こんにちは!トラック野郎熱風5000キロ第5回です。


最初に一つ訂正をお話しさせて頂きます。

前回でバンパーのナンバープレートの取り付け方法で「実車と取り付け方法が違っている」とお話ししましたが、誤解のないように訂正いたします。
別の作品中でバンパーを外して整備しているシーンが出てきますが、その時はウロコバンパーを下してオリジナルのバンパーにナンバーが付いています。
ウロコバンパー中央に開口部があり、そこから本物のナンバーが覗いていると思いきやそうでもない様です。
もしそうであればナンバープレートはバンパーの開口部と面一かやや奥まって見えるはずです。
しかし実車をみるとナンバー自体にそれなりの厚みがあるのがわかります。
これは撮影用のナンバーでアクリル等で出来ており裏側から蛍光灯で光るようにしてあります。その分ナンバー自体に厚みがあるわけです。
これを再現するにはナンバー自体の厚みが必要なので、バンパーの開口部を塞ぎ上から取り付けをすれば実車に近い雰囲気が得られます。
(レプリカなどは字光式を使用しているのでナンバー自体に厚みがあります)
実車の劇中で使用されいるナンバーは劇中専用のナンバーでオリジナルではありません。登録されているナンバーは恐らく2番の様です。
制約が多い分、撮影以外はウロコバンパーも外して移動させていた時期もあったのかもしれませんね〜。

後半作品からは移動時もウロコバンパーを装着したまま電飾ナンバーを取り外してオリジナルナンバープレートで移動させていたようで、撮影時に劇中用ナンバーに交換していたのではないかと思います。
そこで劇中の雰囲気に合わせるために前回の改造を施しています。
見た目を重視した改造である事を御理解ください。
私の説明が足りず誤解なさってしまった方にここで御詫び致します。

もう一つ訂正です。前回リアバンパーを製作した際には気が付かなかったのですが、改めて見てみるとテールライトに違和感を感じました。
説明書の取り付けに従ってリアバンパーにテールライトを接着する分割されたテールライトのウィンカー、ストップの比率が逆になります。
実車は幅の広い方がストップランプで狭い方がウィンカーになっています。説明書のままでは逆になってしまうので取り付け場所のリブを切り取り逆に取り付けた方が実車に近くなります。
正直な所この部分は目立つ場所でもありませんし、ランプの比率もハッキリわかるほど違いがある訳ではありません。(実車はハッキリ判ります)
好みで作業すれば良いので無理に行う必要はありません。
取りあえず変更したパーツを御覧ください。


DSCN4220.jpg


さて前回は荷台の製作やサイドバンパーの製作を行いましたのでこれらのパーツを取り付けて形にしましょう。
シャーシを裏側にして泥除けとサイドバンパーのステーを最初に取り付けます。
ここでチョット手を入れてみましょう。次はサイドマーカーを取付けますがここで一つ!
付属しているサイドマーカーは黄色の成形色で出来ていますが、この成形色の黄色がどうも薄くてリアル感が足りません。
使用するサイドマーカーを塗装してリアル感を出してみましょう。
黄色味を濃くするというより、クリアーイエローに少しクリア—オレンジを混ぜて濃い目の黄色にすれば良いだけです。
接着方法ですがマーカーリングがメッキで出来ているので通常の接着剤では接着出来ません。エポキシ接着剤を使用します。


DSCN4168_20170124103242935.jpg


如何でしょう?マーカーのイエローが濃くなりました。
とは言っても写真ではイマイチ分かりませんね〜。実際はかなり黄色が濃くなったのですが、、、、、、。
とても写真だと伝わらないかもしれませんね〜。
取りあえず両側の作業後の写真をご覧ください。


