皆さんお久しぶりです。
約3ヵ月間更新が出来なかったことをお詫び申します。
というのも私は人生で初めて腱鞘炎という怪我を負ってしまいました。前兆らしきものは感じていましたが、、、、
「まさか俺が、、、?」なんて軽く考えていたらある朝突然、右手首に激痛が走りました。
右手が利き手の私にとってはかなりキツイ状態でしたが、それでも何とか業務をこなしておりました。
ところが日が経つにつれ傷みがドンドンひどくなり、箸ですら持てない始末。
嫁に「いい加減に病院に行きなさい!」と叱られて、ようやく近くの整形外科に行ってレントゲンを撮り超音波検査を受けた所、医師の診断は「腱鞘炎ですね〜」と一言。
私も負けずに「軽い方ですよね〜すぐ直りますよね〜」とプラス思考で答えた所
「、、、、、、軽くは無いと思うよ。年齢的にも早期回復は難しいよね、おたくの場合は職業関係あると思うしね〜」
「ガ〜ン!」と私の頭の中は一気にマイナス思考へと大転落〜!
御存じの方は多いでしょうが腱鞘炎の早期回復方法はただ一つ!何もしない!だけなんです。
簡単に言うと湿布を貼って指を固定して動かさない以外は無いんですね〜。
研ぎ出しに人生をかけてきた私にとっては、、、、、、、いうまでもありませんよね。
その後約二か月以上、出来る限り手を使わない状態で回復に専念した事もあり、多少痛みはあるもののPCのキーボードが打てるほどに回復したのですが、業務は未だ出来ない状態です。
何たってニッパーは握れないしカッターもまともに使えない、おまけに字を書くことも出来ない状態。痛みは随分引きましたが親指の動く方向によって痛みが出るので基本的には何も出来ない事は変わりません。
ですが私もプロの端くれ! 一人でも私のブログをお待ち頂いている方がいる以上、怪我に甘んじては居られません!
多少無理をしなければ簡単な作業が出来る程度までには回復してきたので、多少無理のない範囲で作業が出来るのではないかと思いブログを少し再開したいと思います。
ですがまだ不自由があるので、以前の様なスピードでは出来ませんが又お付き合いください。
大変お待たせいたしました! 本題の製作記事です。
前回のアメ車は思っていたより余り御支持が得られませんでした。製作記事が3回という事もあり、途中端折って進行させたのが悪かったのか。知名度の低い車のせいなのか判りませんが、これではいけない! と考えました。
一応プロモデラーの端くれとして皆さんに御支持頂けないブログはどうかと、、、?
そこで今回は初心に帰り、端折らず出来るだけ初心者にでも出来る様に詳しく製作したいと考えています。
そこで今回の製作キットですが、初心に帰る意味も込めてカーモデルで出直し! と思い・・・
トラック好きの方! お待たせいたしました! 今回はトラック模型とデコトラの王道である1番星号を製作します。
以前電撃ホビー時代に故郷特急便の一番星を製作したので今回は熱風5000キロをチョイスしました。
「なんでこの車両なの?」とお思いの方も多いと思いますが、私個人が飛び魚の絵が好きなのと、シリーズ中最も出番の少ない車輌という事もあり、模型で活躍して頂こうと選んでみました。また全体的に爽やかな色で仕上げてあるので模型映えしそうなのも理由です。
では製作に入りましょう!
キットの中身は模型のシリーズ共有パーツが基本で、映画に合わせたデコレーションが付属して仕上げる内容です。部品も多く少々大変ですがしっかり完成させたいと思います。




キャブです。
成形色は劇中車に似た色なので、塗装をしない方はこのままでも良いかもしれませんね〜。
ですが私のブログを見て頂けている方は当然塗装仕上げでしょうからその方向で進めます。
最初はスジボリを行いましょう! 塗装してウレタン塗装仕上げなのでその分の塗膜の厚みを考慮しスジボリを行います。
特にドアサッシは全周に溝が何もないので、リアル感を高める為にも雨樋に沿ってドアが別に見える様スジボリします。
この部分って案外何もしない方が多い様なのでチョット差をつける為にも頑張って作業してみて下さい。
多少自信のある方は前面ガラスの周りのゴム窓枠もスッキリ見せるためにスジボリを軽く入れてみましょう。
窓枠塗装時のマスキングも楽になりスッキリした綺麗な窓枠に仕上がります。
小さい事ですので面倒な方は特にしなくても大丈夫ですが、拘る方は是非チャレンジしてみて下さい。

