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お久しぶりになってしまい申し訳ありません。グランツーリスモの第3弾になります。
一応会社の代表って事もあり本業に力を入れていたのでブログが遅くなってしまいました。

もう春はすぐそこですね~少しずつ暖かくなり身も心も軽くなる気がします。
後半月そこそこで桜も咲き始めるのがとても楽しみです。昨年は妻と一緒に桜見物にバイクで出掛けとても楽しかったので今年も行こうと思っています。

2月最後の更新になってしまいましたがどうか今回も宜しくお願い致します。
今回の最初の作業はメッキ再現からです。方法は過去にも何度も行っているので割愛させて頂きますが貼られている場所を御覧ください。
黒いボディですので非常に目立ちます。カットを慎重に行い出来るだけ綺麗に貼らなくてはいけません。
特にドアの取っ手部分は非常に大変なので、難しいと思った方はメッキ塗料かシルバーで代用した方が無難です。


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ウレタン塗装です。
Y31の場合はデザインモールドが入っているので埋まらない様全体をよく見て行います。


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黒いボディは光の反射がハッキリ出ます。サンドペーパーで最初の磨きを行いますが極限までムラの無い様丁寧に磨きます。
スタンドライトをお持ちの方は角度を変えながら光に当てて、ペーパーのかかっていない部分を確認して行うのがベストです。
ペーパーはコンパウンドをかけやすくする為にも2000番を使用します。


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コンパウンドで仕上げ磨きを行います。
黒い車体はとにかく傷が目立ちます。白い車体では問題なくても黒い車体の場合は簡単に見えてしまいます。

通常は粗目から細目で終了する場合が多いのですが、黒車体の場合は仕上げ用の極細目までかけないと曇りやキズ跡は完全に消せませんので必ず最後は仕上げ用を使用しましょう。


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下の写真は粗目と細目をかけた状態です。
良く見ると多少曇っているのが判りますでしょうか? この曇りはキズなんですね。
コンパウンドで磨いているので目立つ傷は無いのですがやはり曇った表面はとても綺麗とは言えません。
スタンドの形がハッキリ出る様に研ぎ上げる事が重要なんです。


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仕上げ磨きを行います。
注意したいのが専用の磨き布を使用する事です。他のコンパウンドを磨いた布を使用すると布に残ったカスがより表面を傷つけます。必ず最終仕上げのコンパウンドは専用の布で磨いてください。



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ボディの凹凸は磨き布では磨き切れない場合があります。その場合は綿棒などを使用して力をかけず丁寧に磨き上げます。



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下の写真が仕上げ用で終えた状態です。先程の写真とは全く違うと思います。
スタンドがハッキリ写り込んでいますね。黒い車体はこの状態にならないと魅力的な車になりません。
研ぎ出し技術を極めたい方は黒い車体を極めるのが最短の道なのかもしれません。
以前シトロエンを製作したブログも参考にして頂ければより理解して頂けると思います。
(参考:NAGAEアートプロダクションギャラリー EBBRO  1/24 Scale CITROEN DS19"> NAGAEアートプロダクションギャラリー EBBRO  1/24 Scale CITROEN DS19



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ボディが完成した所で細部塗装です。
窓枠の内側などセミグロスブラックで塗装、サイドモールなどもこの時に塗装しておきます。
この塗装で初めて車らしい表情が生まれるので綺麗に塗装しましょう。


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ボディ周辺のパーツを仕上げていきましょう。
最初はフロントグリルの塗装に入りましょう。グリル内を半艶の黒で塗装しますが、ここで重要なのはメッキを痛めない事です。

私の場合は最初にメッキの上からウレタンを極薄で塗装し、黒い部分はラッカーではなくエナメルのセミグロスブラックを希釈してエアブラシで塗装します。
これは最後に溶剤で必要な部分を拭き取りメッキへ戻す為ですが、基本的にエナメルはメッキに反応しにくい傾向があっても時としてメッキを侵してしまう可能性もあります。
又、綿棒などで拭き取り作業中にメッキ部にキズを入れてしまう可能性もあります。私の場合はウレタンで保護してから行っていますがウレタンが使用できない方はメッキへの食いつきも考慮しプライマーを塗装した上から行うのも手です。いずれにしてもメッキパーツには傷等から守る配慮が必要です。


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ガラスの塗装ですがガラスパーツ自体の透明度がイマイチなので、コンパウンドの極細目で裏面と表面共に磨いて表面を美しく仕上げてから塗装して方が良いでしょう。
フロントガラスの上部合わせガラス部分の色が明確に覚えていないので、資料と睨めっこしてもイマイチ判りません。
一見では濃いグレーにしか見えないので妥協してスモークグレーで再現しています。
合わせガラスの塗装はレパードの時と同じ方法で塗装しているので御参考にして下さい。


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テールライトの仕上げです。
グロリアのテールライトは上部がウィンカー、下部がテールランプになっています。
塗装する際に拘りたいのは色です。テールランプの赤い色は比較的に暗めの色なのでクリアーレッドで塗装後、スモークグレーで赤い色のトーンを落として暗く仕上げます。
バックランプも単純にクリアーで未塗装にするのではなく、先にスモークグレーで少し暗くしておきクリアーホワイトに微量のクリアーレッドを混ぜ、気持ち赤みがかった色を塗装した方がリアル感が出ます。
塗装が終了したらメッキ部分にミラーフィニッシュを貼り仕上げます。
好みですがパーツ自体の表面が余り光沢が無く綺麗ではないので、クリアーを塗装して光沢を上げておいた方が綺麗だと思います。