DSCN4189.jpg


ここで訂正を一つ! 荷台下の両端に付くマーカーの色を間違えて赤にしてしまいました。
ここは正しくはオレンジですので後の写真からは修正してあります。


DSCN4190.jpg


シャーシ裏側です。この時点では泥除けなどのパーツは作業中外れやすいので最後に取り付けます。
ここで気が付いた方いらっしゃるのではないでしょうか。
そうなんです。後ろのナンバー取り付けステーを外してあります。これは事故ではないんですね〜。
リアバンパーを仮止めしてみた所、ナンバーがかなり奥に入り込んでおり実車の後ろ姿とは印象が違っています。
このナンバーステーをバンパーに近い所に移設しようと思います。


DSCN4191.jpg


DSCN4193.jpg


サイドバンパーを取り付けます。これでマフラーエンド部の作業が出来ます。
マフラーエンドがサイドバンパーの裾部分に少し見える程度に取り付けた方が見た目が良いので、この時点で実寸合わせにします。
又、エンド位置は最も多く見られる標準的な位置になるよう取り付けます。
マフラーの取り付けステーですがこの形も様々で決まったものはありません。私の場合は標準仕様のステーを施設して利用しました。
大切なのは不自然でなければ良いですし、実車を参考に取り付けステーを作れば問題は無いと思います。


DSCN4281.jpg


マフラーエンドが見えますね。真横から見るとバンパーに被らず見える様に取り付けてあります。
これくらいが一番リアルではないでしょうか?
実車に付いていないのが残念!


DSCN4282.jpg


ここでリヤバンパーとナンバーを取り付けます。ナンバーのステーを移設したので実車に近い表情になりましたね。
荷台後方の排水パイプはそのままではやや細いので、2mmのゴムチューブで新規に取り付けています。


DSCN4383.jpg


更にサイドウィンカーも追加しました。この縦型ウィンカーはマーカーの付いているランナーに予備としてついているパーツを使用します。
但し角があるタイプのマーカーなので角をペーパーで落としてやや丸みを付けてクリア—オレンジで塗装して取り付けます。
取り付け場所はサイドバンパーのステーで十分でしょう。

前面と後方側面の電飾を製作します。
説明書には電飾のプレートにモールドされている基台部分を黒に塗装するように指示がありますが、塗装してマーカーを合わせてみると塗装した黒が余り見えません。黒の塗装の上にマーカーを乗せれば底が黒く見えますが何となく不自然です。

そこでプレート自体にシルバーを生かしてそのままマーカーを接着しマーカーレンズの裾部分に0.5mm幅のラインテープを貼り再現してみました。
こうすればレンズ底はシルバーなので違和感がありません。大変手間のかかる作業ですが実車感は十分出ます。
私はテープを巻いて手軽に再現しましたが裾部分を塗装にすれば更にリアルになると思います。
最後にプレート裾の裏側に切り込みを入れてコードを瞬間接着剤で取り付ければ電飾用のコードが再現できます。
但し実車のコードはシルバーなので塗装して仕上げるか、シルバーのコードを使用した方が良いでしょう。


DSCN4283.jpg


屋根の電飾です。メッキパーツですが実車はメッキではありませんのでメッキを剥がします。
ここでの問題はブルーとイエローのランプが交互に付きますがこの順番です。

説明書には前側の電飾の両端はイエローから始まっていますが実車はブルーから始まっています。
後方の電飾も前側と同じ順番になるのですが両側面のランプの数が合わない様で前側を実車と同じにしても後方は出来ません。仕方が無いので前面のみ合わせる事にします。
塗装色はキャブの電飾で使用した物と同じですがクリアー塗料は使用せずソリッドカラーで塗装します。
クリアー系塗料を使用するのはバンパー上部の電飾とリヤホイールのみです。実車はかなり濃いブルーなので薄い色にならない様注意が必要です。

又、電球と基台の間には白いブラケットが付いています。白く塗装して再現するのも方法ですし、私の場合は0.5mmの白いラインテープを電球と基台の間に巻いて再現するのも方法の一つです。テープの場合はその厚みで段差が出来るのでブラケットの様な形になるので実車の雰囲気に近い形になります。
ですが非常に手間がかかる作業なので白く塗装して再現しても十分リアルになります。