非常に良く出来たキャブで目立ったパーティングラインは殆どありませんが、一部に気になるパーティングラインがあります。
キャブ後側の両端にやや目立つパーティングラインが入っています。ペーパーで磨いて取れる程度ですので忘れずに作業をしておきましょう。
このキットは比較的にパーティングラインは目立たない様に、各パネルラインに沿って入っているのでそのままでも使用できますが、キャブ表面をよく見るとドアの前部や表面自体に多少ヒケが出ています。
美しいボディを作るのであれば、全面に1000番のペーパーで表面のヒケを出来る限り消した方が良いでしょう。
特にドア前部のパネルライン際にパーティングラインが入っており、この部分のヒケはそれなりに目立ちます。写真のドアラインを見て頂くと表面よりヒケているのが良く分かります。
少しパテを盛って1000番のペーパーで整形すれば十分平滑になる程度なので行っておいた方が良いでしょう。
終了後1200番〜1500番程度のサーフェイサーで塗装前の下地を作りますが、この時点で傷や凹みがあった場合は再度整形してからサーフェイサーを塗装します。
この作業は非常に大切な部分です。塗装時に大きな差が出るので初めての方は特によく理解して行いましょう。


塗装が終了しましたが、このボディカラーは正直な所とても難しい色です。
ボディカラーは基本的に実車に合わせるのが普通ですが、模型なので御自分がオーナーになったつもりで好きな色に仕上げるのも楽しいでしょう。
ですがデカールなどは青いキャブ用のデザインなのでブルーからは外れない方が無難です。
ブルーの色合いを好みに仕上げるのもオリジナリティがあって面白いと思います。
ちなみに今回のカラーの基本調色は、ブルーにステンレスシルバーを混ぜてややグレーがかった薄い色のメタリックブルーで仕上げています。
写真が下手糞なので実物の色合いが出おらず青みが強く出ていますが実物はもっと薄く、劇中車に近い色になっているので御安心を!

ボディ塗装が終了したら窓枠を塗装します。
初めての方はどうして最初に塗装するのか解らないでしょうから御説明します。
ラッカークリアーで仕上げ塗装をする場合は最後に窓枠を塗装しても問題はありませんが、私の様にウレタンクリア塗装をする場合は要注意です。
基本的にウレタン塗装の上にラッカー塗料は定着しません。仮に何とか塗装が出来たとしても爪で軽く擦るだけで剥がれてしまいます。
そこでウレタン前のラッカーボディ塗装の後の時点で窓枠などを塗装し、ウレタンクリア塗装で仕上げます。
最後に再度窓枠をマスキングして艶消しクリヤー等で塗料をまぶす様に塗装して艶を落として再現します。
何故かラッカークリヤーでまぶす様に塗装すると剥がれないんです。
又、ウレタンクリアは表面の塗膜のヒケが殆どありません。当然窓枠の筋部に入り込んだクリアーは溜まった状態で硬化します。
その硬化した上からマスキングして塗装することで、窓枠のラインやスジボリがややダレた様に見えるのを防ぐ目的もあります。
この方法は今までモデルカーズや以前の電撃ホビーなどの作品のすべてに使用している方法です。
小さな事ですがこの方法を使用しているので経年劣化で窓枠の塗装が汚れたり剥がれたりせず綺麗な状態を保てる訳です。
この後デカールを貼りますがボディ表面がザラつていたりするとデカールがボディに密着しません。場合によってはデカールのクリアー部分に気泡が残っていて、気が付かずクリアー塗装を行ってしまうと乾燥した時点でデカール内側にハッキリ空気が入っているのが解り見た目が悪くなります。
必ずデカールの前にボディに光沢を与えてデカールがシッカリ定着する様にしておくことが大切です。

デカールを貼りますが一つ気が付いたのでここで注意を!
この波の絵柄のデカールは劇中の実車の物とはちょっと小さい様で全く同じ位置に貼る事が出来ません。波のデザインがドアのノブにかかるように調整し、出来る限りイメージを大切にして貼り込みます。
ちなみにネットで検索してするとレプリカが出てきますが、このレプリカの波模様も劇中車と多少違います。
付属デカールの波の形は劇中車と基本的には同じ模様なので、劇中車を参考に出来る限り違和感の無い様に貼り込みます。
貼り込む際は以前から使用している筆で水を掃きだす様に貼り込みます。

