皆さん!こんにちは。
私事で恐縮ですがつい先日、5月20日で57歳になりました。妻の計らいで二人で伊豆に誕生日プレゼントを兼ねて温泉旅行に行って来ました。
久しぶりにゆっくりした時間を過ごしとても満足した時間を楽しんできました。
私は元々伊豆が大好きで若い頃はバイクツーリングや仲間との温泉旅行など数えきれないほど伊豆を訪れましたが伊豆も変わっていくのですね。道路が整備され観光施設も新たに誕生し常に新しい観光地を目指しているのでしょう。
中には客足が伸びず閉園、閉館した施設も多く時代の移り変わりを感じます。
そん自分自身も古い物を削ぎ落し新しい自分を作って行かなければ時代にはついていけないのではと感じました。
モデラーとしては視力が落ち、持病である重度の肩こりもひどくなり以前に比べて製作デスクに座る時間も随分少なくなりました。
年齢を重ねても男である以上まだ何かが出来るのではないかと日々悶々と考えチャンスを狙っている自分がいるだけ幸せな気もします。
私も今年には新しい事にチャレンジする決意も出来たので今年は私にとって大きな年になりそうです。
何時までも夢を追いかけて心が年を取らないようにしたいものですね~。
好きなバイクに乗れるだけまだ若いのかも知れません。
では製作です。今回もH2Rの続編です!
前回塗装済みのキットという事でそのまま製作して足りない部分やイメージに合わない部分のみ再塗装と考えていたのですが結果的には殆ど再塗装になってしまいました。
全体的には良く出来たキットで塗装もそこそこなので確かにストレートで組むことは出来ますがバイク好きにはやはり手を入れなければならない様です。
勿論拘り抜いた塗装を前回からしていませんし出来る限り塗装されている同じ色での再塗装を行いましたがよりリアルに見えるようにするには更に色差しなどが必要でした。
今回も再塗装が必要な場合は行いそのまま使える場所はそのまま使用という事で進めたいと思います。
では作業に入りましょう!
最初はチェーンです、スプロケットと一体成型ですが1/9のスケールであればここはスプロケットとチェーンは別パーツにしてほしかったですよね。
チェーンの色がスプロケットにかかっていて綺麗ではありません、又、チェーンの色も単純なシルバーでは物足りないので再塗装しましょう。

基本的に全塗装です、スプロケットはセミグロスブラック、チェーンはチタンシルバーで塗装してエナメルのセミグロスブラックで墨入れとチョイ汚し塗装で再現しています。この方がいいですよね~。

リアスプロケットのカーバー的な物なのですが名称が解りませんので申し訳ありません。
見て頂いた通りシルバーの塗装が凸面にされていますがハミ出しが多く余り綺麗ではありません。これもセミグロスブラックで再塗装しシルバーで凸面を再塗装します。

リアのスウィングアームです。両側からの合わせパーツですがやはり合わせ目が目立ち余り恰好が良くありません。
多少ボスがきついので接着で組む場合はボスは切り落とした方が綺麗に接着できるでしょう。
仕上げはアルテコ瞬間接着パテで隙間を埋めて整形です。

実車にはかなり太めの溶接跡が付いています。パーツにはそれなりの跡がありますが適当でも再現したい方はアルテコ瞬間接着パテを少し硬めに混ぜて載せるように溶接跡に盛っていきます。
少し固まってきたら爪楊枝の先などで形を整えてあげれば完成です。
私も完全再現するつもりは無いので何となくって調子で再現しています、実はこの上にカバーが付くので殆ど見えません。
一言で言うと自己満足!ってやつです!

少し拘ったのが表面の仕上げです。整形後サーフェーサー塗装をしただけでは表面がツルツルした状態に仕上がってしまいます。
実車は梨地の表面になっているのでここは少し雰囲気を作ってみましょう。
私が簡単に再現する方法は家庭用缶スプレーなどによくあるスウェード調の塗料です。ホームセンターなどに行くと目の細かい物や粗い物などが入手出来るので好みの塗料をパーツ全体にムラの無いように塗装します。
その後好みの色で塗装しクリアーで保護すれば完成です。
他には私が良く使う方法ですが、口径の太いエアブラシを使用して少し濃い目の塗料でコンプレッサーの気圧をかなり下げて振りかける様に塗装する方法です。
これはコンプレッサーの能力にも差があるので試し吹きを何度も行い自分の表現したい梨地になるまで行うしかありません。
吹き方によってはそこまで低い気圧でなくとも再現出来ますので是非試してみて下さい。
面倒な方は今回の方法である程度再現できます。
私はただの黒では面白くないのでブラックグレーで塗装し半艶クリアーで仕上げています。但し缶スプレーも振りかけるように塗装してください。

仕上がったスウィングアームとチェーンを組み合わせてみました。案外雰囲気出てますよね~。
先程の方法でこんな感じには十分なってくれます。

出来上がったスウィングアームの上にカバーを付けました。溶接跡は殆ど見えませんが少しは再現した部分が見えます、どこかお解りですか?

リアブレーキディスクですが嬉しい事にエッチングパーツなんですね~!
タミヤなのどもブレーキディスクはエッチングパーツにしてくれると嬉しいですよね。メカニカルな部分が良く見えるバイクモデルなだけにディスクローターのエッチングパーツはとても嬉しくなります。

ディスクの完成です。回転方向をくれぐれも間違えないようにしましょう!

ホイールです。これも先ほどのパーツ同様しシルバー塗装部分のカスレ、乱れ、ハミだしが酷いので再塗装をするしかありませんが困った事にホイールにリムステッカーが印刷されています。でも安心!デカールも付属しているのでここは全塗装で参りましょう!
ただリムステッカーの貼り位置が実車と微妙に違うようです。デカールのアール自体が決まった位置にしか対応できないので実車位置と少し違っても諦めるしかありません。
どうしても実車と同じ位置が良い場合は塗装するか新たにデカールを作るしかないでしょう。

完成したホイールです。なかなか綺麗に出来たではありませんか!実車のホイールは半艶の様ですが好みで光沢に仕上げてみました。

アームに取り付けてみました。ここまで来ると何とも身分が盛り上がってきますね~。

エンジン部分と合体です。この時点で塗装済みのパーツの使用は2パーツ。やはり美しい完成品にするには塗装を拘らなければならない様です。

フロントディスクキャリパーですが下の写真を見て下さい。これで片側1パーツです。
ここもやはり塗装済みでしたがキャリパーと受けの境目がキッチリ塗装がされていないのでやはり再塗装です。
又、インナーチューブは未塗装なのでミラーフェニッシュを貼ってそれらしくしています。
念の為ですが実車のインナーチューブはかなり暗い色で仕上げられています、実車に忠実に再現するのであればメタリックグレーなどを使用するかミラーフェニッシュの上からスモークグレーなどを塗装して再現する方がリアルになります。

フロントフォークを組み立ててみましたがステム部に塗料がかかっています。これも妥協出来ませんね~。
おまけに2パーツ張り合わせのせいで両側面に継ぎ目が、、、これは目立ちます。
継ぎ目を消して再塗装ですね。

アウターチューブの色も余りリアルではないのでチタンシルバーで塗装し直しました。
やはりこの方が良いですよね~皆さんもそう思いますよね~。
ここで一つ!インナーチューブをメッキ仕様にしたのは良いのですが色味がやはり違っています。
実車はもっと暗い色で仕上げられています。ここはもう少し拘ってみましょう。

これで如何でしょうか?
良い感じになったのではないでしょうか?程よい暗さにミラーフェニッシュの上から薄めたスモークブラックを塗装して下地が見えるようにしました、案外よい雰囲気になりました。

フロントホイールが完成しましたがここで重大な問題です、タイヤの質が悪いのか判りませんがホイールにハメて2日後に見てみたらタイヤの表面がかなり荒れています、これには参った!
この状態では恐らく1か月程度でタイヤが切れる事は間違いないでしょう!こういったところがXX製なのでしょうか?
どうした物か思案中です。

取り敢えずタイヤの交換は簡単なので先に進めてみました、良い出来だけにタイヤが惜しまれます。

フェンダーを取り付けたいのですがここでも問題が!
メッキが処理されているパーツなだけに両側貼り合わせではフェンダーのど真ん中に合わせ目が、、、、、、、!
んんんん、、、、!許せません!

おまけに左右で仕上げが違っているのが判りますか?
暗さと色合いが違っています。どちらにせよこのままでは変な完成品になってしまいます、んんんんん、、、、、、、!
どうしたものか?

