皆さんこんにちはグランツーリスモSVの最終回です。
中々作業が進まずやっと完成になりました! 祝!

最近知りましたがアマゾンで欲しい商品を見ていた際、商品評価を見て驚いたことがありまして、評価が星が一つしか無いキットを発見しました。
私自身はとても良いキットだと思っていたのですがその理由は「プラモデルだと思わなかった、ハッキリ表記しろ」、、、、、どうなんでしょう? 商品説明にはちゃんと組み立てが必要ですと表記されています。勿論メーカーも皆さんが知っている有名メーカーです。

2000円以下で1/24の完成品モデルカーが買える訳が無いのは皆さん良く御存知ですよね。それだけ模型に不理解な方が多いという事なのでしょうか?
そういう方たちが商品に星1個なんて、、、商品がかわいそうな気がしてなりません。評価自体は個人の自由ですので問題はありません。
私が言いたいのは物の価値感がどうなっているのか? って事です。
問い合わせの御客様の中には大量生産品よりオーダーメイドの方が安いと思っている方案外多いんです。
大量生産の洋服よりオーダーで作った洋服の方が価格的に高いのは当たり前の様に思っている私がおかしいのでしょうか?
戸惑いを感じるこの頃です。

では早速作業に参りましょう!
内装の続きになります。サーフェイサー塗装まで仕上げた内装パーツに塗装を行いますが、この内装色、、、、、困った事に写真を見ても本当の色合いが中々判りません。正直な所この内装色だけでかなり悩んで時間を使ってしまいました。
WEBでも内装の写真は検索できますが光の具合や撮られた場所によって「これだ!」言える色が判りません。
又、グランツーリスモSVの本も持っていますがこれにも色が完璧に解る資料がありません。実車も今となっては殆ど見る事が出来ませんし中古車情報で数台しか探す事しか出来ません。説明書に書かれている指定色では実車の色とは全く違っていますし本当に困りました。
又、実車のシートはモケットですが良く見ると細かい模様が入っています。これが又曲者で色合いを微妙にしているんですね。
ひょっとすると殆どのモデラーさんがこの車の内装には頭を痛めたのではないでしょうか?
結局色合いのみ出来るだけ合わせて自分の好みの内装に仕上げてみました。
御意見が御有りの方も居るとは思いますが実車を追求する事のみが模型ではありせんのでご了承ください。(チョット言い訳っぽかったですね)


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一通り塗装が出来ましたが先ほども述べたようにあくまで私個人の好みです。写真で見ると明るく見えますが実際はもう少し暗い色合いで出来ています。


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内装を組み立てました。全体的な雰囲気は出ている様なのでこれで良し! って事にします。
基本的に布部分は艶消し、樹脂部分は半艶に仕上げてあります。
(このグランツーリスモSVの内装色については今後の課題になりそうです)


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内装が終了した所でシャーシの組み立てです。
この手のシリーズは殆どシャーシは流用が通常です。特に改造も必要ありませんがマフラーのみ違和感を感じたので簡単に手を入れてみました。
マフラーエンドがスラッシュカットになっていますが角度が付き過ぎです。又キチンと円筒になっていないのでエンドのみ切飛ばし新規のマフラーエンドを作ります。


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ボディとシャーシを合わせてマフラーを仮組します。ここで作り直すマフラーエンドがボディ後方に少しかかる様、丁度良い長さを計ります。


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この長さについては好みで良いと思いますが違和感が出ない程度が最も恰好が良いと思います。
太さは実車に合わせるのであれば2mmのプラ棒で十分です。接着後ピンバイスで排気口を再現して実車の角度、又は好みの角度で排気口を斜めに切れば完成です。
簡単な作業なので超初心者にも出来るはずです。こんな小さな場所でも手を入れた感が出てくるので楽しくなると思いますよ。