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サンルーフの塗装です。通常サンルーフの殆どがスモークグレーです。
裏側からかなり濃い目に塗装を行った方がリアルです。但し透けていなければいけない事も考慮してムラにならない様にしましょう。


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完成したパーツを組んでいたら又問題が、、、、。
ヘッドライトとフロントグリルの間が! 0.3mm以上隙間が空いているではありませんか。これは恰好が悪いですね。
この隙間を埋めて見栄えを良くします。


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ライトレンズのグリル側に0.5mmの透明プラ板を少量の瞬間接着剤などで貼り付け、レンズ表面と同じ形状になる様サンドペーパーで整形します。


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右側のレンズの方が隙間が大きいのでこちらから行います。
何度もボディに合わせて形状が合うようサンドペーパーで形を整えていきます。


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形があった所でコンパウンドで磨きレンズの光沢を再生します。面倒な方は1500番以上のペーパーで整形していればクリアー塗装で元の状態に戻す事も可能です。但しエアブラシの場合はある程度の厚吹きをしないと傷は消えてくれません。
お手軽なのは缶スプレーの光沢クリアーです。これでしたら一回の塗装で傷は殆ど消えてくれます。


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ヘッドライトレンズのウィンカー部はクリアオレンジに塗装し裏側から反射板に見立ててミラーフィニッシュを貼り仕上げます。


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フォグライトレンズは実車を見るとレンズ全周がシルバーに見えます。ここは裏側からマスキングしてシルバーに塗装しておきます。


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サンルーフの装着前にもう一つ屋根に追加加工が必要です。室内のガラスを取り付ければ前側の受けは出来ますが後ろがありません。
後ろ側にも0.5mm程度の幅でサンルーフが乗る様にプラ板を貼り付けておきます。これでサンルーフを支える事が出来る様になります。


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パーツを取り付けてボディがほぼ完成です。
まだ多少加工しなければいけませんが次回で完成ですので次回の作業とさせて頂きます。


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次回は内装と最終組み立てです。さてどんなグランツーリスモになりますでしょうか?

それにしても黒い車の研ぎ出しは神経を遣います。今まで光沢の魔術師なんて言われていましたが、そんな私でも黒仕上げは簡単ではありません。むしろ出来れば避けたいほどですが、今回のグランツーリスモはやはり黒で仕上げたかったので頑張りました。
黒い塗装は何よりも深い光沢が必要です。いわゆる黒光り? って感じでしょうか。苦労して仕上げた黒車体は上手く出来るとこの上ない喜びになります。まだ経験していない方も是非1度はチャレンジして頂きたいと思います。


では今回はここまで。次回は完成です。
仕事の都合で更新が早まったり遅くなったりと申し訳ありません。何とか頑張りますのでこれからも宜しくお願い致します。

 2018_02_28


お待たせいたしました。
グロリア第2弾で御座います。実は今回の内容は急遽アップしなければならなくなりました。
実は一部に間違いがあり、アップした時点で写真の差し替えが出来ればよかったのですが時間が空いてしまったので、今回修正分として最初に掲載させて頂きたいと思います。
理解不能な写真を載せた事を心からお詫び申し上げます。


下の写真が正しい加工箇所です。紛らわしい事をお伝えして申し訳ありません。
削る部分の指示が変更されています。


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また他の2枚の図解につきましても、分かり辛い箇所や数字が抜けている部分も追記した上で再掲載致します。


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上記の写真が正しい解説です、この写真と同じ加工をすれば私が作ったバンパーと同じ形状になります。
では改めて、今回の製作に入らせて頂きます。

外装のパーツで忘れてはいけないのがバックミラー。
これも残念ながらこのまま使用する事は出来ません。バックミラーの表にブロアム用のドレスアップのメッキ部分がモールドされています。これはグランツーリスモにはありませんのでパテで埋めてモールドを消します。
更にミラー側は可倒式のラインがモールドされていますが表側はありません。ミラー側と繋がるように筋を新たに入れます。
これで正しい形になりました。


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内装に入りましょう!
今回はこれが最も大変な作業になりそうです。
下の写真はバスタブ仕様の内装ですがドアの内貼りが余りに貧相です。バスタブ形状なので金型上無理なのは当然ですがやはり手を加えたくなります。
又、内装を見るとブロアムの内装になっているのでこれを出来る限りグランツーリスモSV仕様に変更します。


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ここでリアル感を作る為に引っ張ってきたのがアオシマ製グランツーリスモSVの内装です。
アオシマ製は通常の内装パーツと下の写真のメッキパーツが二つ入っています。これには私も驚きましたが、メッキパーツを使用してしまってもアオシマ製のグランツーリスモSVは作る事が出来るのでこれを流用します。
当然メッキは必要ないので漂白剤等に漬けて剥がしておきます。


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バスタブ内装のドア部分を切り離します。結構大変な作業なので指を切ったりしないよう注意が必要です。


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ドアが合うように調整しますが、ここで重要なのは前の状態と同じ位置にドアが付く様調整する事です。
内貼りの下からドアランプギリギリまで切り飛ばし、ドア前から約6mmほどを切ります。後席側の内貼りには手を入れません。ダッシュボードを仮組してピッタリ収まる様再度調整します。