仕方が無いので今回はここまでです。フェンダーをどうするか?次回の課題ですね~。
次回はマフラーの塗装やカウル類です。出来れば完成まで行きたいと思いますので宜しくお願い致します。
P、S どうも最近気温が高いので熱中症対策を心がけて下さいね~。コメントお待ちしていま~す!
合唱 礼
私事で恐縮ですがつい先日、5月20日で57歳になりました。妻の計らいで二人で伊豆に誕生日プレゼントを兼ねて温泉旅行に行って来ました。
久しぶりにゆっくりした時間を過ごしとても満足した時間を楽しんできました。
私は元々伊豆が大好きで若い頃はバイクツーリングや仲間との温泉旅行など数えきれないほど伊豆を訪れましたが伊豆も変わっていくのですね。道路が整備され観光施設も新たに誕生し常に新しい観光地を目指しているのでしょう。
中には客足が伸びず閉園、閉館した施設も多く時代の移り変わりを感じます。
そん自分自身も古い物を削ぎ落し新しい自分を作って行かなければ時代にはついていけないのではと感じました。
モデラーとしては視力が落ち、持病である重度の肩こりもひどくなり以前に比べて製作デスクに座る時間も随分少なくなりました。
年齢を重ねても男である以上まだ何かが出来るのではないかと日々悶々と考えチャンスを狙っている自分がいるだけ幸せな気もします。
私も今年には新しい事にチャレンジする決意も出来たので今年は私にとって大きな年になりそうです。
何時までも夢を追いかけて心が年を取らないようにしたいものですね~。
好きなバイクに乗れるだけまだ若いのかも知れません。
では製作です。今回もH2Rの続編です!
前回塗装済みのキットという事でそのまま製作して足りない部分やイメージに合わない部分のみ再塗装と考えていたのですが結果的には殆ど再塗装になってしまいました。
全体的には良く出来たキットで塗装もそこそこなので確かにストレートで組むことは出来ますがバイク好きにはやはり手を入れなければならない様です。
勿論拘り抜いた塗装を前回からしていませんし出来る限り塗装されている同じ色での再塗装を行いましたがよりリアルに見えるようにするには更に色差しなどが必要でした。
今回も再塗装が必要な場合は行いそのまま使える場所はそのまま使用という事で進めたいと思います。
では作業に入りましょう!
最初はチェーンです、スプロケットと一体成型ですが1/9のスケールであればここはスプロケットとチェーンは別パーツにしてほしかったですよね。
チェーンの色がスプロケットにかかっていて綺麗ではありません、又、チェーンの色も単純なシルバーでは物足りないので再塗装しましょう。

基本的に全塗装です、スプロケットはセミグロスブラック、チェーンはチタンシルバーで塗装してエナメルのセミグロスブラックで墨入れとチョイ汚し塗装で再現しています。この方がいいですよね~。

リアスプロケットのカーバー的な物なのですが名称が解りませんので申し訳ありません。
見て頂いた通りシルバーの塗装が凸面にされていますがハミ出しが多く余り綺麗ではありません。これもセミグロスブラックで再塗装しシルバーで凸面を再塗装します。

リアのスウィングアームです。両側からの合わせパーツですがやはり合わせ目が目立ち余り恰好が良くありません。
多少ボスがきついので接着で組む場合はボスは切り落とした方が綺麗に接着できるでしょう。
仕上げはアルテコ瞬間接着パテで隙間を埋めて整形です。

実車にはかなり太めの溶接跡が付いています。パーツにはそれなりの跡がありますが適当でも再現したい方はアルテコ瞬間接着パテを少し硬めに混ぜて載せるように溶接跡に盛っていきます。
少し固まってきたら爪楊枝の先などで形を整えてあげれば完成です。
私も完全再現するつもりは無いので何となくって調子で再現しています、実はこの上にカバーが付くので殆ど見えません。
一言で言うと自己満足!ってやつです!

少し拘ったのが表面の仕上げです。整形後サーフェーサー塗装をしただけでは表面がツルツルした状態に仕上がってしまいます。
実車は梨地の表面になっているのでここは少し雰囲気を作ってみましょう。
私が簡単に再現する方法は家庭用缶スプレーなどによくあるスウェード調の塗料です。ホームセンターなどに行くと目の細かい物や粗い物などが入手出来るので好みの塗料をパーツ全体にムラの無いように塗装します。
その後好みの色で塗装しクリアーで保護すれば完成です。
他には私が良く使う方法ですが、口径の太いエアブラシを使用して少し濃い目の塗料でコンプレッサーの気圧をかなり下げて振りかける様に塗装する方法です。
これはコンプレッサーの能力にも差があるので試し吹きを何度も行い自分の表現したい梨地になるまで行うしかありません。
吹き方によってはそこまで低い気圧でなくとも再現出来ますので是非試してみて下さい。
面倒な方は今回の方法である程度再現できます。
私はただの黒では面白くないのでブラックグレーで塗装し半艶クリアーで仕上げています。但し缶スプレーも振りかけるように塗装してください。

仕上がったスウィングアームとチェーンを組み合わせてみました。案外雰囲気出てますよね~。
先程の方法でこんな感じには十分なってくれます。

出来上がったスウィングアームの上にカバーを付けました。溶接跡は殆ど見えませんが少しは再現した部分が見えます、どこかお解りですか?

リアブレーキディスクですが嬉しい事にエッチングパーツなんですね~!
タミヤなのどもブレーキディスクはエッチングパーツにしてくれると嬉しいですよね。メカニカルな部分が良く見えるバイクモデルなだけにディスクローターのエッチングパーツはとても嬉しくなります。

ディスクの完成です。回転方向をくれぐれも間違えないようにしましょう!

ホイールです。これも先ほどのパーツ同様しシルバー塗装部分のカスレ、乱れ、ハミだしが酷いので再塗装をするしかありませんが困った事にホイールにリムステッカーが印刷されています。でも安心!デカールも付属しているのでここは全塗装で参りましょう!
ただリムステッカーの貼り位置が実車と微妙に違うようです。デカールのアール自体が決まった位置にしか対応できないので実車位置と少し違っても諦めるしかありません。
どうしても実車と同じ位置が良い場合は塗装するか新たにデカールを作るしかないでしょう。

完成したホイールです。なかなか綺麗に出来たではありませんか!実車のホイールは半艶の様ですが好みで光沢に仕上げてみました。

アームに取り付けてみました。ここまで来ると何とも身分が盛り上がってきますね~。

エンジン部分と合体です。この時点で塗装済みのパーツの使用は2パーツ。やはり美しい完成品にするには塗装を拘らなければならない様です。

フロントディスクキャリパーですが下の写真を見て下さい。これで片側1パーツです。
ここもやはり塗装済みでしたがキャリパーと受けの境目がキッチリ塗装がされていないのでやはり再塗装です。
又、インナーチューブは未塗装なのでミラーフェニッシュを貼ってそれらしくしています。
念の為ですが実車のインナーチューブはかなり暗い色で仕上げられています、実車に忠実に再現するのであればメタリックグレーなどを使用するかミラーフェニッシュの上からスモークグレーなどを塗装して再現する方がリアルになります。

フロントフォークを組み立ててみましたがステム部に塗料がかかっています。これも妥協出来ませんね~。
おまけに2パーツ張り合わせのせいで両側面に継ぎ目が、、、これは目立ちます。
継ぎ目を消して再塗装ですね。

アウターチューブの色も余りリアルではないのでチタンシルバーで塗装し直しました。
やはりこの方が良いですよね~皆さんもそう思いますよね~。
ここで一つ!インナーチューブをメッキ仕様にしたのは良いのですが色味がやはり違っています。
実車はもっと暗い色で仕上げられています。ここはもう少し拘ってみましょう。

これで如何でしょうか?
良い感じになったのではないでしょうか?程よい暗さにミラーフェニッシュの上から薄めたスモークブラックを塗装して下地が見えるようにしました、案外よい雰囲気になりました。

フロントホイールが完成しましたがここで重大な問題です、タイヤの質が悪いのか判りませんがホイールにハメて2日後に見てみたらタイヤの表面がかなり荒れています、これには参った!
この状態では恐らく1か月程度でタイヤが切れる事は間違いないでしょう!こういったところがXX製なのでしょうか?
どうした物か思案中です。

取り敢えずタイヤの交換は簡単なので先に進めてみました、良い出来だけにタイヤが惜しまれます。

フェンダーを取り付けたいのですがここでも問題が!
メッキが処理されているパーツなだけに両側貼り合わせではフェンダーのど真ん中に合わせ目が、、、、、、、!
んんんん、、、、!許せません!

おまけに左右で仕上げが違っているのが判りますか?
暗さと色合いが違っています。どちらにせよこのままでは変な完成品になってしまいます、んんんんん、、、、、、、!
どうしたものか?