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塗装を行い改造したエンド部分のみミラーフィニッシュを貼って仕上げ取り付けて完成です。
特に面白みも無いシャーシなのでウンチクは必要ないと思います。
ここで中には御不満の方も居ると思うのが前輪がステアしないって事でしょうか?
走行モデルではないので基本的に必要ありませんが、ステアした状態でディスプレイしたい方にはチョット不満でしょうね~。
ステアすると部品が多くなるのでメーカーもコストや流用前提として省略したんでしょうね。


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シャーシに拘りを感じないならホイールを交換して拘っちゃいましょう!
この交換方法は非常に簡単なのでどなたでも出来ますし、ホイール交換の基本ともいえる物なので是非覚えておいていただけると幸いです。

今回は手元にたまたま持っていたBBSのホイールに交換します。
グランツーリスモSVに最も似合うホイールの一つではないでしょうか? 実は私のY31セドリックにも履かせていました。
このホイールはアオシマ製ですので、フジミ製の車に基本的には合わないと思いますがこれを上手く合わせてみましょう。


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裏側の構造です。両方共ポリキャップをハメ込むタイプですが標準はポリキャップ2個使用なのに対し交換用ホイールは1個です。もしシャフトが短い場合は届くかがチョット心配です。


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では加工に入ります。
アオシマ製のタイヤは極太タイヤなのですが、私個人的には好みでは無いですし一歩間違えるとヤンキー仕様のようなチョット下品な感じになってしまいます。
そこでタイヤをフジミのキット付属を使用してホイールのみ使用する事にします。使用するタイヤに合わせて粗いペーパーでホイール裏側を整形してホイール自体の幅をタイヤに合わせて削ります。


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左側が詰めた状態、右側が詰める前の幅です。結構削らないといけないんですね~。


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削り作業を終えたら実車に合わせてメッシュ部とリム部の色合いを変えます。
リムの部分はメッキを使用しメッシュ部をマスキングしてシルバーで塗装しクリアーでコートします。
右が塗装後、左が塗装前になります。雰囲気が違うのが判りますでしょうか?

ところでこの手のマスキングは初心者の方が最も嫌な作業ではないでしょうか?
筆で塗装するのも手ですがやはりムラが出てしまったり塗膜が厚くなりモッタリした感じになってしまうなど難しい塗装です。
このマスキング方法ですが色々な方法があります。エアブラシを持っていない初心者の方であればマスキングゾルをリム部分に塗って缶スプレーで塗装する方が最も簡単ですし、ブラシをお持ちであればブラシで塗装すれば綺麗に仕上がります。

ちなみに私はサークルカッターでマスキングテープをメッシュ部と同じ寸法の円を切り取り、外側の部分をリムに貼り付けてメッシュ部を塗装しています。
こういった塗装は案外多くメッシュ部がゴールドの場合やレーシングカーなどにも多く見られるので覚えておいて損はありません。


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4本のタイヤが完成しました。センターキャップはBBSらしく黒で塗装しておけば良いでしょう。
私の記憶ではBBSのロゴデカールが付いていた気がするのですが、、、、、、、何処に行ったのやら~。


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シャーシにタイヤを取りけますが仮組した所、シャフトがやや短くフェンダー内側に入り気味で見た目が良くありません。
又ポリキャップにシャフトが入りますが差し込み具合が浅く不安定です。
付属のシャフトの直径は2mmなので新たに2mmの真鍮線で少し長くします。

下の写真の上が付属品、下が新規のシャフトになります。長さで言うと約4mm程度長くしています。
このシャフトの長さは任意ですので、フェンダーギリギリにしたければもう少し長くすれば良いだけです。仮組して合わせながら決めても良いと思います。


