実車感が増します
実車は取付板の幅がもっと狭いのですがキットの取り付け位置状態では同じ幅に出来ないのでやや広めに作っています。


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マフラーは継ぎ目だけ消して使用しても良いのですが、ここも実車に拘りたいのでマフラー集合部とマフラー自体をフレームに合わせ仮止めし、何度か確認してから瞬間接着剤で仮止めを行い位置が決まってから本固定します。


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接着が終ったらフレームから取り外しマフラーの加工に入ります。

キットでは集合部側面に細いリブが付いています。これは恐らく接合部を再現しているものですがただのリブにしか見えません。
実車はこのリブを上面と下面の合わせ目で溶接されており、内側にも存在するのですが表側のみです。
このままでも良いのですがもう少しリアルに見せたいので新たに作り直し裏側も再現します。

リブを全て削り取りサンドペーパーで表面を綺麗に処理します。後に溶接跡を再現するので継ぎ目消しをする必要はありませんがパーツのズレは大敵です。丁寧にパイプ形状になる様処理しておきます。
この時、マフラーとの継ぎ目もただ埋めるのではなく段差が無いようにパテなどで整形しておきます。


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先程処理した部分に溶接跡を再現しました。内側も追加で表側と同じ要領で再現します。
溶接跡の再現方法はフレーム製作時に行っているので割愛させて頂きます。

このままの状態ではかなり目立ちますがサーフェイサーを数回塗装し本塗装を行うと塗膜の厚みで自然に見えるようになります。


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マフラーエンドの全周がかなり厚くなっています。キットの成型上仕方が無いのですがリアルにする為に手を入れましょう。
カッターなどを利用してマフラーエンド内側を削り薄く仕上げます。全周均一になる事が大切です。
加工が終ったら磨きにくい場所なので400番程度の粗めのペーパーを小さく折って磨きやすく持ちやすい状態を作り仕上げます。
全周綺麗に処理で来たら1000番程度のサンドペーパーで仕上げておきます。


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左が加工後、右が加工前です。加工後は約半分以下の厚みになりました。実車もかなり薄いので良いディティールアップになります。


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残りはエキパイですが押しピン跡が大きくパーティングラインもハッキリしているのでパテを利用し形を崩さない様に丁寧に仕上げておきましょう。

塗装して完了です。塗装は実車と同じ艶のあるブラックで塗装します。
私は単純に黒を使用していますが、実車の古い車両などには場所によって薄っすら下の金属が透けています場合があります。
これは経年変化ですが古くなったバイクは長い間手入れなどで磨かれているので塗装が薄くなっている為です。
この状態を再現するにはシルバーを塗装してクリアブラックを重ね吹きし、所々磨いていたであろう場所を何となく透けるようにすると再現できます。
今回は新車のつもりなので面倒な方は私と同じように黒一色で問題ないと思います。


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カウル類の仕上げ作業です。いつもは最初に行うのですがフレーム製作が楽しくて後回しになってしまいました。
第一回で組み立てたカウルはシルバーまで塗装をしてありましたので黒い部分も塗装しウレタン仕上げに入ります。

難しい作業ではありませんのでマスキング等は割愛させて頂きますが、初めて見る方の中にはセミグロスブラックの部分にもウレタンを塗装すると光沢仕上げになってしまうとお思いの方も多いと思います。

知らない方に簡単に御説明いたします。ウレタン塗膜の上に塗装しても比較的に塗料の食いつきが悪く引っ掻くだけで剥がれてしまいます。
最初にデカールを貼り塗装してからウレタンで仕上げ研ぎ出し終了後、艶を落としたい部分をマスキングして半艶クリアーなどで表面を薄っすら塗装し光沢を変えるわけです。ここで重要なのは極限まで薄く仕上げる事です。


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ウレタンクリアー塗装を行います。


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今回もウレタンクリヤーの2度吹きを行います。
2度吹きも1回仕上げも研ぎ出し作業自体は基本的に同じですが、今回はクリア磨きの状態を御理解頂きたいと思います。
表面が見やすい様シルバーの部分ではなく黒の部分で御説明いたします。

下の写真はウレタン塗装が終り乾燥した状態です。黒い部分を着て頂くと映り込みがぼやけているのが見えます。
かなり表面が波を打っています。これが最初の状態です。


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ここが大切です。軽く数回ペーパーをかけた状態です。所々ムラになってペーパーが当たりきれていないのが判りますでしょうか?
通常の研ぎ出しでもこの状態では決して綺麗な光沢は出せません。美しい光沢を出す秘訣はコンパウンド前の下地の状態が
大切なんです。


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ペーパー処理が終わった状態です。良く見て頂くと先ほどのムラが無いのが解ると思います。
1回のクリアー仕上げで研ぎ出しを行う場合はこの状態を全面に作りコンパウンドで磨き上げると鏡面に変化するわけです。

上の写真の状態でコンパウンドで磨いても美しい光沢は得られません。磨き前のペーパー処理が非常に大切な事がお判り頂けたのではないでしょうか。


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タンクのデカール部分の磨きです。下の写真のデカール周囲を見て頂くとデカールの厚みのせいでペーパーがかかっていないのがお判り頂けると思います。
完全にフラットな状態を作りますが丁寧な作業を行わないとデカールまで傷を付けて台無しになるので注意が必要です。


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下の写真は磨きが終了した状態です。デカールの周りの段差は無くなり平滑な表面になりました。


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全てペーパーがけが終った状態です。


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再度ウレタン塗装です。
時々何故2度ウレタンを塗装するのか聞かれます。大抵の皆さんはウレタンでもラッカーでも1度で終わらせて研ぎ出しするのが普通です。
私も以前はウレタン1度吹きで仕上げていました。
理由と言えるかどうか分かりませんが私個人的な好みでウレタンクリアーが限界まで厚い方が好きなんです。薄い塗膜より厚い方が深みが出ますし表面の硬度も高くなります。
あくまでも私の好みなので1度が良い方はそれで十分ですが重量感を演出するにも役立つので一度お試しください。

仕上げに入りましょう!
再度ウレタンを塗装しましたが写真を撮っても変化が無いので割愛させて頂き、仕上げの研ぎ出しに入ります。
今度は先ほどの中目のペーパーではなく細目のペーパーを使用します。2000番が丁度良いでしょう。
前の作業でデカールの段差も全くありませんし、表面も梨地状態ではなくこのままでも十分な出来ですがやはり映り込みはイマイチです。やはりここは映り込みに拘って仕上げたいものです。

作業ですが2000番で表面を先ほど御説明した様なフラットな状態になるまで磨きます。
小さなゴミもこの時点で綺麗に処理しておきましょう。


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ここからが本勝負! 磨き上げです。
最初は粗めのコンパウンドで磨きます。コツは角などの角ばったり尖ったりしている場所は丁寧に磨く事です。
ソリッドカラー(メタリック、パール以外)は多少角や隅に下地が出てもタッチアップでごまかせますがメタリックカラーは出来ません。
下地が出ない様細心の注意を払って磨き上げます。
この荒めのコンパウンドでも丁寧に磨けばかなり綺麗な映り込みが出来ますが、くれぐれも磨き過ぎない様にしましょう。
ある程度光沢に仕上がったら細目のコンパウンドで磨きます。これが最終です。

良くある質問で磨く為のコンパウンドの量を聞かれますが、磨き始めは下の写真の量を使って磨きます。
コンパウンドが少ないと摩擦熱で表面が荒れてしまう事もありえます。特にラッカー仕上げの場合は要注意です。
ある程度磨き布が表面で抵抗なく滑る程度が丁度良いでしょう。
磨きが進むにつれてコンパウンドの量を減らして様子を見ながら磨き上げを行います。


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磨きが終了しました。
写真が下手なのでイマイチ判りにくいのですが実際は蛍光灯の明かりがハッキリ写り込んでいます。
他のパーツも同じように仕上げます。


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磨き終わったパーツで艶の必要が無い部分を再度マスキングして極限まで薄く塗装したのが下の写真です。
フロントカウルのヘッドライト上部は半艶になっています。


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全てのパーツが終りました。


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リアブレーキも手を入れます。
ブレーキ液注入口が一体成型上省略されています。注入用パイプ部分を削り取り1mmのプラ棒で新規に製作します。
ちなみに奥側(ホイール側)の注入口は長くなっており側面から見ると飛び出しています。
これでブレーキがリアルになりました。


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ブレーキキャリパーのサポートステーです。
キャリパー自体に片側のみ差し込んで止めるようになっていますが本来はコの字型になっているので同じ形に変更。
反対側も同様ですが違いを見て頂く為片側のみ加工しています。
又、ボルトのモールドはボルトではなくナットになっているのが実車です。


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下の写真が本来の形です。裏側からプラ棒を差し込んでキャリパーを固定します。


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私が今回の作業で最も悩んだのがこのディスクローターです。
メッキのパーツなのでこのまま利用したかったのですが金型が古い事もありバリが多くディスクローター周囲はメクレが目立ちます。
裏側の押しピン跡も深いので後輪はともかく前輪は裏側まで見えるので隠せません。悩んだ末メッキを剥がして整形します。


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ディスクの穴も狭かったり塞がっていたりなので針ヤスリで綺麗に処理します。


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塗装に入りましょう。
サーフェイサーを塗装して下地を作った後シルバー塗装です。
元々表面にヘアライン状のモールドがあるのでクロームメッキ調の塗装は出来ません。シルバーで塗装して雰囲気重視で再現します。
所でこのシルバーですが散々悩みました。ただのシルバーでは芸がなく、メタリックグレーでは色調が暗すぎで雰囲気が出ません。
そこでファインシルバーにスーパーゴールドを少し混ぜてベースにし、クリアーイエローとクリアーレッドを調味料的に使用して出来るだけ近いディスクローターの色にしてみました。
写真ではイマイチ判りにくいので後程比較してみたいと思います。


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ディスクローターの塗装が終りました。かなり良い感じに仕上がっているので一安心です。


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ホイール塗装です。
このホイール塗装がで上手く出来ない方多いのではないでしょうか?
私も散々色々な方法で塗装してきましたが、誰しもやはり簡単な方法で塗装を終わらせたいものです。
そこでエアブラシがある方のみの方法で恐縮ですが私の塗装方法を御覧ください。

ホイールはメッキ仕上げになっていますがクローム仕上げではありません。勿論実車の金属感はありませんが個人的には十分な仕上げだと思います。そこでこのメッキを利用して塗装をします。


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最初はディスクローターの取り付け部のメッキをサンドペーパーで剥がしておきます。後に取り付ける時にメッキが接着の妨げになるからです。


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塗料を調色します。
ここでエナメル塗料を使用します。何故エナメル塗料なのか? 疑問でしょうね~。
墨入れに使用している方ならもうお解りですよね?

