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[atelier souvenir vol.13]1/24 F31 Leopard 第二回

Category: 1/24 F31 Leopard  

みなさんこんにちは。
年末まであとわずかですが皆さんの御予定は如何でしょうか?
私は毎年自宅でのんびり~って感じです。1月3日だけは必ず高幡不動尊に行って御札を頂きに行きます。
毎年の決まった事ですが境内の出店で熱燗を呑みながらおでんを頂くのが楽しみなんです。
起業して随分経ちましたが今でも変わっていない習慣です。
又、御不動様に来年はどんな年になるのでしょう? なんて心の中で思いつつ昨年の反省をするのも私にとって大切な習慣の一つなんですね〜。
私は若い時に尊敬する方から「神様には御願い事を言ってはいけません。感謝するだけにしなさい」と言われてから手を合わせても御願い事はせず「昨年はありがとうございました、今年も迎えられてありがとうございます。」と言っています。
この方が断然運も良くなるそうです。
もし運を良くしたい方がいらしたら是非、神様に1年間御願い事せず感謝をしてみて下さい。
こんな私が長い間、会社を経営出来たのは運以外何物でもないので案外本当かもしれませんよ。
私が大好きな相田みつを氏の名言にこういうのがあります。

「おさいせん 百円玉一つ ぽんと投げて 手を合わす おねがいことの多いこと」

深いですね~相田先生の仰る通りです。どんなに御賽銭を積んでも日頃の行いや感謝が無ければ神様は決して願い事を聞いては頂けないでしょうね。
人は騙せても神様は騙せませんよね。


ではこの辺で製作に入りましょう!
ウレタン塗装まで終了しましたので研ぎ出しに入ります。

最初は2000番のサンドペーパーを使用して全体をムラなく磨き上げます。1500番から始めて2000番で仕上げても良いでしょう。
前にKATANAの回でペーパーをかけた状態が詳しく紹介されているので御確認下さい。

研ぎ出し作業が上手く出来ない方も多いと思いますのでワンポイントを御紹介致します。

サンドペーパーをかける最大の意味は、塗装した表面が小さな波を打っていたり梨地になっている表面を平滑に仕上げる事が目的です。
その分塗膜は削られる訳ですが重要なのは削る厚みです。
厚みと言っても簡単に目で計る事は出来ません。表面を良く見てペーパーをかけた状態で判断するしかないんです。
でも失敗はしたくありませんよね~、って事で安全対策とでも言いましょうか、リスクを最大限減らす方法をご紹介します。
クリアーをやや厚めに塗装する事です。ラッカークリアーの場合は塗膜が厚くなる分乾燥時間が大幅に増えるので、乾燥器などを使用するのも手ですが、塗膜が厚くなる分少々削り過ぎても安心出来ます。

ウレタン塗装の場合は2度クリアーを塗装する方法です。但しどちらも気を付けなければならないのは塗装のかけ過ぎです。
厚くなる分ディティールが潰れてしまう傾向があります。ディティールが塗料で埋まらないギリギリのところで止めるのが重要になります。

もう一つは角の部分のみペーパーをかけない事です。ボンネットやトランク、ドアなどの平たい部分は丁寧にかけて角の部分は出来るだけ避けるように、角はコンパウンドのみで磨く程度にします。
角は平滑な部分と同じ力でペーパーがけをしても、接点が小さい分多く削れてしまうので避けるようにします。
これで大抵の方は磨き過ぎて角が出てしまう事は避けられます。
研ぎ出しの方法は微妙に人によって違いますがやはり経験が必要です。失敗に学ぶ事が必要な技術であることは間違いないと思います。
ちなみに私は今では失敗する事はありませんが最初は失敗ばかりしていました。おまけでタッチアップ技術が驚くほど上がったんですね~。


