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[atelier souvenir vol.12]1/6 GSX1100S KATANA 第二回

Category: 1/6 GSX1100S KATANA  

こんにちは皆さん! 今回も楽しく行きましょう! 第二弾です。

以前から私のバイク好きを度々お話しさせて頂いておりますが、最近その悪い病気が出そうになっております。
現在東京モーターショーが開催されておりますが、カワサキからZ900RSなんてZ1を彷彿させるバイクがデビューしました。
御存意の方も多いとは思いますが、現在カワサキのZ1は非常に高価なバイクで車より高いのではないかと思う程のバイクです。
そのZ1のイメージを残し現代のテクノロジーを集結したのがZ900RSの様です。
いかんせんカッコ良かです。カラーも火の玉カラーなんて心をくすぐるやんけ~。
以前購入したZRX1200ダエグのローンもあとわずか、、、、悪い虫が~いや~助けてくれ~って感じです。

でも、又バイクが欲しいなんぞ嫁に言った日にゃ~、嫁の口からどんなお言葉が、、、、、、恐ろしや~。
それでなくとも何だかんだと妙に時間が無いのでバイクに余り乗ってないし、、、一人では無駄に多い台数を持っているのに、、、
このタイミングで嫁に言ったら~?

「命あるかな? ひょっとすると人生が終わるかもしれない!」

そんな恐怖を抱きながらもくどいほど遠回りに時間をかけて、相手の機嫌の良い日を選びプレゼントなど送り付けて更に御機嫌を取り、何気なく「欲しいんだよね~」なんて言ったらイケるかな? なんて考えている今日この頃です。殆どビョーキですね。
でも他にも欲しいバイクがあるんだな~これが、、、、、、、、。

さて! 欲しい欲しい怖い怖いはこの辺にして製作に参りましょう!
前回はフレームのディティールアップを行い大体の形は出来ましたが最後のハンドルロックを追加していなかったので、これを追加しました。チョット見ただけでは解りませんがとりあえず形だけ作り後ほど蓋を追加します。
これで再度フレームを塗装し直します。

まだ実車とは違う部分がありますが、キットの設計上無理な部分や余り目立たない箇所は敢えて手をいれていません。
それでも十分リアルなフレームになったと思います。
最後にクリアーを塗装して光沢を出し終了です。


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ここで又発見! リアステップの取り付け部分に可動用のボルトがありません。当然なければ倒れませんのでやはりここも追加します。
チョットした事が模型のグレードを上げてくれるんですね~。実車同様に上側はボルトですが、下側はナットを再現します。


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エンジンを作って参りたいのですが、その前にメッキが問題です。
このままメッキを使用するのも良いのですが、バイクを知っている方なら首をかしげますよね~。
そうです! バイクのエンジンはこんな光っていないんですね~。
そこでエンジンの質感を考えてメッキを剥がし塗装で仕上げます。


DSCN6937_2017110318534950a.jpg


メッキパーツを漂白剤に漬けて5分程度で下の写真の状態です。
実車の写真等を参考にメッキ処理されていない部分を探して全パーツメッキ落としをしておきます。

ここでメッキ剥がしのうんちくを一つ! 日本製のキットは剥がし時間の差異はあるものの大抵この方法で剥がす事が出来ますが、海外製の一部のキットは全く剥がれない事があります。これはメッキの表面のクリアーコーティングが厚くパーツ自体の
表面に届かない為です。私の場合はクレオスのラッカー溶剤のみをエアブラシで吹きつけて表面のコーティングを溶かしてから漂白剤に漬けこみます。時間は多少かかりますが海外製キットの場合は大抵その方法で剥がす事が出来ます。

