上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


みなさんこんにちは。
年末まであとわずかですが皆さんの御予定は如何でしょうか?
私は毎年自宅でのんびり~って感じです。1月3日だけは必ず高幡不動尊に行って御札を頂きに行きます。
毎年の決まった事ですが境内の出店で熱燗を呑みながらおでんを頂くのが楽しみなんです。
起業して随分経ちましたが今でも変わっていない習慣です。
又、御不動様に来年はどんな年になるのでしょう? なんて心の中で思いつつ昨年の反省をするのも私にとって大切な習慣の一つなんですね〜。
私は若い時に尊敬する方から「神様には御願い事を言ってはいけません。感謝するだけにしなさい」と言われてから手を合わせても御願い事はせず「昨年はありがとうございました、今年も迎えられてありがとうございます。」と言っています。
この方が断然運も良くなるそうです。
もし運を良くしたい方がいらしたら是非、神様に1年間御願い事せず感謝をしてみて下さい。
こんな私が長い間、会社を経営出来たのは運以外何物でもないので案外本当かもしれませんよ。
私が大好きな相田みつを氏の名言にこういうのがあります。

「おさいせん 百円玉一つ ぽんと投げて 手を合わす おねがいことの多いこと」

深いですね~相田先生の仰る通りです。どんなに御賽銭を積んでも日頃の行いや感謝が無ければ神様は決して願い事を聞いては頂けないでしょうね。
人は騙せても神様は騙せませんよね。


ではこの辺で製作に入りましょう!
ウレタン塗装まで終了しましたので研ぎ出しに入ります。

最初は2000番のサンドペーパーを使用して全体をムラなく磨き上げます。1500番から始めて2000番で仕上げても良いでしょう。
前にKATANAの回でペーパーをかけた状態が詳しく紹介されているので御確認下さい。

研ぎ出し作業が上手く出来ない方も多いと思いますのでワンポイントを御紹介致します。

サンドペーパーをかける最大の意味は、塗装した表面が小さな波を打っていたり梨地になっている表面を平滑に仕上げる事が目的です。
その分塗膜は削られる訳ですが重要なのは削る厚みです。
厚みと言っても簡単に目で計る事は出来ません。表面を良く見てペーパーをかけた状態で判断するしかないんです。
でも失敗はしたくありませんよね~、って事で安全対策とでも言いましょうか、リスクを最大限減らす方法をご紹介します。
クリアーをやや厚めに塗装する事です。ラッカークリアーの場合は塗膜が厚くなる分乾燥時間が大幅に増えるので、乾燥器などを使用するのも手ですが、塗膜が厚くなる分少々削り過ぎても安心出来ます。

ウレタン塗装の場合は2度クリアーを塗装する方法です。但しどちらも気を付けなければならないのは塗装のかけ過ぎです。
厚くなる分ディティールが潰れてしまう傾向があります。ディティールが塗料で埋まらないギリギリのところで止めるのが重要になります。

もう一つは角の部分のみペーパーをかけない事です。ボンネットやトランク、ドアなどの平たい部分は丁寧にかけて角の部分は出来るだけ避けるように、角はコンパウンドのみで磨く程度にします。
角は平滑な部分と同じ力でペーパーがけをしても、接点が小さい分多く削れてしまうので避けるようにします。
これで大抵の方は磨き過ぎて角が出てしまう事は避けられます。
研ぎ出しの方法は微妙に人によって違いますがやはり経験が必要です。失敗に学ぶ事が必要な技術であることは間違いないと思います。
ちなみに私は今では失敗する事はありませんが最初は失敗ばかりしていました。おまけでタッチアップ技術が驚くほど上がったんですね~。


DSCN8528_2.jpg


コンパウンド仕上げです。この磨きで完成度が決まります。
良く聞かれるのがコンパウンドの使用量です。写真を頂くとかなり多い量を使用しているが判りますでしょうか?綺麗な表面が出来ないと悩む方の中には、コンパウンドの量が少なすぎて磨き切れない方もいます。
十分な量とは? 最初は磨いている最中に抵抗が余り無い量です。磨きが進むにつれて磨き布の抵抗がやや上がってくるのが理想的です。
力加減も大切で、最初はコンパウンドが多い分力を強めにして、磨き仕上げに近くなると力を弱くします。
このコンパウンドがけも経験が大切なのは言うまでもありませんが、弊社のスタッフでも先程の説明で大抵出来る様になります。


DSCN8529_2.jpg


磨き完了です。車体色のせいでハッキリ写真に出ていませんが肉眼では綺麗に写り込んでいます。
黒い車体の場合はかなり鮮明に写り込みやすいので黒車体は磨きが更に繊細になります。


DSCN8531_2.jpg


車体全体の磨きが終了しました。かなり上手く出来た様です。


DSCN8551_2.jpg


ここでチョットだけ塗装でグレードアップ!
窓枠の内側にあたる部分は実車ではゴムになっています。流石にゴムとはいきませんが塗装で雰囲気を演出します。
ゴムの付いている部分を残してマスキングを行い、セミグロスブラックで塗装します。
簡単再現って所でしょうか。これだけでもチョットグレードアップした気になりませんか?


DSCN8553_2.jpg


テールライトの部分もミラーフィニッシュを貼ってレンズ越しに光が反射するようにしておきます。


DSCN8638_3.jpg


テールライトです。
今どきのキットは塗装が要らない様です。ストップランプ、ウィンカー、バックライトの全てが成形色で再現されています。
これはどなたが作っても同じ仕上がるになるので便利です。私は表面にウレタンを薄く塗装しています。


DSCN8641.jpg


室内ですが特にディティールアップする所はありませんが一ヶ所のみ行います。
ダッシュボードのメーター部分には保護用のクリア板で覆われています。どの車も基本的に同じですが薄いプラ板でメーターの形状と同じ物を作りエポキシ接着剤で取り付けます。
これで保護ガラスが付いているように見えます。


DSCN8605.jpg


室内は時に難しい所は無くストレート組です。
更にディティールアップするのであればシートベルトの再現を行うと良いと思います。ベルトのバックルなども模型店でディティールアップパーツが販売されていますので簡単に再現できます。
今回は私は行いませんでした。(たまたまディティールアップパーツを切らしていた為です)
無線機のコードはリアリティが無かったのでスプリングを伸ばして交換しています。この方がリアルですよね。


DSCN8606.jpg


室内の完成です。


DSCN8608.jpg


シャーシですが使いまわしなので適当で良いと思います。
下の写真は「こんな感じかな?」程度の塗装です。ちなみに説明書には塗装指示がありません。
自分で気に入った塗装で良いと思います。


DSCN8616.jpg


ホイールはメッキですが、実車の色とはかけ離れた雰囲気なのでメッキを剥がして塗装に変更しウレタン塗装で仕上げています。
通常のシルバーで塗装して、上からラッカークリアーの缶スプレーでコートすると、ギラギラしていたシルバーがタミヤのアルミシルバーの様な色合いに変わります。これ結構使える技です。
エンジンをシルバーで塗装した後、何となく色合いが輝き過ぎているか明るい場合は便利です。方法は至って簡単! ラッカークリア缶スプレーでやや多めに塗装するだけ! 表面で落ち着いたメタリック粒子が溶剤で溶けだし浮いてきます。そのまま固まると艶が無いシルバーに変わるんです。
今回の車輌の様なアルミホイール塗装に向いていますし半艶クリアーを使用するとエンジンの鋳造した雰囲気にもなります。
是非一度お試しあれ~。


DSCN8639.jpg


タイヤを付けましたが一つ疑問が? トレッドパターンはこれで良いのでしょうか?
と言うのも説明書には向きが書かれていませんし、パターンを逆にするとタイヤの断面が台形の様になり非常に変です。
タイヤの内側の抜きテーパーを考えてタイヤが地面に綺麗に接地するのはこの向きだけです。
タイヤのパターンがあっていれば良いのですが間違っていると解決策を考えなければなりません。
タイヤの向きはWEBなどで調べた方が良いかもしれませんね。