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後輪にシャフトを通してみました。ポリキャップが途中で止まっているのが見えますが、これは下からシャフトの支えが出ているのでそれに当たるようにポリキャップ差し込みます。
これでシャフトが左右にガタつくことは無くなります。この作業はとても重要でこの作業が無いとタイヤが左右にズレてタイヤに位置が同じ場所で止まらなくなります。必ず行いましょう。
又、今回は標準のタイヤを使用していない分ポリキャップの余りがあったので使用しましたが、無い方はビニール製の細いマスキングテープを幾重にも巻き付けてストッパーとしても良いと思います。


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タイヤをハメて完成です。これでシッカリした位置にホイールが固定されシャフトを長くした分ホイールもシッカリ止まりました。
写真は後輪ですが前輪も全く同じ方法で大丈夫です。前輪がステアしない分簡単な作業でホイール交換が出来ました。


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室内をシャーシに取り付けて下側の完成です。


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ボディをハメてほぼ完成です。


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ナンバープレートとなど小物を取り付けて完成です。
今回はナンバーのプレートのみとしてナンバーデカールは貼りませんでした。
というのも一応貼ってはみたのですが実車のナンバーとはイメージが全く違ったので枠のみにしました。


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ナンバーが無いとやはりイマイチでしょうかね~。いつもならプラ板等で薄く仕上げたりするのですが何となくよくあるナンバーの飾り用のプレートとして再現したかったのですが、、、、、。


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如何でしたでしょうか? ナンバープレートでチョットしくじりましたが車体としてはマズマズの出来になったようです。
完成して心底思ったのがこの時代の車は恰好が良かったな~なんて思いました。
最近の車は巨大なラジエターグリルと鋭いヘッドライトが威圧感を生みだし、特徴があると思いきや殆どの車が似たデザインになってしまいました。
今ではエンブレムを見ないとメーカーすら判別が出来ない車が多くなってしまった事で昔ほど車に興味が持てなくなってしまいました。

車はドンドン進化し、運転すら必要のない車が出てくると車の魅力って何なのか考えさせられます。
自分でハンドルを握りアクセルを踏みワインディングなどを駆け抜ける喜びはもう過去の物なのでしょうか?
V8エンジンの轟きや水平対向エンジンの地響き音、直列エンジンの吹きあがりはもう必要ないのかもしれませんね。
以前、エコカーを運転する機会がありましたが無音で走り出す車に私自身は戸惑いを感じました。
勿論、地球にはエコが大切なのは当然ですし排気ガスの有毒性も理解していますが、、、。

車に対する気持ちは各々の考え方なのでどれが正しいってのはありませんがカーモデルファンにとってはチョット微妙な身持ちになる方が多いのではないでしょうか?


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ここで私が乗っていたセドリックを御紹介します。本邦初公開です~。
当時私は27歳でした。どうしても3000ccの車に乗りたかったもののブロアムVIPはとても手が届かなかったので、下のグレードでしたがかなり無理して買った車なのでとても大切にしていました。勿論新車で購入したんですよ~。
当時流行ったフェンダーのクロームカバーも付けましたが、結局直ぐ飽きてしまい1か月程度で外してしまったと覚えています。
約2年程この車に乗った後、下取りしてもらい新型になったY32セドリックグランツーリスモアルティマに乗り換えました。


さて今回でグランツーリスモSVは終了ですが色々な課題もありました。メーカーによるディフォルメの方法で実車と違った雰囲気を自分なりに改修しましたが、基本的にはこのメーカーのディフォルメ自体が商品の味っていうのかも知れません。
改修などせず、アオシマ製とフジミ製を作り比べてモデラー談義なんのも非常に楽しいでしょうし、メーカーの考え方を知るのも楽しいのではないでしょうか?


偉そうなことを書きましたが、そういう私も今後の課題として取り組みたいと思っています。
もし皆さんに面白いアイデアがありましたら遠慮せず御意見下さい。是非お待ち申し上げます。

では次回まで御機嫌よう~。ただいまRMモデルの作例を製作中ですので終了次第次作のブログモデルの製作に入りたいと思います。

いつものように御意見などどんな事でもコメント下さい。

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プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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