説明書にはメタリックグレーで塗装の指示がありますが、実車より暗めに仕上がってしまいます。実車はもう少し明るめなのでフラットアルミを4割程度の比率で混ぜてやや明るめのメタリックグレーを作ります。
エナメル溶剤を使用して希釈しますが度合いはラッカー塗料の塗装時より高めが良いでしょう。


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通常はメッキの上に塗装する場合はメタルプライマーを塗装してから本塗装を行うのですが今回はしません。理由については後ほど御説明致します。
気圧も通常時と同じで十分です。出来る限り薄めで仕上げるのがコツです。
艶が無い部分が解る様に暗めの撮影をしていますが写真が下手なので申し訳ございません。


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下の写真が塗装終了時の状態です。
ムラなく均一に塗装し十分乾燥させます。


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ここからが楽しいんです!
綿棒にエナメル溶剤をしみこませメッキを使用する部分を拭き取ります。丁寧に余り擦らず拭き取ります。
ここでワンポイントです。エナメルを使用したのはこの作業の為です。ラッカーを使用して拭き取るとメッキが痛む原因になります。
場合によってはメッキが剥がれて下地の樹脂が見えてしまったり非常に危険です。
エナメルであればその心配はありません。


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拭き取り終了です。
如何ですが? 綺麗でしょ? この方法ならどなたでも簡単に塗り分けが可能です。
このままの状態で仕上がりとするのも良いのですが、基本的にメッキの上にはエナメルでもラッカーでも塗料は食い付きません。
このままでは経年劣化や爪などが当たっても剥がれてしまいます。ここはやはり保護しておくべきです。

めんどくさい方は半艶クリアーを薄く塗装して保護するのが簡単ですがくれぐれも多く塗料を塗装しない事です。
ラッカー系はエナメル塗料を壊してしまいます。ラッカークリアー使用時は必ず極薄仕上げを行います。

再程説明が出来ませんでしたが、予めメッキ状態のホイールにプライマーを塗装して塗り分けするのも手です。しかしエナメルで拭き取り時にプライマーはラッカー系なので表面が余り強くありません。ガンダムなどの墨入れを拭き取る程度であれば何ら問題はありませんが、今回はかなり時間がかかり表面を擦る作業が多い分荒れてしまう場合もあります。
もちろんメッキも余り強く擦ると剥がれますが、メッキの方が強いので今回の方法を取ります。
「いや、私はラッカーで行っても問題ないよ」という方も居るとは思います。慣れた方なら良いのですが初心者の方の場合は試験的にラッカー系で塗装して確認した方が良いでしょう。

手間を惜しまない方には次の方法は如何でしょうか?
シッカリ表面を保護して実車の様にメッキ部は光沢、メタリックグレーの部分は半艶にしたい方はこの方法です。

エナメル拭き取りまでは同じですが表面をウレタンを塗装します。ウレタンはエナメルを侵さないのでディティールに塗料が溜まったりしない様に注意して普通に塗装しておけば十分です。
乾燥後ラッカー系の半艶クリアーをやや希釈を上げて全体を軽く艶を消す程度の塗装を行い、クレオスなどの弱めのラッカー溶剤でメッキ部を拭き取れば実車の様な雰囲気になります。
ウレタンの塗膜はラッカーにもある程度強いので、強く擦ったりツールウォッシャーの様な強い溶剤を使用しない限り表面が侵されません。今回は私はこの方法で仕上げています。

追記ですがメッキを剥がして行う場合は好みのシルバー塗装を行いウレタン塗装で表面を仕上げてからエナメル塗装をする事も可能です。
他にも様々な方法があると思います。メッキを全て剥がしてメタリックグレーで塗装しメッキ部はガンダムマーカーなどのペンで塗装するのも面白いですね。いずれにしても自分に合った方法を編み出すのも模型製作の楽しみの一つです。


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半艶クリアーを出来る限り薄く塗装しています。


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表面をサラッと溶剤で撫でて先ほどの半艶クリアーを拭き取った後、コンパクトの仕上げ目を使用して磨きます。
これで実車と同じ様になりました。
ちなみにこの手は私ではありません。コメント記述中に写真が足りない事に気が付いたので作業内容を伝えて急遽スタッフに頼んで撮ってもらいました。(基本的に私はこんな長い汚い爪はしていません!)


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完成したホイールとディスクローターを接着し組み立てましたがここで見て頂きたいのはディスクローターとスプロケットの色調です。
スプロケットはシルバー基本でやや暗めに調色した物で塗装しています。ディスクローターと色合いが全く違うのが解るでしょうか?
肉眼で見て頂くとこの差はかなり大きく、シルバー自体の輝き方も違います。これであれば実車の雰囲気を損なわないと思います。


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組み立てですがブレーキサポートのステーも受け部をコの字型に作り直しているので裏側からプラ棒を入れて固定し、その上からボルトのパーツを新規に取り付けてディティールアップしています。


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リヤアクスルの完成です。
チェーンカバーが付いていませんがチェーンを取り付ける際、邪魔になるので後で取り付けます。


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反対側です。かなりリアルになったとは思いませんか?


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取りあえずフレームに取り付けてみました。リアサスが無いのでシャコタンの様になっています。
かなりバイクらしくなりましたな~。


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今回はここまでです。
次回はリアサスを取り付け、チェーン、フロントフォークなどを予定しています。
順調に行けば後2回で完成です。今月中に完成出来るかな?

今回も写真多めで製作しましたが御理解頂けましたでしょうか?
「未だ足りないと」思う方や「ここんとこ詳しく」とい方がいらっしゃれば是非コメント下さい。
出来るだけ皆さんの模型製作の補助になるよう頑張って参ります。
私も長い間雑誌のモデラーをしてきましたが、本当に役に立つ内容は残念ながら余りありません。
出来るだけ皆さんの為になる様尽力して参ります。どうか宜しくお願い致します。

では次回まで、、、、。
何時もの様にコメントお待ちしています。

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 2017_11_18


こんにちは皆さん! 今回も楽しく行きましょう! 第二弾です。

以前から私のバイク好きを度々お話しさせて頂いておりますが、最近その悪い病気が出そうになっております。
現在東京モーターショーが開催されておりますが、カワサキからZ900RSなんてZ1を彷彿させるバイクがデビューしました。
御存意の方も多いとは思いますが、現在カワサキのZ1は非常に高価なバイクで車より高いのではないかと思う程のバイクです。
そのZ1のイメージを残し現代のテクノロジーを集結したのがZ900RSの様です。
いかんせんカッコ良かです。カラーも火の玉カラーなんて心をくすぐるやんけ~。
以前購入したZRX1200ダエグのローンもあとわずか、、、、悪い虫が~いや~助けてくれ~って感じです。

でも、又バイクが欲しいなんぞ嫁に言った日にゃ~、嫁の口からどんなお言葉が、、、、、、恐ろしや~。
それでなくとも何だかんだと妙に時間が無いのでバイクに余り乗ってないし、、、一人では無駄に多い台数を持っているのに、、、
このタイミングで嫁に言ったら~?

「命あるかな? ひょっとすると人生が終わるかもしれない!」

そんな恐怖を抱きながらもくどいほど遠回りに時間をかけて、相手の機嫌の良い日を選びプレゼントなど送り付けて更に御機嫌を取り、何気なく「欲しいんだよね~」なんて言ったらイケるかな? なんて考えている今日この頃です。殆どビョーキですね。
でも他にも欲しいバイクがあるんだな~これが、、、、、、、、。

さて! 欲しい欲しい怖い怖いはこの辺にして製作に参りましょう!
前回はフレームのディティールアップを行い大体の形は出来ましたが最後のハンドルロックを追加していなかったので、これを追加しました。チョット見ただけでは解りませんがとりあえず形だけ作り後ほど蓋を追加します。
これで再度フレームを塗装し直します。

まだ実車とは違う部分がありますが、キットの設計上無理な部分や余り目立たない箇所は敢えて手をいれていません。
それでも十分リアルなフレームになったと思います。
最後にクリアーを塗装して光沢を出し終了です。


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ここで又発見! リアステップの取り付け部分に可動用のボルトがありません。当然なければ倒れませんのでやはりここも追加します。
チョットした事が模型のグレードを上げてくれるんですね~。実車同様に上側はボルトですが、下側はナットを再現します。


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エンジンを作って参りたいのですが、その前にメッキが問題です。
このままメッキを使用するのも良いのですが、バイクを知っている方なら首をかしげますよね~。
そうです! バイクのエンジンはこんな光っていないんですね~。
そこでエンジンの質感を考えてメッキを剥がし塗装で仕上げます。


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メッキパーツを漂白剤に漬けて5分程度で下の写真の状態です。
実車の写真等を参考にメッキ処理されていない部分を探して全パーツメッキ落としをしておきます。

