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[atelier souvenir vol.17]ホビダス HOゲージ 阪急8000系 第七回

Category: 阪急8000系  

皆さんお待たせ致しました!
チョット更新が空いてしまい申し訳ありません。

では早速作業に参りましょう!
最初は前回終了していない所からの再開です。
屋根上のプレートを接着しましたが流し込み接着剤を使用している為に乾燥時間を十分置いてからの作業です。
プレートを接着する前に穴を開けておきましたがこの場所で活躍してくれます。
裏側にはプレートのボルト部に穴を開けた後があります。又、パンタグラフの足の部分にも穴を開けているのでこの穴を
裏側から表側に貫通する様に同じ径で穴を開けていきます。

DSCN9759.jpg

上手く開けられると下の写真の様になります。
この時パンタの足の部分も忘れないようにします。

DSCN9760.jpg

ここでディティールアップです、プレートのボルトを再生しますが真鍮線を使用するより少しリアルにします。
実車はボルトで止まっていますがこのスケールではボルトの形状が解らないので似たものを使用すれば再現出来ます。

私が使用するのはホビーデザイン製のリベットです、このリベットはバイクモデルやカーモデルのディティールアップに使用するものですが鉄道模型にも十分活用出来ます。
ちなみにこのパーツはカーモデルファンには定番とも言える商品でバイクのカウルやレーシングカーなどのディティールアップには欠かせません。
私は長い間カーモデラーでしたのでこの様なパーツには大変お世話になってきました。
ディティールアップのツールは鉄道模型関係だけではなく多方面に視野を向けると最適な商品が見つかる可能性が大なので色々試してみる事をお勧めします。
今回はこのパーツを使用してボルト再現をします。

DSCN9761.jpg

非常に小さいパーツなので飛ばさない様に細心の注意が必要です。
又、この作業は基本的に上級者向けです、真鍮線で簡単に再現するのであれば0.4mmで穴を開ける所を0.5mmで穴を開けてリベットと再現と同じ方法で再現するのも良いでしょう。
パーツも決して安価ではないのでよく考えて行って下さい。

DSCN9764.jpg

仕上がりです、中々良いでしょう~。
真鍮線では出せない味があると思いますが如何でしょうか?

DSCN9765.jpg

今度はパンタ基台です。
ここは大変悩みました。各メーカーのパンタ基台を試しましたがどれも大きくやや小さめの阪急車両には合いません。
新規に製作する事も考えましたがやはり簡単な方がよろしいですよね。
そこで使用したのがイモン製のパンタ基台です、1/87を利用すれば少し小さくなるのでこれであれば大丈夫そうです。
厳密に言えば多少違ってもイメージ的にはそれなりになるはずです。

DSCN9792.jpg

このパンタ基台の基部のみを使用します。
方法は簡単です、ホワイトメタル製で薄いのでカッターで簡単に切る事が出来ます。
出来るだけ小さくするのでボルトのモールドの際まで切り取った方が良いでしょう。

DSCN9948.jpg

取り付けですがこの場合はエポキシ接着剤を利用します。通常の流し込みでは接着は出来ません。
エポキシ接着剤であれば硬化時間が1分~5分程度の物を使用す入れば位置修正が出来ます。
瞬間接着剤などを使わずエポキシ接着剤を利用した方が作業自体が楽になるのでお勧めです。

DSCN9949.jpg

それでは屋根の最後の改造になります。
ベンチレーターがモールドされているのですが通風孔も無く屋根板に一体化しているのですが余り恰好が良くありません。
そこでベンチレーターの交換と行きたいのですがこれが又大変です。
交換できる互換性のあり商品が全くありません、以前カツミさんから8000系は完成品が出てましたが今では修理用のパーツですら入手出来ない状態です。
なければ作るしかない!