DSCN8642.jpg


シャーシの上に室内を取り付けましたが、疑問? 自動車電話は今回の映画では付いていたのでしょうか?
アンテナは付いていないと「あぶない刑事仕様」になりませんのでしょうがないのですが、車はともかく現在はこんな電話使っている人いませんものね~。


DSCN8644.jpg


いよいよ仕上げです。
ガラスの塗装ですが、裏側は黒で塗装して表から見える窓枠内側の部分を見える様にします。
マスキングテープが付いているので使用します。


DSCN8617.jpg


単純に裏が黒では内装として変なので室内色を更に上から塗装して内貼り再現です。厳密にはこんな色合いでは無いのですが、資料で分かる方はキッチリ塗り分けした方が良いと思います。


DSCN8618.jpg


レパードのフロントガラス上部は合わせガラスになっています。再現しなくても大丈夫ですが出来れば欲しい所ですよね。
私がいつも行う方法は下の写真のマスキング方法です。
塗装は完了していますが白いマスキングテープを御覧ください。これは塗装の際の部分を浮かしているんです。
浮かす部分は1,5mm~2mm程度の幅で1mm程度の高さが浮いていれば大丈夫です。浮いた部分をガラス面に対し垂直にエアブラシでムラなく塗装すれば良い感じで塗り分けラインがぼやけます。
又、白いマスキングテープはビニール製なのでカーブを作るのも簡単です。


DSCN8636_3.jpg


これが塗装した状態です。塗り分けラインがハッキリ出ていませんね。ぼやけた感じに仕上がればGOODです!
この部分の色の濃さは私の好みの濃さになっています。実車はもう少し薄いと思うので実車に合わせたい方は色合いを研究してみて下さい。


DSCN8637_3.jpg


これには参った! なんのアンテナ?
実車に付いていたのはNTTの物だと思いますがこんな形ではありません。
メーカーさん何を参考にしたのかな?


DSCN8643.jpg


取りあえず作ってみました。手ごろなスプリングが無かったので手巻きでスプリングを作りアンテナを作りましたが正確にはやや違います。時間も無いので今回は雰囲気のみで妥協しましたが、皆さんは本気で作ればもっと近い物が出来ると思うのでチャレンジしてみて下さい。


DSCN8684_2.jpg


テールライトを取り付けた後ろです。
ナンバーも薄いプラ板で作り直しました。


DSCN8685_2.jpg


フロント側です。正直な感想ですが良く出来たヘッドライト廻りだと思います。
これだけ実車のイメージを再現しているので、やはりカーモデラーとしてはシャーシにも拘って欲しいと思うのは私だけでしょうか。


DSCN8686_2.jpg


このパトライトが困りものです。写真はまだ完成していない状態ですが劇中でパトライトが使用されている場面がありません。悩んだ末にパトライトは基本的に付けない様にしました。
付ける場合を考え一応両面テープで対応しておけば取りあえず一件落着です。


DSCN8687_2.jpg


完成です! 星1個です~!


DSCN8688_2.jpg


DSCN8689_2.jpg


今回は2回でサクッと作りましたが如何でしたでしょうか?
正直な気持ちですが今回の作品は色々な意味でイマイチでした。レパードのボディカラーもイマイチ納得が出来ていませんし、各部所も仕上がりとしても納得できませんでした。後から気が付いたのですが、トランクの後ろ部分も実車とはやや違っていたので改造すべきでした。
又、内装色も実車とは比べて質感が足りません。問題無いのは研ぎ出しのみって所です。
特に電話アンテナは適当に作ったせいで納得が出来ていないので再度作り直す予定です。

近いうちに必ずゴールドではなく紺色の後期型レパードを製作するので、その時は御披露いたします。
今回は私自身納得が出来ていない作例を御紹介し申し訳なく思っています。
市販車の魅力の表現方法が未熟であったと思います。


個人的には納得出来ませんでしたが、御紹介した製作方法は皆さんの製作に役立って頂けると思います。是非御参考にして下さい。

年の瀬で皆さんお忙しいでしょうが御身体だけは大事にして下さい。

今年は年末前ににもう一度更新しますので是非ご覧下さい。

 2017_12_19


こんにちは! 今年最後の製作になります!

昨日、愛車にスタッドレスタイヤを買いました。今年は雪どうなんでしょうね~。
所詮東京の雪なんて大したことはありませんが、今月下旬に群馬県に温泉旅行する事もあり特に早めに購入しました。
実は昨年の12月にエスカレードという車に乗り変えました。お金も無いのに無理して購入しましたが大きなSUVは男の憧れとでもいうのでしょうか?
購入して丁度1年になります。

いかんせんこの車のスタッドレスタイヤがべらぼうに高いんです。正直泣きました。清水舞台ってこういう時に使う言葉なんでしょうね~。
でも妻の要望が山の温泉と誕生日が12月下旬って事もあり、見栄を張って山の温泉に連れて行くなんて約束したもんだから大変!
凍結が心配でディーラーに電話をしてタイヤの要望を伝えたら目の玉が飛び出る御値段! 涙を浮かべながら「こんなんとても無理やん!」

何とかノーマルタイヤで行けないものかと考えていたら周りの友人や宿に確認した所「スタッドレスタイヤは必要です」と一言いわれてしまい更に大変!
結局オートバックスで、、、、。
宿賃よりもはるかに高くついて、、、くそっ! 軽々しく言うんじゃなかった! 12月の群馬県の天気を知っておくべきだった、! ええカッコしてもうた!
今となっては、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、(いつもより点が多いんす)
でも皆さん! 奥さんは本当に心底大切にしましょう!(くそっ!くそっ!)

私なんぞ東京住まいなので大雪が降る土地の事を考えるととても申し訳ないと思ってしまいます。
タイヤのハメ替えは面倒なのでホイールごと購入しましたがせいぜい3月までしか必要がありません。
そんな意味ではもったいない気もしますが、、、、、、、安全には変えられませんね~。


では早速今回の御題に入りましょう!
今回はあぶない刑事のレパードを製作してみたいと思います。
もう一つ、涙無くては語れ合いお話を一つ!
実はかなり昔ですがセドリックY31ブロアムVIPに乗っていた時期がありました。勿論新車ですよ!
ですが購入時に一番欲しかったのがこのレパードだったんです。
いかんせん非常に高い車で見積もりをもらってビックリの御値段。妻に見せるやいなや「アハハ、、」なんて意味不明な笑いを、、、、。

積極どうしても3000ccの車に乗りたくて購入を死ぬほど考えましたが、レパードの購入は無理! っと断念! 結局Y31型セドリックブロアムの3000ccを購入したわけです。
勿論4ドアハードトップしたのでかなりカッコ良く、素晴らしい車でしたので気に入っていましたがやはりどこかで「レパード欲しかったな~」なんて考えていました。
レパードより見た目を上げたかった私はセドリックにBBSの3ピースホイールを入れて調子にのって走っていた時期も今では懐かしく感じます。
いずれにしても私にとって最もバブリーな車で、今でも憧れているのは間違いありません。
(結局、何で3000ccを買ったのか?グランツーリスモSVにしておけばよかったのに、、)
その後Y32、Y33とグランツーリスモアルティマを乗り継ぐ結果になりました。

それでは製作に入りましょう!
パッケージにはタカとユージの写真が、、、、素敵! ってそんなことはどうでもいいですよね。


DSCN8343.jpg


キット内容は一般的なドアなどのオミットキットなので部品は多くはありません。ボディは基本的に新しいのでプロポーションはかなり優秀ですが、シャーシはアオシマ、フジミなどの御決りで「使いまわし」ってやつです。
この手のカーモデルは外見が大切なので目をつぶるしかなさそうです(シャーシ改造何て面倒だし、、、)
って事で外見重視のモデルを作ってみたいと思います。
勿論、ディティールアップ出来る場所などは手を入れて美しいレパードを作ってみましょう!


