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[atelier souvenir vol.04]1/32 押田運送 二代目角文観光 第三回

Category: atelier souvenir  

こんにちは、角文観光押田運送第3弾の始まりです。

前回は写真を多くアップし、スタッフに言われたのがその数なんと40枚だったんですね〜。
ブログに普通は使用する枚数ではないですよね。
でもあれでも少ないと思っているのは私だけでしょうか?
3分クッキングの様な状態にしないようにすると多くなってしまいます。
出来れば更に10枚は追加したかったぐらいなんです。

今回は荷台の製作ですが又写真が多くなりそうで、、、、。
いずれにしても適切な解説になるように努めさせていただきますので宜しくお願い致します。

今回のキットの荷台はサイドドアが2枚あるスタイルなので作業工程も多くなります。
塗装や組み立ての順番が大切だと思いますので、シッカリ取り組んで参ります。
又、塗装も案外手間のかかる部分が多く、デカールも多いので内容は濃くなりそうですが
荷台はトラック模型の見せ場でもありますから頑張って参りましょう!

組み立てをする前に今回の大切な注意点を一つ挙げたいと思います。
荷台の扉を全て閉じて接着し組み立てる場合はゲート処理や下地処理をした後、メッキパーツ以外は殆ど組み立ててしまい外装塗装のみで良いのですが、今回は荷台内部の再現も行うのでパネルごとの塗装が必要です。
工程が多い分理解するのは大変だと思いますが宜しくお願い致します。

最初は荷台床です。
この床板の裏面、シャーシー側になりますが押しピン跡が非常に多く、荷台裏側のハリを組み立てる際に邪魔になりかねません。
治具などを使用して出来るだけペーパーで平滑に仕上げておくことが大切です。


CIMG1354.jpg


荷台は冷凍車です。冷凍車の床はスノコ状になっているのが普通です。
ここで驚いたのがこのスノコ状は成形ではなく凸部を接着して再現する仕様になっています。
通常であれば一発成形で済みますし荷台の中なので、扉を接着したら見る事が出来ないにも関わらずこの再現度は感心します。

まずは、スノコの凸部品を整形します。
細い部品なので丁寧扱いましょう。ゲート処理をした後、1000番のペーパーで表面を磨き平滑にします。
スノコのパーツは2種ありますが、太い方のパーツは上面の角にかなり角ばったパーティングラインあります。
カッターの刃を立ててカンナがけの要領で角を取り、綺麗なアールになるように整形します。


CIMG1355.jpg


CIMG1356.jpg


先ほどのスノコ部品が整形出来たら床に接着します。
床に溝がありその部分に接着すればよいのですが、これが紛らわしく接着しない場所もありチョットややこしいです。
説明書には全体の図があるので良く見ればわかるのですが安易に解釈すると間違えます。
くれぐれも良く見て接着してください。
(私は間違えました、、、、(´・ω・`))
接着方法は流し込み接着剤で溝に予め流しておいてからパーツを接着する方が綺麗に仕上がります。


CIMG1357.jpg


CIMG1358.jpg


接着が終えたら1000番のペーパーでパーツの間を軽く磨いて綺麗に成形します。
この時、凸パーツの継ぎ目もアルテコ瞬間パテ等で平滑に整形しておきます。


CIMG1401.jpg


荷台上面が終ったら下面です。
説明書には荷台を箱状にしてから裏面のアングルを組む様に指示していますが、塗装する関係上先に組んでおきます。
この裏側のアングルも場所によってパーツが違うので説明書とよく見て理解した上で接着しましょう。


CIMG1399.jpg


裏面と表面の完成です。
下の写真の上面はまだスノコパーツの継ぎ目が処理されていませんが、この後は綺麗になっていますので御安心を。


CIMG1402.jpg


CIMG1403.jpg


塗装は下面はシルバーの指示ですのでシルバーに塗装すれば良いのですが、荷台上面と裏面が同じシルバーってのもどうかと思いませんか?
床と裏面の雰囲気を変えて塗装します。裏面はクレオスのシルバーで塗装、表面はガイアノーツのステンレスシルバーで塗装します。
最後に缶スプレーの光沢クリヤーをサッと一吹きして保護します。