という事で出来たのがコレ!
プラ板から切出しチマチマと加工して出来ました、と言うより私は目が悪くなったせいもありこのサイズを加工するには非常に難しくなったのでわがままを言ってスタッフに作ってもらいました。
これをレジンで複製して使用します。

DSCN9957.jpg

ベンチレーターが出来たので屋根の加工になります。
既存のベンチレーターをリューターで丁寧に荒削りします。

DSCN9950.jpg

ある程度リューターで削り取ったら仕上げでカッターの出番です。
周りのディティールを傷付けない様に丁寧に面一に削っていきます、最も集中力が必要な作業ですが失敗は出来ません。
パンタの無い中間車は周りに何もなく簡単に削り取る事が出来るので問題はありませんが、パンタ付き車だけはくれぐれも慎重に行いましょう。

DSCN9954.jpg

ここまで来ました。いよいよ配管作業になりますね~。

DSCN9955.jpg

今回はここまでです。

次回はいよいよ配管作業になります。ここからが本番って所でしょうか?
配管自体は鉄道車両の大きなポイントと言っていいでしょう。上から見る事の多い鉄道車両には効果が高いのは言うまでもありません、。
「以前御問い合わせ頂いた中に屋根の配管は車両によって十分な資料が無く解らない場所が多いので完全に出来ない。」
と言った内容の御問い合わせがありました。
出来れば実車と同じなのが1番いいのでしょうが真鍮線の径や作業の利便性を考えれば必ずしも絶対的に同じというのはかなり難しい事になります、そこまで拘らくとも似た材料で雰囲気を作り出せれば十分だと私は考えています。
私も次回から配管作業に入りますが雰囲気重視でディティールアップするつもりですので御参考にして頂ければ幸いです。

大切なのは手を入れる事への喜びが一番です。ストレート組では決して得られない感動や喜びが必ずあります。
私の作業を参考にして頂きチョットだけでも自分ならではの改造を加えて素晴らしい自分らしい作品になって頂ければ幸いです。

では次回まで暫しお別れです。
今回も質問等が御座いました遠慮なくコメント又は、メール下さいませ。

合掌 礼
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 2019_03_17

Comments

参考になります 

見ていて思うのですが、テクニックはもちろんのこと、実物の知識が決め手と思いました。

私もクルマ好きと言ってはいますが、メカの知識不足がディテールを作り込めていないのだと思います。

クルマ、バイク、鉄道までと尽きない興味が長江さんはじめモデラーさん達の作品を高めているのだと思います。

私はもうそこにはいけないので逆に周りの人たちに「簡単に楽しめるよ、凝らなくても楽しいよ」と啓蒙する語り部になろうと思っています。

定年した先輩などが私のブログを見て「模型再開したよ」と言ってくれると嬉しいです。

次回から配線ですね。苦手のパイピングに応用できる気がするので楽しみにしています。
てげてげ  URL   2019-03-21 20:46  

参考になります 

見ていて思うのですが、テクニックはもちろんのこと、実物の知識が決め手と思いました。

私もクルマ好きと言ってはいますが、メカの知識不足がディテールを作り込めていないのだと思います。

クルマ、バイク、鉄道までと尽きない興味が長江さんはじめモデラーさん達の作品を高めているのだと思います。

私はもうそこにはいけないので逆に周りの人たちに「簡単に楽しめるよ、凝らなくても楽しいよ」と啓蒙する語り部になろうと思っています。

定年した先輩などが私のブログを見て「模型再開したよ」と言ってくれると嬉しいです。

次回から配線ですね。苦手のパイピングに応用できる気がするので楽しみにしています。
てげてげ  URL   2019-03-21 20:54  

てげてげさん!お久しぶりです! 

てげてげさんお久しぶりです、お元気でしたか?
そんなことありませんよ、今からでも遅くはありません。
模型はどれだけ作っても終点は無いと思いますよ。
私もブログや紙面などではそれなりの拘った事をしていますが
個人で楽しむ時はストレート組が多いのも事実ですしモデラーの皆さんにはお逢いした際は
ストレート組をお勧めしています、とにかく模型を作って頂きたいからです。
私もてげてげさんと思いは全く同じですよ、一人でもモデラーさんが増やせればいいですね~。

私がストレート組をしても皆さんは喜んで見て頂けないと思うのですよね~。
長江  URL   2019-03-23 15:41  

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keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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