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[atelier souvenir vol.01]1/24 ST165 セリカGT-FOUR '91 モンテカルロラリー 第五回

Category: atelier souvenir  

この頃更新が遅れ気味で申し訳無いです。
かなり業務が立て込んでいるのもありますが、弊社の20周年という事もあり新規事業に取り組んでいます!
しかし何歳になっても新しい事に挑戦するのは楽しいことですね〜。
元々20年前に現在の会社を設立した時も同じでしたが、ときめきイッパイって感じで楽しかったのですが今回も何だかワクワクしています。
起業は難しいと思っている方も多いと思いますが、そんなことは無いんです。
私も学歴無し、お金無し、人脈無しって具合で夢ばかり追いかけて、、挫折!てな具合を繰り返して来ました。
そんな私が20年もの間、商売が出来たのは信念だけでしょうね〜。元々才能があるとも思えませんし、、、、
やはりツキがあったとしか思えません。奥が深いですね〜商いは。


CIMG9936.jpg


さて、そろそろ参りましょう! 今回は研ぎ出しの作業です。
前回はウレタンコートが終了してボディがピカピカの状態になっています。このままでもとは思いますがやはり美しさを追求しましょう!


1回目のウレタンコートの終了時に1000番のペーパーでデカールの段差消しを行い、2回目のウレタンコートで表面が平滑になっていることが理想です。
まだ多少段差があればこの段階で処理すれば問題はありません。


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ウレタンクリヤーを再度塗装しているので表面が光沢を放ち綺麗に見えますが、写真を見ると実は小さなゴミなどが付着しています。
又、光沢を放っていても表面の塗膜が平滑になりきっていません。ここで本研ぎを行って完全な研ぎ出しを行います。


CIMG9765.jpg


2000番で十分ですので丁寧にペーパーをかけます。角は注意してかけすぎないようにします。
面倒な方はゴミがのっている部分のみペーパーをかけて磨くのも方法です。


DSCN2518.jpg


いよいよ磨きです! 磨きの基本は荒いコンパウンドと仕上げ用を上手に使う事です。
まずは荒めのコンパウンドで磨きますが、コンパウンドは十分な量を使用して角は軽くかけて磨いていきます。
ケチって少量のコンパウンドで磨くと中々磨けない上に、磨き布自体がボディに傷を付ける事になりかねません。
荒めのコンパウンドでもかなり表面が光ります。
出来るだけ荒めで十分な磨きを施しておきましょう。
仕上げ磨きが格段に楽になります。

仕上げも同じでコンパウンドは十分な量を使用して仕上げます。


DSCN2519.jpg


ここで一つ! 通常は手でシコシコ磨くのですがリューターを使用する手もあります。
私が使用しているのは、スジボリ堂さんのリューターと磨き用のバフを利用しています。
手で磨くのとは違い疲れませんが、微妙な力加減が難しいので角などの磨きは特に注意が必要です。
コンパウンドも専用が出ていますが自分の好きなコンパウンドでも使用できます。


DSCN2528.jpg


リューターの利点は広い面積を均一に磨きやすい所です。バスやトラックの様な広範囲をウレタン吹きする必要があるキットでは、強力な味方になってくれます。

ただ注意が必要なのはリューターの選び方です。
私は通常プロクソン製のリューターを使用していますが、最低の回転が8000もあるので研ぎ出し使用は回転が早すぎてボディを摩擦熱で溶かしてしまったり逆に荒れてしまうため、回転数の高いリューターは使用できません。
スジボリ堂さんのリューターは0から回るのでその心配はありません。低い回転数で磨くことが出来るのでお勧めです。
他のメーカーがお好きな方は回転数だけ注意すれば大丈夫です。
ちなみに私は荒砥のみ使用で仕上げは原始的に手で仕上げています。
何故かって? 光沢に対する拘りって事でしょうか?(余り意味がありませんね)
そうではなくて、微妙なカーブや角も綺麗に磨き上げる為です。
リューターを使用して全て出来る方はこの方法で、自信の無い方は私と同じ方法でって事でしょうか?(私は余り自信がありません)