荷台側面のパネル塗装です。
荷台側面裏側の塗装ですが説明書では白を塗装後、縦のハリのモールドをシルバーで塗装とありますが、実車の荷台内部は白ではなく全てシルバーです。
ここはリアル感を出す為に実車のステンレスの少し暗めの色で塗装したいのでガイアノーツのダークステンレスで塗装します。
この色はお気に入りの色で、やや暗めの金属色で暗い色にも関わらず良く輝く渋い半メッキ調の色でかなり色々使えます。
表面は明るめのステンレスシルバーで塗装します。


CIMG1404.jpg


塗装を終えたらここで忘れてはならないのが表面の光沢です。
荷台にデカールを貼る訳ですが、荷台の表面が塗料のメタリック粒子によってやや荒れているはずです。
特にシルバーなどのメタル塗料は粒子が粗目なので表面を滑らかにしておく必要があります。
荒れた表面にはデカールが食いつかず定着しません。缶スプレーで良いので薄く光沢が出る程度のクリヤー塗装をします。


CIMG1412.jpg


塗装終了です。
お解りでしょうか? 表面と裏面の色の違っています。写真では下のダークステンレス色はかなり暗く見えますが肉眼ではそこまで暗くありません。光の加減で見え方が違ってくるので楽しくなります。
尚、表と裏面の色の違いが完成時にリアル感を与えてくれます。
自分の好みで無い方はお好きなシルバーで塗装してください。いずれにしても荷台表面と裏面では使用されている金属板の質が違っています。それが表現出来ればお好きな色で大丈夫です。


CIMG1414.jpg


扉に入りましょう。
ここで大切なワンポイントを、この手のデカール貼りは正直な所非常に手間がかかり大変だと思います。
デカール貼りを楽にする為にも出来るだけ組み立てやパーツ構成を考えて作業をしましょう。

ここで問題ですドアパネル表面は実車でもメッキ調のステンレスです。パーツのドアもメッキで良いのですが裏面を見て驚き!
恐ろしく目立つ押しピン跡があるではありませんか?
ドアを開閉するようにするのであればドア裏面も荷台裏面と同じ色でなければなりません。こんなに大きな押しピン跡は許せん! と、残念ですがパーツのメッキに「さようなら」を伝えて漂白剤に御入浴して頂きましょう。

メッキを剥がしたら丁寧に隣接するモールドを潰さないように消します。
このサイドドアは枠に2枚のドアが入るのですが多少きつめです。このままではデカールの保護の為のクリヤーを塗装するとドア枠に収まらなくなるので少し上下を詰めて小さくし、軽くドアが収まり塗装の厚みを考慮して調整しておきます。
その後サフ塗装を行い表面のゴム枠をグレーで塗装しておきます。


CIMG1415.jpg


CIMG1416.jpg


今回も登場! 得意のミラーフィニッシュを表面に貼り込みます。
ミラーフィニッシュの貼り方ですが、ドア上面から空気を抜くように指の腹で押して張り込み、
ドアロックのモールドの所で形に合わせて良く切れるカッターで切り込みを入れます。
少しずつ引っ張りながらドアロックのモールドを過ぎたら最初と同じ方法で貼り込みます。
最後にドア枠のゴムの部分を切り取り、各パーツの接着場所の部分もカッターで切り取って完了です。
正直、手間はかかりますが雰囲気は良いですよね。

勿論、こんな手間をかけなくてもドアの裏側の押しピン跡が気にならなければディティール塗装を施して組み立てても大丈夫です。こういった作業は拘りのある方向けです。


CIMG1441.jpg


CIMG1442.jpg


CIMG1447.jpg


さて一番大変なデカール貼りです!
この手のデカール貼りは初心者には大変だと思いますが、このキットのデカールが貼れれば怖いものなし!
と言っても過言では無い程スキルが上がる要素を含んでいます。綺麗に貼れるように頑張って貼り込みましょう。
又、貼る順番を間違えないように丁寧に貼り込むことが重要です。