定位置に貼り込んだらここで大切な作業です。
デカールの波模様は1枚にまとまっています。デカールを貼った際、当然ドアの筋にかかっているので良く切れるカッターで筋をガイドにデカールを切ってドアのラインを再生します。

カッターで切り離したらドアの筋に馴染ませましょう。
切った部分に少量のデカールフィッターを流し込みます。初心者の方は最初からフィッターを余り多く塗らず、少量を塗ったら筆の先で軽く押さえて馴染むかどうか確認しながら進めるのが大切です。
もし誤って塗り過ぎた場合は、デカールが軟化する前に筆で余分なデカールフィッターを吸い取りましょう。
放っておくと柔らかくなりすぎてシワになったり、水を掃きだす際に破れたりして危険です。くれぐれも慎重に!

フィッターを流したら筆の先で軽く抑え込むようにして少しずつ馴染ませます。無理をしないで少しずつ馴染ませると上手く行きます。

ドアノブの凹みを馴染ませる場合はデカールのクリアー部分を予め切り取っておくか、切れ目を入れて馴染ませます。
ここもデカールフィッターの力を借りた方が簡単に出来ます。

これでデカールが終了です。
自家用などのデカールが貼られていないのに終了? って思われた方も多いと思いますが、あえてボディにペイントされている部分のみデカールを貼りました。
自家用などのデカールは実車はプレートになっていてボディに貼られています。出来れば280psV8もエンブレムなので立体的にしたいのですが、形が複雑な上に梯子でやや見えにくくなるので、敢えてこの部分のみボディに予め貼り付けておきました。
リアル感を出す為に自家用などのプレートは別に製作して貼って仕上げる様にします。
今回はここまでです。次回はウレタン研ぎ出しやボディの仕上げ。シャーシーなどを製作しようと思いますが、何分この手では順調に出来るか分かりません。出来るだけ予定通り進める様に頑張ります。
頑張って製作しましたがやはりいつもに比べて時間がかかってしまいました。皆さんの御要望や御期待に沿えるように本気で頑張りますので応援よろしくお願い致します。
また、いつものように御意見,ご質問等お待ちしています。御気軽にコメント下さい。今回もポチッと宜しくお願い致します。
P,S写真中に右手にサポータが映っている部分がありますがお見苦しくて申し訳ありません。
約3ヵ月間更新が出来なかったことをお詫び申します。
というのも私は人生で初めて腱鞘炎という怪我を負ってしまいました。前兆らしきものは感じていましたが、、、、
「まさか俺が、、、?」なんて軽く考えていたらある朝突然、右手首に激痛が走りました。
右手が利き手の私にとってはかなりキツイ状態でしたが、それでも何とか業務をこなしておりました。
ところが日が経つにつれ傷みがドンドンひどくなり、箸ですら持てない始末。
嫁に「いい加減に病院に行きなさい!」と叱られて、ようやく近くの整形外科に行ってレントゲンを撮り超音波検査を受けた所、医師の診断は「腱鞘炎ですね〜」と一言。
私も負けずに「軽い方ですよね〜すぐ直りますよね〜」とプラス思考で答えた所
「、、、、、、軽くは無いと思うよ。年齢的にも早期回復は難しいよね、おたくの場合は職業関係あると思うしね〜」
「ガ〜ン!」と私の頭の中は一気にマイナス思考へと大転落〜!
御存じの方は多いでしょうが腱鞘炎の早期回復方法はただ一つ!何もしない!だけなんです。
簡単に言うと湿布を貼って指を固定して動かさない以外は無いんですね〜。
研ぎ出しに人生をかけてきた私にとっては、、、、、、、いうまでもありませんよね。
その後約二か月以上、出来る限り手を使わない状態で回復に専念した事もあり、多少痛みはあるもののPCのキーボードが打てるほどに回復したのですが、業務は未だ出来ない状態です。
何たってニッパーは握れないしカッターもまともに使えない、おまけに字を書くことも出来ない状態。痛みは随分引きましたが親指の動く方向によって痛みが出るので基本的には何も出来ない事は変わりません。
ですが私もプロの端くれ! 一人でも私のブログをお待ち頂いている方がいる以上、怪我に甘んじては居られません!
多少無理をしなければ簡単な作業が出来る程度までには回復してきたので、多少無理のない範囲で作業が出来るのではないかと思いブログを少し再開したいと思います。
ですがまだ不自由があるので、以前の様なスピードでは出来ませんが又お付き合いください。
大変お待たせいたしました! 本題の製作記事です。
前回のアメ車は思っていたより余り御支持が得られませんでした。製作記事が3回という事もあり、途中端折って進行させたのが悪かったのか。知名度の低い車のせいなのか判りませんが、これではいけない! と考えました。
一応プロモデラーの端くれとして皆さんに御支持頂けないブログはどうかと、、、?
そこで今回は初心に帰り、端折らず出来るだけ初心者にでも出来る様に詳しく製作したいと考えています。
そこで今回の製作キットですが、初心に帰る意味も込めてカーモデルで出直し! と思い・・・
トラック好きの方! お待たせいたしました! 今回はトラック模型とデコトラの王道である1番星号を製作します。
以前電撃ホビー時代に故郷特急便の一番星を製作したので今回は熱風5000キロをチョイスしました。
「なんでこの車両なの?」とお思いの方も多いと思いますが、私個人が飛び魚の絵が好きなのと、シリーズ中最も出番の少ない車輌という事もあり、模型で活躍して頂こうと選んでみました。また全体的に爽やかな色で仕上げてあるので模型映えしそうなのも理由です。
では製作に入りましょう!
キットの中身は模型のシリーズ共有パーツが基本で、映画に合わせたデコレーションが付属して仕上げる内容です。部品も多く少々大変ですがしっかり完成させたいと思います。