溶剤自体に漬け込む手もありますがプラスチックを侵す危険性があります。その場合はくれぐれも目を離さない様確認しながら行って下さい。
溶剤を吹き付けるのも漬けるのも嫌な方は、漂白剤に漬け込むだけでも剥がす事は出来ますがかなりの日数かかります。
それでも剥がれない場合があるので注意が必要です。
簡単なのはメッキ剥がし専用の溶剤が販売されていますので、それを使用すると簡単な様です。(ちなみに私は使用した事がありません)
尚、ゴールドメッキの場合は大抵クリアーイエローでコーティングして再現している場合が殆どです。
剥がしにくい事が多いので溶剤等で表面のクリアーを剥がしてから作業した方が良いでしょう。


DSCN6939_201711031853510c6.jpg


剥がし終わった状態です。
ちなみにパーツの裏側の方が早く剥がれるのは裏側にはコーティングがされていない為です。


DSCN6945_20171103185352406.jpg


剥がし終わったパーツを組みます。やはり車と違いバイク模型はエンジンが見える分、大きな見せ場となります。
仮組を何度も行い各パーツがピッタリ合うようにしてから接着します。又、エンジンのモールドがパーツごとに繋がるように組み立てます。
金型のズレなどでボスの位置が狂っている場合はボスを切り取り正しい位置に接着した方が良いです。
尚、隙間は大敵なので隙間が出ない事も重要です。隙間が出るとリアル感が一気に落ちてしまいます。
下の写真の形まで組み立ててから塗装作業に入ります。


DSCN7076.jpg


サーフェイサーを塗装して表面処理を行います。
特に目立つのはエンジンの角にあたる部分です。側面パーツのフィンが全周に継ぎ目無く繋がっているのですが、継ぎ目で途切れてしまっています。
実車のエンジンは継ぎ目は無いので出来る限り綺麗にペーパーで継ぎ目を消します。
メッキのままではこういった処理が出来ないので、リアルなエンジンを追求するのであればやはりメッキを剥がして組み立てた方が良いと思います。


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特に手を入れる必要のないエンジンですが一ヶ所だけボルトを追加します。この部分は側面から見るとボルトが入る様膨らんでいます。その膨らみに合わせた位置にボルトを両側追加します。
これでエンジンのシリンダー部は終了です。


DSCN7104.jpg


ここで上部と下部を接着するとフレームに入らなくなるので別々に塗装します。

エンジンの色はやや暗めのシルバーを調色します。シルバーに黒鉄色などを混ぜても良いと思いますが、暗すぎると実車の雰囲気を損なうので、暗くし過ぎない様に調色した方がリアルです。
又、塗装後に半艶クリアーで質感を出すととてもリアルなエンジンになってくれます。
私の場合はアルクラッドのアルミシルバーで塗装しました。このカラーは良い感じに気持ち沈んたシルバーに仕上げる事が出来るので、エンジンブロックには最適だと思います。
アルクラッドの塗料はやや高価なのですが色々なメタリックカラーが揃っているので非常に重宝します。


DSCN7118.jpg


塗装が終りこのままでも十分なのですが、更にリアル感を演出したい場合は各ボルト類を違うシルバーで塗装し、薄くボルト周りに墨入れをするとボルトが別部品に見え更にリアルになります。
この方法はカーモデルのエンジンを製作する時も利用できるので是非チャレンジしてみて下さい。
たまにエンジンにグラデーション塗装をする方がいますが、このエンジンの大きさになると大袈裟に見えてしまいます。
かなり使い古したエンジンを再現するか、モトクロスのレース後や走行後などの汚し表現をしない限りやめた方が良いと思います。

実車のエンジンは通常使用ではそこまで汚れるものではありません。(愛車ですから洗車もシッカリしているのが普通です)
簡単に言うとオートバイの汚れは基本的にグリスやオイルです。スプロケットやチェーン、ホイールなど汚れる場所は決まっているのでそういった部分にグリス汚れやオイル汚れなどを再現した方がリアルです。


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ボルト類の色差しが終ったら墨入れを行います。
墨入れと言ってもかなり薄い状態に希釈して行います。その理由は余り強くボルトの周りに墨が残っていると全体的にクドくなって逆効果になるからです。さりげない墨入れが実車感を演出してくれます。