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研ぎ出し終了後は窓枠やドアモールなど黒く光っている場所を半艶、又は艶消しにします。
以前にもお話していますが基本的にウレタンの上にラッカー塗料は食いつきませんし、ベッタリ塗装すると場合によっては
ウレタンの表面を壊してシワが出来る事もあります。
そこで今回の塗装方法を使用します。


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塗装をすると言うより艶を落とすと言った方が適切でしょう。半艶にしたい部分をマスキングして半光沢のクリヤーを塗装します。
ここで注意が必要なのは、塗装するというよりまぶすとでも言いましょうか? 表面にうっすら乗れば十分です。
この方法だと塗装した上にマスキングを施してもクリヤーが剥がれる事はありません。

今回のウレタンコートの方法はライトポッドやドアミラーなども同じ要領で行います。

私は今までデカールの多いレーシングカーなどは殆どこの方法で研ぎ出しをしています。
又、乗用車の場合はウレタンの2度吹きをしないだけで基本的には同じ要領で仕上げていますが、スケールの大きいキット1/12などはクリヤーに深みを出すために2度吹きする場合もあります。


DSCN2525.jpg



IMG_7740.jpg


これでボディが終了したわけですが、塗装技術は奥の深い物で私も未だに試行錯誤をしています。
少しでも実車に近い表現を追求したいので終わりがありませんね〜。(精進!精進!)

ボディ編は終了しましたが、今後シャーシーやインテリアなど完成までご紹介をすべきか迷っています。
というのも、少しの方でも見て頂ければと思い始めたハウツーですが思っていた以上の沢山の方に見て頂いているので更にモデラーの方々のお手伝いになるのは何をすれば良いか? って考えています。
最も苦戦するボディのみを色々な車種で御紹介すべきなのではとも考えています。
 

読者の方で製作記事を見たい車種がある場合は是非ご意見下さい。
トラックでもバイクでも船でも何でも少しでもモデラーの方の手助け出来ればと願っています。
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 2015_07_14

Comments

 

楽しみにしていた5回め。ちょうど今日研ぎ出しが1台あるので参考にさせていただきます!やはり臨機応変と自分好みが大事なのですね!
新規事業楽しみですね。わたしの事業はまだ6年ですが最初の2年軌道に乗らず試行錯誤の毎日でした。あるとき「おや、ちょっと調子が出てきたかな」と思ってからなんとなくドラマもなく続いています。
長江さんの益々のご活躍期待しています!!
てげてげ  URL   2015-07-15 09:48  

こんんちは!てげてげさん 

いつもコメント頂いて本当にありがとうございます。今回でボディ編が終りましたが理解出来ましたでしょうか?
今後の展開を考えていますが、てげてげさんはどんな製作内容が見たいですか?
是非参考にお教えください。
事業を起こしても軌道に乗せるのは確かに大変ですね、私も今の事業を起業して1年は軌道に乗らず
苦戦しました、ドラマがあるからチャレンジ出来るのですね。
リスクと傷みを伴わない事は挑戦とは言えませんしね、新規事業頑張ります!
長江  URL   2015-07-16 08:45  

管理人のみ閲覧できます 

このコメントは管理人のみ閲覧できます
    2015-07-17 14:36  

 

昨日、ブログにコメント致しましたが
手違いで「管理者にだけ表示を許可する」にしてしまいまして申し訳ありません。
ヤッサン  URL   2015-07-18 14:38  

初めまして、ヤッサン様 

コメント有が追うございます!大丈夫です、無事にコメントは拝見いたしました。
貴殿のブログも拝見しました。模型楽しんでますね~!何だかとても楽しくなってきます。
上手、下手は関係なく楽しく模型製作が出来る事が大切ですよね。
もし製作で質問があった際は遠慮なくご質問ください。
コメント頂けるとすごく嬉しいですし仲間が増えていく気がして嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
長江  URL   2015-07-18 22:07  

すげー!! 

