FC2ブログ


[atelier souvenir vol.17]ホビダス HOゲージ 阪急8000系 第二回

Category: 阪急8000系  

皆さんこんにちは!
前回のブログはホビダスさんのフェイスブックで御紹介頂きました~!
嬉しいですね~見て頂ける方が少しでも多くなるのはとても嬉しくなります。これからも頑張って製作しなければなりませんね。

前回の内容は長文で読み切れなかった方もいらっしゃったとお聞きしたので今回からやや短めにさせて頂きました。
読者の方にも「長文で飽きちゃって読んでらんね~」なんて思われては本末転倒ですから今回からは程よく短めに参ります!
ですが端折ったりはしません!写真は何時もの様に多めに使用していきますのでご安心下さい!

しかしながらキットと向き合っていくと悪い癖が出てきます。「ここ何とかならないかな~」、「ここはリアルにしたいな~」、「チョット気に入らないな~」などモデラーの性ともいうべきでしょうか?困りものです。
私自身手を入れる事が大好きなのですが一番の理由は自分だけの仕様にしたいって事が理由です。
特に雑誌などの記事でない場合は制約が全く無いので自由に出来る事もありその場での行き当たりばったりになりますが
出来るだけお付き合いください。

今回からボディのディティールアップになりますがディティールアップはあくまでも本人の好みです。
必要が無いと思われる方はそのまま製作すれば良いですしこの部分だけは拘りたいって方は御参考にして頂ければ幸いです。
模型は楽しんで作る事が大切です。実車に拘るだけが模型ではありませんので誤解が無いようお願い致します。

では最初のディティールアップです。
ボディ側面の車側表示灯はモールによって再現されています。通常クリアーレッドで塗装してそれらしく見せるのですが
チョット拘ってリアルな表現にしてみましょう!
KSモデル製の車側表示灯を使用します、これはランプの基台も付属しているので阪急8000系に近い姿に交換できます。
但し、随分前に入手しておいたので今回は使用できますが現在では入手がしにくい様なので同じ事が出来ないかもしれません、
ランプレンズのみのパーツは現在でも入手出来そうなので途中で別の方法も記述しておきますね。

DSCN0148.jpg

早速取り付けてみましょう。
ランプのレンズ部分のみカッターで切り取ります、くれぐれも綺麗に切り取ってください。
削った後が薄っすら残る程度が理想です、次の作業のガイドになってくれるので作業が楽になります。

DSCN0150.jpg

切り取ったレンズ部分が薄っすらと残っていらたその中心に千枚通しなどの先の尖ったもので強く押しつけ穴を開けるガイドにします。
上手な方であれば綺麗に切り取っても中心に跡が付けられますが初心者の場合は出来るだけ小さくした方が中心を狙いやすくなるので簡単に跡が付けられます。

DSCN0151.jpg

先程のピン跡をガイドに0.4mmのピンバイスで基準の穴を開けておきます。
いきなり大きなバイスで開けるとガイドの凹み後にフィットしないので、ガイドから外れてしまい中心に穴が開けられなくなる危険性があります。焦らず小さい穴を開けてから再度ドリルの径を上げる方が簡単です。

ここで先ほどの別のランプ再現ですがランプレンズのみの商品が販売されています、この商品であれば手軽に再現できるのでお勧めです。
その場合の方法を記載しておきます。最初の作業でランプの基台を削り取っていないのでこの時点で別売りのランプレンズの径と同じ穴を開けて差し込めばOKですね。いずれにしてもボディ塗装後の作業なのでここで穴を開けておくだけです。

私の方法では0.4mmでは小さいので0.4mmで穴を開けた後基台が入る穴を開け直します。

DSCN0152.jpg

綺麗に穴が空いたら表側に元のディティールが残った状態になります。基台のパーツがあるのでここは不要になります。
カッターで綺麗にそぎ落としておきます。

DSCN0155.jpg

その後ボディを削り過ぎない様に丁寧に1000番程度のペーパーで処理をしておきます。

DSCN0156.jpg

ここで裏側も注意です、穴を開けると必ずと言っていい程裏側にメクレが出来ます。これは見た目も良く無いですし穴の中に残っていたりすると部品が入らなくなる恐れもあるので綺麗に処理しておきます。
又、心配な方は確実に穴を開ける為にサイドピンバイスでサラっておくと良いでしょう。

DSCN0159.jpg

レンズの基台は真鍮製の挽き物です。少量の瞬間接着剤を使って取りつけます。

尚、瞬間接着剤は表から使用するとはみ出したりした際に修正が大変になりますし裏側から瞬間接着剤を流し込んで基台の穴の中に流れ込み塞いでしまう場合もあります。
瞬間接着剤を少量爪楊枝などに取り、部品に付けてから差し込んで接着するかエポキシ接着剤で接着すると綺麗に取り付けが出来ます。
最初はチョット難しく手間かもしれませんが慣れればこの方法が確実です。

DSCN0160.jpg

綺麗に取り付けが出来ました。

DSCN0161.jpg

今回はもう一つディティールアップしてみましょう。
ボディの側面には方向字幕が片側2か所ありますが成形されているHゴムがイマイチ好みではありません。
このままでも良いとも思ったのですが実車と比べるとやはり雰囲気が違うように見えて気になります。
又、表面がやや盛上がり気味に見えます。
手元に丁度良いパーツがあったのでHゴムを交換する事にします。