仕方が無いので今回はここまでです。フェンダーをどうするか?次回の課題ですね~。
次回はマフラーの塗装やカウル類です。出来れば完成まで行きたいと思いますので宜しくお願い致します。
P、S どうも最近気温が高いので熱中症対策を心がけて下さいね~。コメントお待ちしていま~す!
合唱 礼
皆さんこんにちは~!令和になって初めての更新です!
今迄阪急8000系を見て下さっていた方には申し訳ないのですが今回は前回までの阪急8000系の製作は少しお休み頂き新しいキットを製作します。
何でお休みするのかって?当然そう思われる方もいるとは思います、止めたのではなく暫しお休みするだけですので再開いたします。
ん~納得できない!とい方に言い訳を申し上げると元々私のブログでは1度に20枚~30枚の写真を使って平均的に5~6回で完成までする様に更新してきました。
ですが中には進行が早すぎて最後まで見てくれない方がいる様でしたので雑誌社からのアドバイスを頂き阪急では1度の更新で使用する写真の極力少なくして見て頂いている方に見やすく理解しやすい事を考慮して更新していました。
ところが今のペースではブログが30回を超えそうな感じがてきた事もあり、鉄道以外の模型ファンの方からバイクやカーモデルを見たいとのお声も出てきましたので1度阪急を製作を止めて別のキットを製作する事に致しました。
勿論これが終了した際は阪急の続編を必ず行いますので暫しお待ちください。
では今回のキットですがMENGモデル製1/9Kawasaki H2Rです。
このキットは1/9スケールなのですが一般的にはバイク模型は1/12が多くH2Rはタミヤから1/12が既に発売されています。
この1/9スケールは国内では殆ど無く海外製キットに多く見られるスケールなんですね。
1/12より大きいのでディティールも良くなり1/6程大きくはないので扱いも楽ですしディスプレイにも余り場所を取らないという個人的にはオートバイ模型には丁度良い大きさではないかと思っています。
さてKawasakiH2RですがMENGモデル製なんですね。ミリタリーモデルを作らない方は余り知らないかもしれません。
私もMENGモデル製ミリタリーモデルは大好きなのでそれなりにキットを所有していますが余りにミリタリーモデルのイメージが強いのでH2のリリース予告の際はかなり驚きました。
まさかバイク?って感じでしょうか?カーモデルも少し前からリリースされるようになりましたがピックアップトラックであったりハマーなどの特殊な車のキットでしたのでH2Rのリリースは驚きと興味深々で即予約して2個購入したぐらいです。
ではキットの内容に入りましょう。
キットの仕様は塗装済みキットと未塗装キットの2種類がリリースされていますが今回は塗装済みキットでの製作です。
何故塗装済みなの?と思われる方も多いでしょうね~「あんた塗装出来るでしょ!」なんて御叱りを受けるかもしれませんね。
実は塗装済みキットとありますがどこまでリアルになるのか大変興味があったのとカウルの全てにカーボン柄が印刷されているのを見たい!って気持ちが強かったのでこちらを選びました。
肝心な塗装はと言うとやはり印刷なので所々粗い部分もありますが案外良い感じの塗装なので巣組でもそれなりの完成品になるのは凄い所です。
特筆すべきはカウルなどのカーボン柄です、ややカーボンパターンに疑問がありますがこの複雑な形状のカウルに見事に印刷されているのは素晴らしい!。
拘りの強い方はやはり実車と比べるとカーボン柄が違うので他メーカーからリリースされているカーボンデカールで再現した方が納得いく完成品が出来るでしょう。
いずれにしても上級者の方もたまには肩の力を抜いてサクッと完成品に仕上げちゃうのも良いかもしれせんね。(もう一つ購入しているのでそちらはバリバリ拘った1台に仕上げる予定っす!)
まだ完成させていないのでどうなるか判りませんが楽しく作って参りたいと思います。


このクリーンの箱の中にカーボン柄の印刷済みカウルなどが入っています。磨き布付きなんて御洒落ですよね~。
ディスクローターもエッチングなんていいですよね~タミヤも1/12のバイクに標準で入れて欲しいですね~。

最初の作業はフレームです。しかし綺麗に塗装してありますよね~。
ランナーから外しているのですがゲート跡を見ると元々黒い成形色なんです、いずれにしろ見えそうな場所にもゲート跡があるので同じ色を調色してタッチアップしなければなりません。

チョットまて!フレームの形は凄く良く出来ているのですがパイプの接合部分にヒダが付いているではありませんか!
これは成型上やむ負えないのでしょうね~。それにしても綺麗な塗装なのにこれはプロとしては頂けません!
やはり綺麗に本来の形にしなければいけません。

フレームの接合部分を自然に見える様成形しパーティングラインがハッキリ判る場所は処理します。
綺麗にすればするほど塗装済みのはずが意味のない状態に、、、、、、、

結局このままではタッチアップといレベルではなくなってしまいました、それならという事で継ぎ目も消して綺麗なフレームを作ります。

サーフェイサーを塗装します。これで綺麗なフレームになったハズです。

元のフレーム色を参考に実車の資料を見て同じ色を調色し塗装しました。
やはりこの方が綺麗ですね~、フレームに拘ってしまったので再塗装になりましたがそこまで拘らなければそのまま組んでも良いでしょう。
なんたって塗装済みなんですからね!

フレームが出来た所でエンジンです。
これが又困った!エンジン色は案外良い味を出してくれていますが説明書通り仮組してみると全てのエンジンパーツの継ぎ目に若干の隙間が、、、。
やはり接着しなければならない様です。

もう一つ!エンジンも塗装済みなのですがやはりよく見るとムラが、おまけに何となくメタリック粒子が粗いかも、、、、、、!
どうしよう、、、、、ん、、、、ムムッ、、、、しょうがない!エンジンブロックを再塗装するしかない!
結局エンジン回りの各パーツはエンジン内側からねじ止めが多いのですが接着に変更、またもや塗装済みの意味が、、、、、、。

変な隙間や型割の場所など外側から見えそうな部分はアルテコ瞬間接着パテで少し埋めましょ!
それにしてもエンジンの塗装が粗いな~。そう思いませんか?


エンジン回りのパーツが付いて隠れる部分以外は出来るだけ処理してサーフェーサー塗装をします。

メタリック粒子の細かい元の色を調色して同じ色に塗装し光沢クリアーで仕上げてみました!
最初の状態に戻りましたが何となくここまでするなら未塗装が良かったのかも、、、、、、、。
今更遅い!このままのノリで完成まで仕上げていきます。

エンジン廻りのパーツを取り付けてボルト類に色差しを施します。
このボルト自体を塗装するだけでグッとリアル感が増すのは何故なのでしょう?
理由はイマイチ判りませんが入れると良くなる事は間違いありません。丁寧にハミ出さない様にボルトの上に塗料を乗せる感じで塗装しましょう!

お次はキャブレター関係ですが上部のシルバー塗装がムラがあり全体的に塗装されていません。通常のシルバーで再塗装して綺麗に仕上げます。

フレームにブレーキペダル関係を取り付けます。このパーツもシルバーに塗装されいましたがペダル自体に塗装が綺麗にされておらず色合いもイマイチなのでファインシルバー再塗装してからフレームに取り付けています。

フレームにエンジンを取り付けました。ネジ3本で止まっているだけですが案外シッカリ止まっています。
スーパーチャージャーのタービンの赤塗装も暗く沈んだ色だったのでこれも再塗装、実車を参考に各ボルトに色差しを行いました。

反対側の写真です。

まだデカールを貼る場所がありますが取りあえず今回はここまで!
いや~楽しいですね~、元々バイクが好きなのもありますがモンモデル製H2は作りたいキットでしたので楽しくなってきます。
実はタミヤ製のH2も持っていますが作っていなかったので余計に楽しんでいます。
タミヤのH2はまだ製作していないので判りませんが御存じの方から見て如何なのもでしょう?どちらのキットが良いか?など比べるのもおかしいのですが良く知っている方がいれば是非コメントでお教えください。
次回はリヤアクスル、ホイールなどを組み立てフレームに取り付けまで行いたいと思っています。楽しくなっているので
3回程度で終了するかもしれませんが暇つぶしにご覧下さい。
では次回まで!
コメント等お待ちしています!
今迄阪急8000系を見て下さっていた方には申し訳ないのですが今回は前回までの阪急8000系の製作は少しお休み頂き新しいキットを製作します。
何でお休みするのかって?当然そう思われる方もいるとは思います、止めたのではなく暫しお休みするだけですので再開いたします。
ん~納得できない!とい方に言い訳を申し上げると元々私のブログでは1度に20枚~30枚の写真を使って平均的に5~6回で完成までする様に更新してきました。
ですが中には進行が早すぎて最後まで見てくれない方がいる様でしたので雑誌社からのアドバイスを頂き阪急では1度の更新で使用する写真の極力少なくして見て頂いている方に見やすく理解しやすい事を考慮して更新していました。
ところが今のペースではブログが30回を超えそうな感じがてきた事もあり、鉄道以外の模型ファンの方からバイクやカーモデルを見たいとのお声も出てきましたので1度阪急を製作を止めて別のキットを製作する事に致しました。
勿論これが終了した際は阪急の続編を必ず行いますので暫しお待ちください。
では今回のキットですがMENGモデル製1/9Kawasaki H2Rです。
このキットは1/9スケールなのですが一般的にはバイク模型は1/12が多くH2Rはタミヤから1/12が既に発売されています。
この1/9スケールは国内では殆ど無く海外製キットに多く見られるスケールなんですね。
1/12より大きいのでディティールも良くなり1/6程大きくはないので扱いも楽ですしディスプレイにも余り場所を取らないという個人的にはオートバイ模型には丁度良い大きさではないかと思っています。
さてKawasakiH2RですがMENGモデル製なんですね。ミリタリーモデルを作らない方は余り知らないかもしれません。
私もMENGモデル製ミリタリーモデルは大好きなのでそれなりにキットを所有していますが余りにミリタリーモデルのイメージが強いのでH2のリリース予告の際はかなり驚きました。
まさかバイク?って感じでしょうか?カーモデルも少し前からリリースされるようになりましたがピックアップトラックであったりハマーなどの特殊な車のキットでしたのでH2Rのリリースは驚きと興味深々で即予約して2個購入したぐらいです。
ではキットの内容に入りましょう。
キットの仕様は塗装済みキットと未塗装キットの2種類がリリースされていますが今回は塗装済みキットでの製作です。
何故塗装済みなの?と思われる方も多いでしょうね~「あんた塗装出来るでしょ!」なんて御叱りを受けるかもしれませんね。
実は塗装済みキットとありますがどこまでリアルになるのか大変興味があったのとカウルの全てにカーボン柄が印刷されているのを見たい!って気持ちが強かったのでこちらを選びました。
肝心な塗装はと言うとやはり印刷なので所々粗い部分もありますが案外良い感じの塗装なので巣組でもそれなりの完成品になるのは凄い所です。
特筆すべきはカウルなどのカーボン柄です、ややカーボンパターンに疑問がありますがこの複雑な形状のカウルに見事に印刷されているのは素晴らしい!。
拘りの強い方はやはり実車と比べるとカーボン柄が違うので他メーカーからリリースされているカーボンデカールで再現した方が納得いく完成品が出来るでしょう。
いずれにしても上級者の方もたまには肩の力を抜いてサクッと完成品に仕上げちゃうのも良いかもしれせんね。(もう一つ購入しているのでそちらはバリバリ拘った1台に仕上げる予定っす!)
まだ完成させていないのでどうなるか判りませんが楽しく作って参りたいと思います。