お久しぶりです!
以前(大分経ちましたが)コメントさせて頂いたものです。
タイトルの方失礼承知ですげー!!にさせて頂きました!
作品を見た瞬間頭に過ぎった最初の単語です笑。
実は海外で生活していまして中々見にこれるチャンスがなく、今日色んな手を尽くして更新一気に見させて頂きました!
やはり素晴らしい! もうすげー!!です。 しっかりと参考にさせていただいてます!
丁寧に作るのが一番の王道ですね!
ちなみに模型ライフは着々と人生の中に浸透していってます笑。
そろそろパイピングなんかにも手を出そうかと思っているんですが大体どれくらいの太さをそろえればらしくなるでしょうか?ちなみに1/24のカーモデルと 1/12のバイク あと1/6ハーレーファットボーイ(奮発しましたよ泣)がメインです。
ってまた質問になってしまって申し訳ないです。

たっちゃん  URL   2015-07-20 01:40  

 

長江さんこのブログも気候も暑いですね!

私が期待しているのも前の方と同じパイピングです。それと長江さんは重量感とよくおっしゃいますがわたしはそれを車全体の色合いと車輪の座り(地面との接し方)と勝手に理解していますが実際の所どうなのでしょうか?

お手すきの時にご教授ください!
てげてげ  URL   2015-07-20 09:23  

たっちゃんさん、てげてげさん、こんにちは! 

たっちゃんさん、てげてげさん、本当にコメントありがとうございます、御一緒のご返答になってしまい申し訳ありません、御許しを。
コメントが多いとやりがいも感じますし、皆さんがどんな所で困っているか解るので有り難いです。
パイピングですね~、正直な所パイピング用のコードの太さはその場合わせで行っているのが現実です。
でも基本的には1/24の場合は0.3~0.5ぐらいの範囲でパイピングしていますし、1/12のバイクは同じスケールの車と同じで大体0.6~0.8ぐらいでしょうか。又 1/6のバイクはその上の太さになります。
出も現実的には0.6のコードを1/24のラリーカーの車内に使用したりもしていますのでこれでなければっていうのはありません。
私自身ハーレーのオーナーでもありますので、アクセルワイヤーの太さなども実車を見ながら考えましたが、あくまでもらしく製作するので決まりが無いんです。
簡単に言うとバイクでもインジェクションのバイクとキャブ仕様のバイクでも太さが全然違うんですね。
先月のモデルカーズのマクラーレンは実車を見ながらパイピングしていますが、実はこれも雰囲気重視のパイピングなんです。
ただ何時でも出来る様に商品が入手可能な時期にコネクターやらコードなどを買いだめは何時もしています。
ともかく、近いうちにレーシングバイクの製作でも行ってパイピングを御紹介します、適度なディティールアップで完成度が上がることは間違いないです!
ではこれからも宜しくお願いします。
長江  URL   2015-07-21 08:51  

てげてげさんへ追伸 

てげてげさんのご質問を書き忘れました。申し訳ありません。
てげてげさんの言う通りでタイヤのセッティングは非常に大切で重量感の演出には欠かせません、私も作例でなどでも気を使っている部分ですし、モデルカーズでも同じスタンスで作例を評価されます。
私が最も大切にして拘っているのは塗装した表面の深みなんです、当然どなたも車体色を塗装した後クリヤーを塗装していますが、問題はクリヤーの厚みなんです。
メタリック色の車の塗装はかなり下の方に粒子が見えます、クリヤの深みが元のボディカラーを美しくしているのだと考えているからなんです。
勿論、実車と同じ厚みなんて模型には出来ません、クリヤーが厚すぎると玩具っぽくなりますし、薄いと研ぎ出しの事故の確率が上がります、非常に難しいのですがその中間の厚みを狙っているわけです。
ハウツーの中でクリヤーの前に窓などの黒い部分を塗装しているのもそれが理由なんです。
クリヤーがかかった上から黒部分を塗装するとクリヤの厚みと筋彫りの中に入り込んだクリヤ層がスッキリ感を無くしているので怠く見えたりします、これを回避する為に先にスッキリしているモールを塗装して半艶などのクリヤーで艶を落としているんです。
こうするとボディのクリヤーをやや厚くしても窓枠などに影響せず美しい表面が得られるって事なんです。
この差は非常に微妙なんですが、雑誌で自分の作例を見る度にカメラのライティングなどでどう見えるか追及していくうちにこの方法になったんです。
他にも方法があるとは思いますし、他のプロの方々も上手に塗装しているので見え方を気にして観察してみて下さい。
塗装色によっても変わってきますので一言では表現しきれません、今後はその辺も含めてハウツーに生かしたいと思います。
てげてげさんなりの拘り塗装をこれからも是非探ってみて下さい、楽しくなってきますよ。
チャレンジあるのみですから。


長江  URL   2015-07-21 09:33  

問題解決! 