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これからがグランツーリスモSV仕様にする工程です。
センターのひじ掛けがブロアム様なので高くなっています。グランツーリスモは低いのでひじ掛け部分を全て取り除きます。


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1.2mmのプラ板を使用して、ひじ掛けの大きさに切り上面になる部分の角を少し落としてアールを付けます。
元の位置に接着して完了です。
既存の肘掛けを切り取るのはチョット大変ですが、比較的に簡単に出来るので是非参考にしてみて下さい。

シートですがモールドの入っている位置がやはりブロアム仕様です。
シートセンターのモールドだけパテで埋めてペーパーで処理しておきます。


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埋めたモールの上に1mmのマスキングテープを貼り実車に入っている位置にモールドを入れ直します。
ちなみに入るのは背もたれの部分と座る部分の凹んでいる部分です。
スジボリしやすくするために厚みのあるビニール製のマスキングテープを使用しています。


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シートのモールは変更できましたがヘッドレストが少々しょぼいので、前方に向かってパテを盛りボリュームアップをします。
フロントシートも同じようにヘッドレストを大きくしますが、後ろ側にプラ板を貼りパテで整形します。
又、シートの座る部分も本来バケットシート仕様になっているので両側にパテを盛り高く整形し、シートの継ぎ目も変更します。


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このキットのフロントシートには残念ながら後ろ側がありません。(パーツ自体が無いんです)
プラ板を貼りそれっぽく作ります。
拘ればもっとリアルになりますが、そこまで拘る必要も感じないのでここで終了です。
ヘッドレストの後ろのボリュームが出ているのが判りますか?
これぐらいで実車と同じ雰囲気になります。

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リヤトレイにピュアトロンが付いていますが、グランツーリスモはSVのみのメーカーオプションだった記憶があるので、付いている設定にし取り除くのは止めました。(私の記憶が正しければですが、、、)
サーフェーサーを塗装して全体の具合を確認して問題がなければ塗装に入ります。
シートに拘るのであればシート縫い目も作った方が良いでしょう。かなり面倒ですが十分な気がします。


DSCN9206.jpg


次回は室内塗装とボディ仕上げになります。
急遽アップしたために内装も完成しない状態で申し訳ありません。本来は塗装して完成としたかったのですが、間違いを修正する方が先決だと思いましたので未完のままアップいたしました。
御理解下さい。

間違いを掲載した事をお詫び申し上げます。

これに懲りずに次回もご覧ください。

 2018_01_18


明けましておめでとうございます!
本年も一緒に模型を楽しんで頂ける様宜しくお願い致します。

今年はどんな年になるのでしょうね~。新潟などでは大雪で大変な様で、九州でも雪が降り全国的に大寒波の様な状態です。
日本を宇宙から見たら殆ど真っ白け~になっているのでは?
ところで雪は御好きですか? スキーをする方なら好きでしょうが実際雪国の方々はかなり苦労しているんです。
私はどちらかというと余り好きではありません。子供の頃に父の仕事の都合で新潟県に数年住んでいたことがあります。
雪の時期は何処見ても真っ白けっけ~で外で遊ぶと言ってもプラスチック製の短いスキーでストックも使わず滑ることぐらい。
おかげでそれなりにスキーが出来る様になりました。
今ではスタンダードなスノーボードも、子供の頃はベニヤ板をソリの様に作って遊んでいたので上手なものです。
ですが雪の季節が来ると最も嫌だったのが雪かきです。寒い早朝に殆ど毎日のように学校に行く前の仕事で本当に嫌で仕方が無かったです。
(楽しかったのは移住した最初の年だけでした)

おかげで大人になっても余り雪が好きではなく、スキーも全く興味がなくなり今ではスキー板すら持っていません。
今でも住んでいる方々には本当に大変だと思います。私の様な数年しか住んでいないのにこの様に思うのは大変贅沢だと思います。
私は今はスキーはしませんが、スキーなどで遊びに行く方も雪の地方の生活は大変な苦労を伴う事を多少なりとも知って頂ければと思います。


さて本年の第1回目です! 当初大型キットを作る予定でしたが、昨年から数台作ったカーモデルにチョットハマってしまい今回もカーモデルを製作させて頂きました。(元々カーモデラーだという事を忘れてました、笑)

今回の御題はY31グロリアグランツーリスモSVです。以前お話しましたが私の車遍歴の中でも最も好きだった車です。
私が所有していたのはセドリックでしたが今回はグロリアにしてみました。
色は黒! 皆さんの苦手な色でしょうか? キットが古い分多少手を入れて美しいグロリアにしたいと思います。


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部品自体は少ないですね~。内装もバスタブ仕様ですが私の記憶ではこの前後からバスタブ内装が多くなった気がします。


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では作業に入りましょう!
パーティングラインを消します。比較的にトランク、ボンネットパーティングラインが深く高さのズレが多少あるので丁寧に繋がるように整形します。800番程度のペーパーで行うと効率が良いですよ。
フェンダーアーチにもバリが出ていますので、丁寧に処理しておきます。
ペーパーをかけながら思ったのですがボンネットにウィンドウォッシャーのノズルがありません。研ぎ出しには有り難いのですが模型としてはチョット困るので後に再現します。


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スジボリですが全体的にはやや浅めです。特に窓の下側は塗り分けをしやすくする為にもある程度の深さは必要です。
丁寧に行いましょう。私は30度刃のカッターで全てスジボリしますがカッターでスジボリを行うのは難しいので皆さんは専用のツール等で行って下さい。