最初はサイドドアが無い方からデカールを貼ります。
表面に凸状の波模様がモールドされています。これが非常に厄介でこの波に馴染ませて貼り込まなければ見た目が台無しに
なります。デカールフィッターを使用して貼り込みます。
最初は側面の赤いラインから貼ると他のデカールの位置決めがしやすいので赤の帯から貼りましょう。
実車と説明書をよく見て位置を決める事が大切です。

注意点ですが、このキットの荷台は基本的には実車と同じダブルドアの冷凍車なのですが各部の詳細は微妙に違っています。
例を挙げるとダブルドア側の鯛の絵の左側のひれ部分の位置は実車とは違います。これは元々ドアの位置が違う為です、
サイドドアのヒンジもキットは6個ですが実車は5個ですので当然,ながらヒンジの付いている場所が違うので絵の雰囲気も違います。
他にも多少難はありますが専用金型とはいかないでしょうから仕方がありません。
勿論実車を参考にしますが実車とは違う事を認識しないと思いがけない失敗に繋がりかねません。
余り実車に拘らず全体的に実車をイメージ出来る様に貼り込むことが大切です。

ここでワンポイントアドバイスです。
過去も何度も御紹介して参りました筆によるデカール貼りが力を発揮してくれます。
この筆はデカール専用の筆で塗装には一切使用しません。腰が強く、毛足の短いこの筆がこういう場面のデカール貼りでは最強ともいえる能力を発揮してくれます。
波状や段差など、どのような形状にも綺麗にフィットしデカールの水を効率よく掃き出してくれます。又、筆なのでデカールに優しく摩擦も少ないので 引っ張って破れる事も殆どありません。ドイツ戦車のツェメリットコーティングの上にデカールを貼る時も非常に簡単に貼る事が出来ます。

綿棒を使う方法もありますが、筆なら綿棒の糸くずやゴミがデカール糊で表面に張り付く事もありません。
コストパフォーマンスも優秀で最高の一本が入手できれば何十年と使用できます。
過去の電撃ホビーやRMモデル、モデルカーズ、プラモを作ろうなどの作例は全てこの方法で製作しています。

是非未だ未体験の方は一度体験して下さい。デカール貼りが格段に楽になります。
ちなみに私が使用しているメインの2本です。かれこれ十数年付き合っている相棒の様なものです。
この2本でどんなデカールでも貼ってしまいます。


CIMG1490.jpg


CIMG1491.jpg


ではデカール貼りと参りましょう!
この波状が最も大変ですから気合を入れて定位置を決めます。
位置が決まったらデカールフィッターをデカールの下に潜り込ませる様に流します。どうして下に潜り込ませるのかって? 当然の疑問です。通常は上からフィッターを塗れば大丈夫ですが、このデカールは非常に硬く、馴染みにくいデカールです。
又、やや厚みもある分デカールフィッターに比較的に強く、少しの使用では殆ど馴染みませんし、馴染んでもかなりの時間と労力を必要とします。その為に水の代わりになるぐらいデカールフィッターを多用するわけです。
ですが、非常に強いデカールフィッターを使用する場合は同じではありませんのでご自分の使用するフィッターにあった貼る技法が必要です。