DSCN8344.jpg


ボディですがプロポーションはかなり良く出来ていると思います。昔に比べてボディ自体も薄目に出来ているので、ピラーなども薄い分シャープな仕上がりが期待できそうです。

さ~て! どこから手を付けるかな~って感じで製作意欲が湧いてきました。


DSCN8368.jpg


最初はスジボリです。昔のキットに比べると遥かにキッチリスジが入っているので十分な気もしますがやはり一応しておくべきだと思います。
時にサイドの窓モールはやや気持ち怠い部分があります。ゆっくりと筋を入れてモールドがハッキリ出る様にします。

今回はスジボリを行う場所を全て御紹介します。


DSCN8369.jpg


ドアのスジボリです。ドアのスジがモールドの部分でやや薄くなっています。本来車のドアが開く以上モールの部分もドアも切れているので同じ深さになる様スジボリします。


DSCN8370.jpg


ボンネットのスジボリです。
左右のスジが同じ深さになり端から端まで均一になる様丁寧にスジボリを行います。


DSCN8371.jpg


トランクです。
上面のスジボリは当然ですが後ろも忘れてはいけません。ここも均一になる様全周スジボリを行います。


DSCN8372.jpg


ここでワンポイントです。研ぎ出し作業がある以上出来るだけ邪魔な物は無い方が研ぎが楽です。アンテナなどは自作で簡単に再現できるので最後の段階で取り付けた方が簡単です。
このまま残しても良いのですが、磨いている最中アンテナに触れてしまい尖っている先が丸まってダレてくる可能性があります。
後で自作方法を御紹介しますので安心して切り飛ばしてしまいましょう。


DSCN8373.jpg


ウィンドウォッシャーの噴出口も切り取ります。
ここも先ほどと同じ様に後で再現する為に切り取ります。クリアーを塗装した際に塗膜の厚みで埋もれてしまいハッキリ判らなくなったり、磨き中にモールドの頭も磨いてしまい塗装が剥がれる事もしばしばです。
こんな部分も後で取りつけた方が簡単です。


DSCN8374.jpg


切り取った場所がハッキリ判る様に0.4mmなどの極細ピンバイスで穴を開けておき印を付けます。
ここは重要です。簡単な傷を付けた程度ではこれから行うサーフェーサー、本塗装、クリア仕上げを行うと塗膜で埋まってしまい分からなくなります。
研ぎ出し終了時に小さく穴が空いていても新しく製作したアンテナや噴出口のパーツを取り付けてしまえば分からなくなります。

今回はヘッドライトの点灯確認用ランプは削り取っていませんが、削り取った場合はモールドを無くさない様に保管し最後に取り付けても良いと思います。
又、腕に覚えのある方は削り取った後、新規に製作するのも良いと思います。


DSCN8375.jpg


パーティングラインを処理します。
このキットは新しい事もありパーティングラインも余り深く無く比較的に目立ちません。ボディが白成型なのでパーティングラインが見えにくい方はサーフェイサーを薄く塗装してから処理するの手です。
モールを消さない様慎重に行いましょう。


DSCN8376.jpg


屋根にはサンルーフを取り付け出来る様裏側に切取り用の溝があります。しかしこの車にはサンルーフの設定がありませんので必要ありません。モールのせいでボディ表面にヒケが出ているので平らになるまで丁寧に磨きます。特にメタリックカラーを塗装する場合は光の反射でハッキリ浮き出ます。
必ず完全に平滑になるようにしてください。尚、ヒケが深そうな窪みのの場合はパテなど使用して確実に消す事が大切です。


DSCN8385.jpg


ここも忘れがちですが、フェンダーの内側はどのキットも基本的にパーティングラインがあります。もし忘れてしまい小さなバリが残っているとフェンダーアーチの形が悪くなり美しいボディが台無しです。


DSCN8406.jpg


サーフェイサーを塗装しました。
この時点では特に目立った傷も無いので進めますが、あった場合はこの時点で解決しておきましょう。


DSCN8407.jpg


メタリック色であるボディから塗装です。
このレパードのカラーはとても難しいカラーで指定の色では余り良い感じになりません。
確かにゴールドとい表現ですが私的にはシャンパンゴールドのやや金色寄りって感じです。
一応私の調色したレシピも書いておきますので参考にして下されば幸いです。

ボディカラーレシピ
上面基本色ゴールド
 Mrカラー8シルバー40%
 Mrカラー色の源 イエロー30%
 MrカラーGX レッドゴールド30%
下面ガンメタル
 Mrカラー8シルバー50%
 ガイアノーツカラー EXブラック50%


上記の色の配合はあくまで目安です。御好みに合わない場合は比率を変えて調整して頂く必要があります。

メタリックカラーは全体が均一に塗装されなければムラになってしまいます。丁寧な塗装が仕上がりを左右するので慎重に塗装します。
又、缶スプレーではボディカラーの代用できる物が殆どありません。クレオスからシャンパンゴールドが出ていますが余り似ていません。そういた意味ではモデラー泣かせの色だと言っても良いでしょう。


DSCN8412.jpg


ボディカラーの塗装が終了しました。中々良い感じに塗装出来たのではないでしょうか?
色々な資料を見てもかなり見え方が変わってしまう様で実車を見ないと何とも言えませんが、こんな感じではないでしょうか?
注意点はイエローを入れすぎると黄緑っぽくなるので注意してください。


DSCN8418.jpg


下側の塗装をするのでマスキングしました。裏側から吹き込んで表側に回らない様に窓の裏側もマスキングしています。


DSCN8419.jpg


横から見た状態です。製作しているのは前期型なのでマスキング位置はサイドモール上が正しい位置です。
隙間から吹きこぼしが無いよう十分マスキングテープを密着させることが重要です。


DSCN8420.jpg


下側もメタリックなので上面と同じようにムラにならない様気を付けて塗装します。
失敗してもこの時点では再度塗装が出来るので安心して挑戦してください。


DSCN8421.jpg


塗装が完了した状態です。
かなり良い色味になったと思います。メタリックは傷などを嫌うので表面に傷を入れない様気を付けて下さい。
この後デカールやミラーフィニッシュを貼るので、それらも密着性を上げる為に全体に保護も兼ねてクリアーを塗装しておきます。
これ大変重要ですから忘れないで下さいね。


DSCN8422.jpg


塗り分けラインの参考にしてい頂ければとサービスショットでごさいます。ちなみに表面にはクリアー塗装がされています。


DSCN8431.jpg


基本塗装が終った所で細部に入りましょう!
この車のサイドモールにはメッキのデザインモールが入っています。キットにはそのモールを再現する為にミラーテープが同梱されていますがやや固めで伸びない素材の物です。モールの入る部分はキチッと筋が入っている状態ではないので密着性がやや不安です。
そこで馴染みが良くカーブでも密着性が良いミラーフィニッシュを使用します。

貼り方ですがサイドのドア部分とバンパー部分ではモールの入り方が違っています。バンパーは完全に凹状態なので良いのですがドア部分は上側部分しか凹がありません。ミラーフィニッシュを定規などを使用し直線になるよう切りって帯状の物を作ります。
最初は下側のモールラインに合わせて貼り込みます。


DSCN8435_3.jpg


下側のラインに綺麗に合わせたら爪楊枝などで上側の部分の凹にあわせて馴染ませます。
くれぐれも慎重に行って下さい。強く擦るとミラーフェニッシュが破けたり溝から楊枝などが外れてボディにキズを付けかねません。


DSCN8437_3.jpg


下側は合わせてあるので上側の馴染ませたラインに沿ってゆっくりと丁寧に良く切れるカッターで切っていきます。


DSCN8438_3.jpg


余分な部分を剥がして再度爪楊枝や綿棒などで馴染ませて密着させれば完成です。


DSCN8440_3.jpg


バンパー部は凹になっているので上側と下側をカッターで切り込み剥がせば溝の底だけに貼る事が出来ます。
中にはボディにカッターを当てる行為が怖い方も居ると思います。その場合は溝の幅のミラーフェニッシュを切って作り貼り込んだ方が無難です。