ここでメッキ剥がしのうんちくを一つ! 日本製のキットは剥がし時間の差異はあるものの大抵この方法で剥がす事が出来ますが、海外製の一部のキットは全く剥がれない事があります。これはメッキの表面のクリアーコーティングが厚くパーツ自体の
表面に届かない為です。私の場合はクレオスのラッカー溶剤のみをエアブラシで吹きつけて表面のコーティングを溶かしてから漂白剤に漬けこみます。時間は多少かかりますが海外製キットの場合は大抵その方法で剥がす事が出来ます。

溶剤自体に漬け込む手もありますがプラスチックを侵す危険性があります。その場合はくれぐれも目を離さない様確認しながら行って下さい。
溶剤を吹き付けるのも漬けるのも嫌な方は、漂白剤に漬け込むだけでも剥がす事は出来ますがかなりの日数かかります。
それでも剥がれない場合があるので注意が必要です。
簡単なのはメッキ剥がし専用の溶剤が販売されていますので、それを使用すると簡単な様です。(ちなみに私は使用した事がありません)
尚、ゴールドメッキの場合は大抵クリアーイエローでコーティングして再現している場合が殆どです。
剥がしにくい事が多いので溶剤等で表面のクリアーを剥がしてから作業した方が良いでしょう。


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剥がし終わった状態です。
ちなみにパーツの裏側の方が早く剥がれるのは裏側にはコーティングがされていない為です。


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剥がし終わったパーツを組みます。やはり車と違いバイク模型はエンジンが見える分、大きな見せ場となります。
仮組を何度も行い各パーツがピッタリ合うようにしてから接着します。又、エンジンのモールドがパーツごとに繋がるように組み立てます。
金型のズレなどでボスの位置が狂っている場合はボスを切り取り正しい位置に接着した方が良いです。
尚、隙間は大敵なので隙間が出ない事も重要です。隙間が出るとリアル感が一気に落ちてしまいます。
下の写真の形まで組み立ててから塗装作業に入ります。


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サーフェイサーを塗装して表面処理を行います。
特に目立つのはエンジンの角にあたる部分です。側面パーツのフィンが全周に継ぎ目無く繋がっているのですが、継ぎ目で途切れてしまっています。
実車のエンジンは継ぎ目は無いので出来る限り綺麗にペーパーで継ぎ目を消します。
メッキのままではこういった処理が出来ないので、リアルなエンジンを追求するのであればやはりメッキを剥がして組み立てた方が良いと思います。


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特に手を入れる必要のないエンジンですが一ヶ所だけボルトを追加します。この部分は側面から見るとボルトが入る様膨らんでいます。その膨らみに合わせた位置にボルトを両側追加します。
これでエンジンのシリンダー部は終了です。


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ここで上部と下部を接着するとフレームに入らなくなるので別々に塗装します。

エンジンの色はやや暗めのシルバーを調色します。シルバーに黒鉄色などを混ぜても良いと思いますが、暗すぎると実車の雰囲気を損なうので、暗くし過ぎない様に調色した方がリアルです。
又、塗装後に半艶クリアーで質感を出すととてもリアルなエンジンになってくれます。
私の場合はアルクラッドのアルミシルバーで塗装しました。このカラーは良い感じに気持ち沈んたシルバーに仕上げる事が出来るので、エンジンブロックには最適だと思います。
アルクラッドの塗料はやや高価なのですが色々なメタリックカラーが揃っているので非常に重宝します。


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塗装が終りこのままでも十分なのですが、更にリアル感を演出したい場合は各ボルト類を違うシルバーで塗装し、薄くボルト周りに墨入れをするとボルトが別部品に見え更にリアルになります。
この方法はカーモデルのエンジンを製作する時も利用できるので是非チャレンジしてみて下さい。
たまにエンジンにグラデーション塗装をする方がいますが、このエンジンの大きさになると大袈裟に見えてしまいます。
かなり使い古したエンジンを再現するか、モトクロスのレース後や走行後などの汚し表現をしない限りやめた方が良いと思います。

実車のエンジンは通常使用ではそこまで汚れるものではありません。(愛車ですから洗車もシッカリしているのが普通です)
簡単に言うとオートバイの汚れは基本的にグリスやオイルです。スプロケットやチェーン、ホイールなど汚れる場所は決まっているのでそういった部分にグリス汚れやオイル汚れなどを再現した方がリアルです。


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ボルト類の色差しが終ったら墨入れを行います。
墨入れと言ってもかなり薄い状態に希釈して行います。その理由は余り強くボルトの周りに墨が残っていると全体的にクドくなって逆効果になるからです。さりげない墨入れが実車感を演出してくれます。


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エンジンの塗装が一通り終わりました。
ボルトの色合いが違うのがお解りでしょうか? これは好みですので必要のない方は行う必要はありませんが、墨入れだけでも行うとエンジンらしい雰囲気が演出出来ます。但しさりげなく入れる事が重要です。


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キャブレターの製作ですがこれも塗装に拘りましょう。
通常同じ色であれば組み立ててから塗装するのですがリアル感を出す為にも各パーツ別々に塗装します。


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キャブレター本体はかなり暗くしたアルミの様なシルバーに塗装し艶消しクリアーで仕上げ、上部と下部のパーツはメッキシルバーなどの輝くシルバーで塗装し光沢、又は半艶で仕上げて組み立てると実車のリアル感が出ます。
又、キャブレター本体はやや薄めのグラデーションか墨入れをして多少汚れた感じに仕上げるとよりリアルになります。
私は先ほど使用した薄い墨を更に希釈して全体に塗っています。


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説明書ではキャブレターにシリンダーと接続するパイプを接着する様に記載されていますが、今回はシリンダー側に取り付けます。

理由はパイプ自体が取り付け時に狂わない様に配慮さえられているのかパイプ同士が連なっている為です。
実車にはありませんのでこれを切り取ります。


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シリンダー側に取り付けた意味がお解りでしょうか?
そうです! 切り取りやすいからです。
キャブレター側だと余分なステーを切り取りにくくなるのでシリンダー側に接着してあるのです。


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切り取った後はカッターで少し整形してタッチアップしておけば大丈夫。
元々殆ど見えないので無理に切らなくても良いのですが、気分的に無いものは無いという観点で切り取った次第でございます。
又、実車の接続パイプは金属のバンドで絞められています。金属感をベースに暗い色で塗装して仕上げておいた方が良いでしょう。
写真のバンドは明るく見えていますが実際は暗めの仕上がりになっています。
塗料としてはガンメタルか焼鉄色が良いでしょう。


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お次はバッテリーです。バッテリーは中に納まっている分殆ど見る事が出来ません。こういった部分に手を入れるのは殆ど自己満足と言っても良いと思います、が、やはりここまで来たら何となく手を入れてみたいわけで、、、。
バッテリーのディティールアップって何でしょう? バッテリーコードの追加と? バッテリー液なんてのもありですね~。

色々考えた末に決めたのがバッテリーの箱自体の色替えです。元々キットにはクリアーパーツで再現されていますが、昔は多かった白いバッテリーにします。
白と言ってもただ白いのでは芸がありません。乳白色のややクリアーなやや透けるタイプのバッテリーです。
ガイアノーツからクリアーホワイトというカラーが出ておりますので、そちらを使用します。
本物のバッテリーは薄っすら透けて内側のリブが見えます。このクリアーホワイトを使用して表側から塗装します。
くれぐれも塗り過ぎて真っ白にならない様に注意して透き通る様に塗装します。
塗装したらデカールを張り付けクリアーで保護しておけば完了です。


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バッテリー上部の塗装は湯口栓の部分に黄色とありますが赤い物もあります。現在では色付きの物は殆ど見かけなくなりました。
ターミナルはシルバーより暗いメタリックグレーの方が質感が良いでしょう。又、リアルにするのであればプラス側のターミナルにパテなどでカバーを作り赤に塗装するとよりリアルになります。

後はコードを追加するだけ。
方法はターミナル部分に穴を開けて差し込み瞬間接着剤等で固定しておくだけです。
尚、コードは長めにしておいた方がタンクの下に引き込みやすくなります。
バッテリーのラックは予めグロスブラックに塗装して最初にフレームに取り付けておけば最後にバッテリーを乗せるだけです。
気分はメカニック?


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もう一つディティールアップを行います。最後まで悩んだのですがパイピングを追加するかどうかです。
バイクは基本的にブレーキ、クラッチ程度のパイピングが通常です。
実車も大抵のコード類はタンクやサイドカバー、シート下、フレームの内側に隠れているので殆ど見えないのが通常です。
多少配線を施し、タンクやサイドカバーを外してみる事が出来れば楽しくなりますよね~!

