こんにちは!
第二回目でございます。今回は塗装編ですが急にこのまま製作するのはつまらん! と思い外装に手を入れてカスタムトラックっぽい雰囲気で製作する事にします。

まず最初は最も多くカスタムされるキャブ下の電飾です。
この電飾は飾り用のメッキ板を裾に取り付けていてキャブとスリーパーの下に回っています。
これを再現しましょう。


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キャブ下の前部にフェンダーの様な形のパネルがありますがこれも大きくしたいので付け根の部分をカットして大きく作り直します。
全てカットして新たに取り付けても良いのですが既存の物を改造した方が強度が得られるのであえて継ぎ足しで大きくしています。


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次は裾に1mmのプラ板で土台を製作します。この土台はボディ表面と面一に作ります。
最後に0.5mmのプラ板で土台の上に化粧をするつもりで帯を巻き付ける様に接着します。
先ほどの幅を広くしたフェンダーの部分も同じように0.5mmのプラ板で化粧しておけばOK!
仕上げの時にミラーフェニッツシュを貼ってメッキ再現するのでこれで十分です。


室内ですがアメリカのトラックはカスタム内装が多く、標準は黒かグレーだと思いますがここはチョットだけカスタムっぽく塗装してみましょう。
内側の背面と側面の一部、屋根の内貼りのみ赤で塗装します。
この時発色を助けるために通常は白を塗装した上に赤を塗装するのですがやや沈んだ高級感のある赤にしたい為、サフのグレーの上から塗装します。
そうするとやや沈んだワインレッドの赤の強い明るい色になってくれます。
眩しい程の赤よりこちらの方が落ち着いていてトラックに似合いそうです。
勿論好みですので明るい赤が良い方は白を下地にした上赤を塗装しましょう。
ちなみに今回は先ほどの赤を側面の一部と背面、スリーパー内部に塗装してドアの周りはグレー、フロントガラスの内側周辺は半艶黒で塗装しています。


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室内の塗装を終了したらマスキングしてボディ塗装です。
マスキングは特に難しくは無いのでここは割愛させて頂きます。
ボディ色ですがアメリカのトラックは非常に派手な塗装も多く、日本型ではありえないような塗装も多い様です。
ファイヤーパターンが入っていたり、ラメ色であったりと様々です。
勿論、箱絵のままでもカッコは良さそうなんですが、やはりそれでは面白くないですよね〜。
ネットでピータービルトを検索して出てきた様々なカラーの中で「これがいいいな〜!」と思った色にしてみようと思います。

ボディはメタリックのキャンディレッドにして屋根とフェンダー部分はシャンパンゴールドのツートンカラーで決定!
何も「プラモを作ろうの」時も赤だからまた今回も赤って事ではないんです。
派手な塗装にしたかっただけなんです。
このカラーはピータービルトを英語で検索すると出てきますのでもしお暇な時にでもご覧になってください。
この独特なカラーはオレンジメタリックを調色して上からクリヤーレッドを重ねて深みを出していきます。
ムラにならない様丁寧に塗装するのがコツです。
屋根部の色はチタンゴールドにフラットアースを混ぜて茶系に寄せながら調色します。
いずれにしても好みですので頃合いは各自のお好みで!


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今回の製作は行き当たりばったりって感じなので写真におかしな部分がありますがご勘弁を。
これもその一つ、屋根塗装が終った時急に屋根側面の通風孔なのか解りませんがこれが無い車両も多数発見したのでこれを削り取ってみました。
更にスリーパー側面に窓があるのを発見! 迷った挙句にこれも再現! しましたが反対面にはドアがあるので片側のみ窓を作ってみました。
こんなことは「プラモを作ろう」では出来なかったんですね〜。
 

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ボディ塗装が終了したらディティール塗装です。
窓枠などは黒なので何時もの通り予め塗装してウレタン後、艶を落としますが、アメリカのトラックの特徴でこの手のクラッシックスタイルのトラックは運転席のドアやスリーパーのドアなどは周りにメッキのドア枠が大抵付いています。

このメッキ部分を塗装しても良いのですが、やはりメッキとして表現したいものですね。
そこでハセガワのミラーフィニッシュを貼りこみます。
ドアノブもメッキなのでここもミラーフィニッシュを貼りこみまがドアノブの凹んだ部分にまで貼るのは大変です。
実車の中には凹んだ部分がメッキや黒、暗いシルバーメッキの物などもあるのですが今回は黒で塗装して周りにミラーフィニッシュを貼って再現してみましょう。