このクリーンの箱の中にカーボン柄の印刷済みカウルなどが入っています。磨き布付きなんて御洒落ですよね~。
ディスクローターもエッチングなんていいですよね~タミヤも1/12のバイクに標準で入れて欲しいですね~。

最初の作業はフレームです。しかし綺麗に塗装してありますよね~。
ランナーから外しているのですがゲート跡を見ると元々黒い成形色なんです、いずれにしろ見えそうな場所にもゲート跡があるので同じ色を調色してタッチアップしなければなりません。

チョットまて!フレームの形は凄く良く出来ているのですがパイプの接合部分にヒダが付いているではありませんか!
これは成型上やむ負えないのでしょうね~。それにしても綺麗な塗装なのにこれはプロとしては頂けません!
やはり綺麗に本来の形にしなければいけません。

フレームの接合部分を自然に見える様成形しパーティングラインがハッキリ判る場所は処理します。
綺麗にすればするほど塗装済みのはずが意味のない状態に、、、、、、、

結局このままではタッチアップといレベルではなくなってしまいました、それならという事で継ぎ目も消して綺麗なフレームを作ります。

サーフェイサーを塗装します。これで綺麗なフレームになったハズです。

元のフレーム色を参考に実車の資料を見て同じ色を調色し塗装しました。
やはりこの方が綺麗ですね~、フレームに拘ってしまったので再塗装になりましたがそこまで拘らなければそのまま組んでも良いでしょう。
なんたって塗装済みなんですからね!

フレームが出来た所でエンジンです。
これが又困った!エンジン色は案外良い味を出してくれていますが説明書通り仮組してみると全てのエンジンパーツの継ぎ目に若干の隙間が、、、。
やはり接着しなければならない様です。

もう一つ!エンジンも塗装済みなのですがやはりよく見るとムラが、おまけに何となくメタリック粒子が粗いかも、、、、、、!
どうしよう、、、、、ん、、、、ムムッ、、、、しょうがない!エンジンブロックを再塗装するしかない!
結局エンジン回りの各パーツはエンジン内側からねじ止めが多いのですが接着に変更、またもや塗装済みの意味が、、、、、、。

変な隙間や型割の場所など外側から見えそうな部分はアルテコ瞬間接着パテで少し埋めましょ!
それにしてもエンジンの塗装が粗いな~。そう思いませんか?


エンジン回りのパーツが付いて隠れる部分以外は出来るだけ処理してサーフェーサー塗装をします。

メタリック粒子の細かい元の色を調色して同じ色に塗装し光沢クリアーで仕上げてみました!
最初の状態に戻りましたが何となくここまでするなら未塗装が良かったのかも、、、、、、、。
今更遅い!このままのノリで完成まで仕上げていきます。

エンジン廻りのパーツを取り付けてボルト類に色差しを施します。
このボルト自体を塗装するだけでグッとリアル感が増すのは何故なのでしょう?
理由はイマイチ判りませんが入れると良くなる事は間違いありません。丁寧にハミ出さない様にボルトの上に塗料を乗せる感じで塗装しましょう!

お次はキャブレター関係ですが上部のシルバー塗装がムラがあり全体的に塗装されていません。通常のシルバーで再塗装して綺麗に仕上げます。

フレームにブレーキペダル関係を取り付けます。このパーツもシルバーに塗装されいましたがペダル自体に塗装が綺麗にされておらず色合いもイマイチなのでファインシルバー再塗装してからフレームに取り付けています。

フレームにエンジンを取り付けました。ネジ3本で止まっているだけですが案外シッカリ止まっています。
スーパーチャージャーのタービンの赤塗装も暗く沈んだ色だったのでこれも再塗装、実車を参考に各ボルトに色差しを行いました。

反対側の写真です。

まだデカールを貼る場所がありますが取りあえず今回はここまで!
いや~楽しいですね~、元々バイクが好きなのもありますがモンモデル製H2は作りたいキットでしたので楽しくなってきます。
実はタミヤ製のH2も持っていますが作っていなかったので余計に楽しんでいます。
タミヤのH2はまだ製作していないので判りませんが御存じの方から見て如何なのもでしょう?どちらのキットが良いか?など比べるのもおかしいのですが良く知っている方がいれば是非コメントでお教えください。
次回はリヤアクスル、ホイールなどを組み立てフレームに取り付けまで行いたいと思っています。楽しくなっているので
3回程度で終了するかもしれませんが暇つぶしにご覧下さい。
では次回まで!
コメント等お待ちしています!
皆さん平成最後の更新です、平成では皆さんに大変お世話になりました。
平成は私にとってとても大きい時代でした、思えば平成の最初は起業する為に奮闘で始まり、公私共に人生で最も変動の大きい時代でありました。
ナガエアートが新しい時代を迎える事が出来、とても嬉しく皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも宜しくお願い致します。
では今回の作業です。
最初はヒューズボックスになりますが実はキットについているヒューズ箱は全て同じサイズの物を流用して再現する形になっています。
ですが実車は3種類の大きさのヒューズ箱が使用されています。又、見た目にも一目でわかる大きさの差異なのでここは実車の雰囲気を再現する為にも3種類を作ってしまいましょう。
作ると言っても幅を詰めれば良いだけで難しい物ではありません。実車は規格があるのでサイズは決まっていますが写真を見ているだけでは完全なサイズは判りません。
おおよそ似た雰囲気に仕上がれば十分だと思います、勿論拘る方はサイズを調べてスケールの大きさに縮小して作れば良いのですが初心者にはまず難しい事です。
あくまで模型です、雰囲気が一番大切なのです、皆さんご存知のタミヤ模型のキットも実車をディフォルメしてより迫力のあるそれらしい形に変更しています。
鉄道模型でも同じ考えで良いと思うのでヒューズ箱のサイズが敢えて記載しませんが写真からそれぞれが大きさが違うと御判断頂ければ十分です。
製作方法ですが簡単に記述しておきます。
小さいヒューズ箱は長手方向真ん中ので2つに割り0.7mm程度切断面を削り、再度貼り合わせて復元します。
大きい物は同じように2つに割り0.8mm程度のプラ板を挟み込んで接着して復元します。
もう一つはキットのままのヒューズ箱を使用するば3種類のヒューズ箱が出来るという訳です。
但しキットのパーツには蓋の留め金がモールドされていますが表面を処理するとモールドが消えてしまいます。
そのままでも良いのであれば問題ありませんが消えたモールドを再現したい場合は0.1mmのプラペーパーで製作すれば比較的簡単です。
今回私の製作した物は留め金を再現しています。
手間がかかるのは仕方が無いと思いますが作業自体は非常にシンプルです。又、キットには車両分のヒューズ箱パーツが入っているので失敗しても予備は十分あります。頑張ってチャレンジしてみましょう。
ちなみに1番右手は何も加工してない状態です。

さてここが今回悩んだ部分です、当初は小さい碍子を使う予定でかなりのスケールと種類を集めて合わせてみましたが
どれもイマイチ雰囲気が合いません、悩んだ末使用したのがタッピングビス。
これでもやや大きいのですがこの下のサイズでは細すぎる感じがありましたので0.6mmのタッピングビスを使用しています。
ビスの頭がやや大きいのでヒューズ箱側の穴を少し広げて高さが合うよう0.6mmのプラ板を穴の底に入れて高さを調整し瞬間接着剤で固定しています。
これであればパッとみても碍子に見えると思います。

ちなみに使用したネジがこれ!案外良い感じが出るんですよね~。


屋根にビスがギリギリ入る穴を開けて適度な高さになる様調整して瞬間接着剤で固定しています。
固定出来たら真鍮線をそれとなく曲げてヒューズ箱の予め開けておいた穴に差し込みます。