そこで見える程度でリアル感を高める部分のみパイピングを追加します。
最初は左サイドカバーの内部です。下の写真程度でしか見えないのでこれで十分とします。
コードの追加作業は穴を開けて瞬間接着剤で止めるだけの簡単な物ですが、コネクターなどを新造してすればよりリアルになります。
今後もパイピングは出てきますので次回方法を記述したいと思います。


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ここで忘れものです。行き当たりばったりですいません。

説明書には指定がありませんが、フレーム後方のウィンカーステーは実車は黒で、ボルトは金色がかったシルバーです。
チタンゴールドなどでも良いかもしれませんね。忘れずに塗装しておきます。
基本的にバイクのボルト類は殆どボディカラーなんてのはありません。使用されている場所によって色や形状も違います。
そういった部分に拘って実車を参考に塗り分ける事によって良いアクセントになります。


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サブクリーナーケースの上面ですが実車の蓋は金属だった様な気がします。蓋の部分をグロスの黒で塗装すると実車と同じになります。
このケースも指定はありませんがフレームに留めるボルトや蓋の固定用のボルトはシルバーです。


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エンジンサイドのカバー類は未だ取り付けていません。どうしてかって?
実はここもメッキを剥がすんですね~。キットのパーツはクロームミラーメッキに仕上げてありますが実車はメッキではありません。
実車は地の金属をバフがけしてメッキ調に仕上げてあります。ここでポイントです。
あくまでもメッキ調なんです。周りの映り込みも薄くバフがけしたヘアラインも見えるほどです。
キットのメッキを使用してカスタムっぽく仕上げるのも良いのですが、今回は実車に拘っている分やはりメッキは使用できません。
そこで登場するのがメッキ塗料です。各メーカーから販売されていますが今回はクレオスのメッキシルバーを使用します。

メッキシルバーを使用された方には不要な説明ですが、塗装する際に大切なポイントがあります。発色を良くするためにサーフェイサー処理を行った後、グロスブラックで表面が十分な光沢を持つよう塗装して仕上げておくことです。
ここで重要なポイントです。中にはメッキシルバーを塗装しても全くメッキ調にならないって方がいますが問題は・・・
「下地処理です!」

表面が荒れていたりゴミが付いた場合などはゴミをペーパーなどで処理した上に、コンパウンドなどで表面を磨いてから塗装しなければいけません。
それもかなりピカピカの状態、いわゆる鏡面状態が理想です。これ凄く重要なんです。

もう一つ重要なのがエアブラシの気圧です。気圧が高い場合は出来るだけ下げて塗装してください。気圧が高いとミストが細かくなりすぎて乾燥するのが早くなり、結果として表面が梨地になってしまいます。
理想としては0.3~0.5MPaぐらいでしょうか。最適の気圧は塗料の状態なども考慮して試し吹きを行い最適な気圧調整を各自で行って下さい。
表面がヌラッとした感じになれば大丈夫だと思います。上記2点がメッキシルバーの使用ポイントです。


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又、大抵の塗料がラッカークリアーとの相性が悪いので出来ればクリアー塗装は止めましょう。ウレタン塗料でもラッカー程ではないにしろやはり光沢が落ちます。殆どがただのシルバーに変わってしまいます。
唯一殆ど変化が無いのが水性塗料です。どうしてもクリアーを塗装したい場合は水性塗料を使用すると良いと思います。
他にもマスキングテープとの相性も宜しくありません。表面が荒れた状態になります。
マスキングが必要な場合は必ず最後にメッキシルバーで塗装する様に予定を組みましょう。
尚、アルクラッド製のクロムシルバーを除き表面はかなり強いので、通常の使用では殆ど擦れて剥がれる事はありません。
今回はメッキ塗装と言っても鏡面の様な仕上がりは必要なく、影が映る程度で十分なのでやや気圧を上げて塗装しています。

しかしこのメッキ表現ですがモデラーにとってある意味永遠のテーマかもしれませんね。

リアフェンダーの製作です。
実車のリアフェンダーはプラスチック製です。半艶の黒を塗装すれば問題はありませんがテールランプの取付金具はグロスの黒です。塗装に拘るのであればこういった部分も実車に合わせて塗装居た方が良いでしょう。
又、テールランプのハウジングは説明書ではセミグロスブラックとなっていますが実車は薄いグレーです。
ここも実車に合わせて塗装します。


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後輪の作業に入りますがここでもディティールアップをしましょう。
バイクキットではチェーンとスプロケットは一体成型で出来ているのが最も多いと思います。
ですが雰囲気は十分出ていても残念ながらこの一体成型のパーツではギアにチェーンが噛み合う状態では成型されていません。
しょうがないと思いつつもリアルなチェーンはバイク模型の完成度を高めてくれる事は間違いありませんよね。
そこでリアルさを求めてチェーンとスプロケットに手を入れます。

パーツを切出しスプロケットとチェーンの噛み合うギリギリのところでチェーンをカットします。


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実は最初は手でギアを切ろうと思い試みましたが、、、無理です! 調整していくうちにピッチが大きくなり狂いまくりです、(本当は不器用?)
カットした不要な部分のギアの切れ込みが大きいのが写真で分かりますでしょうか? これ失敗なのです。
又、モールドされたチェーンの駒の間にギアが噛むのでその部分を頭にギアを切れば出来ない事もありませんが、何故か計ってみるとピッチがイマイチ合いません。

以前、同じ作業をした時は上手く出来たのに何で今回は出来なかったんだろ~と軽く落ち込みながらも別の方法を考えました。
スプロケットのギア部を複製して組み合わせる方法です。

予めスプロケットのパーツをレジンで複製してギアのモールドの部分を切り取りとっておきます。
その後キットのスプロケットのチェーンの部分から本体ギア部のみを切り取ります。


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非常に難しい作業に見えますが決してそんなことはありません。
複製が出来さえすればとても簡単に綺麗なギアが再生できます。
複製はアマゾンや模型屋さんでも型用の素材が販売されてます。気泡が入らない様にレジンを流して固まれば綺麗に処理するだけ。
これなら面倒なギアも簡単に製作出来るわけです。


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レジンとプラなので通常の接着剤では接着出来ません。瞬間接着剤等で組んだ後、瞬間接着パテを使用して継ぎ目を処理します。
後にシルバーに塗装するので出来るだけ表面を綺麗に処理しなければなりません。


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これで完成です、如何ですか?上手く行ったでしょう?
これが出来れば1/12でもチェーンへの交換が出来ます。


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スプロケットが出来たのでチェーンを製作しまこのチェーンはタミヤのアフリカツイン用に販売された組み立て式チェーンです。
HONDAのバイクは比較的に後輪のスプロケットが小さい分、長さが足りるか心配でしたがセットは多少長く作れるようにになっているのでどのバイクでも使用可能です。勿論ギアピッチの問題はありますがタイヤを回転させてチェーンが動く動作を止めれば、ギアの間を削って調整するだけで使用出来そうです。


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これが完成した状態です。写真ではやや短いのですがこれは全体の半分です。残りを繋げば終了です。
正直な意見ですがこのチェーン良く出来ています。組み立てるのが非常にメンドクサイのですがここは我慢!
このチェーンを取り付けただけでリアル感はグッと増すのですから。


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チェーンが完成したら先ほどのスプロケットにハメて噛み具合を確かめます。噛み合いが渋い様でしたら多少薄く仕上げるか、ギアの間を針やすりなど削り調整します。
案外上手く出来たのではないでしょうか?


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エンジン側の小さいスプロケットも同じ方法で加工して製作して塗装をしておきます。
リアのスプロケットのボルト類は違うシルバーで塗装して墨を流し完成させます。


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リアスイングアームの組み立てです。
スイングアームは上下の張り合わせで作りますがアーム側面中央で別れています。実車はこの部分に継ぎ目は無くフラットの状態です。
パーツがメッキ仕上げなのでこれもメッキを落としてて組み立て継ぎ目を綺麗に処理します。

特にチェーン引きはパーツの合いがイマイチで裏側がかなりの隙間と段差が出来てしまいます。
スイングアーム裏側と平滑になる様に仕上げます。


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サーフェイサーを塗装していないので分かりにくいのですが、チェーン引きとアームの接合部分も綺麗に処理しています。
この部分の処理はかなり大変なので気合を入れて作業しましょう!


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スイングアームも溶接跡を再現してみました。
下の写真は実車と同じ位置に溶接跡を入れています。行う方は御参考にどうぞ。
リアブレーキキャリパーのサポートステーが付く部分なども溶接表現しておくとリアル感が出ます。

かなり綺麗に再現していますが実車はかなり目立つ大まかな溶接跡です。この再現は好みで良いと思います。


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スイングアームの塗装ですが実車はフレームと色合いが全く違います。これはスイングアームも磨き出しの為ではないかと思います。
キットがメッキ仕上げになっていたのは実車の雰囲気を演出するでしょうね。

ここも質感を出す為に、単にシルバーではフレームと同じになるのでメッキシルバーで塗装しますが、スイングアームは
鏡面ミラーの塗装表現する必要はありません。ある程度表面を平滑にして気圧を少し上げ、やや曇った感じの塗装を行えば実車の感じが出そうです。


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塗装が終った状態です。良い感じにメッキ調の塗装が出来ました。肉眼ではかなり光っています。
先程溶接跡を再現したのですが、後ろ側のスイングアームとチェーン引きの接合部分に施すのを忘れておりました、
ここも溶接跡を再現しておきます。実車をしっている方であればかなりリアルなスイングアームのになったのではないでしょうか?
又、チェーン引きは本来別部品ですのでやや質感が違います。ここはやや黄色味のあるシルバーで塗装し質感を高めます。

さてここからが楽しい作業ですね~。フレームにエンジンが載ると盛り上がってきます。
説明書ではクリーナーを最初に取り付けてエンジンを乗せていますが、今回はフレームの前側に取り付けるエンジンステーを予め組んでいるので最初にエンジン下部を乗せました。


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完成した機器類を更に組み立てます。


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最後にシリンダー部を乗せて接着です。接着剤で汚さないように慎重に流し込み接着剤で固定します。


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一通り取り付けが完了しました。私はこの状態になると楽しくなってきます。
写真と実物の色合いがやや違うのでしょうがないのですが雰囲気が伝わればと思います。


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写真の枚数から考えてそんなに時間がかかっていると思えないでしょうが、実際はかなり時間がかかっているんですよ~。
所でタンクや他のカウルどうしたの? とお思いの貴方! 忘れた訳ではありません!
フレームやエンジンを作っていたら面白くなってしまってついつい後になってしまいました。
次回は外装の完成、ホイール塗装などを行いたいと思います。又、行き当たりばったりなので申し訳ございません。

今回はここまでです。
バイク模型を作ってみたいと思って頂けたでしょうか?