お忙しい中お返事頂きありがとうございます!

パイピング用に調べておいた商品がたくさんあるんですが全部揃えようとするとそれなりに高いのでとりあえず0.3から1mm前後で揃えてみます!
たっちゃん  URL   2015-07-21 13:11  

 

長江様 いつも丁寧なご返答ありがとうございます。

なるほど!ボディの面作りだけではなく窓枠など全体のスケール感が大事なのですね。そして写真にした時のスケール感重量感は確かに違います。

わたしは制作台で撮影してしまっていたのですがなんとかクロマキーで撮ってかっこいい写真を作りたいと思います。

次回更新楽しみにしていますね!!
てげてげ  URL   2015-07-25 04:51  

はじめまして! 

はじめまして、30代でプラモを作り始めたものです。車の作り方を見て感動してしまいコメントさせて頂きました。自分はレガシィワゴンに、乗っていまして折角なのでプラモを作り記念にしようと思っているのですが、パーティングラインというのがイマイチわからないのですが、どういった場所に出ているのか教えていただけませんか?
30代でプラモ始めました。  URL   2015-07-25 10:08  

30代でプラモ始めました。 さんへ 

コメントありがとうございます!
パーティングラインですね、確かに解りにくいかもしれませんね。
パーティングラインとは金型で射出成型時に出来る金型の合わせ目の事なんですが、昔と違い今のプラモの金型はかなり進化していてスライド金型や分割の多い特殊な金型が出来る様になったおかげでどのメーカーでも随分パーティングラインも綺麗に処理されるようになりました。
金型の進化のおかげで目立ちにくい場所にパーティングラインが入るようになったのですが、基本的に実車には無い筋や線とでも言いましょうか?そういうラインの事なんです。
昔は何でこんな所ににあるの?なんて物が多かったのですが、現在はボンネットやトランクのなどの筋彫りや屋根に良く見かける黒いモール、窓枠の上部などにパーティングライを入れる様にしているので見た目には目立たず、綺麗に見えますが必ずあります。
調べるには爪の先でボンネットなどの筋部分を向って横に引っ掻いてみて下さい。何となく盛り上がりというか変な突起があるのが確認できると思います、ボンネットの場合は筋彫りのフェンダー側に沿ってやや出っ張りがあるのが解ります、これがパーティングラインです。トランク部分も同様です。中にボンネット側にあるものもありますので注意してください。
他にもフェンダーアーチに裏側にもありますし、メーカーによってはバンパーが一体成型の場合は必ず両端付近に縦筋が入っています。
レガシィワゴンにお乗りだそうでひょっとして製作中のキットもレガシィワゴンでしょうか?そうであれば先ほどの説明した場所に概ね入っているはずです。
現在ご紹介しているセリカの第1回でパーティングラインが入っている場所にマジックで印を入れている写真が出ています、恐らく同じ様な場所にありますのでご参考にご覧ください。
もう一つはスケールモデルに大切なのは実車を良く観察する事です、作りたい車の資料を集めて睨めっこしてから製作にかかるのが理想的です、もちろん私も毎回そうしています。
お乗りになっている車をよく観察してみて下さい、実車には無いラインがキットに存在する事が確認出来ると思います。製作台数が増えてくると更に簡単に解るようになります。
お解り頂けましたか?まだ不十分であれば是非ご質問ください、出来る限り解るまでご説明いたします。チョット難しいかもしれませんがこれに懲りずにどんどんキットを製作してください。
これからもより良いハウツーを行いたいと思いますので是非何時でもお気軽にコメント下さい。
長江  URL   2015-07-26 09:12  

御返答ありがとうございます。 

あれからしばらく経ってしまってからの返信で申し訳ございません昨日まで出張でした。今日の朝やっとパーティングラインがこれかなっ?みたいなノリですがわかり印をつけました。夜にでも、削っていきたいです。やはり実車の様にきれいにしてやりたいのでじっくり進めます!教えて頂きまして誠にありがとうございました。
30代でプラモ始めました。  URL   2015-07-29 15:27  

素晴らしい技術! 

