[atelier souvenir vol.14]1/24 GLORIA Gran Turismo SV 第二回
Category: 1/24 GLORIA Gran Turismo SV
お待たせいたしました。
グロリア第2弾で御座います。実は今回の内容は急遽アップしなければならなくなりました。
実は一部に間違いがあり、アップした時点で写真の差し替えが出来ればよかったのですが時間が空いてしまったので、今回修正分として最初に掲載させて頂きたいと思います。
理解不能な写真を載せた事を心からお詫び申し上げます。
下の写真が正しい加工箇所です。紛らわしい事をお伝えして申し訳ありません。
削る部分の指示が変更されています。

また他の2枚の図解につきましても、分かり辛い箇所や数字が抜けている部分も追記した上で再掲載致します。


上記の写真が正しい解説です、この写真と同じ加工をすれば私が作ったバンパーと同じ形状になります。
では改めて、今回の製作に入らせて頂きます。
外装のパーツで忘れてはいけないのがバックミラー。
これも残念ながらこのまま使用する事は出来ません。バックミラーの表にブロアム用のドレスアップのメッキ部分がモールドされています。これはグランツーリスモにはありませんのでパテで埋めてモールドを消します。
更にミラー側は可倒式のラインがモールドされていますが表側はありません。ミラー側と繋がるように筋を新たに入れます。
これで正しい形になりました。

内装に入りましょう!
今回はこれが最も大変な作業になりそうです。
下の写真はバスタブ仕様の内装ですがドアの内貼りが余りに貧相です。バスタブ形状なので金型上無理なのは当然ですがやはり手を加えたくなります。
又、内装を見るとブロアムの内装になっているのでこれを出来る限りグランツーリスモSV仕様に変更します。

ここでリアル感を作る為に引っ張ってきたのがアオシマ製グランツーリスモSVの内装です。
アオシマ製は通常の内装パーツと下の写真のメッキパーツが二つ入っています。これには私も驚きましたが、メッキパーツを使用してしまってもアオシマ製のグランツーリスモSVは作る事が出来るのでこれを流用します。
当然メッキは必要ないので漂白剤等に漬けて剥がしておきます。

バスタブ内装のドア部分を切り離します。結構大変な作業なので指を切ったりしないよう注意が必要です。

ドアが合うように調整しますが、ここで重要なのは前の状態と同じ位置にドアが付く様調整する事です。
内貼りの下からドアランプギリギリまで切り飛ばし、ドア前から約6mmほどを切ります。後席側の内貼りには手を入れません。ダッシュボードを仮組してピッタリ収まる様再度調整します。

これからがグランツーリスモSV仕様にする工程です。
センターのひじ掛けがブロアム様なので高くなっています。グランツーリスモは低いのでひじ掛け部分を全て取り除きます。

1.2mmのプラ板を使用して、ひじ掛けの大きさに切り上面になる部分の角を少し落としてアールを付けます。
元の位置に接着して完了です。
既存の肘掛けを切り取るのはチョット大変ですが、比較的に簡単に出来るので是非参考にしてみて下さい。
シートですがモールドの入っている位置がやはりブロアム仕様です。
シートセンターのモールドだけパテで埋めてペーパーで処理しておきます。

埋めたモールの上に1mmのマスキングテープを貼り実車に入っている位置にモールドを入れ直します。
ちなみに入るのは背もたれの部分と座る部分の凹んでいる部分です。
スジボリしやすくするために厚みのあるビニール製のマスキングテープを使用しています。

シートのモールは変更できましたがヘッドレストが少々しょぼいので、前方に向かってパテを盛りボリュームアップをします。
フロントシートも同じようにヘッドレストを大きくしますが、後ろ側にプラ板を貼りパテで整形します。
又、シートの座る部分も本来バケットシート仕様になっているので両側にパテを盛り高く整形し、シートの継ぎ目も変更します。

このキットのフロントシートには残念ながら後ろ側がありません。(パーツ自体が無いんです)
プラ板を貼りそれっぽく作ります。
拘ればもっとリアルになりますが、そこまで拘る必要も感じないのでここで終了です。
ヘッドレストの後ろのボリュームが出ているのが判りますか?
これぐらいで実車と同じ雰囲気になります。