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エンジンの塗装が一通り終わりました。
ボルトの色合いが違うのがお解りでしょうか? これは好みですので必要のない方は行う必要はありませんが、墨入れだけでも行うとエンジンらしい雰囲気が演出出来ます。但しさりげなく入れる事が重要です。


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キャブレターの製作ですがこれも塗装に拘りましょう。
通常同じ色であれば組み立ててから塗装するのですがリアル感を出す為にも各パーツ別々に塗装します。


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キャブレター本体はかなり暗くしたアルミの様なシルバーに塗装し艶消しクリアーで仕上げ、上部と下部のパーツはメッキシルバーなどの輝くシルバーで塗装し光沢、又は半艶で仕上げて組み立てると実車のリアル感が出ます。
又、キャブレター本体はやや薄めのグラデーションか墨入れをして多少汚れた感じに仕上げるとよりリアルになります。
私は先ほど使用した薄い墨を更に希釈して全体に塗っています。


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説明書ではキャブレターにシリンダーと接続するパイプを接着する様に記載されていますが、今回はシリンダー側に取り付けます。

理由はパイプ自体が取り付け時に狂わない様に配慮さえられているのかパイプ同士が連なっている為です。
実車にはありませんのでこれを切り取ります。


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シリンダー側に取り付けた意味がお解りでしょうか?
そうです! 切り取りやすいからです。
キャブレター側だと余分なステーを切り取りにくくなるのでシリンダー側に接着してあるのです。


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切り取った後はカッターで少し整形してタッチアップしておけば大丈夫。
元々殆ど見えないので無理に切らなくても良いのですが、気分的に無いものは無いという観点で切り取った次第でございます。
又、実車の接続パイプは金属のバンドで絞められています。金属感をベースに暗い色で塗装して仕上げておいた方が良いでしょう。
写真のバンドは明るく見えていますが実際は暗めの仕上がりになっています。
塗料としてはガンメタルか焼鉄色が良いでしょう。


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お次はバッテリーです。バッテリーは中に納まっている分殆ど見る事が出来ません。こういった部分に手を入れるのは殆ど自己満足と言っても良いと思います、が、やはりここまで来たら何となく手を入れてみたいわけで、、、。
バッテリーのディティールアップって何でしょう? バッテリーコードの追加と? バッテリー液なんてのもありですね~。

色々考えた末に決めたのがバッテリーの箱自体の色替えです。元々キットにはクリアーパーツで再現されていますが、昔は多かった白いバッテリーにします。
白と言ってもただ白いのでは芸がありません。乳白色のややクリアーなやや透けるタイプのバッテリーです。
ガイアノーツからクリアーホワイトというカラーが出ておりますので、そちらを使用します。
本物のバッテリーは薄っすら透けて内側のリブが見えます。このクリアーホワイトを使用して表側から塗装します。
くれぐれも塗り過ぎて真っ白にならない様に注意して透き通る様に塗装します。
塗装したらデカールを張り付けクリアーで保護しておけば完了です。


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バッテリー上部の塗装は湯口栓の部分に黄色とありますが赤い物もあります。現在では色付きの物は殆ど見かけなくなりました。
ターミナルはシルバーより暗いメタリックグレーの方が質感が良いでしょう。又、リアルにするのであればプラス側のターミナルにパテなどでカバーを作り赤に塗装するとよりリアルになります。

後はコードを追加するだけ。
方法はターミナル部分に穴を開けて差し込み瞬間接着剤等で固定しておくだけです。
尚、コードは長めにしておいた方がタンクの下に引き込みやすくなります。
バッテリーのラックは予めグロスブラックに塗装して最初にフレームに取り付けておけば最後にバッテリーを乗せるだけです。
気分はメカニック?


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もう一つディティールアップを行います。最後まで悩んだのですがパイピングを追加するかどうかです。
バイクは基本的にブレーキ、クラッチ程度のパイピングが通常です。
実車も大抵のコード類はタンクやサイドカバー、シート下、フレームの内側に隠れているので殆ど見えないのが通常です。
多少配線を施し、タンクやサイドカバーを外してみる事が出来れば楽しくなりますよね~!