下の写真は予め筆で一度表面を馴染ませてから2回目のフィッターを使用している写真です。2回目でもまだほとんど馴染んでいませんよね。


CIMG1486.jpg


CIMG1487.jpg


場所によっては筆を変えます。
荷台パネルに縦の筋がモールドされていますが、ここはカッターで切ってから小さい方の筆を使用して縦溝に馴染むように貼り込みます。
デカールが切れたりしないように丁寧に貼り込むことが大切です。この縦目の切り込みのおかげで横の水も更に抜けやすくなります。
どうしても馴染まない場合はドライヤーで軽くデカール面を温めて貼るのも良いでしょう。
但し、熱し過ぎるとデカール面が柔らかくなりすぎて破れたりする危険性が出てきます。くれぐれもドライヤーで熱し過ぎないように注意して下さい。又、綿棒をご使用の方は綿棒に水分が十分でない場合は柔らかくなったデカールを引っ張って破れる事がありますので注意が必要です。
必ずドライヤーで温めてデカール貼りをする場合は細心の注意を払って丁寧に行ってください。


CIMG1489.jpg


デカールが全体に馴染んできてもやはり気泡を全て抜く事は出来ません。乾燥が始り所々密着してくると抜け切れずに残った空気が残ってしまうのです。こういう場合は遠慮せず大胆にカッターで切り目を入れて再度筆で空気を押し出して全て抜きます。
切り込みを切れた所は同じ色でタッチアップをすれば解りません。
ちなみに文字の黒はガイアノーツ製のリアルブラック、鯛の絵はクレオスの赤と白で混ぜて色合いを見ながらタッチアップをすれば大丈夫です。


CIMG1505.jpg


CIMG1506.jpg


反対側の扉にデカールを貼りますが、こちらの面はバラバラのデカールを綺麗に繋げなければなりません。
先ほど製作したドアパネルを定位置にセットして裏からマスキングテープで仮止めします。
こうすれば全体が見えるので貼りやすくなります。


CIMG1448.jpg


私の手が見えているのにドアに2本手がある〜〜う!
ってオカルトではありません、スタッフが構えて写真を撮ったのが写り込んでいるだけです。

下の写真の様にドアパネルが綺麗に収まっていればデカール貼りは楽になります。
最初は角文のロゴと赤帯を貼って位置決めをします。この先に貼り込んだデカールを基本として他のデカールを貼り込みます。
尚、ダブルドアのドア枠は予めパネルに接着しています。


CIMG1449.jpg


CIMG1450.jpg


さてリヤドアの作業に入ります。
デカールはドア周りの赤いゴムも印刷されていますが、実車を見る限りやや濃い赤過ぎる様です。
見栄え重視で明るめにしますが、明るすぎないようにサーフェイサーの上から赤塗装してやや沈ませて再現します。
又、リヤ扉のロックにはサイドドア同様にデカールがありますが、実車は絵柄が無いので予めシルバーに塗装しておきます。


CIMG1512.jpg


ここで問題発生! 見て頂くと解りますが、モールドの逃げの為にデカールに穴が開いているものの、合わせるとなんと下の部分が足りません。しょうがないのでここは手書きで同じ色を調色して書き加えます。


CIMG1513.jpg


全てのデカール貼りを終えるのに丸一日以上使用しました、正直な所本当に大変でした。
以前トラック野郎の故郷特急便を製作した時も大変でしたが同じくらい時間がかかりました。(参考→NAGAEアートプロダクションギャラリー「アオシマ1/24トラック野郎一番星故郷特急便」
全部貼り終えた感想は、デカールの位置がズレていたりして詰めが甘い気がしますし実車の考証がやや甘い気がします。

ここまでの注意点はサイドドア側の角文のロゴがかかるドアのヒンジはロゴと同色です。ヒンジ部や取り付け面の立ち上がり等デカールが無い分、色差しが必要です。綺麗に貼り込んで足りな部分は出来るだけ美しく絵や文字が繋がるように書き込まないと美しい荷台にはなりません。
又、ドアには予めヒンジが取り付けてあります。これはこの部分の開閉時に多少力がかかる部分なのでクリヤー塗装の上から接着せず直に接着して強度を保つためです。

デカール乾燥後ウレタン塗装を行います。
但しこのウレタン塗装は研ぎ出しの為ではありません。表面の保護と光沢を出す為です。
やや希釈度を上げて厚吹きをせず、出来る限り薄く光沢が出る程度に留めておきます。