キャブです。
成形色は劇中車に似た色なので、塗装をしない方はこのままでも良いかもしれませんね〜。
ですが私のブログを見て頂けている方は当然塗装仕上げでしょうからその方向で進めます。
最初はスジボリを行いましょう! 塗装してウレタン塗装仕上げなのでその分の塗膜の厚みを考慮しスジボリを行います。
特にドアサッシは全周に溝が何もないので、リアル感を高める為にも雨樋に沿ってドアが別に見える様スジボリします。
この部分って案外何もしない方が多い様なのでチョット差をつける為にも頑張って作業してみて下さい。
多少自信のある方は前面ガラスの周りのゴム窓枠もスッキリ見せるためにスジボリを軽く入れてみましょう。
窓枠塗装時のマスキングも楽になりスッキリした綺麗な窓枠に仕上がります。
小さい事ですので面倒な方は特にしなくても大丈夫ですが、拘る方は是非チャレンジしてみて下さい。

非常に良く出来たキャブで目立ったパーティングラインは殆どありませんが、一部に気になるパーティングラインがあります。
キャブ後側の両端にやや目立つパーティングラインが入っています。ペーパーで磨いて取れる程度ですので忘れずに作業をしておきましょう。
このキットは比較的にパーティングラインは目立たない様に、各パネルラインに沿って入っているのでそのままでも使用できますが、キャブ表面をよく見るとドアの前部や表面自体に多少ヒケが出ています。
美しいボディを作るのであれば、全面に1000番のペーパーで表面のヒケを出来る限り消した方が良いでしょう。
特にドア前部のパネルライン際にパーティングラインが入っており、この部分のヒケはそれなりに目立ちます。写真のドアラインを見て頂くと表面よりヒケているのが良く分かります。
少しパテを盛って1000番のペーパーで整形すれば十分平滑になる程度なので行っておいた方が良いでしょう。
終了後1200番〜1500番程度のサーフェイサーで塗装前の下地を作りますが、この時点で傷や凹みがあった場合は再度整形してからサーフェイサーを塗装します。
この作業は非常に大切な部分です。塗装時に大きな差が出るので初めての方は特によく理解して行いましょう。


塗装が終了しましたが、このボディカラーは正直な所とても難しい色です。
ボディカラーは基本的に実車に合わせるのが普通ですが、模型なので御自分がオーナーになったつもりで好きな色に仕上げるのも楽しいでしょう。
ですがデカールなどは青いキャブ用のデザインなのでブルーからは外れない方が無難です。
ブルーの色合いを好みに仕上げるのもオリジナリティがあって面白いと思います。
ちなみに今回のカラーの基本調色は、ブルーにステンレスシルバーを混ぜてややグレーがかった薄い色のメタリックブルーで仕上げています。
写真が下手糞なので実物の色合いが出おらず青みが強く出ていますが実物はもっと薄く、劇中車に近い色になっているので御安心を!