リヤトレイにピュアトロンが付いていますが、グランツーリスモはSVのみのメーカーオプションだった記憶があるので、付いている設定にし取り除くのは止めました。(私の記憶が正しければですが、、、)
サーフェーサーを塗装して全体の具合を確認して問題がなければ塗装に入ります。
シートに拘るのであればシート縫い目も作った方が良いでしょう。かなり面倒ですが十分な気がします。

次回は室内塗装とボディ仕上げになります。
急遽アップしたために内装も完成しない状態で申し訳ありません。本来は塗装して完成としたかったのですが、間違いを修正する方が先決だと思いましたので未完のままアップいたしました。
御理解下さい。
間違いを掲載した事をお詫び申し上げます。
これに懲りずに次回もご覧ください。
グロリア第2弾で御座います。実は今回の内容は急遽アップしなければならなくなりました。
実は一部に間違いがあり、アップした時点で写真の差し替えが出来ればよかったのですが時間が空いてしまったので、今回修正分として最初に掲載させて頂きたいと思います。
理解不能な写真を載せた事を心からお詫び申し上げます。
下の写真が正しい加工箇所です。紛らわしい事をお伝えして申し訳ありません。
削る部分の指示が変更されています。

また他の2枚の図解につきましても、分かり辛い箇所や数字が抜けている部分も追記した上で再掲載致します。


上記の写真が正しい解説です、この写真と同じ加工をすれば私が作ったバンパーと同じ形状になります。
では改めて、今回の製作に入らせて頂きます。
外装のパーツで忘れてはいけないのがバックミラー。
これも残念ながらこのまま使用する事は出来ません。バックミラーの表にブロアム用のドレスアップのメッキ部分がモールドされています。これはグランツーリスモにはありませんのでパテで埋めてモールドを消します。
更にミラー側は可倒式のラインがモールドされていますが表側はありません。ミラー側と繋がるように筋を新たに入れます。
これで正しい形になりました。

内装に入りましょう!
今回はこれが最も大変な作業になりそうです。
下の写真はバスタブ仕様の内装ですがドアの内貼りが余りに貧相です。バスタブ形状なので金型上無理なのは当然ですがやはり手を加えたくなります。
又、内装を見るとブロアムの内装になっているのでこれを出来る限りグランツーリスモSV仕様に変更します。

ここでリアル感を作る為に引っ張ってきたのがアオシマ製グランツーリスモSVの内装です。
アオシマ製は通常の内装パーツと下の写真のメッキパーツが二つ入っています。これには私も驚きましたが、メッキパーツを使用してしまってもアオシマ製のグランツーリスモSVは作る事が出来るのでこれを流用します。
当然メッキは必要ないので漂白剤等に漬けて剥がしておきます。

バスタブ内装のドア部分を切り離します。結構大変な作業なので指を切ったりしないよう注意が必要です。

ドアが合うように調整しますが、ここで重要なのは前の状態と同じ位置にドアが付く様調整する事です。
内貼りの下からドアランプギリギリまで切り飛ばし、ドア前から約6mmほどを切ります。後席側の内貼りには手を入れません。ダッシュボードを仮組してピッタリ収まる様再度調整します。

これからがグランツーリスモSV仕様にする工程です。
センターのひじ掛けがブロアム様なので高くなっています。グランツーリスモは低いのでひじ掛け部分を全て取り除きます。

1.2mmのプラ板を使用して、ひじ掛けの大きさに切り上面になる部分の角を少し落としてアールを付けます。
元の位置に接着して完了です。
既存の肘掛けを切り取るのはチョット大変ですが、比較的に簡単に出来るので是非参考にしてみて下さい。
シートですがモールドの入っている位置がやはりブロアム仕様です。
シートセンターのモールドだけパテで埋めてペーパーで処理しておきます。

埋めたモールの上に1mmのマスキングテープを貼り実車に入っている位置にモールドを入れ直します。
ちなみに入るのは背もたれの部分と座る部分の凹んでいる部分です。
スジボリしやすくするために厚みのあるビニール製のマスキングテープを使用しています。