長江社長はじめまして、リフトマンと申します。
プラモつくろうを見てから社長様のファンになりました!
自分はカーモデル専門なのですが一応ラッカー、ウレタン問わず塗装して下手くそなりに研ぎ出し、コンパウンドがけまでやってます。
基本的に黒い車が好きなのですがお察しの通り黒の鏡面はいつも傷が残り番手をもどしたり試行錯誤しております^_^;
もしよろしければソリッドブラックな車の磨きの講義などしていただけたら嬉しいです!
リフトマン  URL   2015-07-29 23:49  

リフトマンさんこんにちは! 

コメントありがとうございます!ご返答が遅くなり申し訳ありません!
一応経営者らしき事をしているので月末は給料日など締日などで時間が取れずご返答出来ませんでした。お許しください。
研ぎ出しに精を出されているのですね、私も研ぎ出しは最も研究してきた課題です。
特にブラックカラーの研ぎ出しはプラモを作ろうでもさせて頂きましたが本当に鏡面に仕上げるのは難しいと思います。
黒い車は表面の傷が光沢を得る事によって更に浮き彫りになりやすいんですよね、
実はこの傷を完全に取る方法は最初のペーパーがけで2000番以外を使用しない事、もしくは今回のセリカの様にクリヤー後、下地を作る多ために丁寧に傷やゆず肌を処理してから、2度目のクリヤーをかけて表面をそれなりの光沢にして研ぎだす方法、又、サフ、塗装、共2000番のペーパーで綺麗な表面を作って最後のクリヤーがけを行うなどの方法があります。
いずれにしてもコンパウンドで磨く時に出来るだけ無用な傷を作らない方法です。
もう一つ大切な事は使用しているコンパウンドの種類と磨き布です。
私は基本的に荒いコンパウンドは使用していません、出来るだけクリヤーの状態を美しく作る様にしていますので、磨きは仕上げ用と細目のみ使用しています、
黒い車の場合は傷が目立ちやすいのである程度細目で磨いた後、仕上げのコンパウンドで徹底的に磨き倒すって感じでしょうか。
布についても出来るだけ柔らかく、布の繊維が細かい物が理想的ですが、ここで大切なのはコンパウンドの使用量にもあります、コンパウンドが少ないと布自体が傷を付ける原因のなりますし、磨き中にコンパウンドが乾燥してきて布自体のみで磨きている状態も同じです。
私はコンパウンドは乾かないように足しながら最初は強く、徐々に力を弱めて優しく磨き仕上げています。
更に磨く方向も縦、横に磨き最後は円を描くように磨きます。

いずれにしても磨きすぎて地が出ないようにクリヤー塗装に力を入れて良い状態に仕上げるのが大切です、黒でも白でも深みのある光沢を目指すことが上手になる事ではないかなと思っています。
クラウンなどは黒が決まるとカッコが良い車に仕上がりますよね、
不十分な説明かもしれませんが参考にして頂ければ幸いです、このブログでも黒い車を製作してみたいと思います、その時は是非ご覧頂いて更なる向上のお力になれればと思います。
まだ説明が足りない様でしたらコメント下さい、出来るだけお応えするようにします。
それでは楽しい模型製作をエンジョイしてください。


長江  URL   2015-08-01 09:07  

回答ありがとうございます! 

長江社長様
月末の業務多忙のところ詳しく回答していただいてありがとうございます!
代表となると製作のみならず他の仕事と大変ですよね?

やはりクリアー塗装以降のペーパー目は2000番を使用するのが良いのですね!
自分はペーパー掛けの際についつい強く押し当ててしまう癖があるのですがこれが良くないのでしょうか?