DSCN8528_2.jpg


コンパウンド仕上げです。この磨きで完成度が決まります。
良く聞かれるのがコンパウンドの使用量です。写真を頂くとかなり多い量を使用しているが判りますでしょうか?綺麗な表面が出来ないと悩む方の中には、コンパウンドの量が少なすぎて磨き切れない方もいます。
十分な量とは? 最初は磨いている最中に抵抗が余り無い量です。磨きが進むにつれて磨き布の抵抗がやや上がってくるのが理想的です。
力加減も大切で、最初はコンパウンドが多い分力を強めにして、磨き仕上げに近くなると力を弱くします。
このコンパウンドがけも経験が大切なのは言うまでもありませんが、弊社のスタッフでも先程の説明で大抵出来る様になります。


DSCN8529_2.jpg


磨き完了です。車体色のせいでハッキリ写真に出ていませんが肉眼では綺麗に写り込んでいます。
黒い車体の場合はかなり鮮明に写り込みやすいので黒車体は磨きが更に繊細になります。


DSCN8531_2.jpg


車体全体の磨きが終了しました。かなり上手く出来た様です。


DSCN8551_2.jpg


ここでチョットだけ塗装でグレードアップ!
窓枠の内側にあたる部分は実車ではゴムになっています。流石にゴムとはいきませんが塗装で雰囲気を演出します。
ゴムの付いている部分を残してマスキングを行い、セミグロスブラックで塗装します。
簡単再現って所でしょうか。これだけでもチョットグレードアップした気になりませんか?


DSCN8553_2.jpg


テールライトの部分もミラーフィニッシュを貼ってレンズ越しに光が反射するようにしておきます。


DSCN8638_3.jpg


テールライトです。
今どきのキットは塗装が要らない様です。ストップランプ、ウィンカー、バックライトの全てが成形色で再現されています。
これはどなたが作っても同じ仕上がるになるので便利です。私は表面にウレタンを薄く塗装しています。


DSCN8641.jpg


室内ですが特にディティールアップする所はありませんが一ヶ所のみ行います。
ダッシュボードのメーター部分には保護用のクリア板で覆われています。どの車も基本的に同じですが薄いプラ板でメーターの形状と同じ物を作りエポキシ接着剤で取り付けます。
これで保護ガラスが付いているように見えます。


DSCN8605.jpg


室内は時に難しい所は無くストレート組です。
更にディティールアップするのであればシートベルトの再現を行うと良いと思います。ベルトのバックルなども模型店でディティールアップパーツが販売されていますので簡単に再現できます。
今回は私は行いませんでした。(たまたまディティールアップパーツを切らしていた為です)
無線機のコードはリアリティが無かったのでスプリングを伸ばして交換しています。この方がリアルですよね。


DSCN8606.jpg


室内の完成です。


DSCN8608.jpg


シャーシですが使いまわしなので適当で良いと思います。
下の写真は「こんな感じかな?」程度の塗装です。ちなみに説明書には塗装指示がありません。
自分で気に入った塗装で良いと思います。


DSCN8616.jpg


ホイールはメッキですが、実車の色とはかけ離れた雰囲気なのでメッキを剥がして塗装に変更しウレタン塗装で仕上げています。
通常のシルバーで塗装して、上からラッカークリアーの缶スプレーでコートすると、ギラギラしていたシルバーがタミヤのアルミシルバーの様な色合いに変わります。これ結構使える技です。
エンジンをシルバーで塗装した後、何となく色合いが輝き過ぎているか明るい場合は便利です。方法は至って簡単! ラッカークリア缶スプレーでやや多めに塗装するだけ! 表面で落ち着いたメタリック粒子が溶剤で溶けだし浮いてきます。そのまま固まると艶が無いシルバーに変わるんです。
今回の車輌の様なアルミホイール塗装に向いていますし半艶クリアーを使用するとエンジンの鋳造した雰囲気にもなります。
是非一度お試しあれ~。


DSCN8639.jpg


タイヤを付けましたが一つ疑問が? トレッドパターンはこれで良いのでしょうか?
と言うのも説明書には向きが書かれていませんし、パターンを逆にするとタイヤの断面が台形の様になり非常に変です。
タイヤの内側の抜きテーパーを考えてタイヤが地面に綺麗に接地するのはこの向きだけです。
タイヤのパターンがあっていれば良いのですが間違っていると解決策を考えなければなりません。
タイヤの向きはWEBなどで調べた方が良いかもしれませんね。