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ここまでの作業はどのキットでも行うので過去のブログを見て頂ければ御理解頂けると思います。
問題はここからです。全体的なフォルムは非常に良いのですが何となく違う部分が多いので手を入れます。
この時点でリアバンパーはのみ問題が無いので取り付けておきますが、フロントバンパーはかなり手を入れる必要があります。
この時点では取り付けはしません。


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ボディの状態を見るので一度サーフェイサーを薄めに塗装して傷を確認します。
ここで気が付いたのが、ドアのサイドモールが実車とは少し違っておりやや厚めに出来ています。実車の様な厚みになる様サンドペーパーで削り薄くします。


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フロントバンパーの改造です。
実車に比べて前方にかなり出気味です。仮組すればわかるのですがとてもバンパーが大袈裟に見えてリアル感がありません。

余談ですがアオシマ製の同車種も車全体のフォルムは比較的良いのですが、バンパーの形状は同じ様な形状です。
バンパーは車の顔ですので、フロント部分には特に拘って実車に近いイメージが欲しいですよね。

ちなみにフジミ製の場合はフロントバンパーのみ前方に張り出し気味で、アオシマ製のの場合は前後ともに張り出し過ぎです。
又バンパーの幅も両方共広めになっています。どちらのメーカーもどうして実車の形が再現できなかったのでしょうね?
今回はフジミ製なので、フロントバンパーを出来るだけ実車に近い形状にお手軽改造します。本当に拘るとフルスクラッチになってしまう程実車とは形状が違っています。これキット作った方は皆さん「?」だったのではないでしょうか?

肝心な加工写真は私のミスで無くなってしまったので、切り詰めた部分を表示しておきます。
加工内容はバンパーを1.2mmほど詰め、やや幅広のバンパーを片側0.3mmほど詰めます。
それに付随する仕上げを行い形状を変更します。


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ボディとの接合部も同じように1.2mmほど切取ります。この際バンパー上面のモールが無くなってしまうので上面モールは再生して新規に作り直します。
ボディとの接合用ボスは切り取らない様にしておけば取り付けが楽になるので出来るだけ残す様に加工します。


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写真の順番がチョット違いますが御容赦下さいませ。


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フォグライトは平面にクリアレンズを貼り付ける様になっているので見た目が良くありません。穴を開けて奥行きが出る様にします。
ウィンカーも同じように穴を開けておきます。


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バンパーの完成です。フォグライトの穴の部分を見て頂くと少しだけ周囲に元の部分が残っています。これはレンズを入れた時にリブとしてレンズが止まる様にする為です。


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如何でしょうか? かなり良い感じになったのでないでしょうか?
実車はこの程度しか貼り出していません。これでグランツーリスモSVにらしい姿になりました。
このキットの外見上最も改修したい部分です。


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おまけですがチョットした比較をしてみましょう。右がアオシマ製、左が加工後のフジミ製です。一目瞭然ですよね。
フジミ製もアオシマ製と同じくらい前方に張り出していました。フロントグリルを取りつけた際に側面から見てバンパーがチョット出ているぐらいが最も雰囲気が良くなります。
アオシマ製を製作する場合はフェンダーアーチ自体も張り出し気味なので更に加工が必要になります。
私が考えたのは、フジミ製のバンパーは前後別パーツになっているので先ほどの加工を行った上、移植することで解決できると思います。
アオシマ製はバンパーが一体成型で切り離し加工をしなければなりませんので御注意!


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後ろのバンパーも比べてみましょう。重なっている上がフジミ製、下がアオシマ製です。明らかにアオシマ製が全体的に大きく実車とは違う形状になっています。バンパーの中央の張り出しモール下の部分もアオシマ製は非常に幅が狭く実車とは全く違っています。

アオシマ製のグランツーリスモSVを作る場合はリアバンパーもフジミ製のバンパーを移植するのが良いでしょうね。
どちらが良いかというより基本的に模型はメーカーのディフォルメ次第です。どちらが好みか? って事だと思います。


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作業の続きです。フェンダーアーチにはメッキのモールが付いていますが実車はバンパーにモールがかかっています。
曲げる事が出来るビニール製のマスキングテープを使用して延長します。繊細な作業なので丁寧にゆっくり正しい位置に入れます。


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モールは入りましたがバンパーとボディとでモールが途切れています。ここも実車に合わせパテで埋めて繋がる様にします。
その際モールドに違和感が出ない様にサンドペーパーで整形しておく事が大切です。


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バンパーの側面に継ぎ目がありません。ここも実車に合わせてスジボリを新たに入れます。


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全て整形が終ったらボンネットにウィンドウォッシャーのノズルが付いていないので、実車の資料などを参考に位置を決めて0.4mmのピンバイスで印用に穴を開けておきます。その後サーフェーサーで仕上げます。


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さて、ボディは仕上がりましたがどうせならもう一つカスタムしちゃいましょう!
見た目をグーンとアップする為にサンルーフを入れます。(私のY31にも付けていました)

キットには残念ながらサンルーフは付いていません。新規に穴を開けて付けなければなりませんがサンルーフのガラスパーツが必要になります。
これがチョット厄介です。以前製作したレパードにもサンルーフパーツが付いており「あぶ刑事」仕様では使用しないので再利用と考えましたが、残念ながら形状が違っています。レパード用はやや台形になっていますがグランツーリスモSVでは長方形です。
色々思案した結果、同じフジミ製のHC33ローレルのサンルーフパーツが丁度良いので流用します。
これでしたら同じメーカーなのでプラの厚みがほぼ同じです。その分高さ調整が必要ありませんのでお手軽です。