DSCN8455.jpg


窓枠の処理です。やはりここも塗装ではなくミラーフィニッシュを使用した方が仕上がりが美しくなります。
この様な場所は適当な長さに切って下の写真の様に貼り付けて窓枠に沿って爪楊枝などでなぞり、カッターで切り取る方法が綺麗に貼ることが出来ます。この場所も先程の様にカッターをボディに当てるのが怖い方は帯状にミラーフィニッシュを切って貼る方が良いと思います。


DSCN8456.jpg


貼り終えた状態です。付属のミラーシールでは柔軟性が欠けるのでこういった場所には綺麗に貼る事が出来ません。
ハセガワのミラーフィニッシュは薄く柔らかいので大抵の場所に貼り事が出来るのでお勧めです。


DSCN8457.jpg


後ろ側です。ナンバープレートが入る場所の全周にもメッキ表現します。但し表面のみで奥と側面はメタリックグレーで塗装が必要です。


DSCN8458.jpg


ドアノブもミラーフィニッシュを貼り仕上げてみました。大体これで塗装関係とメッキ表現は終了です。


DSCN8460.jpg


デカールを貼ってボディ終了って所でしょうか? 写真を撮った場所が悪いのか映り方に問題がありますがこのカラー面白いですね~! 見る場所や光の状況によって色が変わるんです。


DSCN8461_2.jpg


この後いつものウレタンコートに入ります。


DSCN8470_2.jpg


ウレタン塗装が終りました。かなり良い艶が出ています。今回はこれで研ぎ出しですが次回の作業にしたいと思います。


DSCN8502.jpg


内装に入りますが今回は全て出来ないのでシートのみ製作します。
シートは表と裏を貼り合わせる構造です。合わせ目が結構目立つのでパテ処理は必要です。


DSCN8409.jpg


パテ処理をする際心がけてほしいのは角の処理です。上の写真の角を着て頂くとかなりエッジが出ているのが判ります。
乗用車のシートである以上柔らかい雰囲気は必要なので角の面取りを行い全体的に丸みを帯びた形状を作ります。
又、上の写真で確認できますがシートのリクライニング部の切れ目がありません。カッターでスジボリを行い背の部分と座る部分を別に見せるようにした方がリアリティがあります。もう一つ欲を言えばヘッドレストも境目がハッキリしないので切り込みなどを入れて別体に見えるようにした方が雰囲気が良いと思います。


DSCN8410.jpg


今まで部品点数の多いキットや手を掛けないといけない様なキットを多く作ってきたせいでしょうか、非常に早く進んでしまい1回のブログでここまで出来てしまいました。この分では2回で終了かもしれませんね。
(おっかしいな~3回の予定なんだけどな~年末までもたないかもしんない~)

今回は比較的簡単なキットで皆さんにとって知名度が高いキットを取り上げてみました。
中級者以上の方には必要ない話ですが初心者の方には参考にして頂ければと思います。

市販車のキットはレーシングカーなどに比べ、ディティールアップが少ないので見せ場が少なくなる傾向があります。(キットや車種の性質にもよりますが)
ある程度の技術があればどなたが作っても比較的甲乙付けがたい完成品になります。

他の人と差を付けようとするとヘッドライトの電飾やドアなどの開閉が出来ると良いのですが、初心者には非常にハードルが高くなります。
改造をせず美しい完成品を作るには綺麗な塗装とボディの完成度ではないかと思います。
パーティングライ処理や塗装下地に手間をかける事によって美しい塗装が完成します。キットの改造も楽しいのですが初心者の方は改造よりも美しい塗装がされた完成品になる様頑張って下さい。

では次回も1週間程度で更新する予定ですのでお待ちください。
次回は完成する予定です。

では次回まで~。
いつものようにコメントお待ちしております。ポチッも宜しく!

 2017_12_08


こんにちは! GSX1100Skatana最終回の御時間がやって参りました!

今回は早々に更新させて頂きました! 今回で完成です。じっくり見てやってくださいませ!
完成に向けてまだ細かい部分が残っているので、ディティールアップを行いながら製作していこうと思います。

最初の作業はカウルの取り付けステーです。このステー厳密に言うと形は似ていますがかなりアバウトなんです。
どうしてくれようか? と悩みましたが本気で作るとほぼ作り直しになってしまいます。
そういう訳にもいかないので出来る限り雰囲気重視という形にしました。

DSCN8025.jpg


太さの違う本体のフレームは出来るだけ同じ雰囲気になる様に整形します。ヘッドライト取り付け部にボルトがありません。
0.5mmプラ板からポンチで3mmの〇を切り抜きワッシャーを作り、ボルトを貼り付け指定位置に取り付けました。
裾にはカウル固定用の冶具の為に小さなステーが付いているので追加で取付けています。
最も問題なのが本体フレームに取り付ける部分です。全く形が違います! 新規に製作しようと思ったのですが形状が複雑で取り付けた後の強度が心配になる形だったので諦め、形状変更と肉抜き穴のみ追加し雰囲気重視で作ってみました。
上の写真と見比べて頂ければ御理解頂けると思います。


DSCN8042.jpg


ヘッドライトの加工です。
メッキ仕上げになっていますが裏側は大きな押しピン跡があり見た目が宜しくありません。
正面側は反射板になっていてそのままメッキを使用したいので、裏側のピン跡を綺麗に処理してメッキの反射部をマスキングして裏側をサーフェーサーで下地処理をしておきます。

DSCN8043.jpg


ライトケース裏側はややくすんだシルバーに塗装し、ヘッドライト周囲はセミグロスブラックで塗装します。
実車はこのような姿なんです。メッキのまま使用しても余り見えないので問題はありませんが、こんな所にも拘りがあると面白いのではないでしょうか?

DSCN8046.jpg


更に拘ったのがヘッドライトの調整用ネジです。
下の写真はその部分のパーツですが本来は中央のステーはスプリングに覆われたシャフトです。
出来るだけ実車の様な形に作り変えます。

DSCN8044.jpg


どうでしょうか? かなりリアルになりました。スプリングはやや斜めに付いていますが中を通っているシャフトは真っ直ぐに付いています。
実車では光軸を調整する際にネジ込むとスプリングが変形しているのが普通です。又、シャフトより大きめのスプリングが使用されているので下の様な斜めに付いていても問題はありません。
フレームにヘッドライトが組み込まれますが上部に留め金がありません。これも実車に合わせて追加加工しました。

DSCN8045.jpg


フレームとヘッドライトが組み上がった状態です。かなりリアルになりましたね。

DSCN8047.jpg


大切な部分を忘れておりましたのでもう一つ追加する事にしました。
ヘッドライトは配線する予定なのでヘッドライトケース裏側のゴムカバーを作ります。真ん中の穴は配線用の穴です。
パテで造形して接着します。

DSCN8052_2.jpg


この部分はゴム製なので艶消しブラックが適当です。これでヘッドライトは終了です。

DSCN8055_2.jpg


カウルステーに取り付けてみました。ステーの上部フレーム取り付け部分は本来は形が違いますが外せる様にしたいので、敢えて取り付けやすくする為にキットの形状を利用しています。


DSCN8082_2.jpg


リアウィンカーの配線です。実車と同じ形にしましょう。
3.5mmのポンチを利用して薄いプラ板を抜きます。真ん中に適当な大きさのボルトを接着し更に中心部に0,4mmの真鍮線を立てます。
これをやや金色がかったシルバーで塗装します。チタンゴールドでもいいかもしれません。


DSCN8074_2.jpg


先程作ったものをステー裏側に接着して配線を差し込めば終了です。案外簡単でしょ。
こんな部分も見えやすいのでチョット工夫するだけでリアルになりますね。


DSCN8078_2.jpg


ハンドルを製作しましょう!
下の2枚の写真は加工済みですがチョットディティールが足りません。上の写真はボルトが足りないので2か所追加しています。
下の写真はネジのモールドが無いので、ピンバイスで穴を開けて適度な大きさのリベットを打ち込みネジを再現しています。
左右同じ方法で追加を行います。
ちなみに写真はグロスブラックで塗装していますがこれはデカールを貼る為です。自作で表記文字を作り貼り込みます。