ウレタン塗装はラッカーに比べ完全硬化すると表面の劣化は殆どありません。ラッカーの場合は経年劣化によってデカールのひび割れが等が出来たり少しずつ剥がれる危険性もありますがウレタンクリヤーの場合は何年経っても経年劣化などせずこのままの状態を保てます。
御存じの方も居ると思いますが、電撃ホビー時代に作例として製作した初版のトラック野郎故郷特急便が現在でも製作時と同じ綺麗な状態を保っているのはウレタン塗装だからなんです。

知り合いの同車は荷台や飾りのあちこちからデカールが欠けていたりしています。
ラッカー塗装が悪いのではなく、吹き方やデカールの貼り方にも問題はあるので一言では言えませんが、ウレタンの場合は完成時の状態がいつまでも保てるのはとても嬉しい事ですよね。
まして、これほど手間のかかるキットの場合は気軽に「もう一回作ろう!」なんて思えませんしね。


CIMG1518.jpg


CIMG1520.jpg


CIMG1521.jpg


これでいよいよ荷台の組み立てになります。
ドアパネルを所定の位置に組み立てますが、ドアヒンジが荷台パネルの差し込み口に少し入れにくい様です。
パネル側の差し込み口を少し広げてから取り付けるとスムースに作業が出来ます。

ドアの締め付け用のステーは元々メッキでしたが、一度そのままの状態で仮組してみた所、私的にはメッキパーツがどうもしっくりしないですしやや玩具感があるのでメッキを剥がし塗装に変えました。
実車はステンレスの磨き出しの様に見えますが決してメッキでは無いと思います。もちろんメッキ表現が御好きな方はそのまま組み立てれば問題ありませんが、私にはどうしても納得出来なかったので全てメッキを剥がし、ステンレスシルバーで塗装して組み立てています。
メッキも良いのですが塗装に変更すると雰囲気が大きく変わります。全体のイメージで質感を考えてメッキを使用したり塗装に変更したりして雰囲気を変えるのも面白いと思います。

ただ、このステー、実車と同じ構造でドアを閉めるのですが、この細いパーツで強度的に大丈夫なんでしょうか?


CIMG1555.jpg


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CIMG1560.jpg


リアパネルのヒンジ部に箱絵が被って描かれていますが、デカールがやや小さい様で全てカバーできません。
インディブルーと白で所々色調整してタッチアップを施し違和感なく綺麗に絵を再現します。

ここで又ディティールアップをします。
荷台前面のパネルはステンレスが貼って有るようです。これは再現したい所です。
ここもミラーフィニッシュを貼り込みステンレス感を演出します。
荷台の組み立てには強度が欲しかったので裏面から瞬間接着剤を流し込み接着して組み立てています。


CIMG1561.jpg


CIMG1562.jpg


ここでマタマタ問題が!「スカGテールを作りましょ〜♪」って張り切ってたら「ん?保護棒が太くね〜位置も違うし〜」
て事でこれも手をいれます。
良く見ると抜きテーパのせいで形がおかしいんですね。おまけにゲート跡でメッキが台無し、仕方が無いので又メッキを諦めて整形を致します。治具を使ってテーパーを出来る限り平に処理します。


CIMG1566.jpg


CIMG1567.jpg


全体的に平滑で綺麗に処理出来たら勇気を出し思いきってニッパーで保護棒をカット!