ここまでの作業で一通りは終了ですがここで確認の意味でもサーフェイサーを塗装して状態を確認します。



何とか形になりました。この状態を全ての車両に行えば終了ですがパンダグラフの接合テストを行っていません。
次回はこのテストを行いいよいよ塗装になります。
これで今回は終了です。
平成時代には皆様に本当にお世話になりました、新しい時代になってもモデラーとして皆さんと共に模型作りを精一杯頑張りたいと思います。
どうか今後も御支援のほど宜しくお願い致します。
では新しくなった時代でお逢いしましょう。
P.S出来れば平成で完成したかったな~。
連休中にバイクの納車があるので今からワクワクしています!
合掌 礼
平成は私にとってとても大きい時代でした、思えば平成の最初は起業する為に奮闘で始まり、公私共に人生で最も変動の大きい時代でありました。
ナガエアートが新しい時代を迎える事が出来、とても嬉しく皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも宜しくお願い致します。
では今回の作業です。
最初はヒューズボックスになりますが実はキットについているヒューズ箱は全て同じサイズの物を流用して再現する形になっています。
ですが実車は3種類の大きさのヒューズ箱が使用されています。又、見た目にも一目でわかる大きさの差異なのでここは実車の雰囲気を再現する為にも3種類を作ってしまいましょう。
作ると言っても幅を詰めれば良いだけで難しい物ではありません。実車は規格があるのでサイズは決まっていますが写真を見ているだけでは完全なサイズは判りません。
おおよそ似た雰囲気に仕上がれば十分だと思います、勿論拘る方はサイズを調べてスケールの大きさに縮小して作れば良いのですが初心者にはまず難しい事です。
あくまで模型です、雰囲気が一番大切なのです、皆さんご存知のタミヤ模型のキットも実車をディフォルメしてより迫力のあるそれらしい形に変更しています。
鉄道模型でも同じ考えで良いと思うのでヒューズ箱のサイズが敢えて記載しませんが写真からそれぞれが大きさが違うと御判断頂ければ十分です。
製作方法ですが簡単に記述しておきます。
小さいヒューズ箱は長手方向真ん中ので2つに割り0.7mm程度切断面を削り、再度貼り合わせて復元します。
大きい物は同じように2つに割り0.8mm程度のプラ板を挟み込んで接着して復元します。
もう一つはキットのままのヒューズ箱を使用するば3種類のヒューズ箱が出来るという訳です。
但しキットのパーツには蓋の留め金がモールドされていますが表面を処理するとモールドが消えてしまいます。
そのままでも良いのであれば問題ありませんが消えたモールドを再現したい場合は0.1mmのプラペーパーで製作すれば比較的簡単です。
今回私の製作した物は留め金を再現しています。
手間がかかるのは仕方が無いと思いますが作業自体は非常にシンプルです。又、キットには車両分のヒューズ箱パーツが入っているので失敗しても予備は十分あります。頑張ってチャレンジしてみましょう。
ちなみに1番右手は何も加工してない状態です。

さてここが今回悩んだ部分です、当初は小さい碍子を使う予定でかなりのスケールと種類を集めて合わせてみましたが
どれもイマイチ雰囲気が合いません、悩んだ末使用したのがタッピングビス。
これでもやや大きいのですがこの下のサイズでは細すぎる感じがありましたので0.6mmのタッピングビスを使用しています。
ビスの頭がやや大きいのでヒューズ箱側の穴を少し広げて高さが合うよう0.6mmのプラ板を穴の底に入れて高さを調整し瞬間接着剤で固定しています。
これであればパッとみても碍子に見えると思います。

ちなみに使用したネジがこれ!案外良い感じが出るんですよね~。


屋根にビスがギリギリ入る穴を開けて適度な高さになる様調整して瞬間接着剤で固定しています。
固定出来たら真鍮線をそれとなく曲げてヒューズ箱の予め開けておいた穴に差し込みます。


ここまでの作業で一通りは終了ですがここで確認の意味でもサーフェイサーを塗装して状態を確認します。



何とか形になりました。この状態を全ての車両に行えば終了ですがパンダグラフの接合テストを行っていません。
次回はこのテストを行いいよいよ塗装になります。
これで今回は終了です。
平成時代には皆様に本当にお世話になりました、新しい時代になってもモデラーとして皆さんと共に模型作りを精一杯頑張りたいと思います。
どうか今後も御支援のほど宜しくお願い致します。
では新しくなった時代でお逢いしましょう。
P.S出来れば平成で完成したかったな~。
連休中にバイクの納車があるので今からワクワクしています!
合掌 礼
皆さんお待たせいたしました。ここの所弊社の倉庫整理と移動などで全く作業が出来ませんでしたが、ようやく再開できました。
今回もお付き合い宜しくお願い致します。
前回から配管作業を行いましたが全ての工程写真を公開するとかなり長くなってしまうこともあり、同じ様な部分は予め進めておきました。
下の写真は8割ほど配管が終っている状態です。

各場所にそれらしい雰囲気が出る様に太さの違う真鍮線や洋白線を使用して再現していく事は前回述べましたが、太い線の部分の工作は前回御紹介しています。細い線も少し御紹介しておきます。
作業する場所の名が解らないので赤丸で印します。
モールドの後を再現すれば良いのでモールドの繋がっている部分に穴を開けます、出来るだけ違和感の無いよう中心に開けておきましょう。

モールドに再現されている配管止めの位置に配管止めを差し込んでおきます。

この場所ではやや細い線で再現します。箱状の穴の中に0.3mmの真鍮線、又は洋白線を差し込み曲げたい位置をピンセットで掴みモールドと同じ形になる様丁寧に曲げます。
同じ形状の物が多く必要な場合は上手く出来た真鍮線に合わせて複数作っておくと後の作業が楽になります。

下の様な形状なれば良いと思います。

出来た真鍮線を配管止めに通して少量の瞬間接着剤で固定します。
この配管用の線を曲げるのは様々な方法があります。
図面を引いてそれに合わせる方法もありますし治具を作り製作する方法もありますが初心者の方には非常に面倒で大変ですし図面を描く事も治具を作る事も大変で難しいものです。
展示するならともかく個人で楽しむのでしたら実寸合わせで十分ですし2両程度のパンタ付き車の編成であれば少し曲げ方が違っていても見た感じ判りません。(大きく違う場合はダメですよ)
又、実車でも同じ形式の車両の配管が微妙に違う事もあります。自分で満足出来る事が一番大切な事なのでイメージに合わせて工作しましょう。
他に方法はあるかもしれないので簡単に出来る方法を考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

ちなみに避雷器前にある箱の配管は下の写真の様に箱から直接パンダグラフの台枠につなっがています、
しかしながらこの状態では衝撃や触れただけで曲がったり外れてしま場合もあります。

そこで実車にはありませんがシッカリした配管を作ることも方法なんです。
完成後にパンタが破損し交換したりする場合はかえってこの配管が邪魔になり、パンタ交換中に配管の塗料が剥がれたりする事もよくある事です。
下の写真の様に配管止めを使い動かないようにしておくのも手です。パンタの両側の配管も同じ様に上手くパンタ下にまとめて固定しておく事も良いでしょう。
この場合は各配管がパンタの台枠に繋がる事はありませんがメンテナンスを考えたら一番良いと思います。
中には実車と違うなどと言う方がいるとは思いますが工作する方であれば理解できる事なので自分の好きな方法に仕上げれば良いでしょう。
ちなみに走行を目的とする方であればパンタの破損は気を遣う所です、交換しやすい事が大切ではないでしょうか。
勿論ディスプレイ目的であれば全ての配管をパンタのあるべき場所に繋いで再現した方が良いですよね。

避雷器の加工です。
実は阪急用の避雷器を持っていなかったので小田急用を代用にして使用しました。
見た目は殆ど同じなのですが避雷器の側面に開いている複数の穴の位置がやや高い位置にあるだけなのでよほどのマニアか拘る方でなければ簡単に気が付かないほど似ています。
このままでは取り付け出来ないので少し加工します。この避雷器下部には台とボスが付いていますが必要ありません、
切飛ばしてヤスリをかけて平滑に処理しておきます。

処理した裏側に固定用の真鍮線を差し込むために穴を開けておきます。この穴の径は好みでOKです。

横から配管が差し込むので側面にも穴を開けておきます。ここは使用する真鍮線の太さで穴を開けます。

避雷器に真鍮線を差し込み屋根の所定位置に差し込み瞬間接着剤で固定します。

側面に穴が開いているので方向を間違えない様にしましょう。
避雷器が固定出来たら配管を行い終了です。

これで大抵の部分の配管が終わりました。
確かにとても手間がかかり面倒なのは言うまでもありませんが、最初のモールドに比べたらかなり立体的でメカニカルな感じに変わりました。
まだ最終仕上げには至りませんがこの時点で完成時のイメージは十分出来ますよね。

さて当然ながら妻板に廻る配管もしなければなりません。
塗装を考えると屋根とボディが別の方が面倒なマスキングがかなり楽になるので良いのですがどうしても塗装後では
配管止めの作業が出来ません。そこでボディに接着します。
流し込み接着剤で裏側から全周に出来るだけ接着剤が流れる様に接着します。
屋根パーツを指で押さえてピッタリ合わせて接着しないと屋根にたわみが出たり膨らんで固定されてしまうと修正出来ません。
表側も確認しながら行いましょう。

形になりましたね~、ここまで来ると楽しくなってきます。
でもまだ完成には遠いんだな~これが!

さて妻部になりますがやや真鍮線が太い事もあり曲げにくいかもしれません。
簡単に曲げる方法は何かを使用してテコの原理で曲げる方法です。私は曲げたい部分にピンセットのヘリを使用して
確実に曲げる方法を使っています。

横に曲げる場合はシッカリしたラジオペンチやピンセットペンチなどを使い丁寧に曲げていきます。
曲げる位置は曲げた部分から計り油性ペンなどで印を入れてから曲げるのが確実です。

2本目も製作してイメージが判るよう仮組してみました、ここで2本が同じような形で並んで曲がる様にしなければなりません。
初心者の方は上手く行かなければ何度でも挑戦してみて下さい。
外側の配管は後から取り付けが出来るので内側の配管に合わせて加工します。

配管止めで固定します、私が使用したのはマッハ製の割ピンです、これであれば配管の隙間を適度に作ってくれるので重宝します。
各配管ごとにピンを使用しなければならないのでかなり手間ですが丁度良い配管止めが無い場合はこの方が綺麗に仕上がります。
裏から瞬間接着剤で固定する事をお忘れなく!