そこで見える程度でリアル感を高める部分のみパイピングを追加します。
最初は左サイドカバーの内部です。下の写真程度でしか見えないのでこれで十分とします。
コードの追加作業は穴を開けて瞬間接着剤で止めるだけの簡単な物ですが、コネクターなどを新造してすればよりリアルになります。
今後もパイピングは出てきますので次回方法を記述したいと思います。


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ここで忘れものです。行き当たりばったりですいません。

説明書には指定がありませんが、フレーム後方のウィンカーステーは実車は黒で、ボルトは金色がかったシルバーです。
チタンゴールドなどでも良いかもしれませんね。忘れずに塗装しておきます。
基本的にバイクのボルト類は殆どボディカラーなんてのはありません。使用されている場所によって色や形状も違います。
そういった部分に拘って実車を参考に塗り分ける事によって良いアクセントになります。


DSCN7209.jpg


サブクリーナーケースの上面ですが実車の蓋は金属だった様な気がします。蓋の部分をグロスの黒で塗装すると実車と同じになります。
このケースも指定はありませんがフレームに留めるボルトや蓋の固定用のボルトはシルバーです。


DSCN7390.jpg


エンジンサイドのカバー類は未だ取り付けていません。どうしてかって?
実はここもメッキを剥がすんですね~。キットのパーツはクロームミラーメッキに仕上げてありますが実車はメッキではありません。
実車は地の金属をバフがけしてメッキ調に仕上げてあります。ここでポイントです。
あくまでもメッキ調なんです。周りの映り込みも薄くバフがけしたヘアラインも見えるほどです。
キットのメッキを使用してカスタムっぽく仕上げるのも良いのですが、今回は実車に拘っている分やはりメッキは使用できません。
そこで登場するのがメッキ塗料です。各メーカーから販売されていますが今回はクレオスのメッキシルバーを使用します。

メッキシルバーを使用された方には不要な説明ですが、塗装する際に大切なポイントがあります。発色を良くするためにサーフェイサー処理を行った後、グロスブラックで表面が十分な光沢を持つよう塗装して仕上げておくことです。
ここで重要なポイントです。中にはメッキシルバーを塗装しても全くメッキ調にならないって方がいますが問題は・・・
「下地処理です!」

表面が荒れていたりゴミが付いた場合などはゴミをペーパーなどで処理した上に、コンパウンドなどで表面を磨いてから塗装しなければいけません。
それもかなりピカピカの状態、いわゆる鏡面状態が理想です。これ凄く重要なんです。

もう一つ重要なのがエアブラシの気圧です。気圧が高い場合は出来るだけ下げて塗装してください。気圧が高いとミストが細かくなりすぎて乾燥するのが早くなり、結果として表面が梨地になってしまいます。
理想としては0.3~0.5MPaぐらいでしょうか。最適の気圧は塗料の状態なども考慮して試し吹きを行い最適な気圧調整を各自で行って下さい。
表面がヌラッとした感じになれば大丈夫だと思います。上記2点がメッキシルバーの使用ポイントです。


DSCN7378.jpg


又、大抵の塗料がラッカークリアーとの相性が悪いので出来ればクリアー塗装は止めましょう。ウレタン塗料でもラッカー程ではないにしろやはり光沢が落ちます。殆どがただのシルバーに変わってしまいます。
唯一殆ど変化が無いのが水性塗料です。どうしてもクリアーを塗装したい場合は水性塗料を使用すると良いと思います。
他にもマスキングテープとの相性も宜しくありません。表面が荒れた状態になります。
マスキングが必要な場合は必ず最後にメッキシルバーで塗装する様に予定を組みましょう。
尚、アルクラッド製のクロムシルバーを除き表面はかなり強いので、通常の使用では殆ど擦れて剥がれる事はありません。
今回はメッキ塗装と言っても鏡面の様な仕上がりは必要なく、影が映る程度で十分なのでやや気圧を上げて塗装しています。