DSCN8079_2.jpg


DSCN8080_2.jpg


ハンドルを取り付けてみました。ハンドルのスイッチ部に文字があるのが判りますでしょうか?
これだけでリアルになりますよね~。やや文字が大きめですがこれ以下に小さくすると文字が読めません。
多少妥協して文字が読める限界でデカールを製作しています。

DSCN8081_2.jpg


ブレーキマスターの点検窓を作るのを忘れておりました。ハンドルは接着してしまったので無理やり点検窓をつくりました。
最初に作っておけば楽だったのに、、、、。実際こういう場面は多いんですよ~。

DSCN8109_2.jpg


ブレーキペダルやリンケージ類ですが、成型上ボルトは丸かったりドーム状であったりと恰好が良くありません。
既存のボルトを切り取って同じサイズのボルトを付け替えて綺麗な形に修正します。
この部品もメッキでしたが押しピン跡なども大きいのでメッキを剥がして修正してから塗装します。

DSCN8054_2.jpg


フットペダルです。裏側に大きく肉抜き穴が空いていますが実車にはありません。アルテコ瞬間パテで埋めて整形しますが、同時にステーの差し込み穴も成型上実車と同じにはなっていないため、ステーが差し込める様プラ板で土台を作りパテで整形します。
これでステーを差し込むことが出来ます。
又、ペダル裏には金属製のバンドが付いており片側のみボルトが付いているのでこれも再現しておきます。

DSCN8053_2.jpg


塗装するとこんな感じになります。

IMG_20171130_094635_2.jpg


フットペダルのステーですが磨きだしの様な光沢仕上げなのでメッキ調の塗装を施します。
又、ボルトのみ実車はメッキなのでミラーフィニッシュを貼り込み雰囲気を演出します。

IMG_20171130_094648_2.jpg


ペダル周りの完成です。フレームとは全く違う色合いになっているのが判りますでしょうか?
これが全て同じシルバーだと面白みが全く無くなってしまいますし、メッキのまま使用するとバリとパーティングラインがハッキリ判ってしまうので玩具っぽくなってしまいます。
やはり場所や機器類の性質で素材が違っているので塗り分けはグレードアップに欠かせません。

DSCN8108_2.jpg


配線用のコネクターです。黒いのはヘッドライトの配線用コネクターになります。リアル感を求めるなら是非作ってみては如何ですか?

DSCN8174_2.jpg


シールドの製作です。
ここで驚き! シールドの裏側に押しピン跡が4か所もあるではありませんか!
ステーと仮組してもハッキリ見えて誤魔化せません。

DSCN8169_2.jpg


こうなったら消すしかありません。1000番のペーパーで丁寧に削り取り平滑にします。
その後磨きが楽に出来る様丁寧に2000番で磨き上げます。ここで綺麗に磨ければその後の作業がかなり楽になります。

DSCN8170_2.jpg


透明感を戻す作業です。粗めのコンパウンドで丁寧に磨き擦り、傷が殆ど無くなったら仕上げ用のコンパウンドで磨き倒します。これで綺麗な透明度が戻ります。
この方法はカーモデルのガラスにキズがあった際や飛行機モデルのキャノピーのパーティングラインを消すのにも役立ちます。是非お試し下さい。

DSCN8172_2.jpg


押しピン跡は全く分かりません。この後塗装です。

DSCN8173_2.jpg


KATANAのシールドはクリアーではありません。少しスモークが入っています。
カスタム仕上げであればスモークブラックで濃い目に塗装しても良いのですが、実車に合わせるには薄めに塗装します。
今回はスモークグレーでかなり薄く塗装しています。

DSCN8175_2.jpg


スモークグレーは乾燥に時間がかかるので要注意です。焦って触ってしまい指紋が付いたりしたら再塗装時にムラになりやすくなります。
十分な乾燥時間を置いてからスクリーンのふちをセミグロスブラックで塗装して完成です。
個人的にはもっと暗い色の方が好きなんですが一応実車を踏まえて気持ちだけ暗くしてみました。

DSCN8353.jpg


シートです。
形は手を入れる必要は無いのですが、シートの全周にかなりエッジが立っておりリアル感がありません。
オートバイのシートは中にコーンが入っており、上からシート地の合皮が巻いて貼り込んでいるのが普通です。
エッジを綺麗に取り、サンドペーパーで丸めておいた方が裏側にシート地が巻き込んでいるように見えます。
小さな事ですがこんな部分も大切なんです。

DSCN8107_2.jpg


シートはバックスキン調になっているので再現したい所ですが中々完全なバックスキンの再現は出来ません。
今回は手軽に近い雰囲気を造ってみました。
サーフェイサーを500番などの粗い缶スプレーでまぶす様に塗装します。簡単に言うと振りかけるって感じでしょうか、
全体にザラ付く感じになったら乾燥させて又同じことを繰り返します。5~6回程度でかなりザラザラな表面になってきます。
指定の色で塗装して終了したら、仕上げに保護も踏まえて艶消しクリアーの缶スプレーで、先ほどのサーフェーサーと同じ要領で4~5回まぶす様に塗装すれば下の写真の様な状態になります。
ホームセンターなどでバックスキン調のスプレーも販売されていますが、粒子が粗い為スケールオーバーになってしまいます。
このスケールであれば先ほどの方法でそれらしく表現できるのでお勧めです。


DSCN8323_3.jpg


バックミラーです。
ステーをグロスブラック、ミラー部をセミグロスブラックで仕上げると良いと思います。


DSCN8324_3.jpg


ミラー部分ですがそのままメッキを使用しても問題はないと思います。ただやや色合いが明るすぎてやや玩具っぽく見えます。
実車のミラーの雰囲気を演出するのであれば、ミラーテープやミラーフィニッシュを貼って再現した方が落ち着いた感じに仕上がるのでお勧めです。


DSCN8352.jpg


いよいよ組み立てです。
ヘッドライトをフレームに取り付けます。先程ヘッドライトに裏側に付くコネクターも製作したので組み付けて配線を行います。


DSCN8265_3.jpg


反対側です。


DSCN8266_3.jpg


ここからが手間のかかる作業です。
実車の写真を見ながらパイピングの本番です。出来るだけ解る部分は配線してみました。
キットでは実車と同じ機器類は付いていないので省略が多くなりますが、徹底的にやる方は同じ機器類を自作してパイピングをするしかないでしょう。
ですがこの部分のパイピングは自己満足の世界です。タンクを取り付けたら外側から見えません。
但しハンドルとヘッドライトの間はカウルが付いても見えるので、実車さながらのパイピングを施すと雰囲気は抜群です。


DSCN8313_3.jpg


反対側です。出来るだけ実車のパイプの太さを考慮して不自然にならない様に気をつける事が大切です。
このパイピングの方法ですが余りにも複雑で、ブログで簡単に説明が出来ず御理解頂けないのが残念です。
パイピングはF1モデルなどのレーシングカーが最も一般的ですが、バイクでも見える部分にパイピングを施すのは精密感を上げる為に有効なテクニックです。
私が今回行ったパイピングは雰囲気を上げる為のパイピングで実車を再現している物ではありません。
実車を再現するにはキットで再現されていない機器類の追加が必要です。
ショップにはコネクターやパイピング用のコードなど様々なアイテムが販売されています。そういったアイテムを利用して無理のない範囲で楽しみながら行うのが楽しいと思います。


DSCN8314_3.jpg


カウルとタンク、シートを取り付けてみました。
この時点で完全にKATANAになりましたね~。ヘッドライト廻りも実車と同じ形になりしっくりきます。


DSCN8348.jpg



ここで私はガックリ来ました。
シートの取り付け方法です。表側からネジで止める! なっ何で?! 正直こうなっているのを完全に忘れていました。
本来こういった止め方ではないので研究して止め方を考えた方が良いでしょう。
ちなみにアングルネジ止めしなくても接着すれば良いのですが、私は今後のメンテナンスの事を考慮して外せるようにしました。
現行のキットでは間違ってもこんなシートの止め方はしないと思います。
取りあえず今回はこれで御勘弁を、、、、、、。

DSCN8347.jpg


先程仕上がったスクリーンを取り付けました。中々良いではありませんか! この後バックミラーとナンバーを付けて
完成です。

DSCN8354.jpg


ナンバーは適当に付けました、番号は私の幸運の番号なのでこのバイクにも付けてみました。
ちなみに私のバイクはこういうナンバーは付いていません。

DSCN8357.jpg


完成しました! 如何なもんでしょう?