このサンルーフ加工は要領さえ覚えれば誰でも簡単に出来ますし、サンルーフパーツが無くても開けた状態を作るのであれば開けた時に少しだけ収まり切れない部分を透明プラ板で作り、風きり板を自作すれば簡単に再現できます。


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最初は使用するサンルーフパーツを所定の位置に合わせてシャープペンで型を屋根に書き込みます。
書き込んだ線の1.5mm程度内側に大穴を太めのピンバイスで開けていきます。



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全周に入れた方が面倒でも後で楽なので頑張って開けましょう。


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ニッパーで穴と穴に刃先を入れてカットしていきます。


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ここが重要です。くれぐれも切りすぎない様に線の0.5mm程度の所までカッターで広げていきます。


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治具を使いサンドペーパーでピッタリとサンルーフが収まる様に整形していきます。角は丸いやすりを使うなどして合わせていきます。
この作業は思った以上に気を遣いますがこれが見た目の決め手になるので頑張って作業します。
又、塗装をするので塗膜の厚み分は必ず広げておきます。


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サンルーフを合わせた状態です。キッチリ入るのではなくゆとりを持って入る様にしておきましょう。


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もう一つ大変な作業が残っています。
ガラスパーツを仮組してみると前方に一部が出てしまっています。これは必要ないので切り取りますが、屋根の開口部と同じ様に切り取るのではなく前方に0.5mm~1mm程度残して切り取ります。
この残った部分はサンルーフの受けになってくれるからです。


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クリアーパーツは顔料が入っていない分非常に割れやすいものです。ピンバイスで穴を開ける際も慎重に開けないとヒビが入ってしまう程です。今回の作業の様なカッターで切り取る作業は元々もろいクリアーパーツに切れ目を入れる様な物です。
良く切れるカッターを使用するのが重要です。


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前方に少しだけ残っているのが判りますでしょうか? この程度で十分です。
開けた状態にするのであればもう少し幅があった方が風切り版などの加工もしやすくなります。


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加工が終った所で塗装です。
ボディカラーはやはり黒でしょうね~。個人的にも最も似合う色だと思います。


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今回はここまでです。
以前シトロエンで黒塗装をしましたが、黒塗装は研ぎ出しが非常に大変でわずかな傷が残っていてもすぐ判ってしまいます。
又、表面の梨地状態も簡単に見えてしまうので難しいのですが、上手に磨けると他の色には無い魅力が得られます。

さて年始第1回目は年始のバタバタもあり思ったように作業が進みませんでしたが一応塗装まで行えました。
グランツーリスモSVはセドリックにしろグロリアにしろ両方共に人気がある車種です。
その分キットの完成度にも拘り手を入れる方も多いと聞きます。今回はバンパーとサンルーフ加工のみでしたが拘り抜けばまだ手を入れる箇所がありそうです。

次回はウレタン塗装と内装ですがこれが又大変そうです。
内装はブロアム仕様になっているのでグランツーリスモSVに変更しなければなりません。どのようにするか今回よりも
次回の方がカーモデルを作る方には参考になるかもしれませんので是非次回もご覧下さい。

いつものようにコメント、御質問等お待ちしています~。

では次回まで御機嫌よう~。

 2018_01_12


こんにちは!

今年もいよいよ終わりが近くなりました。今年1年間お付き合い頂き誠にありがとうございました。
皆さんにとって今年はどんな年でしたでしょうか?
私にとっては怪我の多い1年でした。こんな事を言うのも変ですが、モデラーという職業なので手には特に気を付けているのです。しかし今年見舞われたトラブルは、腱鞘炎や転んで比較的重い突き指、顔面強打など……小さいものから大きいものまで一通りって感じでしょうか。
年齢も年齢なので怪我をすると治りが遅い事もあり仕事にも支障が出た程です。
来年はこんな事の無いよう気を付けたいと思います。

良い事もありました。事業の拡大を計画しましたが少しずつですが実ってきました。多少の苦労はありましたが優秀なスタッフの力もあり来年は更に飛躍できそうです。
色々あった1年でしたが点数を付ければ75点って所でしょうか?
来年は100点になるよう頑張ります!


さて今回は暇を見つけて製作した2台を御披露したいと思います。
ブログで過程を紹介する予定では無かったので工程写真は全くありませんが完成見本にはして頂けると思います。

最初はハセガワのシビックです。
個人的にはシビックはこの形が一番好きです。若い方には馴染みが無いでしょうがオジサンたちにはシビックはこの形が印象的ではないでしょうか? 今見るとバンパーの形やフェンダーミラーが昔の雰囲気を醸し出しています。
昔の車はみんなこんなバンパーが付いていたんですね~。

製作の内容の簡単な説明ですが基本的には殆ど手を入れていません。いわゆるストレート組ってやつです。
唯一ナンバープレートが厚いので薄いプラ板で作り直しただけです。

パッケージの絵はオレンジですが私自身シビックの印象は赤なので、モンザレッドに少々シャインレッドを混ぜてやや昔の色褪せた感じで塗装しています。仕上げは定番ウレタン塗装ですが、今回は自分自身のコレクションだったのでかなりウレタンを厚めに塗装し、レジン製の完成品っぽく仕上げています。そのおかげで見た目にはかなり重量感が出たのでミニカーの様な完成品に仕上がりました。