DSCN8642.jpg


シャーシの上に室内を取り付けましたが、疑問? 自動車電話は今回の映画では付いていたのでしょうか?
アンテナは付いていないと「あぶない刑事仕様」になりませんのでしょうがないのですが、車はともかく現在はこんな電話使っている人いませんものね~。


DSCN8644.jpg


いよいよ仕上げです。
ガラスの塗装ですが、裏側は黒で塗装して表から見える窓枠内側の部分を見える様にします。
マスキングテープが付いているので使用します。


DSCN8617.jpg


単純に裏が黒では内装として変なので室内色を更に上から塗装して内貼り再現です。厳密にはこんな色合いでは無いのですが、資料で分かる方はキッチリ塗り分けした方が良いと思います。


DSCN8618.jpg


レパードのフロントガラス上部は合わせガラスになっています。再現しなくても大丈夫ですが出来れば欲しい所ですよね。
私がいつも行う方法は下の写真のマスキング方法です。
塗装は完了していますが白いマスキングテープを御覧ください。これは塗装の際の部分を浮かしているんです。
浮かす部分は1,5mm~2mm程度の幅で1mm程度の高さが浮いていれば大丈夫です。浮いた部分をガラス面に対し垂直にエアブラシでムラなく塗装すれば良い感じで塗り分けラインがぼやけます。
又、白いマスキングテープはビニール製なのでカーブを作るのも簡単です。


DSCN8636_3.jpg


これが塗装した状態です。塗り分けラインがハッキリ出ていませんね。ぼやけた感じに仕上がればGOODです!
この部分の色の濃さは私の好みの濃さになっています。実車はもう少し薄いと思うので実車に合わせたい方は色合いを研究してみて下さい。


DSCN8637_3.jpg


これには参った! なんのアンテナ?
実車に付いていたのはNTTの物だと思いますがこんな形ではありません。
メーカーさん何を参考にしたのかな?


DSCN8643.jpg


取りあえず作ってみました。手ごろなスプリングが無かったので手巻きでスプリングを作りアンテナを作りましたが正確にはやや違います。時間も無いので今回は雰囲気のみで妥協しましたが、皆さんは本気で作ればもっと近い物が出来ると思うのでチャレンジしてみて下さい。


DSCN8684_2.jpg


テールライトを取り付けた後ろです。
ナンバーも薄いプラ板で作り直しました。


DSCN8685_2.jpg


フロント側です。正直な感想ですが良く出来たヘッドライト廻りだと思います。
これだけ実車のイメージを再現しているので、やはりカーモデラーとしてはシャーシにも拘って欲しいと思うのは私だけでしょうか。


DSCN8686_2.jpg


このパトライトが困りものです。写真はまだ完成していない状態ですが劇中でパトライトが使用されている場面がありません。悩んだ末にパトライトは基本的に付けない様にしました。
付ける場合を考え一応両面テープで対応しておけば取りあえず一件落着です。


DSCN8687_2.jpg


完成です! 星1個です~!


DSCN8688_2.jpg


DSCN8689_2.jpg


今回は2回でサクッと作りましたが如何でしたでしょうか?
正直な気持ちですが今回の作品は色々な意味でイマイチでした。レパードのボディカラーもイマイチ納得が出来ていませんし、各部所も仕上がりとしても納得できませんでした。後から気が付いたのですが、トランクの後ろ部分も実車とはやや違っていたので改造すべきでした。
又、内装色も実車とは比べて質感が足りません。問題無いのは研ぎ出しのみって所です。
特に電話アンテナは適当に作ったせいで納得が出来ていないので再度作り直す予定です。

近いうちに必ずゴールドではなく紺色の後期型レパードを製作するので、その時は御披露いたします。
今回は私自身納得が出来ていない作例を御紹介し申し訳なく思っています。
市販車の魅力の表現方法が未熟であったと思います。


個人的には納得出来ませんでしたが、御紹介した製作方法は皆さんの製作に役立って頂けると思います。是非御参考にして下さい。

年の瀬で皆さんお忙しいでしょうが御身体だけは大事にして下さい。

今年は年末前ににもう一度更新しますので是非ご覧下さい。
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keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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