コンパウンドも使う量、磨く布、磨く方法とやはりやり方があるのですね、正直布はあまり拘ってなかったので柔らかいものに変えてみたいと思います^_^;

長江社長に図々しくまたご教授いただきたいのですがやはりペーパー掛けもコンパウンドも強く押し当ててやるのはやはり傷を残す原因なのでしょうか?
サーフェーサー、ボディカラー、クリアーと塗装していく中で各々乾燥時間はどれくらいとったら良いでしょうか?
長江社長のお時間の許すときによろしくお願いします!
また温かいお言葉大変ありがとうございます^_^楽しく模型ライフをエンジョイしていきたいと思います!
リフトマン  URL   2015-08-01 21:39  

リフトマンさんへ 

御理解頂き大変恐縮いたします。

さて研ぎ出しのペーパーの事ですが2000番が最も良いと思います、1500番でペーパーがけをしてから2000番で更に磨くのも良いのですが余計な傷を付けたくない場合はやはり2000番のみでペーパーがけをすることをお勧め致します。
ここでもう一つ注意点です、殆どの方がタミヤ製のペーパーを使用していると思いますがタミヤ製などは水研ぎが出来る仕様になっています、いわゆる耐水ペーパーです。
水を付けて磨くことによって目詰まりを防ぎ抵抗を減らして磨き上げる事が出来ますがこれが初心者には曲者で水を使わないペーパがけに比べて長く磨ける分磨き過ぎてしまいます。
失敗をしない為にも指先がペーパーの研ぎ具合を完全に覚えるまでは水を使わずペーパーがけをするようにしてください。

ペーパーとコンパウンドの力の入れ方ですが強く押し当てるのは傷の原因になります。
ペーパーがけの力のかけ方ですが私自身は余り力を入れないように丁寧にかけています、ゴミは当然取らなければなりませんが、基本はゆず肌を平滑にすることが目的なのでボディ表面のゆず肌が無くなった時点でペーパーがけは終了になります。
力を入れてペーパーがけをしていると下地が出る微妙な感覚が解らなくなるので力を入れずに丁寧にかける事が大切です。
又、下地のペーパーがけが綺麗だとコンパウンドで磨く際も余り強く押し当てて力を入れる必要も無くなります、最初はある程度の力で磨き上げますが最終的には余り力を入れずに優しく丁寧に磨きます、簡単な説明ですが案外これが難しいんですけどね~。
研ぎ出し技術はこなした数に比例してくると私は考えています、失敗しても懲りずに挑戦して下さい。
ちなみに私は今でもたまにコンパウンド磨きでも下地が出てしまう事があるくらいです、失敗を恐れず頑張ってください。

塗装の乾燥時間の事ですがウレタンも使用しているという事なのでエアブラシでの塗装でしょうからサフやボディ塗装はラッカー塗料であればさほど時間は必要ありません、サフが缶スプレーの場合は今の時期でしたらせいぜい1時間程度で十分です、厚く塗装した場合はもっと長い時間が必要ですが通常1回~2回でのサフがけでしたら先ほどの時間が目安でしょう。
サフもエアブラシであれば30分程度で十分ですが肝心なのは表面が柔らかくなく爪で押しても跡が出来なければ良い訳です。
又、ボディカラーの場合は光沢と艶消しの乾燥時間は全く違います。
光沢は艶消しに比べ2倍以上の乾燥時間が必要です、これはカラーが黒でも白でも同じです。
勿論塗装の厚みが時間を決めますが通常であればボディ塗装終了後最低1日は乾燥時間を取った方が無難です。
最後のクリヤーはもっと必要になります、仕上げのクリヤーはボディ塗装の塗膜に比べかなり厚くなるのが普通です、一般車の場合はラッカー系であれば最低2週間から3週間程度、季節によって1か月以上かかる場合もありますし、レーシングカーなどデカールが多い場合は1か月半程度かかる場合もあります。いずれも表面が完全硬化しても中は半熟になっていると綺麗に研ぎ出ししても数か月で表面のクリヤーにヒケが出てきて台無しなんて事にもなります。
もしラッカー系がお好きで早く研ぎ出ししたい場合は乾燥器を利用するのがベストです、模型に適した乾燥機も販売されています。
最後はウレタンクリヤーですが通常72時間程度の表記になっていますが今時期は24時間でも十分研ぎ出しが出来ます、私はやや硬化剤を多めに入れるので私は夏場は1日半程度、冬は2日程度で研ぎ出ししています。