CIMG1568.jpg


カットしたら保護棒の取り付け用の面を作ります。既存の保護棒のモールドを綺麗に削り取ると段差が出来ます、
これを利用して保護棒の取り付け場所にするので出来る限り綺麗に処理します。

CIMG1570.jpg


お得意!ミラーフィニッシュを貼り込みます。保護棒の取り付け場所はミラーフェニッシュを貼らずに残します。
その部分は接着面になりのでシルバーを筆でタッチアップをしておきます。


CIMG1571.jpg


0.4mmの洋白線を両側のリブの上に載るようにカットして、エポキシ接着剤で実車の位置に取り付けます。
キットの状態とは随分違う位置に保護棒があるのでこれを再現します。


CIMG1572.jpg


如何ですか? 随分変わりましたね〜。
実車は左側の様にテールライト枠の下部から保護棒が取り付けてあるんです。おまけに細くなった分スカGテールライトが見やすくなりました。


CIMG1564.jpg


最後は荷台の屋根を取り付けて完成です。
ここで屋根の接着時に荷台の側面等を汚したくありませんよね。当然危険な瞬間接着剤は使用しません。
ここはエポキシ接着剤で接着します。これであれば多少はみ出してもエナメル溶剤で綺麗に拭き取る事が出来ます。


CIMG1573.jpg


これで荷台が完成です。


CIMG1574.jpg


CIMG1575.jpg


今回はここまでです。又写真が多くなってしまいました。

如何でしたか?
今回の目玉はデカール貼りなのですが、やはり全てを御紹介するのはやや難しいですね。
出来る事であれば対面でお話ししながら御紹介したいのが本音です。
機会があれば模型教室なんてのもやってみたいですね。

トラック模型は製作する方のセンスが光る模型だと思います。
私なりの製作記事を御紹介していますがこれが正しいと言うのはありません。ご自分のセンスで仕上げていくのが面白いと思います。
もし作業中に困ったら是非私の作例記事を思い出して頂いて少しでも参考になればと思います。

今回も同じく、御理解頂けたり、そこそこ頑張ったんじゃねえの?なんて思って頂けたら是非ポチッとお願いいたします。
又、今回の製作記事や他の模型の件他どんな事でも御質問下さい、ブログやメールにて早急にお返事致します。

では次回まで御機嫌よう〜。

次回は荷台小物他を製作します。
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 2016_01_20

Comments

カーモデルのエッセンス 

トラックにはやはりカーモデルのエッセンス詰まってますね!

ただいま出張中で作業できないのですが腕がムズムズします。

デカール貼りは見習って私も筆を切って使っていましたが長江さんのは毛足が短いですね。私の筆は少し硬い毛だったようであの長さだと硬すぎるように思いました。

毛束が多くて柔らかいものをデカール様に用意しようかと思いました。

デカールはホントに難しいですね。お店で新品を買ってきても、発売が古いものなどもあって必ずしも良くはないと感じています。

この前ランチアデルタ作った時初めて27製デカールを使いましたが、綺麗ですが硬くてリアフェンダーなど苦労しました。

アクトオンのプラモ番組などを見るとソフターつけてほっておくとかしていましたが、シワになる様な気もしてイマイチ腑に落ちません。

トライアンドエラーを繰り返してみます。
てげてげ  URL   2016-01-22 14:16  

盛りだくさん! 

ながえ先生、今晩は。
第三回拝見しました。
内容が盛りだくさんで何からコメントしたらいいものか。笑。

アオシマのヘビーフレイトやトラック野郎シリーズの観音扉はホント押しピン跡が多いんですよね。私はメッキの扉は残念ながらそのままで組み立ててます。
メッキを落としてミラーフィニシュは結構勇気いるんです。
 
そして、扉の蝶番もメッキのゲート処理がほとんど出来ないし、いつも悩みます。
やはりメッキ落として塗装した方が良いのかなぁ。

箱の塗装はいいですね。この色頂きました。真似させていただきます!

デカールは大変そう。
そして、テールの改造。
これは、ただ感動です。私ならそのままでしょうね。

このキット、かなりのようですね。
でも、私も一番星4台、ヘビーフレイトも数台作成してますから自信を持って頑張ります!

さっきの話しですが、先生以前大虎丸作成されてましたがメッキの蝶番のゲート処理はどうやったんですか?
メッキはホント厄介です。
出来れば、素人でも比較的出来そうなテクニックがあれば教えて下さい。

先生の完成品が楽しみです。ワクワクします!
トラック模型好き親父  URL   2016-01-22 18:04  

てげてげさん、こんばんは! 