反対側の配管も行いました。これで基本的な部分は終わりです。
キットのモールドはありませんでしたが実車に有る配管を追加しています。どれかお解りですか~?

今回はここまでです。
如何でしたでしょうか?本当は全ての配管の一つ一つを丁寧に御紹介したかったのですが相当な写真枚数になり長くなってしますので泣き泣き割愛させて頂きました。
作中に少し述べていますがこの配管加工法は行う人によって様々あります。今回はヒューズ箱に繋がる細い線を洋白線で再現していますが実車らしく簡単に形を作るのであれば銅線でも代用できます。
カーモデルの場合もおなじで場所によって線材を変えて再現した方がリアル感も増してきます。
要するにどの様か形にしたいかではないでしょうか?
次回はヒューズボックスの加工と床下の加工に入る予定です。
私ごとなのですが新しくバイクを購入しました。その名もKawasakiゼファー1100RS御存じの方もいるのではないでしょうか?
じつは20年ほど前に乗っていたバイクなのですが手放してしまったのですがもう一度乗ってみたいと以前より思っていたところに極乗車と出会ってしまったのです!
20年以上たっているのに非常に綺麗な状態でオリジナルのままの姿、(未カスタム)4000キロほどの走行キロ、タンクカラーも私が以前所有していたものと同じ!
屋根保管なので錆も殆ど無し!プレミアが付いているので新車より少し高くついてしまいましたが悩んだ挙句購入!
おまけに平成が終ります。新しい気持ちで乗りたいので車検証が令和になる為に5月に登録してもらおうなんて考える始末!
馬鹿ですね~どうして男はおもちゃが大好きなんでしょう?妻も呆れているようですが元気なオジサンは頑張ります!
いずれは必ず極乗車のZ1を手に入れたい!と夢見るオッサンでした。
では次回までお別れです。
今回もコメント等お待ちしています!
合掌 礼
今回もお付き合い宜しくお願い致します。
前回から配管作業を行いましたが全ての工程写真を公開するとかなり長くなってしまうこともあり、同じ様な部分は予め進めておきました。
下の写真は8割ほど配管が終っている状態です。

各場所にそれらしい雰囲気が出る様に太さの違う真鍮線や洋白線を使用して再現していく事は前回述べましたが、太い線の部分の工作は前回御紹介しています。細い線も少し御紹介しておきます。
作業する場所の名が解らないので赤丸で印します。
モールドの後を再現すれば良いのでモールドの繋がっている部分に穴を開けます、出来るだけ違和感の無いよう中心に開けておきましょう。

モールドに再現されている配管止めの位置に配管止めを差し込んでおきます。

この場所ではやや細い線で再現します。箱状の穴の中に0.3mmの真鍮線、又は洋白線を差し込み曲げたい位置をピンセットで掴みモールドと同じ形になる様丁寧に曲げます。
同じ形状の物が多く必要な場合は上手く出来た真鍮線に合わせて複数作っておくと後の作業が楽になります。

下の様な形状なれば良いと思います。

出来た真鍮線を配管止めに通して少量の瞬間接着剤で固定します。
この配管用の線を曲げるのは様々な方法があります。
図面を引いてそれに合わせる方法もありますし治具を作り製作する方法もありますが初心者の方には非常に面倒で大変ですし図面を描く事も治具を作る事も大変で難しいものです。
展示するならともかく個人で楽しむのでしたら実寸合わせで十分ですし2両程度のパンタ付き車の編成であれば少し曲げ方が違っていても見た感じ判りません。(大きく違う場合はダメですよ)
又、実車でも同じ形式の車両の配管が微妙に違う事もあります。自分で満足出来る事が一番大切な事なのでイメージに合わせて工作しましょう。
他に方法はあるかもしれないので簡単に出来る方法を考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

ちなみに避雷器前にある箱の配管は下の写真の様に箱から直接パンダグラフの台枠につなっがています、
しかしながらこの状態では衝撃や触れただけで曲がったり外れてしま場合もあります。

そこで実車にはありませんがシッカリした配管を作ることも方法なんです。
完成後にパンタが破損し交換したりする場合はかえってこの配管が邪魔になり、パンタ交換中に配管の塗料が剥がれたりする事もよくある事です。
下の写真の様に配管止めを使い動かないようにしておくのも手です。パンタの両側の配管も同じ様に上手くパンタ下にまとめて固定しておく事も良いでしょう。
この場合は各配管がパンタの台枠に繋がる事はありませんがメンテナンスを考えたら一番良いと思います。
中には実車と違うなどと言う方がいるとは思いますが工作する方であれば理解できる事なので自分の好きな方法に仕上げれば良いでしょう。
ちなみに走行を目的とする方であればパンタの破損は気を遣う所です、交換しやすい事が大切ではないでしょうか。
勿論ディスプレイ目的であれば全ての配管をパンタのあるべき場所に繋いで再現した方が良いですよね。

避雷器の加工です。
実は阪急用の避雷器を持っていなかったので小田急用を代用にして使用しました。
見た目は殆ど同じなのですが避雷器の側面に開いている複数の穴の位置がやや高い位置にあるだけなのでよほどのマニアか拘る方でなければ簡単に気が付かないほど似ています。
このままでは取り付け出来ないので少し加工します。この避雷器下部には台とボスが付いていますが必要ありません、
切飛ばしてヤスリをかけて平滑に処理しておきます。

処理した裏側に固定用の真鍮線を差し込むために穴を開けておきます。この穴の径は好みでOKです。

横から配管が差し込むので側面にも穴を開けておきます。ここは使用する真鍮線の太さで穴を開けます。

避雷器に真鍮線を差し込み屋根の所定位置に差し込み瞬間接着剤で固定します。

側面に穴が開いているので方向を間違えない様にしましょう。
避雷器が固定出来たら配管を行い終了です。

これで大抵の部分の配管が終わりました。
確かにとても手間がかかり面倒なのは言うまでもありませんが、最初のモールドに比べたらかなり立体的でメカニカルな感じに変わりました。
まだ最終仕上げには至りませんがこの時点で完成時のイメージは十分出来ますよね。

さて当然ながら妻板に廻る配管もしなければなりません。
塗装を考えると屋根とボディが別の方が面倒なマスキングがかなり楽になるので良いのですがどうしても塗装後では
配管止めの作業が出来ません。そこでボディに接着します。
流し込み接着剤で裏側から全周に出来るだけ接着剤が流れる様に接着します。
屋根パーツを指で押さえてピッタリ合わせて接着しないと屋根にたわみが出たり膨らんで固定されてしまうと修正出来ません。
表側も確認しながら行いましょう。

形になりましたね~、ここまで来ると楽しくなってきます。
でもまだ完成には遠いんだな~これが!

さて妻部になりますがやや真鍮線が太い事もあり曲げにくいかもしれません。
簡単に曲げる方法は何かを使用してテコの原理で曲げる方法です。私は曲げたい部分にピンセットのヘリを使用して
確実に曲げる方法を使っています。

横に曲げる場合はシッカリしたラジオペンチやピンセットペンチなどを使い丁寧に曲げていきます。
曲げる位置は曲げた部分から計り油性ペンなどで印を入れてから曲げるのが確実です。

2本目も製作してイメージが判るよう仮組してみました、ここで2本が同じような形で並んで曲がる様にしなければなりません。
初心者の方は上手く行かなければ何度でも挑戦してみて下さい。
外側の配管は後から取り付けが出来るので内側の配管に合わせて加工します。

配管止めで固定します、私が使用したのはマッハ製の割ピンです、これであれば配管の隙間を適度に作ってくれるので重宝します。
各配管ごとにピンを使用しなければならないのでかなり手間ですが丁度良い配管止めが無い場合はこの方が綺麗に仕上がります。
裏から瞬間接着剤で固定する事をお忘れなく!

反対側の配管も行いました。これで基本的な部分は終わりです。
キットのモールドはありませんでしたが実車に有る配管を追加しています。どれかお解りですか~?