キット自体は非常に良く出来ており、シビックのフロントフェイスを完全に再現したって感じの印象です。
又、エンブレムなどは別パーツになっているので実車感はたっぷりですが、更にリアルにするのであればエンブレムの裏側を削り薄く加工した方がリアル感が出ると思います。
室内は非常に良く出来ているのに残念なのが、箱形の一体成型(いわゆるバスタブ)になっている事です。そのせいでドアの内貼りが物足りなくリアル感が欠けてしまっています。ここも腕に自信のある方はドアの内貼りを切り離しウィンドウノブなどを追加した方が良いでしょう。

不思議な事にこのキットは窓枠のデカールが付いておりデカールだけで殆ど実車が再現できるという素晴らしいキットですが、通常のモデラーさんにとっては必要ないので塗装で再現した方が良いと思います。フロントガラスの周囲はセミグロスブラックで塗装して、細切りしたミラーフィニッシュを貼り込むと実車感が増すので是非お試しあれ。

総合的にはこんなに古い車両を良くここまで再現したな~って感じで嬉しくなってくるキットです、当然ハセガワ製なので組み上げるストレスはありません。ウレタン塗装をせず半艶で仕上げて、錆表現や色褪せ表現など製作イメージが広がる好キットだと思います。
フェラーリやランボルギーニの新型も良いのですが、私はこちらの車両の方が愛着も沸きますし何度見ていても飽きません。

使用しないパーツにGLのエンブレムがあったので、確実に上級グレードのGLがリリースされると思います。その時は再度製作したいと思います。


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もう一台はフジミ製のロータスエスプリです。007のボンドカーとしても有名な車で、子供の頃憧れた1台でした。
白の塗装にしたのもやはり007のイメージです。この車はこの形からドンドンいろんなバージョンが増えていきます。
ターボを搭載したものやエアロパーツが付く様になり魅力を増していきます。
このエスプリの新型車は更に磨きをかけて、直線的なデザインを抑えて未来的なスポーツカーに生まれ変わります。
映画ではプリティウーマンでジュリアロバーツが運転が下手なリチャードギアからハンドルを奪い街中を乗り回すシーンで有名です。
ロータスエスプリはオジサンにとって魅了ある名車の一つではないでしょうか?

こちらのキット内容ですがシビックより更に作りやすくパーツも少ないので、初心者にも簡単に組むことが出来ます。
私の主観ですが非常にプロポーションが良く、ロータスエスプリのイメージを余す所なく再現していると思います。
塗装は勿論白! 個人的にはこの色が最も似合うと思うので白にしています、又、007で使用されたエスプリも白です。
キットの製作はこちらも基本的にストレート組ですが、唯一リップスポイラーのメッシュ部がイマイチでしたのでメッシュモールドを切り抜き、金属メッシュに交換しています。他にはワンポイントでロータスエンブレムをUVジェルで立体的に再現しています。
こちらのナンバープレートも当然分厚いので薄いプラ板に交換しています。

以前販売されていたエスプリはニチモ製だったと思いますが一度製作した事があります。時代を考えると比べても仕方が無いのですが、明らかにこちらの方が実車のイメージや各部分の再現も上質なので、現行で一番形の良いエスプリはこれで決まりって所でしょうか?
エスプリはこの後ターボになりエアロパーツの追加や各部の変更でドンドン進化していきます。今後この進化型のエスプリがリリースされると嬉しいですね。
ちなみに007のサブマリン型エスプリはリリースされています(007の方が先の販売です)私もキットを所有しているのでいずれ作ってみたいと思います。


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ツーショット写真を撮ってみました。
作業テーブルの上なので大した写真ではありませんが、時代的にもほぼ同じ時代の車なので並べてみました。
こうしてみると日本とイギリスのデザインセンスの差が見えてきます、
当時のヨーロッパのデザインセンスは凄いな~と今更ながら感じます。


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今回は時間の空いているときに製作した2台を御覧頂きました。
写真のセンスはイマイチですが完成品の雰囲気は御理解頂けたと思います。

今年最後のブログになりました。1年間本当にありがとうございました。
いつもブログにコメント頂いている方には特にお礼申し上げます。皆さんのコメントは私にはとても大切で大きな励みになります。
来年も色々なキットに挑戦していきたいと思っております。


では皆さんにとって素晴らしい1年になりますよう御祈り申し上げます。良いお正月をお迎えください。

合掌、礼

 2017_12_29


みなさんこんにちは。
年末まであとわずかですが皆さんの御予定は如何でしょうか?
私は毎年自宅でのんびり~って感じです。1月3日だけは必ず高幡不動尊に行って御札を頂きに行きます。
毎年の決まった事ですが境内の出店で熱燗を呑みながらおでんを頂くのが楽しみなんです。
起業して随分経ちましたが今でも変わっていない習慣です。
又、御不動様に来年はどんな年になるのでしょう? なんて心の中で思いつつ昨年の反省をするのも私にとって大切な習慣の一つなんですね〜。
私は若い時に尊敬する方から「神様には御願い事を言ってはいけません。感謝するだけにしなさい」と言われてから手を合わせても御願い事はせず「昨年はありがとうございました、今年も迎えられてありがとうございます。」と言っています。
この方が断然運も良くなるそうです。
もし運を良くしたい方がいらしたら是非、神様に1年間御願い事せず感謝をしてみて下さい。
こんな私が長い間、会社を経営出来たのは運以外何物でもないので案外本当かもしれませんよ。
私が大好きな相田みつを氏の名言にこういうのがあります。