トラック模型の面白さを解って頂けたようで大変嬉しく思います。
そうなんです、通常のカーモデルに使うテクニックは殆ど使用します、今回はパイピングなどは行っていませんが、本気で製作するとシャーシーの下のパイピングも施してしまう時もあります。
確かに1/32とはいえやや大きいののが少々難ですが、1/24のカーモデル2台分のスペースです。
是非一度ヘビーフレイトシリーズを手掛けて頂いて重厚感が有り、迫力のある模型製作にチャレンジして頂けるととても嬉しく思います。

筆の件ですが本当に気にった筆に出会うのは試行錯誤が必要なんですね、
私も筆先が柔らかくて水の掃きだし具合がイマイチだったり、硬すぎて柔軟性が無くてダメだったりしました。一つだけ言えるのは筆先はやや短い方が使いやすい様です。
参考にしてみて下さい。
では次回も又お会いしましょう!

PS、ちなみにデカールフィッターを塗りたくってほっておく事は一度もしたことがありません、もしシワが何らかの原因で出来てしまった場合はそのまま定着してしまいます。
そんなあぶない事は出来ませんよね。私はスタッフの新人にもこの筆貼り技法を教えていますが失敗は誰もしません。初心者でも筆貼りの方が安心です。
長江  URL   2016-01-22 21:22  

トラック模型好き親父さんへ 

こんばんは!ワクワクして頂いてありがとうございます!

今回も盛りだくさんでしたが御理解頂けましたでしょうか?
確かにメッキを落として塗装するのは勇気が必要でしょうね~わかります。
でも無理にしなくても気持ちが「とりあえずやってみよう!」という気が起きてからでも遅くはありません。

ヒンジなどのメッキ処理は基本的にその時の気分で決めています、元々余りメッキ自体が好きではないので塗装に変更する場合が多いんです。
中でもトラックなどでも実車がある場合は色合いをよく見て決めています。
キャブやバンパーなどはメッキをそのまま使用したり、ミラーフェニッシュで再現したりしますが、ステンレスの磨き出し程度であれば塗装に変更する場合が殆どです。
一つ間違えるとメッキを使用したことで一気に玩具に変身してしまいます。(笑)
その為にあらゆるメタリック色を揃えてその場所によって色を変更して質感の違いを演出するように心がけています。
ちなみに成田商事などのメッキのゲートの部分はミラーフェニッシュを貼ったり、アルクラッド製のメッキ塗料などでタッチアップしています、これが一番簡単です。

ここでチョット偉そうですが、一言!塗装は塗り絵ではありません、その物の持つ質感を再現する為です、ゴムはゴムらしく、布は布らしく、金属は金属らしく、、って事です。
弊社の新人スタッフの育成の最初の指導がこの言葉なんです。
メッキに頼るよりもメッキらしく見せる事を考えるとスキルは一気に上がります。
偉そうでごめんなさい。

では又、何かあったら何時でも御連絡下さい。

長江  URL   2016-01-22 21:48  

今回も息飲む思いで! 

こんばんは~。
今回も息飲む思いで拝見させていただきました。
大きなデカールを貼っていくのって、本当に経験なんですよね…。
5年ほど前、いすゞエルガのカタログモデルにチャレンジした時も大きなデカール貼り作業があって、時折声にならない声を出してハラハラドキドキで作業をしたのを思い出しました。
しかし、今回はパネルにデコボコモールドがありますから、ソフター&筆が大活躍ですよね!
実は、いすゞガーラのこれまたカタログカラーのプラモデルが手つかずでわが家に鎮座しているのですが、手つかずの理由のひとつが「大きなデカール貼り」でもあるんですよね~。
参考にさせていただきながら、改めてチャレンジします!