シートのモールは変更できましたがヘッドレストが少々しょぼいので、前方に向かってパテを盛りボリュームアップをします。
フロントシートも同じようにヘッドレストを大きくしますが、後ろ側にプラ板を貼りパテで整形します。
又、シートの座る部分も本来バケットシート仕様になっているので両側にパテを盛り高く整形し、シートの継ぎ目も変更します。

このキットのフロントシートには残念ながら後ろ側がありません。(パーツ自体が無いんです)
プラ板を貼りそれっぽく作ります。
拘ればもっとリアルになりますが、そこまで拘る必要も感じないのでここで終了です。
ヘッドレストの後ろのボリュームが出ているのが判りますか?
これぐらいで実車と同じ雰囲気になります。

リヤトレイにピュアトロンが付いていますが、グランツーリスモはSVのみのメーカーオプションだった記憶があるので、付いている設定にし取り除くのは止めました。(私の記憶が正しければですが、、、)
サーフェーサーを塗装して全体の具合を確認して問題がなければ塗装に入ります。
シートに拘るのであればシート縫い目も作った方が良いでしょう。かなり面倒ですが十分な気がします。

次回は室内塗装とボディ仕上げになります。
急遽アップしたために内装も完成しない状態で申し訳ありません。本来は塗装して完成としたかったのですが、間違いを修正する方が先決だと思いましたので未完のままアップいたしました。
御理解下さい。
間違いを掲載した事をお詫び申し上げます。
これに懲りずに次回もご覧ください。
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Comments
長江先生、こんばんは。
シートバックの再現、驚愕です‼凄いです‼
ポケットの部分、0.3mmのプラ板ですか?
もっと薄いようにも見えますが。
早く塗装された状態を見たいです‼
近年は市販乗用車を全く作ってないですが拘りようで面白い素材になりますね✨
考えてみれば、何事の素材でも時間を惜しまず拘れば当たり前かもしれませんが、考えが至りませんでした・・
前回作例のあぶない刑事のレパードを自分も大切なストックで持っているので作りたくなってしまいました(笑)
今、MAN F2000の資料集めでエンジンと内装を必死に画像検索しております🎵
とことん拘って時間はかかっても極上の子に仕上げたいと思っています。
喜代治丸 URL 2018-01-19 23:32
喜代治丸さん、お世話になります。
お褒め頂きありがとうございます!シートの裏側の再現は特に難しくないですよ、私の作例はこんな感じだった風の再現です。
詳しく解る写真があればもっと再現度は上がるのでしょうが途中で面倒になってしまいました。
ちなみに御質問のプラシートは0.3mmです、流石ですね中々分かる方は少ないと思いますよ。
私も最近市販車ばかりですが雑誌作例だとフェラーリ、ランボルギーニのような車になってしまいます。
個人的にはこういった車の方が身近で思い入れが入りやすいので楽しいんです。
拘るの楽しい事です、出来る所まで拘って製作してみて下さい、貴殿の宝になる事間違いありません!
長江 URL 2018-01-20 08:29
ヒントですね。
今回得られたヒントはスジボリにビニールのマスキングテープを使うというくだり。そのくらい力が入ってないという事でしょうか。私はカービングニードルが使いやすいのでしばらくそれでやってみようと思ってます。やはりカーモデルでスジボリが下手というのは致命的すぎます(^^)精進します!内装こそ実車を知らなければこだわれないところですよね。見る人も質感を知っているからこそ表現のしどころというところでしょうか。次回も楽しみにしております!
てげてげ URL 2018-01-22 07:17
てげてげさん!おはようございます。
いつもありがとうございます。スジボリの事ですがビニール製マスキングテープは必需品です、曲げて貼れる事が最高ですね。
しかしスジボリを行うのはチョット気を遣います、最初は軽く罫書きある程度のスジが出来るまでは
力を入れません、十分なスジが出来たら通常のスジボリを行います。
ですが慣れた私でも時折失敗するので簡単ではないのかもしれません。
頑張ってスジボリ道を究めて下さい。
長江 URL 2018-01-23 08:19