「おさいせん 百円玉一つ ぽんと投げて 手を合わす おねがいことの多いこと」

深いですね~相田先生の仰る通りです。どんなに御賽銭を積んでも日頃の行いや感謝が無ければ神様は決して願い事を聞いては頂けないでしょうね。
人は騙せても神様は騙せませんよね。


ではこの辺で製作に入りましょう!
ウレタン塗装まで終了しましたので研ぎ出しに入ります。

最初は2000番のサンドペーパーを使用して全体をムラなく磨き上げます。1500番から始めて2000番で仕上げても良いでしょう。
前にKATANAの回でペーパーをかけた状態が詳しく紹介されているので御確認下さい。

研ぎ出し作業が上手く出来ない方も多いと思いますのでワンポイントを御紹介致します。

サンドペーパーをかける最大の意味は、塗装した表面が小さな波を打っていたり梨地になっている表面を平滑に仕上げる事が目的です。
その分塗膜は削られる訳ですが重要なのは削る厚みです。
厚みと言っても簡単に目で計る事は出来ません。表面を良く見てペーパーをかけた状態で判断するしかないんです。
でも失敗はしたくありませんよね~、って事で安全対策とでも言いましょうか、リスクを最大限減らす方法をご紹介します。
クリアーをやや厚めに塗装する事です。ラッカークリアーの場合は塗膜が厚くなる分乾燥時間が大幅に増えるので、乾燥器などを使用するのも手ですが、塗膜が厚くなる分少々削り過ぎても安心出来ます。

ウレタン塗装の場合は2度クリアーを塗装する方法です。但しどちらも気を付けなければならないのは塗装のかけ過ぎです。
厚くなる分ディティールが潰れてしまう傾向があります。ディティールが塗料で埋まらないギリギリのところで止めるのが重要になります。

もう一つは角の部分のみペーパーをかけない事です。ボンネットやトランク、ドアなどの平たい部分は丁寧にかけて角の部分は出来るだけ避けるように、角はコンパウンドのみで磨く程度にします。
角は平滑な部分と同じ力でペーパーがけをしても、接点が小さい分多く削れてしまうので避けるようにします。
これで大抵の方は磨き過ぎて角が出てしまう事は避けられます。
研ぎ出しの方法は微妙に人によって違いますがやはり経験が必要です。失敗に学ぶ事が必要な技術であることは間違いないと思います。
ちなみに私は今では失敗する事はありませんが最初は失敗ばかりしていました。おまけでタッチアップ技術が驚くほど上がったんですね~。


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コンパウンド仕上げです。この磨きで完成度が決まります。
良く聞かれるのがコンパウンドの使用量です。写真を頂くとかなり多い量を使用しているが判りますでしょうか?綺麗な表面が出来ないと悩む方の中には、コンパウンドの量が少なすぎて磨き切れない方もいます。
十分な量とは? 最初は磨いている最中に抵抗が余り無い量です。磨きが進むにつれて磨き布の抵抗がやや上がってくるのが理想的です。
力加減も大切で、最初はコンパウンドが多い分力を強めにして、磨き仕上げに近くなると力を弱くします。
このコンパウンドがけも経験が大切なのは言うまでもありませんが、弊社のスタッフでも先程の説明で大抵出来る様になります。


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磨き完了です。車体色のせいでハッキリ写真に出ていませんが肉眼では綺麗に写り込んでいます。
黒い車体の場合はかなり鮮明に写り込みやすいので黒車体は磨きが更に繊細になります。


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車体全体の磨きが終了しました。かなり上手く出来た様です。


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ここでチョットだけ塗装でグレードアップ!
窓枠の内側にあたる部分は実車ではゴムになっています。流石にゴムとはいきませんが塗装で雰囲気を演出します。
ゴムの付いている部分を残してマスキングを行い、セミグロスブラックで塗装します。
簡単再現って所でしょうか。これだけでもチョットグレードアップした気になりませんか?


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テールライトの部分もミラーフィニッシュを貼ってレンズ越しに光が反射するようにしておきます。


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テールライトです。
今どきのキットは塗装が要らない様です。ストップランプ、ウィンカー、バックライトの全てが成形色で再現されています。
これはどなたが作っても同じ仕上がるになるので便利です。私は表面にウレタンを薄く塗装しています。


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室内ですが特にディティールアップする所はありませんが一ヶ所のみ行います。
ダッシュボードのメーター部分には保護用のクリア板で覆われています。どの車も基本的に同じですが薄いプラ板でメーターの形状と同じ物を作りエポキシ接着剤で取り付けます。
これで保護ガラスが付いているように見えます。


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室内は時に難しい所は無くストレート組です。
更にディティールアップするのであればシートベルトの再現を行うと良いと思います。ベルトのバックルなども模型店でディティールアップパーツが販売されていますので簡単に再現できます。
今回は私は行いませんでした。(たまたまディティールアップパーツを切らしていた為です)
無線機のコードはリアリティが無かったのでスプリングを伸ばして交換しています。この方がリアルですよね。