しかしこのメッキ表現ですがモデラーにとってある意味永遠のテーマかもしれませんね。

リアフェンダーの製作です。
実車のリアフェンダーはプラスチック製です。半艶の黒を塗装すれば問題はありませんがテールランプの取付金具はグロスの黒です。塗装に拘るのであればこういった部分も実車に合わせて塗装居た方が良いでしょう。
又、テールランプのハウジングは説明書ではセミグロスブラックとなっていますが実車は薄いグレーです。
ここも実車に合わせて塗装します。


DSCN7210.jpg


後輪の作業に入りますがここでもディティールアップをしましょう。
バイクキットではチェーンとスプロケットは一体成型で出来ているのが最も多いと思います。
ですが雰囲気は十分出ていても残念ながらこの一体成型のパーツではギアにチェーンが噛み合う状態では成型されていません。
しょうがないと思いつつもリアルなチェーンはバイク模型の完成度を高めてくれる事は間違いありませんよね。
そこでリアルさを求めてチェーンとスプロケットに手を入れます。

パーツを切出しスプロケットとチェーンの噛み合うギリギリのところでチェーンをカットします。


DSCN6984_2017110318535491b.jpg


実は最初は手でギアを切ろうと思い試みましたが、、、無理です! 調整していくうちにピッチが大きくなり狂いまくりです、(本当は不器用?)
カットした不要な部分のギアの切れ込みが大きいのが写真で分かりますでしょうか? これ失敗なのです。
又、モールドされたチェーンの駒の間にギアが噛むのでその部分を頭にギアを切れば出来ない事もありませんが、何故か計ってみるとピッチがイマイチ合いません。

以前、同じ作業をした時は上手く出来たのに何で今回は出来なかったんだろ~と軽く落ち込みながらも別の方法を考えました。
スプロケットのギア部を複製して組み合わせる方法です。

予めスプロケットのパーツをレジンで複製してギアのモールドの部分を切り取りとっておきます。
その後キットのスプロケットのチェーンの部分から本体ギア部のみを切り取ります。


DSCN7056.jpg


非常に難しい作業に見えますが決してそんなことはありません。
複製が出来さえすればとても簡単に綺麗なギアが再生できます。
複製はアマゾンや模型屋さんでも型用の素材が販売されてます。気泡が入らない様にレジンを流して固まれば綺麗に処理するだけ。
これなら面倒なギアも簡単に製作出来るわけです。


DSCN7057.jpg


レジンとプラなので通常の接着剤では接着出来ません。瞬間接着剤等で組んだ後、瞬間接着パテを使用して継ぎ目を処理します。
後にシルバーに塗装するので出来るだけ表面を綺麗に処理しなければなりません。


DSCN7065.jpg


これで完成です、如何ですか?上手く行ったでしょう?
これが出来れば1/12でもチェーンへの交換が出来ます。


DSCN7067.jpg


スプロケットが出来たのでチェーンを製作しまこのチェーンはタミヤのアフリカツイン用に販売された組み立て式チェーンです。
HONDAのバイクは比較的に後輪のスプロケットが小さい分、長さが足りるか心配でしたがセットは多少長く作れるようにになっているのでどのバイクでも使用可能です。勿論ギアピッチの問題はありますがタイヤを回転させてチェーンが動く動作を止めれば、ギアの間を削って調整するだけで使用出来そうです。


DSCN7059.jpg


これが完成した状態です。写真ではやや短いのですがこれは全体の半分です。残りを繋げば終了です。
正直な意見ですがこのチェーン良く出来ています。組み立てるのが非常にメンドクサイのですがここは我慢!
このチェーンを取り付けただけでリアル感はグッと増すのですから。


DSCN7063.jpg


チェーンが完成したら先ほどのスプロケットにハメて噛み具合を確かめます。噛み合いが渋い様でしたら多少薄く仕上げるか、ギアの間を針やすりなど削り調整します。
案外上手く出来たのではないでしょうか?