DSCN8358.jpg


チェーンを交換しているのでリアルな足回りになりました。

DSCN8361.jpg

DSCN8363.jpg



カウルの中に見えるパイピングがリアル感を演出してくれます。

DSCN8364_20171203173528efe.jpg


ヘッドライトとカウルの隙間も実車の様な感じになりました。

DSCN8365.jpg


今回随所にボルトの交換や追加を行いましたが、使用したのはこれです!
モンモデル製のボルトセットです。ミリタリー用の様な気もしますが使えれば何でも使う私として大変重宝するパーツです。
片側がボルト、裏面がナットの表現になっているので両方使用すると正しい形が表現できます。
3種類ほど販売されていますがサイズが違うので使用するスケールに合わせて選ぶのが良いでしょう。

DSCN8408.jpg


これで完成です! 長かったですね~。今回も200枚を超える写真を載せました。ストレートに組めばこれほど時間はかからないのですが拘ると倍以上の時間が必要でした。

最初の目標としてキシキシ言わない模型になりました。キシキシと音がするのは組み方が甘かったり精度が悪い場合に音が出ます。
軋み音はプラモデルの安っぽさにも繋がるので、シッカリ接着して組むことが重要なんです。
又、資料も大切ですね。ストレートで手早く沢山作るもの楽しいのですが実車の資料と睨めっこして違いを発見し修正しながらじっくり模型製作するのも楽しさの一つだと思います。
今回の様にこれだけ改造してしまうと「俺には出来ないな~」「難しいな~」と思う方も居るでしょうが、決してそんな難しくはありません。
方法さえ知ってしまえばどなたでも製作出来ます。

バイク模型の楽しさはやはりエンジンが丸見えって事でしょうか。メカニカルな構造はスケールが大きくなればなるほどリアルに造形されているので、更に手をかける事で一段とリアリティを持つようになります。
自宅のディスプレイスペースの問題もあると思いますが、やはり大きなスケールの完成品は存在感が全く違います。
皆さんも是非大きなスケールのキットを手掛けて楽しんで頂ければと心から思います。

現在日本ではオートバイが売れない状況が続いているそうです。勿論自動車も同じ状況ですがバイクが売れないので模型も新しいバイクの模型がリリースされません。非常に悲しい状況です。
昔は魅力的なバイクが排気量問わず沢山販売されていました。道路交通法がドンドン厳しくなりバイクが走れない道も増え
バイク乗りには厳しい状態です。
以前国会の中継を見ていた時にもバイク4大メーカーが日本にあるのにバイクの販売低下の問題が審議されていました。
もっと多くのバイクファンが増えてバイク模型を作る方も増えて欲しいと思います。


次回も早々にアップしますが、久しぶりにカーモデルです。
サクッと製作するつもりなので(年内完成目標です!)又お付き合いください。
年始には又大きなスケールにチャレンジしてみようと思います。

今回もコメント、御質問等お待ちしております。今回は完成ので評価や御叱り、案外面白かったな~なんて思って頂けたら
励みになりますので是非ポチッとお願い致します。

写真のクオリティが低いので申し訳ありません。近々にギャラリーにアップしますのでそちらも合わせてご覧ください。
又、書き下ろしの様な物なので間違いや不明な分があるかもしれませんがあった際は御了承ください。
では次回まで御機嫌よう~。

 2017_12_03


みなさんこんにちは! KATANAの4回目です。

冬になってきましたね~、私の怪我も殆ど治ってきたのでようやく外出できるようになりました。
所で皆さんは御好きな季節は夏ですか? それとも冬? 私は冬なんです。確かに夏は開放的な気分はありますが、私は冬の澄んだ空気が好きなんです。仕事場から富士山が見えるのですが、夏場は空気の濁りのせいであまり見えません。
ですが冬は雪を被った富士山が天気が良ければ毎日見えます。
空も雲が少なく遥か彼方まで青く広がっているのを見ると本当に清々しい気分になります。
バイク好きの私には冬は寒いので少し辛いのですが、クリスマスも大好きですし妻の誕生日も12月なのでやや出費はかさむもののそれでも冬が好きなんですね~。
これから冬の本番がやってきます。皆さんも風邪などひかないよう御注意下さいね。


さて製作ですが今回はバイクらしい形になりそうです。
それでは今回の作業に入りましょう!
前回、リアアクスルをフレームに組み込むまででした。前回の写真でもお解りの方もいらっしゃるでしょうがチェーンガードが付いていません。
これはチェーン取り付け時に邪魔になるので本体にチェーンを組んでから取り付ける為です。

チェーンの取り付けは下側で最後の結束を行った方が簡単です。又、前側のスプロケットは軽く回るようにしておくと作業が非常に楽になります。
下の写真はチェーンを取り付けて完了した所です。この後チェーンのコマに墨入れや汚しを少し入れるとリアルに仕上がります。
上記の作業が終了したらチェーンガードを取り付けます。


DSCN7858.jpg


サスなどを取り付ける前にブレーキホースも取り付けましょう!
実車は写真の様にスプリングで保護されています。アクスルの内側を這わせて途中でコードをカットして細いコードを繋ぎます。
適当な長さのスプリングをカットして細い部分のコードを挿入してスプリング自体でブレーキキャリパーに繋げば完成です。
難しく聞こえるかもしれませんが、キット付属のコードに丁度良いスプリングの径が合わないので、一回り細いコードの上にスプリングが被っているだけです。
こんな所ですが実車と同じ雰囲気が演出出来るのでお勧めです。
1/12スケールでは中々出来ないディティールアップです。


DSCN7859.jpg


サスペンションの組み立てです。時に改造も必要なさそうですがサスの下側に波状のモールが有ります。
説明書ではクロームシルバー塗装の指定ですが実車はメッキです。
このパーツは元々メッキではないので黒に塗装した後ミラーフィニッシュで再現します。余分を切り取りにくい形状なので
慎重に切り取ります。


DSCN7868.jpg


サスペンションの完成です。特に改造と何もしていませんが拘ったのは質感です。
実車の様な見た目にする為に各部品ごとに色調を変えています。
これだけですが意外にリアルなサスに見えます。シルバー指定の塗装指示がされていても各部分で少しずつ色を変えたシルバーを使用する事でリアル感が向上します。常にスタッフの指導時に話すのですが、
「塗装は塗り絵ではありません。その材質を極限まで再現するのが塗装です。プラはプラらしく、金属は金属らしく、ゴムはゴムらしく、布は布らしく見えなければなりません」
これが弊社の塗装概念です。
皆さんも是非、質感の再現に拘ってみて下さい。


DSCN7874.jpg


チェーンガードとサスを取り付けチェーンは少しだけ汚しを入れてみました。
如何でしょう? 妙なリアル感が出ていませんか? 前側のスプロケットは何もしていませんがカバーを接着するので見えなくなります。

残念なのはサスペンションが自重で動かない事です。実車はメインスタンドを立てるとリアタイヤが下に下がります。
スタンドを外した場合は自重でかなりフレームが下がるのですがこの状態には動いてくれない事です。
最初からサスが縮んだ状態で作るのも手ですがそれではメインスタンドを使うと違和感が出ます。
ここは諦めるしかなさそうです。


DSCN7879.jpg


リアブレーキのマスターを作るのを忘れておりました。
完成後はカバーで見えませんが敢えてチョット拘ってみました。点検窓の部分にブレーキオイルが入っている様御絵描きしてUVジェルを流し込み保護ガラスを再現してみました。


DSCN7862.jpg


如何でしょう? 悪くないですよね~(笑)


DSCN7863.jpg


センタースタンドを取り付けます。後はめ加工に変更しているので穴を合わせて2mmのプラ棒を差し込み固定、ボルトを再現するのでボルトを取り付けてシルバーに塗装し終了!
っと言いたい所ですがエンジンサイドのSUZUKIのロゴデカールが、、、、、、。
私のミスで引っかけて剥がれてしまいました、、私としたことが、、、。
と、気分を変えてタミヤに連絡! デカールを送ってもらい無事終了! 冷や汗かきました、、、。


IMG_20171122_115017_2.jpg


さていよいよフロントの作業です。これが終ると一段とバイクらしくなります(ワクワク!)