DSCN4381.jpg


電飾のガード部の製作です。なんとパーツを見たら2か所折れているではありませんか! 接着して修理しようと思いましたが強度的に弱くなると考え真鍮線で新規に製作しました。
「そのまま使用しても問題ないんじゃない?」と思われる方は多いと思います。勿論そのまま利用しても素晴らしい完成品になります。
ですが折れているのを機に、少し見た目にやや太く存在感があり過ぎですし強度的に強くしたいので作り変えてしまいました。

作り方ですが、かなり難しく精度を必要とします。又、ハンダにある程度の技術力が必要ですので余りお勧め致しません。
あくまで「こんな方法でも出来るんだ〜」というノリで見て頂ければ幸いです。
真鍮線は0.6mmを利用して製作しましたがリアル感を求めるなら0.4mmの真鍮線を利用した方がリアルです。
但し、余りに細いと作業もしにくくハンダの部分が少ないので壊れやすくなってしまいます。強度を考えれば0.6mmぐらいが理想的かもしれません。
又、精度を出すのはかなり難しいのですが劇中車を見てもぶつかったりして少し曲がり気味です。多少うねって組み上がっても雰囲気が演出出来ると思いこみ! 良しと! しましょう!(ちなみに私も完全な真っ直ぐではありません、言い訳で〜す)
組み上がったらメタルプライマーを塗装してステンレスシルバーで仕上げます。

パーツをそのまま使用する場合はメッキを剥がしてシルバー塗装で仕上げれば十分リアルになります。いずれにしても実車はメッキではないのでメッキは剥がした方が良いと思います。


DSCN4375.jpg


保護柵を取り付けて屋根の行灯なども取り付けました。
案外上手く出来上がったようです。やはりハンダで組んでいるので非常に強く、継ぎ目が無いのでスッキリ見えます。


DSCN0013.jpg


これで泥除け以外は荷台が完成しました。


DSCN4384_20170124113400456.jpg


ここまで来たらキャブをシャーシに取り付けます。キャブが乗ると何だか嬉しくなってきますね〜これで形になってきました。


DSCN0011.jpg


今回はここまでです。
いや〜時間がかかる作業ばかりで参りました!
私は所々に手を入れてグレードアップをしていますがキット自体の完成度が高いのでここまでする必要はありません。
以前製作した「故郷特急便」はメディアの作例なので殆ど手を入れずに製作しています。
私自身トラック野郎キットにここまで手を入れたの初めてです。
トラック野郎のキットはバンダイからリリースされており私も所有しています。特徴をとらえてはいますがかなり子供騙し的な内容で、ファンにはとても納得できるキットではありません。私が製作するなら殆ど改造でオリジナル部分はどれくらい残るのか不安なぐらいです。
それに比べこのキットは大勢のファンにとってとても嬉しい事だったのではないでしょうか?

次回第6回は完成になり最終になりますが、本当に詳しく記事を載せるととても6回では足りません。正直な気持ちですが回が多いと進行が遅くなるので変化に乏しくなりますし見て頂けなくなるのも困ります。
又、反対に回が少ないと変化が多くなり見た目にも楽しくなりますが製作方法を記事にする事は出来なくなります。
んんんんん、、、、、。非常に難しいですね〜。
それでも今回の6回は過去の記事で最も長い回数になりましたがお伝えしたい事が半分も出来ていません。
これからの課題です。

先程もお伝えしましたが次回が完成で最終回です。
キャブの最終仕上げの予定です、次回も宜しくお願い致します。

では今回も御質問、コメント等お待ちしています。今回のキット以外の事でも何でも良いので御気軽に御質問ください。
皆さんと同じモデラーとして出来る限り応援させて頂きます!

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プロフィール

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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