DSCN7066.jpg


エンジン側の小さいスプロケットも同じ方法で加工して製作して塗装をしておきます。
リアのスプロケットのボルト類は違うシルバーで塗装して墨を流し完成させます。


DSCN7396.jpg


リアスイングアームの組み立てです。
スイングアームは上下の張り合わせで作りますがアーム側面中央で別れています。実車はこの部分に継ぎ目は無くフラットの状態です。
パーツがメッキ仕上げなのでこれもメッキを落としてて組み立て継ぎ目を綺麗に処理します。

特にチェーン引きはパーツの合いがイマイチで裏側がかなりの隙間と段差が出来てしまいます。
スイングアーム裏側と平滑になる様に仕上げます。


DSCN7106.jpg


サーフェイサーを塗装していないので分かりにくいのですが、チェーン引きとアームの接合部分も綺麗に処理しています。
この部分の処理はかなり大変なので気合を入れて作業しましょう!


DSCN7107.jpg


スイングアームも溶接跡を再現してみました。
下の写真は実車と同じ位置に溶接跡を入れています。行う方は御参考にどうぞ。
リアブレーキキャリパーのサポートステーが付く部分なども溶接表現しておくとリアル感が出ます。

かなり綺麗に再現していますが実車はかなり目立つ大まかな溶接跡です。この再現は好みで良いと思います。


DSCN7116.jpg


スイングアームの塗装ですが実車はフレームと色合いが全く違います。これはスイングアームも磨き出しの為ではないかと思います。
キットがメッキ仕上げになっていたのは実車の雰囲気を演出するでしょうね。

ここも質感を出す為に、単にシルバーではフレームと同じになるのでメッキシルバーで塗装しますが、スイングアームは
鏡面ミラーの塗装表現する必要はありません。ある程度表面を平滑にして気圧を少し上げ、やや曇った感じの塗装を行えば実車の感じが出そうです。


DSCN7200.jpg


DSCN7201.jpg


塗装が終った状態です。良い感じにメッキ調の塗装が出来ました。肉眼ではかなり光っています。
先程溶接跡を再現したのですが、後ろ側のスイングアームとチェーン引きの接合部分に施すのを忘れておりました、
ここも溶接跡を再現しておきます。実車をしっている方であればかなりリアルなスイングアームのになったのではないでしょうか?
又、チェーン引きは本来別部品ですのでやや質感が違います。ここはやや黄色味のあるシルバーで塗装し質感を高めます。

さてここからが楽しい作業ですね~。フレームにエンジンが載ると盛り上がってきます。
説明書ではクリーナーを最初に取り付けてエンジンを乗せていますが、今回はフレームの前側に取り付けるエンジンステーを予め組んでいるので最初にエンジン下部を乗せました。


DSCN7139.jpg


完成した機器類を更に組み立てます。


DSCN7393.jpg


最後にシリンダー部を乗せて接着です。接着剤で汚さないように慎重に流し込み接着剤で固定します。


DSCN7394.jpg

一通り取り付けが完了しました。私はこの状態になると楽しくなってきます。
写真と実物の色合いがやや違うのでしょうがないのですが雰囲気が伝わればと思います。


DSCN7395.jpg


DSCN7398.jpg


写真の枚数から考えてそんなに時間がかかっていると思えないでしょうが、実際はかなり時間がかかっているんですよ~。
所でタンクや他のカウルどうしたの? とお思いの貴方! 忘れた訳ではありません!
フレームやエンジンを作っていたら面白くなってしまってついつい後になってしまいました。
次回は外装の完成、ホイール塗装などを行いたいと思います。又、行き当たりばったりなので申し訳ございません。

今回はここまでです。
バイク模型を作ってみたいと思って頂けたでしょうか?