では始めましょう! フロントフォークのサスですがメッキ加工がしてあります。このメッキのまま接着しでも継ぎ目は消せませんしリアル感を損なうので、塗装で再現する為に漂白剤に漬け込んで剥がしてしまいましょう!


DSCN7864.jpg


インナーとスプリングを挟み込み接着しておきます。


DSCN7869.jpg


継ぎ目を綺麗に処理してサーフェーサーを塗装、下地を作っておきます。
これからが拘りです。サスのアウター部分は基本的に削り出しの様な状態です。磨いた金属にクリアーを塗装してあるのが実車です。
この部分の再現がかなり厄介です。クロームメッキの様な輝きでもありませんし、ギラギラしたシルバー塗装でもありません。
おまけにどことなく黄色味がかっている様な、、、、。いずれにしてもインナーチューブの色合いとははるかに違います。
そこで考えたのがわずかに黄色味帯びた多少年式がたったような金属色です。
ガイアのステンレスシルバーをベースにゴールド少々とクリアーイエローをわずかに入れ、少し暗めにする為にメタリックグレーをほんの少し入れてみました。この度合い非常に僅かなので割合が書けないほどです。
この色については各自色々挑戦してみるのが良いかもしれませんね。中には「いや違う!ただのシルバーだ」という方も居るでしょうし「もっと暗めの色だった」という方も居るでしょう。御好みで調色しても良いと思います。
出来ればメッキシルバーで調色したかったのですが、メッキシルバーは他の色を混ぜると途端にメッキ感が無くなります。
通常のシルバー系で調色し塗装するか、メッキシルバーを使用するのも手です。
ちなみに写真では普通にシルバーに見えますが実際は気持ち黄色味がかっています。
この後各部の塗り分けを行います。


DSCN7888.jpg


フロントフォークの塗装は実車を参考に塗装すれば良いのですが、一部メッキ再現が必要な場所があります、
ブレーキキャリパー取り付け部のボルトはメッキが正しい形です。ミラーフィニッシュを使用してこの大きなボルトのみ
メッキ表現します。
方法は簡単です。ボルト天面にやや大きめのミラーフィニッシュを貼り周囲の余った部分を下に折り曲げておきます。
細く切ったミラーフィニッシュをボルト側面に巻き付ける様貼り込めば終了。


IMG_20171122_110534_2.jpg


塗装が終了したら実車の様にクリアーコートを塗装します。
ラッカー系のクリアーで仕上げるのも良いのですがフロントフォーク自体をラッカー系で塗装しているので、単純に上からラッカー系クリアーを塗装すると場合によってシルバーの光具合がやや落ちる心配があります。
塗料に反応しないウレタンクリアーで仕上げればこのままの状態で仕上げる事が出来ます。


IMG_20171122_110717_2.jpg


ブレーキキャリパーですが、リアと同じようにブレーキ液注入口が一体成型で再現されています。やはりここもモールドを削り取って新規に製作します。
左側が加工したものです。


IMG_20171122_120335_2.jpg


更に追加加工しましょう。無くても目立ちませんがあればリアル感は絶対保証付き! ケーブルのガイドです。
実車の形を参考に洋白線の0.4mmを加工して作ります。


DSCN7982.jpg


取付方法はフロントフォーク下の取り付け位置に0.5mmで穴を開け、プラ棒を差し込み接着します。
そのプラ棒に製作したガイドを差し込み瞬間接着剤で固定します。難しく見えますが案外簡単です。


DSCN7983.jpg


最後にボルト表現をしたいので、適当なボルトを瞬間接着剤で固定しボルトをシルバーに塗装すれば実車の様になります。


DSCN7984.jpg


ちなみに下の写真は手持ちの実車資料本の物です。フロントフォークが映っていますが追加したケーブルガイドが確認出来ますでしょうか。
こんな所にも拘りを持って作業すると楽しと思います。


DSCN7999_2.jpg


ハンドル関係もメッキで安っぽくなっているので剥がしておきます。
赤い丸の部分を見てください。角ばっているのが判ります。実車は左の様な姿です。これは金型の成型上仕方が無いので
実車に合わせて加工しておきます。
又、丸のかかっている部分に大きな肉抜き穴が空いています。当然これは実車には無く、パーツを取り付けた後も少し見えてしまいます。
裏側に押しピン跡がありますしややヒケも出ています。一緒に埋めて整形しておきましょう。
処理が終わったらメッキシルバーで塗装しておきます。


DSCN7873.jpg


とりあえず組んでみました。この時点で不具合があるか確認しておきます。


DSCN7991.jpg


フロント周りのパイピングですがキットのままでは全て同じ太さでリアル感がありません、
ケーブル類は目的に応じた太さでなければなりません。特にブレーキパイプはオイルが流れるのでやや太めになっています。
ここは太めのパイプを使用します。パイプに文字が書いてありますがこれはトップスタジオ製の物です、
実車も文字が書いてある場合が多いのですが、書いてある内容はどうであれ雰囲気は十分演出してくれます。
又、ブレーキホースの上側にはスプリングで保護されているので、適当な径のスプリングを使用してディティールアップをしています。


DSCN7992_2.jpg


反対側です。メーターケーブル用とはケーブルの太さが違うのが判りますでしょうか?


DSCN7993_2.jpg


メーターの製作です。メーターデカールを貼る部分に押しピン跡ががあります。
デカールを貼れば目立たないのでしょうが、デカールが乾燥した際この押しピン跡の部分は浮いた状態になります。
下に密着していないため目視で丸く浮き出てしまうのでシッカリ表面処理をしておきましょう。


DSCN7985.jpg


メーターにもひと手間です。メーター側面に溝がありますが、これはメーターの調整用ノブが付く位置です。
小さな部分ですが有るべき物です。メーター本体の指定位置に0.4mmの穴を開けておきます。
プラ棒を加工してスイッチらしく作り0.4mmの真鍮線を差し込みメーターに瞬間接着剤で固定します。
小さな部分ですが何とも手を入れた感が出ますよね~。


DSCN7986.jpg


塗装してデカールを貼ったら上面に保護ガラスのパーツを取り付けますが、皆さんどの様に接着していますか?
私の場合はデカールの上にエポキシ接着剤を多めに塗りガラスパーツを乗せて抑え込みます。全体にエポキシがいきわたるように注意して気泡を抜きます。
淵からハミ出た接着剤をエナメル溶剤を綿棒などに漬けて拭き取ります。エナメル溶剤ですがタミヤ製のエナメル溶剤でクリアパーツを拭くとヒビが入ったりして破損する恐れがあります。
その為にも私はタミヤ製と比べて浸透率が弱いガイアノーツ製のエナメル溶剤で拭き取っています。これであればクリアパーツの破損の恐れも無いので安心です。


DSCN7996_2.jpg


DSCN7997_2.jpg


ここはおまけですが、使用しているエポキシ接着剤は下の写真の物です。通常のエポキシ接着剤では経年変化により黄色く変色しますがこの接着剤は殆ど変化しません。
クリアパーツを接着する際は是非使用してみては如何でしょう。