DSCN0162.jpg

ここも先ほどと同じ様にカッターで綺麗に削ぎ取ります、くれぐれもボディにキズを付けない様注意しましょう。
削り取った部分を見て頂いても感じませんか?やや厚みがあり過ぎの様に感じます。

Hゴムパーツが入手できない方はHゴム部分の表面を少し削って高さを低くすると良いと思います。
その場合は必ず平たい治具にペーパーを貼り付けて均等に磨き削り過ぎてモールドが消えない様に整形してください。

DSCN0175.jpg

削った後は1000番程度のサンドペーパーで表面を平滑に処理しておきます。

DSCN0176.jpg

Hゴムパーツを取り付けますが開口されている穴とHゴムパーツはほぼピッタリですが、やや穴のが横方向に気持ち広くなっています。
丁度合うように取り付けるにはボディに乗せた際多少動いてくれなければ位置修正出来ません。ここはエポキシ接着剤で接着します。

こういった場合は瞬間接着剤を使用すると固まるのが早いので一発勝負になってしまいます、この方法は私自身も不安で出来ません。
位置決めが難しい場合は瞬間接着剤を使わずエポキシ接着剤を使用するのが安全です。
エポキシ接着剤がはみ出たりした場合は半硬化の時点で爪楊枝などの傷を付けない先の尖ったもので擦れば簡単に取れます。
瞬間接着剤では出来ませんので是非こういう場所ではエポキシ接着剤を利用しましょう。

DSCN0177.jpg

車側表示灯とHゴムの取り付けが完了しました、これを10両分と考えるとチョット、、、、、。
頑張って最後までやり遂げるとしましょう!

DSCN0179.jpg

今回はここまでです、御理解頂けましたでしょうか?

ここで私の自論をお話ししたいと思います、ディティールアップとは何でしょう?実車に近い状態に改造してリアル感を追求する。
これだけでしょうか?私も以前はそう考ていました。
ですがそれだけなら精巧に出来た高価な完成品模型を購入すれば良いのではないでしょうか?(商品にもよりますが、、)
大切なのは自分の思う感じた姿を再現する事なのではないでしょうか?

弊社では完成品の製作代行業務も行っていますが、以前こんな事がありました。
御客様の指示で阪急車両を製作した際ボディカラーのご指定がありました。阪急と言えば独特の赤みのある小豆色のイメージですが御客様のイメージは車両がやや古い事もあり暗いチョコレート色がイメージで御好みということなので頑張って御客様のイメージに近い色を作り完成させました。
勿論お受け取りになられたお客様はイメージのままだと大変お気に召して頂き他の御注文も頂けました。

その完成品を弊社のギャラリーにアップした所「色が違う」「イメージが違う」、酷い物は「色のセンス無い」など言いたい放題言われました。
勿論HP上でもお客様のイメージで製作しているので必ずしも正しいという事ではないと注意書きを入れてありますがどうやら言い訳にしか捉えて頂けない始末。

実車と多少違っても良いのではないでしょうか?結局の所、自分の好みに限りなく近い状態にする事自体すべてがディティールアップなのだと思います。
ディティールアップと言うのはあくまでも個人が求める状態に限りなく近くする手法だという事です。
従ってどれが正しいも間違いも無く手を入れても入れなくても求めた状態であればOK!チョット違っていればチョット手を入れるだけって事になると思います。
紙面のモデラーは他の人に見てもらうのが前提ですが、通常は自分の為に製作しているはずです。自分の理想形になるよう楽しんで模型製作して頂きたいと思います。
他の意見もあるとは思いますがあくまで私の自論ですの御理解ください。

模型は楽しんで楽しんで楽しみ尽くす!これがホビーの本来の形ではないでしょうか。
好みは千差万別であり自由です。私はそんな方たちが一つでも私のブログを見て御自分の理想に近い完成品になる様参考になればと思っています。

次回もボディのディティールアップですが先頭車のディティールアップを行いますので是非ご覧下さい。
いつもの様に御質問等ありましたらお気軽にコメント下さい!

では次回まで!合掌、礼
スポンサーサイト

 2019_01_21

Comments

本当にそう思います。 

最後のコメントはたくさんの人に届けたいです。

私はマンセルとギリギリでモナコのコーナーを回り切る最後のマルボロマクラーレンホンダのあの赤、去年青山一丁目で見たMP4/5Bの赤でしかグッと来ないのでみんな「えーもっと蛍光オレンジだろ?」と言いますが知ったことではありません。

これからも自分が楽しむために作って行きたいと思います。
てげてげ  URL   2019-01-25 23:47  

てげてげさん!こんにちは 

こんにちは!てげてげさん!
共感して頂けて光栄です、そうなんです!マクラーレンの赤も同じなんです。
もし実車に近い色を教えてくれと言われたら私の知る限り一番同じ色に近い物を御紹介しますが
そうでなければ好きな赤で良いんです、実際に天候の加減や場所でも色は微妙に変化します。
御自分で一番良い!気に入った!と思えればそれが最高なんです。
参考になる人の物は柔軟に吸収し、不要だと感じれば無視すれば良いんです。
そういった事にうるさい人が居たら「個人の好みに口出すな!」とでも言ってあげましょう!


これからも心から楽しんで模型製作に励んで下さい。
長江  URL   2019-01-26 16:51  

 管理者にだけ表示を許可する

03  « 2019_04 »  05

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

検索フォーム

QRコード

QR


B
A
C
K

T
O

T
O
P