では次回まで暫しの御別れです。今回もコメントお待ちしています。
どうもモデラーさんは恥ずかしがり屋が多いのか中々コメント頂けません。どうか一人でも多くの方のコメント、御質問お待ちしております。勿論模型以外でも何でも結構ですよ~。
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 2017_11_03

Comments

 

長江先生、ご無沙汰しております。
ずっとトラックばかり作っていましたが、
長江先生のブログやプラモつくろうの影響か、作りたい模型のジャンルが増え続けています‼(笑)
現在、10数年ぶりにレーシングカーを作っています。先生の教え通りにデカールの張り付けに挑戦したら、苦手だったデカール貼りが楽しくて仕方なくありません‼
カルソニックR35GT-Rを作っていたのにデカール貼りたくてザナヴィR35にもお手付きしてしまう始末です(笑)
せっかくなのでウレタンクリヤーにも挑戦だ‼とエアブラシを買い変え、ウレタンクリヤーも用意しました。
先生のブログのおかげで大好きな趣味がより貪欲になってとても楽しく過ごしています。
ブログ楽しみに期待しております‼
よろしくお願い致しますm(__)m
喜代治丸  URL   2017-11-06 18:54  

喜代治丸さんお久しぶりです。 

そうですか~、ジャンルが広がって良かったですね~。
デカール張りが楽しくなってくるとよりデカールが多いキットを選ぶようになって
更に楽しくなってきますよね、これからも大いにデカール張りを楽しんで下さい!

又、ウレタン仕上げになれてくると最高の光沢を目指したくなります、困ったときはいつでもご連絡下さいね、出来る限りお答えしたいと思います。
では楽しい模型ライフを!
長江  URL   2017-11-06 19:47  

シルバーの使い分けと下地処理 

こんばんは~。
シルバーの使い分けと下地処理、ここが決まるとグッと見応えが出てきますね!
シルバーは輝きもそうですが質感表現もモノを言いますから、エンジンブロックの半艶クリアは納得の仕上げでしょうね。
そこへボルトナットを質感の異なるシルバーで色差し。
それだけでも、造っていてもそのお話を伺っていても楽しいこと請け合いですね~。

ジャンルこそ違いますが、16番の鉄道模型、台車のボルトナットモールドに黄色を挿すだけでこれまたグッと見応え感引き立つ。
いいものですよね~。

続編楽しみにしています!!
鈍行電車  URL   2017-11-06 23:42  

鈍行電車さんいつもありがとうございます。 

こんにちは、いつも見て頂いてありがとうございます。
そうなんです、たかがボルトですがされどボルトなんですね。
一体のものは一体に見せ、別であろう部分は別に見える事が大切なんです、
リアル感を追求すると実物の持つ機能や構成を再現する事で大きく質感を上げる事が出来ます。
スケールモデルはやはり実物の資料と睨めっこしながら再現した方が楽しいんですね。

鉄道模型もスケールモデルです、実車を追求してリアルな模型を作ってください。
では又コメントお待ちしています。
長江  URL   2017-11-08 09:46  

やっぱり熱いですね! 

今回は特に参考になりました。いやーやっぱり長江さんは熱いですね!プラつくの時から「光沢の魔術師」と呼ばれていますが車のボディやバイクのカウルだけではなく金属光沢の魔術師ですね。私は釣りもやるのでバッテリーはよく触りますが端子の塗り分けのところなど激しく同意です。しばらくバイクモデルやってませんがモリモリとビッグスケールの意欲が湧いてきました。ああ、トラックもやってないのに。人生おかわりしたいです。次回も楽しみにしています!
てげてげ  URL   2017-11-09 04:53  

てげてげさんへ、 

お褒めの言葉を頂きありがとうございます。
ビックスケールの最大の面白さはやはり再現度です、1/12とは違いモールドも実車と
同じように再現されています、塗装やディティールアップを施せば更にリアルになるので
楽しくなってきます、是非、てげてげさんもビックスケールに挑戦してみて下さい。

人生のおかわり!同感です!
長江  URL   2017-11-09 08:54  

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keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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