では次回まで暫しの御別れです。今回もコメントお待ちしています。
どうもモデラーさんは恥ずかしがり屋が多いのか中々コメント頂けません。どうか一人でも多くの方のコメント、御質問お待ちしております。勿論模型以外でも何でも結構ですよ~。

 2017_11_03


こんにちは、随分ご無沙汰してしまいました。
暫く更新しなくて大変申し訳ありません、(本当に今回は暫く空きました)心配して様々な方から応援のメールを頂き心からお礼申し上げます。
熱い夏も終わり秋らしくなってきました。秋の長雨はチョット嫌ですけどね。

暫く更新をしませんでしたが、4か月も空いてしまうと多少ながら理由をお話ししなければなりません。しかし今、お話出来るほど整理が出来ていません。
ブログが嫌になった訳ではありませんし、模型が嫌いになった訳でもありません。
個人的な問題と取り組んでいました。
このままブログを止めてしまうのも見て下さっている皆さんに申し訳ありませんし、私でも何かのお役に立てればと再開する事にしました。
えっ? 機関車はどうしたんだ? いいえ止めた訳ではありませんが、久しぶりの更新もあり新規一転!
機関車は今後も継続しますが、余り人気のあるキットではなさそうなのでたまに掲載しようと思います。

今回チョイスしたのはGSX1100S刀です! それも1/6の大きいサイズを選んでみました。
GPマシンも考えましたが初心者の方でも作りやすく、今でも簡単に入手できる大型キットであるこちらを選びました。
同じ刀でも1/12もリリースされていますが、今回は部品点数も多く再現度が格段上なのでこちらにしました。

実車の刀については今更何も御説明は要らないでしょうが、このバイクへの思いを過去を振り返ってエピソードを少しお話します。
このGSX1100刀は私が最も欲しかったバイクの1台でしたが若かった事もあり、かなりつまらない理由で購入を見送り結果的に乗る事が出来なかったバイクなんです。

30歳前半の事でした。思い切って購入しようかと迷っていた頃、私の友人が突如この刀に乗って現れました。
当然ながらバイクを手に入れた彼は嬉しさのあまり刀の魅了を語りまくります。勿論刀は私も欲しいバイクでしたので最初は話が合いましたが、彼は更にヒートアップし他のバイクを話になってきました。当時私はゼファー1100とホンダのCBR1100XXブラックバードの2台を所有していましたが、そのうちに何となく私のバイクまで話の対象に、、、、。

その中で排気量の話題になり、彼は小さい排気量では1100に勝てないと話すではありませんか。
若くて勝気な私は「1100でなくとも速いバイクはいくらでもあるでしょう」と言ったところ「勝負すればわかるよ」というからに対し「排気量は関係ないよ、技術でしょ」と腕も無いのに勢いで言ってしまいました。
無論私のバイクは2台とも1100なので使えません。かといって友人のバイクを借りる事は出来ない訳で、、(バイク好きの方ならお解りですよね)
そこで以前から欲しいと思っていたカワサキの赤いGPZ900R、いわゆる典型的ニンジャってやつです。又、映画のトップガンの影響もあり気分はトムクルーズになろうと盛り上がりこれを購入! ここで刀が欲しかった計画が完全に狂ってしまったわけです。バカでしたね~、ブログを見て下さっている方の中には呆れた方も居るでしょうね。

その後、更にバイクを増やすお金も無いので、ニンジャに乗っているうちに刀の購入は頭の隅に追いやられて、、、。
何度か運転はさせて貰ったくらいで結局購入には至りませんでした。
(勝負の結果は皆さんの御想像にお任せします)
良く考えずともくだらなくてバカバカしい話だと今でも思っている次第です。
そんな訳で、私のバイク遍歴の中で唯一手に入れる事が出来なかった悔しい思いをしたバイクなので、思いを込めて1/6の刀を選びました。

さて今回のキットですがどう料理するか?
基本的にタミヤである以上無み立て自体に問題は無いでしょう。
いつもは計画的に製作しますが、今回は完全に行き当たりばったりで多少ディティールアップなどを施しながら出来るだけリアルで美しい完成品を目指したいと思います。


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パーツ構成は1/12刀の約3倍って所でしょうか。やはり大きい分パーツは多いのですが最近のファットボーイやアフリカツインに比べると随分少ない気もします。パーツが多いからリアルって事ではありませんのでリアルに見える様工夫は必要かもしれません。


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では早速作業に入りましょう!
最初はカウルなどの外装パーツです。カウルはセンター割で2パーツです。パーツ同士の合いは悪くはありませんがやはり古いキットな分、現代のキットに比べるとパテ無しでは無理です。
金型がやや古い事もあり金型の継ぎ目部分はエッジがメクレた様になっているので、綺麗な表面を作る事を心がける事が大切です。

写真では解りにくいのですが、カウル上面の内側のエッジはややメクレ現象が出ています。上面をフラットに加工して美しく仕上げます。


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通常のゲート処理を最初に行っておきます。


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カッターの背を使用しカンナ削りの要領で表面をフラットになる様整形していきます。


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裏面も同様に処理します。カンナがけが終ったら1000番のペーパーで綺麗に処理します。
こんな作業必要なの? なんて思われる方も居るとは思いますが、完成時にハッキリ分かるほど違いが出ます。
こういった小さな作業が完成時を左右すると言っても過言ではありません。手を抜かず美しいカウルを作る為にも是非行って下さい。


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カウルの両側を貼り合わせて整形しますが、重要なのはヘッドライトのハウジングを取り付ける部分は特に平滑に仕上げる事です。
この部分が平滑でないとハウジングの上部に隙間が空きとても見栄えが悪くなります。ハウジングのパーツを何度も仮合わせしながら仕上げていきましょう。


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上面は綺麗に成形出来てピッタリ合いますが、下の部分は悲惨なぐらい隙間が空いています。
取りあえず上面のみ綺麗に接着しておきます。


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先程の隙間はどうしようないのでパテで埋めます。実車のこの部分は継ぎ目などはありません。
出来る限り美しくラインが出る様綺麗に整形します。
私は強度も考えアルテコ瞬間接着パテを使用して整形しています。


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タンクもズレたりしない様気をつけて接着し、乾燥後サンドペーパーで継ぎ目を消します。
1000番のペーパーだけでは大変な様でしたら400番であらかた整形してから1000番で仕上げるのが楽です。
タンク裏側パーツの合いがイマイチなのでやや隙間が出来ます。殆ど見えませんが気になる様ならパテで埋めて整形するのも手です。ちなみに私はキッチリ裏側も隙間なく埋めて仕上げています。


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外装パーツ一式です。フロントフェンダーは一体成型なのでセンターに入っているパーティングライン処理すれば良いだけ。
外装パーツは完成時に大きな影響を与えます。妥協せずに丁寧に美しく仕上げる事が大切です。
大きくてもこの辺は1/12と殆ど変わりません。


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お次はフレームです。
ゲートから丁寧に切り離し、、、、、、、もう皆さんには今更必要ありませんね。


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フレームを組む際流し込み接着剤を使用すると、仕上がりも見た目も綺麗ですが、この大きさになるとそれなりの強度が更に必要です。強度が心配な方はフレームの貼り合わせは流し込みを使用してから、フレームの各繋ぎ目は瞬間接着剤を使用すると頑丈なフレームが仕上がります。私は通常この方法で製作しています。


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メインフレームですがここからが大変です。
このスケールになると樹脂のヒケが出ない様フレーム裏側は肉抜きされています。
所がこの肉抜き部分は角度によって微妙に見えてしまうんですね~。勿論気にしない方は良いのですが完成時見えた瞬間多少ガックリ来る方も居ると思います。
私も後者のタイプでやはり実車と違う部分は修正したい所です。でも全て行うのは大変な作業です。
そこで、見えるであろう? 見えたら嫌だなと思う部分を埋めてしまいましょう。


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私は作業効率を考えてアルテコ瞬間接着パテを使用して丁寧に埋めていますが、他のパテでも大丈夫です。
フレームにシッカリ食いつけば問題はありません。
この時に押しピン跡もかなり多いのでこれも埋めてしまいましょう。


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パテで埋めた状態です。
何処を埋めたかだけが解れば良しとして下され。
実車はシート下のフレーム補強板も当然肉抜きの様な状態ではありませんが、ここはバイクをひっくり返さないと見えないので埋めるのは止めました。あくまで完成時置いた状態で見える部分を埋めていきます。


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これも重要な部分です。フレーム内側外側とも全周に渡りパーティングラインが入っています。これは必ず丁寧に全周処理しておきましょう。
もし処理せずに残っていた場合は完成時にとても残念なバイクに仕上がってしまいます。
特にカウルなどで隠れずに見えてしまう部分は丁寧に処理をしないと安っぽいチープな作品になってしまいます。
当然実車には絶対無いラインなので綺麗に処理する事が重要です。
ここもカッターの背などで削り取り削った部分が平坦にならない様丸く仕上げておきましょう。


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埋めた部分のパテ処理です。フレームの形状を乱さない様パテだけを綺麗に削り取りサンドペーパー仕上げていきます。
丸く仕上げるが理想ですが、多少平坦になり気味でも基本的に余り見えない部分なので大丈夫だと思います。
問題は埋まっていることが大切なんです。


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埋めた部分を処理してサーフェイサー塗装をしてみました。結構綺麗に埋められたのではないでしょうか?
こんな作業も綺麗に仕上がるとかなり満足感を得られますね~。
やはりこうなっていると実車感が増します。


