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[atelier souvenir vol.17]ホビダス HOゲージ 阪急8000系 第三回

Category: 阪急8000系  

こんにちは!阪急8000系第3回になります!

前回ディティールアップについて私の意見少しお話ししましたが誤解の無いようお話しさせて頂きます。
ディティールアップは極限まで実車に合わせて製作する事も勿論ディティールアップですが、ガンダムのようなロボットに手すりを付けたり、バーニアをより実感的な金属に交換したりする事はどうなんでしょう?ガンダムは実際に存在していません。
これもやはりディティールアップだと思います。御自分の理想に近い状態を再現する事がディティールアップになると思います。
「この部分はこれでも我慢できるけどこの部分は好きじゃない。だから変更しよう!」これでいいのです!

私は今まで紙面やブログで数々の作例を御紹介してきましたが全て真似をする必要は一切ありません。
自分にとって必要な部分のみ参考にして頂ければいいのです。私が製作する物は出来るだけ手を入れてディティールアップしていますが、出来るだけ皆さんにとって一点だけでも参考にして頂けるように出来るだけ広範囲に手を入れています。

以前もブログや紙面で記述していますがプロのモデラーの存在は模型業界の発展とモデラーさんの手助けです、技術の自慢ではありません。
プロじゃなくても凄い作品を作り方は沢山います。むしろそちらの方の方が技術が高いのでは?と思っています。
一人でも多くのモデラーさん達の手助けになればと今後も頑張って参ります(間が空いてしまう事もありますが、、、、すんません、、)

では今回のディティールアップに入りましょう!
今回の最初は運転席のディティールアップです。このまま使用してシルバーで塗装っていうのもアリなのですが、、、
やはりリアル感に乏しい様な気が、、、ここは何とか手を入れてみましょう。

形状が単純なコの字型の手すりでは無く上下に手すりの受けが付くタイプです。真鍮線でコの字型を作り交換しても形状が変わってしまいます。
それなら上下の受けのみを残し丸棒のステーのみ交換すればいけそうです。
交換したい方の為に切る部分を明確に御説明したいと思います。

最初は残す部分と手すり本体の間にカッターで切り込みを入れます。ドアの面と同じ高さまで切り込みを入れておきましょう。
又、十分切れる刃か新品の刃で行う事をお勧めします。切れない刃で行うと何度も刃を入れなければならず切り口が荒れて汚く仕上がってしまう事になりかねません。
全ての工作を初める際は常に良く切れるカッターを使用する事が大切です。

DSCN9805.jpg

次は縦方向です。ここは溝になっているので慎重に切り込めば逸れてしまう事はありませ。丁寧に切り込みましょう。

DSCN9807.jpg

ここがチョット難しいです。ドアの高さと同じ位置で切込みますが窓の部分はイマイチ境目が曖昧です。
少しずつ力を入れず手すりのみ切り取りる事です。これがカットする最後の作業です。上手く切り取れるように丁寧に作業しましょう!

DSCN9808.jpg

上手く切り取れれば下の写真の様に手すりが外せます。

DSCN9809.jpg

切り来んだ部分に残っている部分があった場合はカッターで出来る限り処理してからペーパーで処理するのですが
下の写真の様にペーパーで形状を変えたくない部分にはペーパーの端が当たる様に処理します。
これで切り取ったドアの部分のみにペーパーがかけれます。

DSCN9811.jpg

両側の手すりを切り取りついでにドアノブも交換したいので穴を予め開けておきます。

DSCN9812.jpg

先程の状態では取り付けた際の強度に問題が出ます。又、手すり本体に接着剤を付けなければなりません。
そこで残した部分に入れたい手すりの径の穴を開けます。
ピンバイスの角度の問題でドアと平行には穴が開けられません。元々手すりを差込むための穴ではなく引っかかる様にする為の穴です。
穴の深さは0.2~0.3mm程度で十分です。くれぐれも残った手すり部分を貫通させたり破損させない様注意しましょう。

ちなみに私は0.3mmを使用するので0.3mmのピンバイスで開けていますが0.4mmでも十分対応出来ると思います。

DSCN9817.jpg

最後はドア下の手すりです。キットはモールドになっていますが実車は手すりになっているのでこれも再現してみましょう。
やはりここも良く切れるカッターで表面を削いでおきます。

DSCN9814.jpg

少し跡が残っているのが理想です。残っているモールドの両端に先の尖ったものでマーキングします。

DSCN9815.jpg

0.3mmのピンバイスで穴を開けてから残ったモールドをサンドペーパーで綺麗に表面を処理します。

DSCN9816.jpg

完成状態です。
ドア側面の手すりがチョット曲がっていますがこの時点で仮組しているだけです。塗装が終了し手すり両端の基部をシルバー塗装した後、真鍮線ではなく洋白線を取り付ければ塗装では得られない状態が再現できます。
ドア下の手すりはこの時点で取り付けおきましょう。

DSCN9819.jpg

今回加工で全車共通のディティールアップにはほぼ終わりました。
次回からはいよいよ屋根配管です。
これが大変そうなので何回かに分けて皆さんに判りやすくするつもりです。どうか是非御参考にして頂ければと思います。

弊社ではカツミさんのスペシャルモデルとキット製作や弊社自体も代行も行っており数々の完成品を製作してきましたが
不思議な事に同じ車両で同じ注文を頂いた事が1度もありません。本当に皆さんの好みは様々なんだな~と感心します。
個人個人完成が違うので完成品も違ってくるって事です。それが模型って楽しいなと思える最大の部分ではないでしょうか?
皆さんもこれからも楽しんで模型製作して下さい!

ではまた、次回まで!

P.S沢山の方に見て頂いている様で心から御礼申し上げます。

感謝 礼 合掌
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 2019_01_29

Comments

ディテールアップは楽しんでやります 

やりたいところ、変えたいところをやるので正解と、またまた勇気もらいました!ところで電車と関係薄いですが私の最近のテーマはパイピングです。模型屋さん以外に行くことが増えました。ハンズとか電子部品とかアガりますよね。機会があれば次のクルマかバイクの時にパイピング特集お願いしたいです。
てげてげ  URL   2019-02-01 22:00  

てげてげさん!こんにちは 

てげてげさん!お返事が遅くなりすいません。
御理解有難うございます。てげてげさんが作りたい物を自由な発想で作れば良いんですよ。

パイピングの件ですが基本的にはカーモデルも鉄道も配管をする意味では形が違うだけで同じです。
どうすればリアル感が出るか?好みの形になるか?それだけです。
鉄道模型も十分参考になると思いますのでご覧下さい。
私もホームセンターで購入する事は普通です、模型店で購入出来ないものが殆どなので
非常にありがたいですね~。
いずれ大きめのサイズのポルシェを作りたいと思っているのでパイピングはその時詳しく御紹介します。
長江  URL   2019-02-03 14:37  

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プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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