模型は拘りが全てだと思います、拘りが作品と満足の向上につなっがているのでは無いでしょうか?
リフトマンさんの拘りは必ず良い作品につながっていくと思います。
まだ解決しない場合は遠慮なくご質問ください、少しでも模型を愛する方々のお力になれればと思います。
それでは模型を楽しんで下さい。



長江  URL   2015-08-02 08:58  

暑い中御苦労様です^ ^ 

長江社長
またまたご多忙の中乾燥時間について詳しく解説していただいて本当にありがとうございました!


基本塗料と塗装道具の使い方は長江社長様と同様に缶サフ→ボディカラーはラッカーエアブラシ→ラッカークリアーを数回→ウレタンクリアーと行っております。
各々の乾燥時間は解説していただいたように実践していきたいと思います!

研ぎ出しのペーパー掛けも長江社長様の仰る通り2000番手のみで実践していきます。
厚かましくまだ疑問なところがあるのですがサフの前のボディの下処理でパーティングラインをペーパーで消したり、ヒケている部分をパテなどで処理したりするのに自分は1000番を使用しボディ整形してその後クレオスの缶サフ1200を塗装してます。
やはり缶サフの前も1000番のペーパーを掛けた後は1200番→1500番→2000番とペーパーをあてなおした方がよいのでしょうか?
ご多忙のところ質問ばかりで申し訳ありません^_^;
長江社長のお暇な時にでも回答よろしくお願いします!
リフトマン  URL   2015-08-03 20:15  

リフトマンさんへ 

御理解頂けたようで安心いたしました。
もう一つだけ付け加えます、ボディ塗装後場合によってクリヤーは無くても大丈夫です。
車のエンブレム等デカールがある場合はデカールの上からラッカー系のクリヤーを塗装すると
デカールがシンナー成分を吸ってしまい乾燥に時間が必要になります。
あくまでデカールの密着を助ける為にデカールが貼られていない事が条件でラッカークリヤーを塗装してください。
私の場合はボディ塗装で十分な光沢が出た場合はラッカークリヤーを塗装せずデカールを張り付けてウレタンコートを行う場合が殆どです、デカールの上からクリヤーを塗装して十分な乾燥をしていない場合はデカールにしみ込んだシンナーの揮発とウレタンの硬化スピードが違うためにデカールにシワが出来てしまいます、くれぐれもお気をつけて作業してください。

尚、パーティングラインは1000番で綺麗に処理し、傷が気になる場合は1500番で傷を処理しておけば十分です、又サフ後の処理は2000番のみで十分です。

私の時間の事まで御気遣い頂き恐縮です、私の事より皆さんが楽しく模型製作をして頂く為事が重要です、皆さんの手が止まってしまわない様にお手伝いさせて頂ければと思います。
これからもどんな些細な事でもお気軽にご質問ください。
では素晴らしい完成品を願っています。

長江  URL   2015-08-04 09:11  

なるほどです! 

長江社長様
またまた詳しい解説及び私の書き込んだ工程にアドバイスいただきまして大変ありがとうございます!

デカールのコートにラッカーではなく、直接ウレタンでも可能だったのですね⁈
ラッカークリアーのコート&鏡面から入門したのでラッカークリアーでいつもビビりながらクリアーコートしてました^_^;
今製作中のものもウレタンコート待ちですので是非試してみたいな〜と思います^_^

サフ前工程のペーパー解説も大変ありがとうございます!
自分の作業環境としてデスク用に照明はありますが幾分目も悪いので焦らず、失敗は成功のもととしてこれから製作していきたいです。

長江社長様のように本業に模型製作をされていると大変だなと思う事もあるかと思いますが、私一個人にもアドバイスをいただきまして本当に感しております!
これからも長江社長を勝手に応援させていただきますのでよろしくお願いします!
リフトマン  URL   2015-08-04 19:51  

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プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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