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お待たせいたしました、オートバイの作例の御時間がやって参りました!

以前もお話ししましたがオートバイが大好きで今までホンダ、スズキ、ドカティ、ハーレーダビットソンなど20台以上のオートバイに乗ってきました。
中でもKawasakiのオートバイが好きで最も多い車種に乗り継いできました。
現在はZX14RになったKawasakiのフラグシップですが以前はZZRという名前で世界最速を国内で一番に手にした名車でした。
その後、ホンダCBR1100XXやスズキGSX1300隼の登場で世界最速を譲り渡したりしましたが、それでもオートバイの最速の1台としてファンが多いのではないでしょうか? ちなみに私はこの手の大型バイクが大好きで過去にもCBR1100XXは2台乗り継ぎ、GSX1300隼は1代目が2台、現行型1台、(現行型は現在所有しています)そして今回のKawasaki車はZZR1100からZX14、そして現在所有するZX14Rになりました。

今回製作するのは以前乗っていたZX14、国内ではZZR1400となっていますがタミヤからこのZX14がリリースされているのでこのキットを製作してみたいと思います。私が乗っていたバイクもこのパールホワイトのカラーと全く同じカラーでしたので当然このホワイトバージョンを製作したします。
前回のトラックとは製作方法も多少違いますが、バイクに興味の無い方でも製作方法にヒントがあるかもしれません。バイクに興味が無くても製作方法に 興味を持って頂いて参考にして下さい。
キットの内容としてはタミヤのオートバイですので今更特に説明は要りませんよね。皆さんも御存じの通り出来が悪い訳がありません。

残念ながら当時の写真が殆どなく掲載出来る物がありませんので、細部が解りませんので現在所有するZX14Rを参考に製作します。
ZX14とZX14Rの違いは排気量やカウルの形状などのエクステリアの細部が違いますが、基本となる部分はかなり似ています。
実車を多少参考にしてリアルなZX14を製作してみたいと思いますのでお付き合いください。


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今まで雑誌の作例やプラモを作ろうなどで数々のオートバイを製作してきましたが、メディアの制限が必ずあるので自由に作例を作った事がありません。
今回は皆さんのヒントになるように丁寧に製作し、見栄えのするディティールアップも行い出来るだけリアルなバイクに仕上げたいと思います。
今までオートバイの興味が無かった方が一人でも「作ってみよう!」と思って頂けるように頑張ります。


では製作に入りましょう。
最初は外装パーツです。綺麗にゲートから切取り貼り合わせのパーツは継ぎ目を処理します。
やはりカウルのピンはこのままでは恰好が良くありませんし、付属のデカールを貼るのも良いのですがここは交換する事にしましょう。
丁寧にピンを切り取り予め穴を開けておきます。


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丁寧に良く切れるカッターでピンを削りとります。


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手元が狂ってズレて穴が開かないように必ず千枚通しなどで強く押しつけてガイドになる後を付けます。
これが大切な作業で慣れた私でもたまにズレる事があるので注意しましょう。


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先ほど印を付けたガイドに0.5mmのピンバイスで穴を開けます。


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穴が開いたら表面を一度ペーパーで滑らかに処理します。これは穴を開けた際に、穴の周辺がめくれあがってできるバリなどを取って平滑にする為です。
この後もう一度先ほどのピンバイスで穴をさらって綺麗な穴を開けておきます。


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ホイールにもハッキリ押しピン跡があります。これも面倒ですがアルテコ瞬間接着パテで埋めて綺麗に処理する事をお忘れなく。
カウルの外装パーツを全て下地処理が出来たらサーフェイサーを塗装して塗装用の下地を作ります。
サーフェイサー塗装については皆さん良く御存じでしょうから説明は割愛させて頂きます。

今回はパールホワイトをチョイスしたのでパール仕上げにしなければなりません。その為にホワイトに塗装してパールの下地を作ります。
下地のホワイトはガイアノーツのホワイトをムラなく綺麗に塗装します。
ここからが本番です。パールは片寄ったりしないようにムラなく全体の状態を見ながら塗装します。
ちなみに今回塗装に使用したのが写真のダイアモンドシルバーです。
シルバーとなっていますがこれは紛れもなくパールなんです。非常に粒子が細かく美しいパール塗装が出来るのでお勧めです。