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フレームを組んでいきますがここで注意点です。指定された通りに組めば問題はありませんが、ボスやはめ込み部分を全て奥まで挿入して接着してしまうと、正面から見てフレームがやや萎んだ感じになってしまいます。そうなるとオイルクーラーカバーをボスに差し込んで取り付け出来なくなります。
ここはカバーを差し込んで全体のバランスを見ながら組付けをすることが大切です。
ちなみにこのカバーですがオイルクーラーではありません。これは海外オプションではオイルクーラーを取り付ける場所になります。
通常車にはオイルクーラーは付いていないので見た目だけのカバーです。本来はプラスチック製で透けていたと思いますがキットのパーツは抜けていません。ですがさすがにパーツの形状上抜くのは無理なのでこのまま使用します。


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基本的なフレームは組み終わりましたがここも悩みどころです。
エンジンを取り付ける前側のステーですが、説明書ではエンジン搭載時に同時取り付けとあります。
フレームの一部とステーが一体なんですね。このまま説明書通りに製作するとフレームの継ぎ目を処理するのが大変になります。
それにしても、取り付けステーにエンジン固定用ボスが付いている訳でもないのに何故なんでしょう?
エンジンを仮組して入るかどうかチェックしましたが、エンジン下部のみであれば入りそうです。
フレーム塗装してからエンジンを乗せたいので、予め接着しておきこの時点で継ぎ目をシッカリ処理しておきます。


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ここで又、問題です。
メインスタンドはフレームに挟み込み接着になっています! って事は挟み込んで貼り合わせた後メインスタンドの成型に苦労する事という事です。更に色が違う分マスキングの苦労が、、、、、、、、。
そこで考えたのが後で組み付ける方法です。


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メインスタンドを挟み込むフレーム下のステーを切り取ってしまいます。


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切取った部分の同じ場所に真横から真っ直ぐ2mmの穴を開けます。もうお解りですよね?
そうです! 塗装して組む際、新たに真鍮線かプラ棒などを差し込んで固定させれば解決です。


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従って当然メインスタンドは単体で組んでしまっても問題はありません。


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簡単に考えていたスタンドですがこれが思ったより大変。ヒケは多いし押しピン跡も裏表沢山!
肉抜きの穴もあればパーツの合いもイマイチで結局パーツ全面をペーパーがけしなければいけませんでした。
心底、別に組み上げて良かったと思いました。


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何とかここまで作業が出来ました。
昔はこういったスタイルのフレームが殆どだったのですが、今では一部のバイクにしか見られなくなりました。
今ではメインスタンドすら付いていないのが普通になっているので時代を感じます。


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これで一通りサフェーサーを塗装して下地を仕上げます。
サーフェイサー塗装は缶スプレーを使用していますが、使用方法は過去にも御紹介しているのでここは割愛させて頂きます。


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ここまで来たら本塗装です。
刀は赤銀やブルーラインの入った塗装がありますがいずれもキットの年代仕様では出来ません。

例えば赤銀塗装はホイール自体のデザインが全く違うので新規にホイールを新造する必要があります。
最終型に近くなるとブレーキキャリパーも仕様が違うのでキャリパー新造、フロントフォークの改造、フロント、タンデムステップの形状変更、リヤショックの改造など多岐に渡り相当な手間が必要になります。
カラー的にはファイナルエディションの明るく輝くシルバーも素敵なのですが、その仕様に合わせる場合は更にディスクローターの形状まで変更しなければならなくなります。
色をカスタムとしてお好みで仕上げる場合は問題ありませんが、実車を忠実に再現する場合はキットの仕様を考えて出来る範囲を考えるしかないでしょう。
ですのでキットの仕様のまま製作し実車を再現する場合は、当然シルバーになります。

このシルバーですが、私の見解では実車の刀のシルバーとかなり類似しているのはタミヤ製のTS-17アルミシルバーです。
実車の色と完全に似せるには調色が必要ですが、私の経験上この色が最も実車のカラーに近く、拘って調色しても最終的に比較すると余りアルミシルバーと変わらなかった為、TS-17アルミシルバーを利用する事をお勧めします。

まずはフレームから缶スプレーで塗装します。
沢山吹くのではなく少しずつ角度を変えて何度かに分けて塗装します。


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ボディも同じ要領で行います。ライトの光が反射して非常に明るく見えますが実際はもう少し暗めになっています。
ゴミがのらないよう注意して塗装してください。もしゴミがのった場合は粗いペーパーで取るのではなく2000番などの細かい目でゴミを削り取る事が大切です。シルバーなどのメタル粒子が入った塗料は深い傷を入れてしまうと再塗装をしてもキズが浮き出てきます。くれぐれも再塗装する場合は表面を綺麗にフラットに仕上げてから塗装をすることが重要です。


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取りあえず終わったと思うのもつかの間、実車の資料とにらめっこしてたら「あれっ~?」刀のヘッドライト部の全周に厚みが無い事に驚き!
これはいかん! と調べていると最初から最後のモデルまである程度の厚みがあるではありませんか!
せっかく塗装したのに、、、、、。
こうなったら実車の雰囲気を追求しなければと作業を開始です。


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最初は出来る限りピッタリ合う様0.5mmのプラ板でヘッドライト上面部の淵と面一でプラ板を接着して完全に塞ぎます。強度も考え瞬間接着剤で接着。


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ヘッドライトの出る部分のおおよその場所にピンバイスで穴を開けてチマチマくり抜きます。


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実車を参考に同じような厚みになる様削り取り整形、その後サンドペーパーやヤスリで丁度良くなるように仕上げていきます。
これで実車の様なライトのハウジングになります。案外簡単なので気になる方は是非チャレンジして下さい。


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他のパーツを眺めていたらスタンドにも不満が、、、、、、。
キットの成型上しょうがないのですが、実車のスタンドの先端は固まりの様な姿ではなく板を加工して出来ています。
キットのままでは透けていないので穴を開けるのも手ですが、かなり手間と根気が必要そうです。
そんだば作っちまえ! って事で新規に製作します。


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最初はスタンド先端の地面接地部をスタンドの高さを変えない様に成型されている部分を削り取ります。
(すんません削り取った写真撮るの忘れてしまいました)
次に0.2mmの真鍮板を切出しオリジナルの形と同じ様に加工し、スタンドの裾の取り付け場所に切り込みを入れて差し込んだ後、瞬間接着剤で固定。
下の写真が刀のスタンドの正しい形状です。


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良く見ると足で踏み込む部分の滑り止めモールもありません。細いプラ板で再現して完了。
これで正しい形状のメインスタンドが出来ました。後は再度塗装して仕上げます。


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こりゃあかん! 気になりだしたら止まらなくなってきた!
これも最初から気になっていたのですが、フレームの接合部に溶接の跡が全く無い! 塗装したけど、ん~っ! これも追加しちゃれ!
という事で塗装は終了していますが、この上から溶接跡を再現します。本来は塗装する前に行いましょう。

この溶接跡の再現は様々な方法があります。ラッカーパテを溶剤で少しのばして盛る方法など様々ですが、今回は皆さんが比較的簡単に出来る方法で再現しようと2種類の方法をご覧下さい。

最初はフレームの長い接合部分の再現です。接跡は綺麗に作る必要はありませんがやはりグニャグニャに曲がっていては雰囲気が出ませんし汚くなってしまいます。そこでご紹介するのがプラ棒を使った方法です。
この方法は1/35の戦車などに比較的に多く使われ、かなり昔からある方法です。

まず再現したい部分に適度なプラ棒を接着します。ここで重要なのはプラ棒と言ってもかなり細いプラ板的な物をチョイスする事です。
私は0.2mm×0.5mmの板を使用しましたが、御自分が再現したいおおよその幅のかなり薄いプラ板を使用する事が大切です。
接着が完了したら流し込み接着剤をプラ板の上から何度か塗り、取り付けたプラ板を溶かすつもりで柔らかくします。


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私の場合は爪楊枝を使用し、先が尖っていると再現しにくくなりますのでやや先を丸くして柔らかくなったプラ板を押しつぶします。
乾燥してきたら再度接着剤を塗り柔らかくして押しつぶします。御自分の再現したい雰囲気になるまで行えば良いだけです。
この作業の決まりはありませんが、不自然にならない様にすることがコツです。
実はこの作業は案外地味な作業なんです。私などは途中であくびが出てくるほど地味な作業で少々いやになりますが、この地味な作業のおかげでどなたでも簡単に溶接跡が再現できます。


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お次はもう一つの方法です。先程の方法は再現部分が長い場合は良いのですが、曲がった部分や短い場所はプラ棒では難しい場所もあります。
又、パイプなどの接合部ではプラ棒ではとても難しくなります。
そこでそういった場所に最適なのがパテで再現する方法です。但しエポパテなどの粘性の高い物では作業がしにくいので、乾燥早い事で時間短縮のためにアルテコ瞬間接着パテを使用して再現します。

アルテコは主剤(粉末)硬化剤で出来ていますが、この混ぜる比率を変えてある程度粘性を持ち形が造りやすい状態になる様調合します。今度は先の尖った爪楊枝で地道に点付けの要領で盛って再現します。
そのまま固めてもかなり良い感じになりますが、溶接跡をよりリアルにしたい方はアルテコが固まる前に爪楊枝の先で軽く抑えると、溶接の跡が一層ハッキリします。


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こちらが終了した状態です。


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こちらが作業終了の状態です。アルミシルバーに塗装してしまったので見にくいかもしれませんが良く見ると解ると思います。

溶接跡は特に決まりや規律はありません。実車も同じ溶接跡はあり得ませんのでそれらしく見える様、御好きなように再現した方が作業自体も楽しくなってくると思います。


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最後にサーフェイサーで傷を隠し状態を確認します。なかなか良いではありませんか?
タンクが乗る部分は見えないので特に作業しなくても良いですが、見える部分は再現した方がリアル感が増しますね。
実車は適当で大まかな溶接跡ですが好みでこういった姿に再現しました。