ボディ塗装が終了したら窓枠を塗装します。
初めての方はどうして最初に塗装するのか解らないでしょうから御説明します。
ラッカークリアーで仕上げ塗装をする場合は最後に窓枠を塗装しても問題はありませんが、私の様にウレタンクリア塗装をする場合は要注意です。
基本的にウレタン塗装の上にラッカー塗料は定着しません。仮に何とか塗装が出来たとしても爪で軽く擦るだけで剥がれてしまいます。
そこでウレタン前のラッカーボディ塗装の後の時点で窓枠などを塗装し、ウレタンクリア塗装で仕上げます。
最後に再度窓枠をマスキングして艶消しクリヤー等で塗料をまぶす様に塗装して艶を落として再現します。
何故かラッカークリヤーでまぶす様に塗装すると剥がれないんです。
又、ウレタンクリアは表面の塗膜のヒケが殆どありません。当然窓枠の筋部に入り込んだクリアーは溜まった状態で硬化します。
その硬化した上からマスキングして塗装することで、窓枠のラインやスジボリがややダレた様に見えるのを防ぐ目的もあります。
この方法は今までモデルカーズや以前の電撃ホビーなどの作品のすべてに使用している方法です。
小さな事ですがこの方法を使用しているので経年劣化で窓枠の塗装が汚れたり剥がれたりせず綺麗な状態を保てる訳です。
この後デカールを貼りますがボディ表面がザラつていたりするとデカールがボディに密着しません。場合によってはデカールのクリアー部分に気泡が残っていて、気が付かずクリアー塗装を行ってしまうと乾燥した時点でデカール内側にハッキリ空気が入っているのが解り見た目が悪くなります。
必ずデカールの前にボディに光沢を与えてデカールがシッカリ定着する様にしておくことが大切です。

デカールを貼りますが一つ気が付いたのでここで注意を!
この波の絵柄のデカールは劇中の実車の物とはちょっと小さい様で全く同じ位置に貼る事が出来ません。波のデザインがドアのノブにかかるように調整し、出来る限りイメージを大切にして貼り込みます。
ちなみにネットで検索してするとレプリカが出てきますが、このレプリカの波模様も劇中車と多少違います。
付属デカールの波の形は劇中車と基本的には同じ模様なので、劇中車を参考に出来る限り違和感の無い様に貼り込みます。
貼り込む際は以前から使用している筆で水を掃きだす様に貼り込みます。

定位置に貼り込んだらここで大切な作業です。
デカールの波模様は1枚にまとまっています。デカールを貼った際、当然ドアの筋にかかっているので良く切れるカッターで筋をガイドにデカールを切ってドアのラインを再生します。

カッターで切り離したらドアの筋に馴染ませましょう。
切った部分に少量のデカールフィッターを流し込みます。初心者の方は最初からフィッターを余り多く塗らず、少量を塗ったら筆の先で軽く押さえて馴染むかどうか確認しながら進めるのが大切です。
もし誤って塗り過ぎた場合は、デカールが軟化する前に筆で余分なデカールフィッターを吸い取りましょう。
放っておくと柔らかくなりすぎてシワになったり、水を掃きだす際に破れたりして危険です。くれぐれも慎重に!

フィッターを流したら筆の先で軽く抑え込むようにして少しずつ馴染ませます。無理をしないで少しずつ馴染ませると上手く行きます。

ドアノブの凹みを馴染ませる場合はデカールのクリアー部分を予め切り取っておくか、切れ目を入れて馴染ませます。
ここもデカールフィッターの力を借りた方が簡単に出来ます。

これでデカールが終了です。
自家用などのデカールが貼られていないのに終了? って思われた方も多いと思いますが、あえてボディにペイントされている部分のみデカールを貼りました。
自家用などのデカールは実車はプレートになっていてボディに貼られています。出来れば280psV8もエンブレムなので立体的にしたいのですが、形が複雑な上に梯子でやや見えにくくなるので、敢えてこの部分のみボディに予め貼り付けておきました。
リアル感を出す為に自家用などのプレートは別に製作して貼って仕上げる様にします。
今回はここまでです。次回はウレタン研ぎ出しやボディの仕上げ。シャーシーなどを製作しようと思いますが、何分この手では順調に出来るか分かりません。出来るだけ予定通り進める様に頑張ります。
頑張って製作しましたがやはりいつもに比べて時間がかかってしまいました。皆さんの御要望や御期待に沿えるように本気で頑張りますので応援よろしくお願い致します。
また、いつものように御意見,ご質問等お待ちしています。御気軽にコメント下さい。今回もポチッと宜しくお願い致します。
P,S写真中に右手にサポータが映っている部分がありますがお見苦しくて申し訳ありません。
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