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外装パーツに赤いフィンのパーツがありますがホイールと同じ色になるので一緒に塗装します。
この色がやや問題で説明書にはタミヤ製缶スプレーのマイカレッドとなっていますが実車はマイカレッドの様な明るい色ではありません。
かなり濃い赤でメタリック調の濃い赤ですがメタリックレッドの様なギラギラした色でもありません。そこで一番近いのが
モデルカーズで製作したR35GTRあぶない刑事仕様でしたので、そちらの塗装したボディカラーと同じカラーで塗装します。(R35GTRの詳細はこちらから
最初は下地のやや少し茶色がかったメタリックオレンジを調色して全体を塗装します。
このメタリックオレンジがこの赤のベースになるので良く考えて調色します。


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メタリックオレンジを塗装したら乾燥後に仕上げのクリヤーレッドを塗装します。ムラなく全体に塗装します。
ここで重要なのが塗料の希釈度です。希釈し過ぎると凹んだ部分に溜まってしまい綺麗な塗装になりません。
凹みに溜まらない程度の希釈度で全体を光に当ててムラが出ないように慌てず濃い赤になるまで塗装します。


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これが塗装した状態です。
同じ方法でサイドカウルのフィンも塗装します。
このままでも十分な光沢は有りますが、更に深い美しい光沢を与えてあげる為にカウル同様ウレタン仕上げを行い美しい光沢に仕上げます。


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デカールを貼りましたが、私のミスでデカールを貼っている写真を撮り忘れてしまいました。写真が無いので文章で説明いたします。
デカールは何時もと同じで筆で貼り付けますが、このデカールはかなり薄いので貼り付けた表面のデカール段差が非常に小さいのでコーティングしやすいと思います。
又、本体への馴染みも良くサイドカウルの上部のみ湾曲になっているのでシワが入らないように貼らなければなりませんが、他の部分は比較的に平面なので位置だけ注意すれば良いでしょう。


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ウレタン塗装です。
やはり先ほどのデカール段差が少ないのでそれほど厚く塗装しなくても綺麗に段差が消えました。
ですがこれはあくまでヒケの殆どないウレタン塗装だから出来るのですが、ラッカーの場合はヒケの分を考えてやや厚めに塗装した方が良いでしょう。
又、アッパーカウルとの勘合を考えてカウルとの接合部分は、あまり塗料をかけ過ぎると接合出来なくなるので注意が必要です。
更に塗装がパールホワイトなので乾燥後に研ぎ出しした際、磨き中に下地が出てもタッチアップが出来ません。
これはパールだけでなくメタリックも同様で筆でタッチアップした際に色の粒子が綺麗に広がらない為です。その為エッジなどは研ぎ出し中に下地が出ないようにやや厚めに塗装しておく事が大切です。


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ウレタン塗装が終りました。
写真のパーツがウレタン塗装をした全パーツです。ホイールは実車同様光沢に仕上げます。昔は半艶などのホイールが多かったのですが現行車では一部を除いて光沢が普通です、研ぎ出しはしませんがウレタンの美しい艶を与える事によって完成時の見栄えが違います。
ゴミなどがのらないように注意してウレタン塗装ををして下さい。


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今回はここまでです。
如何でしたか? オートバイの見せ場はエンジンなどのメカニカルな部分ですが、今回のカウル付きのバイクは外装パーツの美しさも大切です。
又、ネイキッドバイクもタンクやフェンダーの美しさもやはり完成度を上げるために大切です。
今月号のモデルカーズで製作したホンダCB400Fのキットインプレッションを掲載しています。是非御参考にして下さい。

次回は研ぎ出しとエンジン関係をアップします。
又、今回は有りませんでしたが、私のバイクの細部写真などを入れて解説したいと思いますのでお楽しみに〜。

今回も御理解して頂けてらポチッとお願い致します。

では次回まで。

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プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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