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室内の完成です。


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シャーシですが使いまわしなので適当で良いと思います。
下の写真は「こんな感じかな?」程度の塗装です。ちなみに説明書には塗装指示がありません。
自分で気に入った塗装で良いと思います。


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ホイールはメッキですが、実車の色とはかけ離れた雰囲気なのでメッキを剥がして塗装に変更しウレタン塗装で仕上げています。
通常のシルバーで塗装して、上からラッカークリアーの缶スプレーでコートすると、ギラギラしていたシルバーがタミヤのアルミシルバーの様な色合いに変わります。これ結構使える技です。
エンジンをシルバーで塗装した後、何となく色合いが輝き過ぎているか明るい場合は便利です。方法は至って簡単! ラッカークリア缶スプレーでやや多めに塗装するだけ! 表面で落ち着いたメタリック粒子が溶剤で溶けだし浮いてきます。そのまま固まると艶が無いシルバーに変わるんです。
今回の車輌の様なアルミホイール塗装に向いていますし半艶クリアーを使用するとエンジンの鋳造した雰囲気にもなります。
是非一度お試しあれ~。


DSCN8639.jpg


タイヤを付けましたが一つ疑問が? トレッドパターンはこれで良いのでしょうか?
と言うのも説明書には向きが書かれていませんし、パターンを逆にするとタイヤの断面が台形の様になり非常に変です。
タイヤの内側の抜きテーパーを考えてタイヤが地面に綺麗に接地するのはこの向きだけです。
タイヤのパターンがあっていれば良いのですが間違っていると解決策を考えなければなりません。
タイヤの向きはWEBなどで調べた方が良いかもしれませんね。


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シャーシの上に室内を取り付けましたが、疑問? 自動車電話は今回の映画では付いていたのでしょうか?
アンテナは付いていないと「あぶない刑事仕様」になりませんのでしょうがないのですが、車はともかく現在はこんな電話使っている人いませんものね~。


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いよいよ仕上げです。
ガラスの塗装ですが、裏側は黒で塗装して表から見える窓枠内側の部分を見える様にします。
マスキングテープが付いているので使用します。


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単純に裏が黒では内装として変なので室内色を更に上から塗装して内貼り再現です。厳密にはこんな色合いでは無いのですが、資料で分かる方はキッチリ塗り分けした方が良いと思います。


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レパードのフロントガラス上部は合わせガラスになっています。再現しなくても大丈夫ですが出来れば欲しい所ですよね。
私がいつも行う方法は下の写真のマスキング方法です。
塗装は完了していますが白いマスキングテープを御覧ください。これは塗装の際の部分を浮かしているんです。
浮かす部分は1,5mm~2mm程度の幅で1mm程度の高さが浮いていれば大丈夫です。浮いた部分をガラス面に対し垂直にエアブラシでムラなく塗装すれば良い感じで塗り分けラインがぼやけます。
又、白いマスキングテープはビニール製なのでカーブを作るのも簡単です。


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これが塗装した状態です。塗り分けラインがハッキリ出ていませんね。ぼやけた感じに仕上がればGOODです!
この部分の色の濃さは私の好みの濃さになっています。実車はもう少し薄いと思うので実車に合わせたい方は色合いを研究してみて下さい。


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これには参った! なんのアンテナ?
実車に付いていたのはNTTの物だと思いますがこんな形ではありません。
メーカーさん何を参考にしたのかな?


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取りあえず作ってみました。手ごろなスプリングが無かったので手巻きでスプリングを作りアンテナを作りましたが正確にはやや違います。時間も無いので今回は雰囲気のみで妥協しましたが、皆さんは本気で作ればもっと近い物が出来ると思うのでチャレンジしてみて下さい。


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テールライトを取り付けた後ろです。
ナンバーも薄いプラ板で作り直しました。


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フロント側です。正直な感想ですが良く出来たヘッドライト廻りだと思います。
これだけ実車のイメージを再現しているので、やはりカーモデラーとしてはシャーシにも拘って欲しいと思うのは私だけでしょうか。


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このパトライトが困りものです。写真はまだ完成していない状態ですが劇中でパトライトが使用されている場面がありません。悩んだ末にパトライトは基本的に付けない様にしました。
付ける場合を考え一応両面テープで対応しておけば取りあえず一件落着です。


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完成です! 星1個です~!


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今回は2回でサクッと作りましたが如何でしたでしょうか?
正直な気持ちですが今回の作品は色々な意味でイマイチでした。レパードのボディカラーもイマイチ納得が出来ていませんし、各部所も仕上がりとしても納得できませんでした。後から気が付いたのですが、トランクの後ろ部分も実車とはやや違っていたので改造すべきでした。
又、内装色も実車とは比べて質感が足りません。問題無いのは研ぎ出しのみって所です。
特に電話アンテナは適当に作ったせいで納得が出来ていないので再度作り直す予定です。

近いうちに必ずゴールドではなく紺色の後期型レパードを製作するので、その時は御披露いたします。
今回は私自身納得が出来ていない作例を御紹介し申し訳なく思っています。
市販車の魅力の表現方法が未熟であったと思います。


個人的には納得出来ませんでしたが、御紹介した製作方法は皆さんの製作に役立って頂けると思います。是非御参考にして下さい。

年の瀬で皆さんお忙しいでしょうが御身体だけは大事にして下さい。

今年は年末前ににもう一度更新しますので是非ご覧下さい。

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プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

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