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ミラーフィニッシュの貼り方です。
まず適度な大きさに切り貼りたい部分に乗せて指の腹で強く押して馴染ませます。
爪楊枝等で形をなぞって十分に馴染ませます。
ドア枠などは大きいので切り継ぎして全周に貼るのが良いと思います。継ぎ目が嫌な方は無駄が出ますが、大きく切って一枚で貼れば継ぎ目が出ません。
良く切れるカッターで慎重にボディに傷を入れないように切り取った後余分な部分を剥がします。
最後に溝や形に馴染むよう再度爪楊枝等で丁寧に押さえ込んで馴染ませます。


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馴染みが良くない場合はドライヤー等で柔らかくしてから再度馴染ませます。
ドアの枠も貼り込み部分が細いので浮いてくることがあります。その場合はドライヤーで温めながら馴染ませるのが良いでしょう。


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ところで如何ですか? この塗装。
見る角度や光の状態で色合いが変わるんです! こういった塗装方法は他にも使えますよね〜。

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これでウレタン塗装に突入! って事になります!
ウレタン塗装については毎回行っているので割愛させて頂きますが、今回の方法だけ一言。

今回のトラックはキャブとスリーパーにリベットが多く、薄いウレタン塗膜では磨いている最中にリベットの頭の部分が削れて下地が出やすいので2度ウレタン塗装をして磨き倒さなくても良い方法を行います。
1回目は全体に平均的に少し厚めにウレタン塗装を行います。2回目のウレタンは出来るだけ磨かずに仕上げるのが目的なのでウレタンの希釈を上げて 薄く塗装して光沢を得るように丁寧に塗装します。
どうしてもゴミが乗ったりするのでその部分と光沢が弱い部分を軽く磨いて仕上げていきます。

ウレタン塗装と研ぎ出し等は次回に御紹介します。

今回はボディの製作と塗装、ディティールアップでしたがこの手のトラック模型は塗装が自由に出来る事が
もっとも楽しい所ではないでしょうか?
自分の感性で好きな色を調色して自由に仕上げてみましょう。
重量感を持たせる塗装に拘った方が最もカッコ良くなりますよ。

次回はウレタン塗装と磨き、シャーシーの製作をご紹介していきます。
楽しみにお待ち下さい。


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 2015_11_22


こんにちは。
さて本格的に製作開始です!

輸入キットの最大の難点は国産に比べパーツの合いがイマイチな所ではないでしょうか?
タミヤ製しか作ったことが無い方にはかなりストレスになると思います。
もう一つは説明書が解りにくい事も挙げられます。
そういった理由で海外製のキットを敬遠される方も多いと思います。
私自身雑誌の作例で海外キットの依頼の時はチョット戸惑う時もあるぐらいです。
ですが国産では模型化されない車種や種類なども豊富な点はやはり嬉しい所ではあります。
中にはドラゴンなどのアジア製のキットはかなり作りやすく国産と遜色の無いものもありますが、今回はそれ以外の海外製のキットの中でも最も作りやすいイタレリ製のキットを選んでみました。
通常であればキャブなどは一発成形で形が出来ている日本製に比べ、パネルを貼り合わせて作るキャブは少々面倒ですが、これも又イタレリのキットの魅力でもあります。
説明書のままでは作りにくい所や手間を省く方法など織り交ぜて製作していきたいと思っています。

今回はどなたでも出来そうな部分や以前シトロエンやセリカで御説明した研ぎ出し等の詳しい説明は多少省きますので、過去の製作記事を参考にご覧ください。
勿論、いつもの通りご質問は大歓迎ですのでお気軽に御質問等を下さい。


さて製作です。
基本的に乗用車もトラックも同じでまずはボディからです。
各パネルを切り離し接着面の擦り合わせを行い組んでいきますが、説明書には内装を挟み込むようにパネルの組み立てが表記されています。
ウレタン塗装を行う上で各パネルごとにウレタンを塗装し組み立てても接着力が不足したり、思ったよりチリが合わず
組めなかったりしますので、ここは組める部分を予め組んでおきます。


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この際、後で組めるかどうか仮組して組めるように考えてボディを作ります。
屋根の内側のパーツも運転席の床も後で取付できそうです。ここはボディを組んでしまいましょう。
スリーパーも同じように形を組んでから床板が下から入るように調整しておきます。