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下の写真はフロントフォークの収まる部分ですが又一つ発見してしまいました! ハンドルロックのキーを差し込む部分がありません。
刀のハンドルロックは通常最も多いメインキーで行うのではありません。フレーム自体の前方にロックが付いています。
これは最初のモデルからファイナルモデルまで共通です。

この部分は次回追加しますのであしからず、気になる方は再現してみて下さい。


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今回はここまでです。久しぶりでしたが如何でしたか?
今回の作業内容は特に難しい所は無く、どなたでも丁寧な作業が出来れば十分製作出来ると思います。

所でバイク模型の難しさは何処なのか? 今までの経験上で私が思うのはタンクやカウルなどの美しさとエンジンの重量感、そして各機器類のリアル感ではないかと思います。
当然ながらタンクなどの塗装部分は美しい光沢を放ち、エンジンなどは各機器が機能しているかの様な質感が出せればリアル感は高まります。もう一つ私自身が最も拘るのはチャチな組み方にならない事です。

全てが樹脂で出来ているのでたわみや歪みが出やすい分、適当に組んでしまうと玩具の様な完成品になってしまいます。
シッカリ組んで狂いが出ない様にすればそれなりの雰囲気が出てきます。
特に1/6のスケールでは完成後、手で持ち上げた際キシキシと軋む音が出ます。この音が出来るだけ出ない様に組むことが出来ればその時点で玩具っぽくはなっていないと思います。

私も過去雑誌やテレビでモトGPのマシンも製作してきましたが、クラッチマスターなどのクリアコードにオイルを再現したり、ハンドルグリップに脱落防止用のワイヤーを巻き付けたり、エキパイの焼け色表現など、ディティールアップが多く出来る分リアル感は増しやすくなります。
そういった意味では市販車はやりがいが無いのかも知れませんが、先ほどの方法で製作を行えば必ず負けない完成品になります。
今回はそんな所を考えながら最後まで製作したと思います。

次回の更新は早々にアップする予定です。長くお待たせいたしませんので御安心ください。
今回も聞きたい事や不明な点、今回の内容以外でも遠慮なくコメント下さい。
又、見て下さっている方は非常に多いので大変嬉しいのですが、コメントは少ないでの遠慮せずコメントお待ちしています。

久しぶりなのでつたない文章になってしまいお許し下さい。では次回まで~。

 2017_10_21


皆さんこんにちは!
今回も更新が大変遅くなりました。以前の様に早く更新しなければいけないのですが、最近業務が立て込んでいる事もあり思うように更新が出来ない事をお詫びします。


では早速参りましょう! ウルトラセブンの製作です。
前回は組み立てまでの作業でしたが今回は仕上げに塗装になります。
ソフビキットの塗装をしたことない方は参考になるのではないでしょうか?

さて、その塗装方法は特に難しい訳ではありませんが、必ず覚えていなければならない事が御座います。一言で言ってしまえばソフビキットにラッカー塗料は食いつかないという事です。無論エナメルもアクリルも食い付きません。
ではどうしたら良いか? ソフビ専用塗料があるんです。やや価格が高いのが難点ですがこの塗料じゃないとマスキングも出来ません。
下の写真はクリアーですが、他にも基本色である赤や白、黒などは販売されていますがクレオスの様に特殊な色はありません。
色の種類は多くないのが難点でもありますが心配は御無用!
このソフビ専用塗料のホワイトなどを下地としてシッカリ塗装してあれば、上からラッカー塗装が可能です。
この方法を使用すればどんな色でも塗装出来ます。

それでは塗装をしてみましょう。
最初はクリアー塗料を使用します。これはウルトラセブンの目をクリアーの状態で仕上げる為です。
セブンの目をリアルにする為にクリアーパーツを使用していますがソフビである以上当然塗装が出来ません。
最後に目の塗装をする為に下地として塗装しておきます。目だけでは無く頭全体を塗装しておいても良いでしょう。


DSCN7455.jpg


目を中心に塗装します。ここで忘れない様に注意点を一つ。このソフビ専用塗料は溶剤も専用でなければ希釈が出来ません。
購入時には塗料と溶剤セットで入手して下さい。


DSCN7452.jpg


塗料が乾燥したらマスキングです。
目と顔の際が見にくいので多少大変ですが慎重に貼り付けます。
この際にマスキングテープを大まかに貼って目の部分を残す様にカッターで切り出すのも手ですが、ソフビは非常に柔らかいのでマスキングテープのみ切るのが難しく、力の加減で素材を誤って深く切ってしまいかねません。
慣れない方や心配な方は無理をせず、小さく切ったマスキングテープで貼り込むのが良いでしょう。


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マスキングが終了したらボディ塗装です。
先程も述べましたが専用塗料でしか食い付きません。ボディが赤なので専用塗料の赤を使用しても良いのですが、ボディの赤は私の好みにしたかったので、専用塗料で白で下地塗装してからラッカー塗料で仕上げる方法にしました。


DSCN7459.jpg


ボディの本塗装です。
この赤はモンザレッドをベースに通常の赤を多少混ぜてリアル感がある赤で塗装してみました。
当然この赤はラッカー塗料を使用しています。
写真がイマイチで明るく見えますが実物はもっと暗い赤なので御心配なく!


DSCN7606.jpg


ここでリアル感を更に高めます。
ボディに使用した赤をベースにほんの僅か黒を入れて少し暗い赤を作ります。
この暗い赤を使用してセブンのボディにメリハリをつける為にグラデーション塗装を施します。
コツは胸の部分やスーツのシワの部分、影になる場所などやり過ぎない程度に塗装します。全体的にメリハリが付く様にします。
上手く行かなくても再度基本色を塗装して再挑戦すればよいので色々試してみましょう。

このグラデーション塗装は基本的に好みです。メリハリが強い方が御好きな方は更に暗い赤や黒を希釈した物で強めに塗装すれば良いでしょうし、好みでない方は薄っすら入れるか何も入れないのも手です。いずれにしてもグラデーション塗装は好みで行った方が楽しいと思います。


DSCN7647.jpg


いよいよセブンらしくなる塗装です。
マスキングは目の時同様慎重に行って下さい。塗装されているので傷を付けない様に丁寧にマスキングしましょう。
(このマスキング結構面倒くさい~)


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裏側です。肩に赤い部分が残るのでシルバー塗装をしてしまわない様に気をつけておきましょう。


DSCN7685.jpg


シルバーになりました。
ちなみにこのシルバーは通常のシルバーです。見た目にはピカピカしていますが、仕上げに保護の為クリアーで塗装すると全体的に落ち着いた感じのシルバーに仕上げる事が出来ます。
好みで多少暗いシルバーで塗装するのも良いと思います。


DSCN7688.jpg


マスキングを剥がしてみました。
これで十分ウルトラセブンになっていますね~。ここからが最終仕上げになります。


DSCN7689.jpg


胸の部分の色を入れます。この部分は画像を見る限り暗いシルバーに見える物もありますが、私的にはアイボリーで塗装しています。マスキングで塗装するのも手ですが、数が多い分チョット面倒だと思ったので筆で塗装しています。


DSCN7757.jpg


目の塗装です。塗装中の写真を撮り忘れてしまったので仕上がった状態で申し訳ありません。
塗装方法は目の周囲をマスキングして目の周囲をクリアーイエローでグラデーション塗装の要領で塗装します。
その上からやや黄色味を残してクリア―オレンジで調子を整えるって感じでしょうか?
この塗装簡単そうで結構難しいかもしれませんね。今回は私の好みで余り強く塗装せず薄めに仕上げてみました。


DSCN7779.jpg


完成です。目の内側にメッキテープを貼っているのが良いアクセントで、向きによっては光っているように見えます。
ウルトラセブンの塗装は更にリアルに仕上げるのであれば、全体的にやや暗めに塗装してやや薄めのウェザリングをしてあげるのも楽しいでしょうね。


DSCN7775.jpg

ウルトラセブンは如何でしたか?
今までソフビキット作った事の無い方でも、方法を知れば簡単だと思って頂けたのではないでしょうか?
今回はキットを使用しましたが一般的に販売されている完成品や玩具としての怪獣でも同じ方法で好みの色に仕上げる事が出来ます。
オリジナルの怪獣などを塗装してみるのも楽しいでしょうね。

今回も更新に時間が空いてしまい申し訳ありませんでした。これからも皆さんに参考にして頂ける様頑張りますので
今後も宜しくお願い致します。

次回は機関車が多少進んだので前回の続きを御紹介する予定です。機関車はまだまだ時間がかかりそうなので、違うキットの製作を挟んで御紹介したいと思います。
次回の機関車の後は久しぶりに王道のカーモデルを御紹介する予定です。

コメント、御質問等ありましたらお待ちしています。
では次回まで御機嫌よう~。

 2017_06_13


こんにちは! 1/25ジェネラル号第3弾です、と言いたかったのですが! 作業が殆ど進んでいません。
又、今回も1か月更新が空いてしまいました。申し訳ありません。
嬉しい事ですが大きな仕事がいくつか入り、中々時間が取れなくてブログ製作が進みませんでした。
又、思った以上に機関車の修正や改造などに手間取って進みが遅い事もあり、皆さんに御紹介できるまで至っておりません。

このままでは皆さんに申し訳ないと焦りや危機感を感じまくり、単純に忙しいから更新しないのもどうかと思い、この際! 急遽! 簡単に作れて今までに御紹介したことが無い事をやってみようと、ソフビ製ウルトラセブンを作っちゃいます。
これなら2回で完成しますし初めてのブログになるので多少なり恰好が付くかなと? 勝手に決め込んでチョイスしました。
どうか暖かい心の皆様!御理解、御勘弁の程宜しくお願い致します。