今回はここまでです。
如何でしたでしょうか?本当は全ての配管の一つ一つを丁寧に御紹介したかったのですが相当な写真枚数になり長くなってしますので泣き泣き割愛させて頂きました。
作中に少し述べていますがこの配管加工法は行う人によって様々あります。今回はヒューズ箱に繋がる細い線を洋白線で再現していますが実車らしく簡単に形を作るのであれば銅線でも代用できます。
カーモデルの場合もおなじで場所によって線材を変えて再現した方がリアル感も増してきます。
要するにどの様か形にしたいかではないでしょうか?
次回はヒューズボックスの加工と床下の加工に入る予定です。
私ごとなのですが新しくバイクを購入しました。その名もKawasakiゼファー1100RS御存じの方もいるのではないでしょうか?
じつは20年ほど前に乗っていたバイクなのですが手放してしまったのですがもう一度乗ってみたいと以前より思っていたところに極乗車と出会ってしまったのです!
20年以上たっているのに非常に綺麗な状態でオリジナルのままの姿、(未カスタム)4000キロほどの走行キロ、タンクカラーも私が以前所有していたものと同じ!
屋根保管なので錆も殆ど無し!プレミアが付いているので新車より少し高くついてしまいましたが悩んだ挙句購入!
おまけに平成が終ります。新しい気持ちで乗りたいので車検証が令和になる為に5月に登録してもらおうなんて考える始末!
馬鹿ですね~どうして男はおもちゃが大好きなんでしょう?妻も呆れているようですが元気なオジサンは頑張ります!
いずれは必ず極乗車のZ1を手に入れたい!と夢見るオッサンでした。
では次回までお別れです。
今回もコメント等お待ちしています!
合掌 礼
皆さんこんにちは!今回は早めの更新です。
暖かくなりましたね~桜の開花ももう目の前ですね。
昨年秋にKawasaki ZX14Rに付けていたBEETのマフラーが飽きてきたこともあり新しくアクラボビッチ交換しました。
今迄とは違い低く太い音に生まれ変わり見た目も大きく変化したのですが秋から仕事が急に忙しくなり殆ど乗っていません
暖かくなってきたのでこれからが楽しみです。
私は元々メカいじりが好きなので大抵の事は自分で修理や改造をします、手を入れる度に変わっていくバイクを見てワクワクするんですね~。模型好きもそれが原因なんでしょうね~。
残念ながらモデラーさんは余りバイクに乗る方が少ない様でチョット寂しいです。
では本編です。
今回からいよいよ配管作業に入る訳ですが経験のある方は「ほ~う、こんなやり方すんだ~」なんて思いながら見て頂ければと思いますが初めての方にはかなりハードルが高く感じると思います。
基本的に「簡単」をベースで考えているので難しいやり方はしませんが多少なりテクニックを要する所も出てくるので御理解の上ご参考下さい。
又、表現が難しく理解しにくい場所も多々あるとは思いますが何度か読みなおして頂き御理解頂ければと思います。
さて以前も配管については少し述べましたが改めて御説明したいと思います。
メインの太い配管は0.6mmの真鍮パイプを使用し他の配管は0.4mm、0.3mmの真鍮線を使用します。
この0.6mmの真鍮パイプを使用したのは最も近い雰囲気に仕上がると考えました。個人的には0.7mmぐらいでも良いと思ったのですが販売されていない様です。そこで再現可能な範囲で演出できるサイズを選んでいます。
又、パイピングをする際、配管止めを使用しますが実車の様な配管の高さと同じ高さになる物はどうやらなさそうです。
入手できる物を利用して実車に似た雰囲気を作ります。
下の写真は今回使用する配管止めです。
新品の予備がある物は新品で写真を撮っていますが無いものは使用中の物になるので御勘弁下さい。
場所によって適当な物を選んで使用しますが個人の好みもあると思いますので好みの配管止めがある方はそちらを使用して下さい。
又、全てのエッチング配管止めのパーツ全て使用するわけではありません、各パーツセットの一部を使用して再現します。
この手のパーツは一通り入手してあると非常に便利です。
今回の配管作業は比較的に基本的な方法です。特に阪急8000系の場合は重要な配管部分は初心者向けと言いても良いと思います。




ここで一つお詫びをしなければなりません。
今作業を行っている2両編成用屋根加工ですが前面側のエアコンの間ににあるヒューズボックスは以前に無い事をお伝えいたしましたがヒューズボックスだけではなく取り付け部の床部分のリベットを施したプレート自体もありません。
私の勘違いでパンタ車3両を一気に進めていた事で忘れて作業を行ってしまいました。
正しくはベースになる台部分があるのみです、おかしいと思われた方にも心よりお詫び申し上げます。
当然ながら正しい形に変更します、平らな治具で丁寧に削り取ります、真鍮線を入れているので400番程度の粗めのペーパーで処理します。

下の写真の様になれば正解です、リベットの後は残っていますが完全にフラットに仕上げているので塗装した際は全く分からなくなります。
ちなみに配管を施す側に開いている穴は必要ですので埋めておりません。

では配管作業に入りましょう。
最初はヒューズボックスに繋がる部分の配管止めです、実車とは少し違っていますが最も似ているので南海用の配管止めを使用します。

ヒューズボックスに繋がる部分に差し込み、裏から瞬間接着剤で固定します。
固定した後に裏側の不要な部分は切り取っておきましょう、この作業は最終まで同じです、必ず屋根の裏側の不要部分は切り取っておきます。
残ったままですと屋根をボディに取り付ける際、屋根板が干渉して収まらなくなります。

固定したら上面をダイヤモンドヤスリで少し低くします。このままでは大きすぎるので上を削り丁度良い大きさにします。
約上から30%ほど削れば十分です。
ダイヤモンドヤスリで削れば簡単に直ぐ削れますが削り過ぎに注意しましょう。

次は母線用の配管止めです。
0.6mm用の配管止めを使用しますが基台部分が片側だけ付いている物を使用します。
この配管止めは屋根の低い部分のみ使用します。

基台部分を外側にして差し込み裏から瞬間接着剤で固定、裏処理を行っておきます。

ここまで来たら屋根のパンタグラフ周辺が高くなっている部分です。
ここは配管が最も低くなるようにする為の配管止めを行います、ここはモデルシーダー製の阪急用を使用します。
これで屋根の高くなっている部分に対応します。

この部分のみチョット加工が必要です。配管止めの基台部分が片方のみの物がありません、片側をニッパーで切り取り
軽くヤスリをかけておき片側仕様にします。

先程の物を基台を外側にして前後のパンタ周りの屋根に使用します。

ここで先に行っておいた方が楽な部分を行います。
今迄と違い0.4mm用の配管止めを使用して行います。

前面側のパンタグラフの避雷器を繋ぐ配管ですが実車は母線の下をくぐり屋根の段差のヘリの中に入り込んでいます。
この場合はヘリの部分に穴を予め開けておき形を作っておいた配管線に配管止めを入れて屋根に差し込み固定します。
避雷器側は少し長めにしておき避雷器取り付け時に余分な部分を切り取ります。
ここで配管用の金属線の曲げ方です、下の写真の様な場所であれば実寸合わせが一番だと思います。
中には緻密に測り下絵を描いてから真鍮線を合わせて曲げる方もいますが初心者にはそんな事をしなくても実寸合わせで十分出来ます。
コツは曲げる部分を起点として距離を測り曲げれば良いだけです。但し曲げると言っても線が折れたような直角にすると
雰囲気が出ません。少しばかりルーズにRが大きめな形で曲げた方が雰囲気が良いと思います。
ちなみに解る様に0.4mmは全て真鍮線ではなく洋白線で分かりやすくしてあります。本来は真鍮線でも問題はありません。

母線の配管にかかりましょう。
0.6mmのパイプを必要に応じて使用しますがパイプは決してニッパーなどで切らないようにしましょう、ニッパーなどで切ると穴が開いている分切る際に潰れて穴が使用できなくなります。
かといってこの手のパイプはパイプカッターに対応出来ません。この場合は床にパイプを置き良く切れるカッターで切りたい場所に刃を置き刃先でコロコロと転がせば2~3回で切れます。
この方法が一番簡単で綺麗にカット出来るので安心です。

屋根の母線用に使用するパイプを作ります。

綺麗にパイプはカットできていますがやはり断面はメクレが起きているので0.3mmのピンバイスで穴を出来るだけ深くさらっておきます。
基本的に0.3mmの穴は開いていますが余り信用せず一度ピンバイスでサラって綺麗に処理しておいた方が次の作業で楽になります。
この作業が今回の配管のポイントにもなります、このパイプの穴の中に0.3mmの真鍮線を差し込んで再現すれば実車の様な姿に見える訳です。

最後はヒューズボックスの無い場所の台の部分に母線がまたがっているのですが一ヶ所のみ配管止めが必要になります。
台のヘリを通るので別な形の物を使用します。
ちなみに下の写真の配管止めは0.4mm用ですが0.6mmにも十分に対応できます。

台の部分差し込んでおきます、ここではまだ固定しません。

先程作った母線用の長い方を差し込んでいきます。

下の写真の様にセット出来ればOKです。
今回はパイプを使用して両端に細い真鍮線を差し込み再現する方法を取っているので大抵の部分に配管止めを予め差し込み取り付けていますが私の様な方法ではなく一本の真鍮線でヒューズボックスまで繋ぐのであれば予め配管をキッチリ計り曲げてから配管止めを通しておき屋根に差し込む方法でなければ出来ません。
同じ方法でもう一方の配管も通しておきます。
一応これで配管の格好が出来ましたがこれでは不十分です。

実車の配管は屋根の段差部分では曲げられています、この形に合わせてピンセットなどを利用して少し曲げてます。
これは実車の写真を参考に行った方が良いでしょう。

仕上げです、0.3mmの真鍮線をL型にそれらしく曲げてパイプの中に差し込んで抜け防止用に瞬間接着剤で固定して完成です。
この方法であれば屋根に配管止めを予め差し込んでおいても配管作業が出来る訳です。