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スリーパーの後ろのエアロフィンも予め組み立ててキッチリ組めるようにしておきます。
特に裏側には押しピン跡がかなり目立つのでパテ等で整形しておきましょう。


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これでボディの組み立てが終りました。
先ほども述べましたがとにかく各パーツがキッチリ合うように組み立てる事が大切です。この時点で形の想像が出来ます。
やはり大きいですね〜。
サーフェイサー塗装です。今回はサフの吹き方等は過去の記事を参照して頂いて省きます。(こちらの記事に解説があります
さて良くあることですが、サフの後に隙間等を発見してしまう事が良くあると思います。簡単に隙間埋めをしましょう。

今回は硬化の早いアルテコ瞬間接着パテを利用します。私は造形をしない限り殆どこのパテで製作します。
予め隙間の部分にアルテコを盛ります。このまま固めてペーパーがけするのは普通ですが、実車にはパネルラインがあります。
先ほどの方法ではパネルラインが消えて再度彫り直しって事になります。彫り直さず整形出来れば楽ですよね。
そこで先ほどのパテを盛ってから直ぐに綿棒等で拭き取ってしまいます。


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綿棒で先ほどのパテが隙間に残るように拭き取ります。スピード勝負なので手早く行います。
パネルと隙間が平滑ではなく、隙間の部分も多少パテを取って凹ませるようにします。
正直初心者には多少難しい方法ですが慣れると他でも使用できる方法なので便利です。


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上手く取りきれない方はある程度綺麗になった時点で爪楊枝等で隙間を軽く罫書いて筋を復活させます。
いずれもスピード勝負です。手早く行います。


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ここまでの作業で約1分もかかっていません。パテが硬化したら表面をペーパーで整形します。


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サフがけ終了でボディ下地は終了です。

さて今回のアメリカのトラックの製作は分かりましたでしょうか?
サフなど過去何度も行った部分は省略させて頂きましたが、じっくり取り組んで頂ければ難しい物ではありません。
日本型のトラックには無い魅力を感じて頂けると思います。

次回は塗装編です。デカール貼りも出来れば御紹介したいと思います。

 2015_11_12


こんにちは!
暫く更新が出来ませんでした。自宅のリフォームでの仮住まいやら何やらドタバタして1か月がアッと言う間に終わってしまいました。
結局、秋だと言うのに好きなバイクにも殆ど乗れず、仕事三昧。
気が付いたらブログの更新もしていない始末!

そこで!
大変長らくお待たせいたしました! 次なるキットのハウツーを初めていこうと思います。
何を作るか、相当迷いました。
変わった物? と言っても難しく、スターウォーズ関係のキットも多く持っているのでこれも考えたのですが、製作している方も多そうなのでやはりもう一度ジャンルの違う車のキットという事でアメリカントラックを作ってみたいと思います。
イタレリ製の比較的新しいキットですが、これがまた部品点数が多い事多い事!
少々大変そうですが今回もウレタンでピッカピカのボディとリアル感を追求した仕上げに拘って製作してみ見たいと思います。
それではキットの中身を御紹介しましょう!


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アメリカのトラックと言えばやはりケンワースやピータービルト、ホワイトライナー、マックなど有名所が他にも数多く存在しますが、今回は私の大好きなピータービルトをチョイスしてみました。
やはりこのコンベンショナルスタイルが一番アメリカを感じますよね〜。
それもスリーパーが大きくいので迫力があります。
日本のトラックも好きですが、映画のコンボイやトランザム7000を見た世代にはこの手のトラックが嫌いなはずはありませんよね。

ではパーツを見てみましょう。


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総パーツです。ありますね〜。流石に1/24のスケールは伊達じゃないですね。


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ボディパーツです、イタレリのトラックキットは殆どこのスタイル、全てのパネルを貼り合わせてボディを作る構造になっています。
組めるところは組んで上手に作らないとパネルの収まりが悪くなってしまうので注意が必要です。
以前プラモを作ろうでも一度アメリカントラックは製作しましたが、基本的に同じノリのキットです。


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メッキパーツが多いのもアメリカントラックのカッコ良さの一つでしょうね〜。


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今回は海外製のキットで資料もあまり多くないので多少苦戦もするかもしれませんがこれもキット製作の一つの楽しみでもあります。
また皆さんの参考になるようにツボは抑えて製作いたします。
次回から第一回のスタートです。
また、御質問等ありましたら遠慮なく質問ください。

では次回まで。

 2015_11_07

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プロフィール

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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