ちなみに、「筆でデカール貼り」作業ですが、実際のラッピング作業もそうですよね。
わが職場の真下に名古屋市バスの車庫があるのですが、偶然にもラッピング作業を見ることが出来ました。
その時職人さんが使っていたのが、大きな刷毛だったんです。
1メートル幅にカットされたフィルムをイラストを見ながら、時には大きなドライヤーを併用しながら気泡なく貼り合わせていく作業は、まさに職人技と呼ぶにふさわしい作業でしたよ(^^)
鈍行電車  URL   2016-02-07 22:14  

鈍行電車さんへ 

お久しぶりです。業務が立て込み、更新が出来なくて申し訳ありません。
ブログ用のキットの製作はしているんですが切の良い所まで中々進まないんです。暫くしたら更新するので今暫くお待ちください。

所でデカール貼りの件ですが、大きいデカール貼りは確かに難しく、慣れない方は戸惑います。
ここで一つアドバイスです、デカールが大きい分位置決めが難しかったり、大きい分多少時間がかかり乾燥して動かなくなったします、その場合はデカールの水に中性洗剤を入れてみて下さい。
量はデカールの水の量にもよりますが、指を水に漬けてぬめりが多少あるぐらいが適当です。
貼ってみてまだ動きが悪い場合は更に数滴洗剤を足してみて下さい。
デカールを貼っている最中にある程度水を掃き出しても動いてくれるので安心です。
今回のキットでは行っていませんが、細い帯のデカールなどには最適な方法です。是非一度お試し下さい。
ちなみにこの方法RCモデルのシール張りに使用する方法です。

実車のラッピング作業を御覧になったようですが実車作業は大変勉強になります。
以前ブログ内でお話したウレタン研ぎ出しもまさに実車の塗装を見て習得しました。
模型と言えど実車の作業は参考になります。
長江  URL   2016-02-08 09:59  

いよいよ 

先生、今晩は。
ご無沙汰しております。
いよいよ角文観光作りだしますよ。
今日はガイアのステンレスシルバーとダークステンレス買って来ました。
近所では中々売ってないので県外までいってきました。
田舎は大変です。まあ、ネットで購入しても良いんですけどね!
ところで、先生の使ってるカッターの刄の角度は何度でしたか?
何かで先生が紹介されてる記憶があるんです。プラモつくろうだったと思うんですが。一度使ってみたくなったので教えて頂けますか。宜しくお願いします。
さあ、角文観光大変そうですけど頑張ります。
トラック模型好き親父  URL   2016-02-11 18:40  

トラック模型好き親父さん,おはようございます! 

ご無沙汰しております。
業務が立て込んで更新が遅れていることをお詫び致します。
ただ今、更新に向けて作業をしているので今暫くお待ちください。

角文観光製作されるんですね、楽しみです。
私のブログが良いガイドになってくれることを願っています。
製作途中解らない事があった際は御質問くださいね、いつものようにお答えいたします。
ガイアの塗料を購入したようで本気を感じますね~。

私の使用しているカッターは30度の角度です、ナガエアートプロダクションではオフィシャルで使用している物ですが、デザインナイフtの持つ先の尖った形状は細工がしやすいので同じような角度の30度刃を使用しています、又、デザインナイフは刃が一枚しか無いので欠けたら交換になりますが、カッターなら折れば良いだけす。手間やコストを考えてカッターを使用しています。
おまけに持ち手がデザインナイフの様に丸い棒状ではないので刃が回ってしまう事も無く、安定しやすいのもありがたいんです、弊社では原型師もこのカッターで全て製作しています。
文具店では扱っていない所もある様ですが、ホームセンターにはあると思います。
ちなみに貴殿の住んでいる場所が解らないのでアドバイス出来ませんが、東京では世界堂などのデザインツールを扱う店で100枚入りで1800円程度で販売されています、弊社でもこのカッター刃を使用しています。

角文観光はチョット大変ですが面白いキットです、実車の限りない雄姿の再現を目指して頑張ってください。



長江  URL   2016-02-13 08:00  

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プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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