これで母線は終了です。

今回はここまでです。
配管作業は個人の好みや施工方法は沢山ありますがどの方法を使用しても実車の雰囲気が出来ればOKだと思います。
モールドされた平面的な配管を立体的にする事が目的です。
確かに配管などは精度が必要ではありますが余り拘らず行ってみては如何でしょうか?
素材がプラ製なので失敗しても修復できるのチャレンジしましょう。
今回は一部間違えてしまい申し訳ありませんでした、思い込みっていうのは怖いですね~。
しかし配管が出来てくるとテンションが上がりますね~次回は配管の続きですが出来れば次回で配管作業は終了したいと思います。
まだやる事が沢山残っているのですがこのままでは一体何回で終了するのか読めないので皆さんも疲れてきますよね。
では次回までご機嫌よ~う。
合掌 礼
暖かくなりましたね~桜の開花ももう目の前ですね。
昨年秋にKawasaki ZX14Rに付けていたBEETのマフラーが飽きてきたこともあり新しくアクラボビッチ交換しました。
今迄とは違い低く太い音に生まれ変わり見た目も大きく変化したのですが秋から仕事が急に忙しくなり殆ど乗っていません
暖かくなってきたのでこれからが楽しみです。
私は元々メカいじりが好きなので大抵の事は自分で修理や改造をします、手を入れる度に変わっていくバイクを見てワクワクするんですね~。模型好きもそれが原因なんでしょうね~。
残念ながらモデラーさんは余りバイクに乗る方が少ない様でチョット寂しいです。
では本編です。
今回からいよいよ配管作業に入る訳ですが経験のある方は「ほ~う、こんなやり方すんだ~」なんて思いながら見て頂ければと思いますが初めての方にはかなりハードルが高く感じると思います。
基本的に「簡単」をベースで考えているので難しいやり方はしませんが多少なりテクニックを要する所も出てくるので御理解の上ご参考下さい。
又、表現が難しく理解しにくい場所も多々あるとは思いますが何度か読みなおして頂き御理解頂ければと思います。
さて以前も配管については少し述べましたが改めて御説明したいと思います。
メインの太い配管は0.6mmの真鍮パイプを使用し他の配管は0.4mm、0.3mmの真鍮線を使用します。
この0.6mmの真鍮パイプを使用したのは最も近い雰囲気に仕上がると考えました。個人的には0.7mmぐらいでも良いと思ったのですが販売されていない様です。そこで再現可能な範囲で演出できるサイズを選んでいます。
又、パイピングをする際、配管止めを使用しますが実車の様な配管の高さと同じ高さになる物はどうやらなさそうです。
入手できる物を利用して実車に似た雰囲気を作ります。
下の写真は今回使用する配管止めです。
新品の予備がある物は新品で写真を撮っていますが無いものは使用中の物になるので御勘弁下さい。
場所によって適当な物を選んで使用しますが個人の好みもあると思いますので好みの配管止めがある方はそちらを使用して下さい。
又、全てのエッチング配管止めのパーツ全て使用するわけではありません、各パーツセットの一部を使用して再現します。
この手のパーツは一通り入手してあると非常に便利です。
今回の配管作業は比較的に基本的な方法です。特に阪急8000系の場合は重要な配管部分は初心者向けと言いても良いと思います。




ここで一つお詫びをしなければなりません。
今作業を行っている2両編成用屋根加工ですが前面側のエアコンの間ににあるヒューズボックスは以前に無い事をお伝えいたしましたがヒューズボックスだけではなく取り付け部の床部分のリベットを施したプレート自体もありません。
私の勘違いでパンタ車3両を一気に進めていた事で忘れて作業を行ってしまいました。
正しくはベースになる台部分があるのみです、おかしいと思われた方にも心よりお詫び申し上げます。
当然ながら正しい形に変更します、平らな治具で丁寧に削り取ります、真鍮線を入れているので400番程度の粗めのペーパーで処理します。

下の写真の様になれば正解です、リベットの後は残っていますが完全にフラットに仕上げているので塗装した際は全く分からなくなります。
ちなみに配管を施す側に開いている穴は必要ですので埋めておりません。

では配管作業に入りましょう。
最初はヒューズボックスに繋がる部分の配管止めです、実車とは少し違っていますが最も似ているので南海用の配管止めを使用します。

ヒューズボックスに繋がる部分に差し込み、裏から瞬間接着剤で固定します。
固定した後に裏側の不要な部分は切り取っておきましょう、この作業は最終まで同じです、必ず屋根の裏側の不要部分は切り取っておきます。
残ったままですと屋根をボディに取り付ける際、屋根板が干渉して収まらなくなります。

固定したら上面をダイヤモンドヤスリで少し低くします。このままでは大きすぎるので上を削り丁度良い大きさにします。
約上から30%ほど削れば十分です。
ダイヤモンドヤスリで削れば簡単に直ぐ削れますが削り過ぎに注意しましょう。

次は母線用の配管止めです。
0.6mm用の配管止めを使用しますが基台部分が片側だけ付いている物を使用します。
この配管止めは屋根の低い部分のみ使用します。

基台部分を外側にして差し込み裏から瞬間接着剤で固定、裏処理を行っておきます。

ここまで来たら屋根のパンタグラフ周辺が高くなっている部分です。
ここは配管が最も低くなるようにする為の配管止めを行います、ここはモデルシーダー製の阪急用を使用します。
これで屋根の高くなっている部分に対応します。

この部分のみチョット加工が必要です。配管止めの基台部分が片方のみの物がありません、片側をニッパーで切り取り
軽くヤスリをかけておき片側仕様にします。

先程の物を基台を外側にして前後のパンタ周りの屋根に使用します。

ここで先に行っておいた方が楽な部分を行います。
今迄と違い0.4mm用の配管止めを使用して行います。

前面側のパンタグラフの避雷器を繋ぐ配管ですが実車は母線の下をくぐり屋根の段差のヘリの中に入り込んでいます。
この場合はヘリの部分に穴を予め開けておき形を作っておいた配管線に配管止めを入れて屋根に差し込み固定します。
避雷器側は少し長めにしておき避雷器取り付け時に余分な部分を切り取ります。
ここで配管用の金属線の曲げ方です、下の写真の様な場所であれば実寸合わせが一番だと思います。
中には緻密に測り下絵を描いてから真鍮線を合わせて曲げる方もいますが初心者にはそんな事をしなくても実寸合わせで十分出来ます。
コツは曲げる部分を起点として距離を測り曲げれば良いだけです。但し曲げると言っても線が折れたような直角にすると
雰囲気が出ません。少しばかりルーズにRが大きめな形で曲げた方が雰囲気が良いと思います。
ちなみに解る様に0.4mmは全て真鍮線ではなく洋白線で分かりやすくしてあります。本来は真鍮線でも問題はありません。

母線の配管にかかりましょう。
0.6mmのパイプを必要に応じて使用しますがパイプは決してニッパーなどで切らないようにしましょう、ニッパーなどで切ると穴が開いている分切る際に潰れて穴が使用できなくなります。
かといってこの手のパイプはパイプカッターに対応出来ません。この場合は床にパイプを置き良く切れるカッターで切りたい場所に刃を置き刃先でコロコロと転がせば2~3回で切れます。
この方法が一番簡単で綺麗にカット出来るので安心です。

屋根の母線用に使用するパイプを作ります。

綺麗にパイプはカットできていますがやはり断面はメクレが起きているので0.3mmのピンバイスで穴を出来るだけ深くさらっておきます。
基本的に0.3mmの穴は開いていますが余り信用せず一度ピンバイスでサラって綺麗に処理しておいた方が次の作業で楽になります。
この作業が今回の配管のポイントにもなります、このパイプの穴の中に0.3mmの真鍮線を差し込んで再現すれば実車の様な姿に見える訳です。

最後はヒューズボックスの無い場所の台の部分に母線がまたがっているのですが一ヶ所のみ配管止めが必要になります。
台のヘリを通るので別な形の物を使用します。
ちなみに下の写真の配管止めは0.4mm用ですが0.6mmにも十分に対応できます。

台の部分差し込んでおきます、ここではまだ固定しません。

先程作った母線用の長い方を差し込んでいきます。

下の写真の様にセット出来ればOKです。
今回はパイプを使用して両端に細い真鍮線を差し込み再現する方法を取っているので大抵の部分に配管止めを予め差し込み取り付けていますが私の様な方法ではなく一本の真鍮線でヒューズボックスまで繋ぐのであれば予め配管をキッチリ計り曲げてから配管止めを通しておき屋根に差し込む方法でなければ出来ません。
同じ方法でもう一方の配管も通しておきます。
一応これで配管の格好が出来ましたがこれでは不十分です。

実車の配管は屋根の段差部分では曲げられています、この形に合わせてピンセットなどを利用して少し曲げてます。
これは実車の写真を参考に行った方が良いでしょう。

仕上げです、0.3mmの真鍮線をL型にそれらしく曲げてパイプの中に差し込んで抜け防止用に瞬間接着剤で固定して完成です。
この方法であれば屋根に配管止めを予め差し込んでおいても配管作業が出来る訳です。

これで母線は終了です。

今回はここまでです。
配管作業は個人の好みや施工方法は沢山ありますがどの方法を使用しても実車の雰囲気が出来ればOKだと思います。
モールドされた平面的な配管を立体的にする事が目的です。
確かに配管などは精度が必要ではありますが余り拘らず行ってみては如何でしょうか?
素材がプラ製なので失敗しても修復できるのチャレンジしましょう。
今回は一部間違えてしまい申し訳ありませんでした、思い込みっていうのは怖いですね~。
しかし配管が出来てくるとテンションが上がりますね~次回は配管の続きですが出来れば次回で配管作業は終了したいと思います。
まだやる事が沢山残っているのですがこのままでは一体何回で終了するのか読めないので皆さんも疲れてきますよね。
では次回までご機嫌よ~う。
合掌 礼