さて、このキットは随分以前に購入したもので他にウルトラマンや仮面ライダーなども持っています。
個人的には古いヒーロ―が大好きなんです。特に変身忍者嵐や怪傑ライオン丸など更には赤影まで時代劇仕立てのヒーロー物は
今でもワクワクしてきます、当然ながらウルトラマン、仮面ライダーも大好きです(新しいヒーローは全く知りません)。
ウルトラマンシリーズはとりわけウルトラセブンが大好きなんですね~。
そこで今回は一番大好きなウルトラセブンをチョイスしソフビキットの製作方法を御紹介したいと思います。


DSCN6699.jpg


キットの内容は至って単純で同体上部、下部、両腕、足、という内容。
取り立てて難しいという訳ではありませんが、ソフビキットを興味があっても作り方を知らない方には参考にして頂けると思います。


DSCN6700.jpg


最初は余分な部分を切り取ります。
良く切れるカッターで余分な部分を切り取りますが、失敗が怖い方はハサミで大まかに切取りその後カッターで少しずつ指定の不要な部分を切り取って仕上げた方が良いと思います。
ソフビは材質上柔らかいのですがそれでもカッターで切り取る際、刃先にはそれなりの抵抗を感じる硬度はあります。
無理に強く押しつけて切り取ったりしていると手を切ったり思わぬ事故に繋がります。無理をせず何度も切り込み少しずつ切り取った方が安全です。くれぐれも気をつけて行って下さい。


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このウルトラセブンは足首が別パーツになっているので足の不要な部分も切り取ります。
中にはここを切り取らずいきなり足パーツを接着してしまう方も居る様ですが、本来のキットのスタイルは足首を穴の中にハメ込む仕様なので、強度の保持のためにもはめ込み加工をしておきます。
その為にも切り取った後は、出来る限り綺麗に処理して足首パーツのハメ込み部分が入る様に調整しておきます。


DSCN6877.jpg


このキットは上半身が2種類付いています。写真のクリア仕様と通常のグレー仕様ですが目の塗装再現の為にクリア仕様を選択します。
残ったグレー仕様の上半身はアイスラッガーも余分に付いているので胸像としても楽しめます。

この上半身のクリアパーツパーツも余分な部分を切り取りますがソフビの厚みがやや厚めなので綺麗に切り取ってもピッタリ合いません。
カッターで裏側を少し削り違和感無く勘合する様、確かめながら少しずつピッタリ合うように切り取っていきます。


DSCN6879.jpg


裏側の写真です。削ぐ様に少しずつ削ります。ピッタリ勘合出来たら1000番程度のサンドペーパーで綺麗に処理します。
全てのパーツを処理し勘合を確かめて仕上げておきます。非常に大切な作業で完成品の出来栄えを左右するので丁寧に慎重に作業する事が大切です。


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特にアイスラッガーのパーツは余分な部分のカットは手間がかかります。勢いよく切るのではなく少しずつ切り離した方が
破損の防止にもなります。


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終了した全パーツです。
勘合を良く確かめカットした部分が見える場所は400番から1000番のペーパーで綺麗に表面を均して切取り面が出ない様処理をしておきます。


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次はキットの洗浄を行いますがソフビキットはその材質ゆえに変形しやすいので修正も必要です。
洗浄と修正を一度に済ませてしまいましょう。

キットが入る大きさの鍋にお湯を沸かして中性洗剤を少し入れます。この少し?てのは本当に少しで十分です。料理で言うお醬油少々って感じです。
多く入れても問題はありませんがお湯が沸いてくると水面が泡だらけになるので中が見えなくなります。そうならない程度って事です。

火傷をしない様に菜箸などでパーツをつかみお湯の中に入れるとあら不思議、勝手に正しい形状に戻ります。
殆どの場合はこれで必ず修正できますがどうしても治らない場合はパーツ自体に問題があるのでメーカーに取り換えてもらいましょう。


DSCN6945.jpg


形が修正出来たら火傷をしない様に箸などで取り出し冷水にそっと入れて冷やします。そのまま自然に冷まして良いのですが熱がある状態で放置して自重で曲がってしまう場合もあるので、冷水に入れて固めた方が良いと思います。

もし上手く出来なかったり曲がってしまった場合は再度お湯で形の修正を行います。


DSCN6947.jpg


ここでワンポイントです。
軟質ソフビとはいえ厚みがある場所はそれなりの硬度があります。特に足首パーツなどはハメ込みにくい部分なので、足首の両パーツをお湯に漬けて柔らかくなった時点でハメ込むのが非常に簡単で楽になります。
この際、力のかけ過ぎで曲がってしまっても足首パーツをはめ込んだまま再度お湯に漬ければ元に戻ってくれます。


DSCN6948.jpg


全てパーツをはめ込み仮組してみました。


DSCN6949.jpg


ここからが大切な作業です。ソフビキットは短所として柔らかい材質がゆえに完成後、下半身の足首や関節など細い部分から曲がってしまい直立出来なくなったりします。これを解消する為にレジンなどを下半身に流し込み強くします。
これはゴジラの様な両足と尻尾の3点支持の場合は余り影響はありませんが2本足で立つ場合は特に注意が必要です。
方法としてはいくつかありますが私はレジンを使用します。レジンが入手出来ない場合は文具店でも入手できる石膏でも代用できますのでどなたでも簡単に出来ます。又、重量が増すのでソフビの軽いチープな感じも無くなり高級感も演出出来ます。
それでは方法を御紹介します。

最初にハメ込み済の足首に正しい位置に決めてから瞬間接着剤を流し込みます。後にレジンなどを流し込んだ際足首から材料が漏れない様にする為です。多少漏れてもレジンや石膏は簡単に取り除けますが、その分流し込んだ材料が目減りしてしまうので出来ればこの時点でシッカリ接着して漏れない様にしておいた方が良いでしょう。


DSCN6950.jpg

ここで注意です。
基本的にレジンの様な材料を使用した場合はレジン自体が十分な強度を持っているので必要ありませんが石膏の場合は衝撃に弱い為、事故の際足の細い部分など中で割れてしまう事もあります。
その為に補強として割りばしを入れて骨組みを作って入れた方が良いのですが、仁王立ちの様なスタイルであれば簡単に入れる事が出来ますが足の膝などで曲がっている場合は足の底まで届きません。
その場合は2mm以上の真鍮線などを利用して、曲げて角度を調整して足の底まで届くようにする必要があります。

又、先程レジンには無くても大丈夫と言いましたが、レジンの硬化中にかなり高い温度で発熱があります。当然ソフビ自体が熱に弱いのでレジン硬化中に足が曲がったりしない様補強を入れておいた方が無難です。
今回の製作ではそういう場合に備えて真鍮線で骨組みを入れています。

注意点は足の補強の際、足の底まで補強材が届いている事です。特に石膏の場合は事故によって割れた際の保険になりまます。

レジンを流し込みましょう。
レジンは通常2液性で混合して固めるのが普通です。混合についてはメーカ―の指示を参考にして頂くとして、流し込む量は基本的に決まりはありませんが両足が繋がる事を前提に腰までは入れた方が良いと思います。
重量を増したければギリギリの所まで入れても良いでしょう。私の場合はやや重くしたかったので多めに流し込んでいます。

ここでも注意です。レジンは人体に触れても特に問題はありませんが皮膚の弱い方の場合は別です。
手に付くとかぶれてしまったりするので出来れば手袋を使用して手に付かない様にしましょう!

又、硬化中に少しガスが出ますこれも吸い込むと気分が悪くなる方も居る様なので、くれぐれも注意をして作業をして下さい。


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硬化するまで真鍮線が動かない様に指で押さえています。


DSCN6955.jpg


固まった状態です。レジンの硬化熱が冷めるまでこのまま放置します。
最後に作業中にけがをしない為に余分な真鍮線を切り取っておきます。


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硬化して安定したら上部のパーツを接着して組み立てます。
塗装をしてから組み立てても良いのですが、塗料の上から接着しても強度的に塗装されている分、十分ではありません。
ソフビの材質は瞬間接着剤と相性が良いので、出来るだけソフビの生地のまま接着した方が良いと思います。
キッチリパーツを合わせて流し込むように接着します。もし接着剤が漏れたりハミ出した場合は乾燥後にサンドペーパーで処理します。

ここでチョット簡単なディティールアップです。今回は上半身クリアパーツを使用していますがこれは目とグリーンのランプをクリア化したい為です。しかし単純に透明にしただけでは、回りに塗装した色が光を遮断してしまうため目が暗くなり美しくなりません。
そこで完成後に多少輝いて見えるようにするために、頭の裏側からメッキテープ(私はミラーフィニッシュを使用)などを貼っておきます。


DSCN6958.jpg


これで組み立てが完了です。


DSCN6959.jpg


今回はここまでです。
塗装はしていませんがこの時点で何となくカッコが良いと思ってしまうのは私だけでしょうか?
今回の作業は特に難しい事ではありませんが良く耳にするのは怪我でしょうか。ソフビの湯口を切り取る際誤って手を切ったというのが多い様なので、くれぐれも怪我だけはしない様にして頂ければと思います。
ソフビキットは慣れれば非常に面白くレジンキットより親しみやすいのも利点ですし、価格もレジンに比べるとやや安いキットが多い様です。
本来私はカーモデルなどのスケール物が中心ですが全く違う魅力があるので皆さんも一度チャレンジしてみては如何でしょう?

次回は塗装編です。完成になりますので塗装方法などを参考にして頂ければ幸いです。

今回は更新が遅かった事をお詫びします。これに懲りずにこれからも宜しくお願い致します。
製作内容で不明な点や質問があった際は是非コメント下さい。
それでは次回まで御機嫌よう~。(次回は来週中に更新いたします)

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keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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