DSCN7995_2.jpg


フロントフォークを取り付ける前にサイドスタンドを忘れておりました。
通常に取り付けようと思ったのですが良く見るとバリが酷く綺麗ではありません。この際塗り直しを行うため、金属製なのでダイヤモンドヤスリでガリガリと削っていきます。パーティングラインが全周にあり押しピン跡もあるので、結局ほどんど削ってしまいました。
仕上げに1000番のペーパーで仕上げてメタルプライマーを塗装しグロスブラックで仕上げます。


DSCN7994_2.jpg


本体に取り付けました。如何ですが? オリジナルを知っている方なら「あら!綺麗ね~」なんて言ってくれると思います。


DSCN7998_2.jpg


フロントフォークを取り付けました。バイクらしくなりましたね~。


DSCN8001_2.jpg


DSCN8002_2.jpg


パイピングですがワンポイントです!
バイクのパイプ類は這わせる場所などの違いで保護されていることが多く、ケーブルの上にカバーのゴムホースが被っている事も多いんです。
下の写真はプラグコードですがエンジンの熱で痛みにくい様にカバーを表現するとリアル感が出ます。

DSCN8003_2.jpg


プラグコードをセットしてみました。何となくリアルに見えませんか? こんな所も1/6スケールならではなんですね。
さすがに1/12では難しい表現方法だと思います。
♪大きい事は良い事だ~(^^♪

DSCN8004_2.jpg


ここでマフラーの取り付けです。
説明書ではフロントフォークを組む前に取り付ける様になっていますが、取り付けてしまうと前輪が無い分、作業中にテーブルに置く際マフラーが当たる傾向があります。綺麗に塗装してあるので傷を付けたくありません。
このタイミングであれば前輪が付いているのでマフラーが作業台に擦れる心配はありません。

DSCN8005_2.jpg


マフラー自体はグロスブラックなのですがマフラーエンドは半艶の方が実車っぽくなります。

DSCN8006_2.jpg


とりあえず形になりました。私はバイクのこの姿が一番好きで美しく見えるんです。
走る事だけに特化した状態と言いますか、、、、、魅力的に感じるんですね~。

DSCN8007_2.jpg


今回はここまでです。次回は完成です!
如何でしたでしょうか? 本当に御理解頂こうと思うと組み立て説明書並み以上の内容が必要になるので、何処まで写真を掲載すれば良いのかいつも考えてしまいます。
又、本気でかなり詳しくするとブログとは言えないほどの内容になり、皆さんが最後まで見てくれるのか心配です。
難しいですね~。
それでも模型雑誌よりも写真枚数も多く詳しくやっているんですけどね~。
それはともかく、バイク模型を作ってみようと思って頂ければ幸いです。

今回も前回の様に見せ方の方法って感じで行ってみました。チープなプラスチックをリアルな質感で表現する事が模型で最も大切な事ではないでしょうか?
世の中には色々な完成品のミニカーなどがあります。中にはバイク模型も本当に精巧に出来ており私自身も感心する物もあります。
ですが拘りに拘って製作した模型はどんな完成品より魅力があり美しいと思います、

中には完成品が神様的な見方をする方もいますが何処まで行っても大量生産品です、塗装にしても丁寧に塗装された一品ものには勝てません。
自分で精魂込めて拘って作った完成品はそれぐらい素晴らしい物だという事です。
そんな素晴らしい模型を作るモデラーさんが一人でも多く増えていく事を願っています。

次回は完成です。パイピングの追加、外装などです。
今回も、なるほど~、どうすればいいの? なんて方コメントお待ちしています。いつも見て下さる方も宜しくお願い致します。
早めに更新できそうです。では次回まで御機嫌よう~。

 2017_11_29


こんにちは! GSX1100Skatanaの3回目です。

実は先週更新しようと頑張っていたのですが不慮の事故がございまして更新が出来ませんでした。
というのも自宅の駐車場車輪止めに足を引っかけて転倒し怪我をしてしまいました。
ジャンパーに手を入れて車のキーでロックをかけたのですが転倒した際、手が抜けず、、、、。
右顔面強打、右肩、右足打撲という有様、おでこに大きなコブを作り目の周りはパンダの様な面、おまけに右ひざを大きく擦りむき打撲という近年まれにみるドンくさい怪我をしてしまいました。

とても人前に出せる容姿ではなく足も曲げられません。多少良くなるまで暫くお休みさせて頂いておりました。
年寄りは治るのが遅いですし怪我も大きくなりやすいのに注意が足りませんね~。
何とか仕事に復帰してブログ用の製作が出来る様になりました(営業は顔が戻るまで無理ですけどね)。
そんな中お待たせした事もありかなり頑張って内容の濃いブログにさせて頂きました!
今回も皆さんの御参考になればと思います。


では作業に入りましょう!
前回はエンジンを乗せてパイピングなどを少し施して終了しましたがもう少しパイピングを施してみましょう。
テールライトやウィンカーの配線です。実車のテールライト裏にはストップランプ用とポジションランプ用の2種類の配線がありますが、ここは雰囲気だけという事で片方のみとウィンカーのみをします(配線してもカバーを取り付けると殆ど見えません)。
実車の配線は各ケーブルが太めのチューブでまとめて保護されています。同じような形を作る為に太めのチューブに各配線を5mm程度差し込み瞬間接着剤で固定します。テール部には配線用の穴があるので差し込みここも瞬間接着剤で固定します。
ウィンカー側はこの時点では本体を取り付けていないので後で配線します。
写真の様にフレーム打ち側に這わせてフレーム前方のイグニッションコイルまで引き込んでおきます。
下の写真は途中でナイロンバンドで止めてありますが実車もこの様な形になっています。ちなみに使用している小さなナイロンバンドはモデルファクトリーヒロ製の物です。

基本的に忠実に実車に合わせようとするとランプケースや周辺にも改造や追加が必要になりますし、フレームのバー上部には鍵穴が付いたりと随分違うので大変です。雰囲気重視で作業します。


DSCN7569.jpg


マフラー製作です。ここでもディティールアップを行います。
最初はマフラーの継ぎ目消しを行います。マフラー後方はやや表面がヒケ気味なので全体をペーパーがけするかパテなどでヒケを埋めて表面を平滑に処理します。


DSCN7439.jpg


ここで小さなディティールアップを行います。
キットではフレームへの取り付けステーがマフラー本体と一体になっているのですが、実車は溶接でステーが取り付けられています。
この部分もチョット拘って実車の様な姿に変更します。

パーツ状態はステーとマフラーの接合板がありません。0.3mmのプラ板を加工してマフラー側に貼り付け溶接跡を再現します。
この時、キットのパーツ状態では取付板がステーと直角に付いてしまいます。実車は多少の湾曲で取り付く様になっているのでステー内側の裾を削りマフラーの曲面に合うよう整形しておくと実車感が増します
実車は取付板の幅がもっと狭いのですがキットの取り付け位置状態では同じ幅に出来ないのでやや広めに作っています。


DSCN7440.jpg


マフラーは継ぎ目だけ消して使用しても良いのですが、ここも実車に拘りたいのでマフラー集合部とマフラー自体をフレームに合わせ仮止めし、何度か確認してから瞬間接着剤で仮止めを行い位置が決まってから本固定します。


DSCN7442.jpg


接着が終ったらフレームから取り外しマフラーの加工に入ります。

キットでは集合部側面に細いリブが付いています。これは恐らく接合部を再現しているものですがただのリブにしか見えません。
実車はこのリブを上面と下面の合わせ目で溶接されており、内側にも存在するのですが表側のみです。
このままでも良いのですがもう少しリアルに見せたいので新たに作り直し裏側も再現します。

リブを全て削り取りサンドペーパーで表面を綺麗に処理します。後に溶接跡を再現するので継ぎ目消しをする必要はありませんがパーツのズレは大敵です。丁寧にパイプ形状になる様処理しておきます。
この時、マフラーとの継ぎ目もただ埋めるのではなく段差が無いようにパテなどで整形しておきます。


DSCN7444.jpg


先程処理した部分に溶接跡を再現しました。内側も追加で表側と同じ要領で再現します。
溶接跡の再現方法はフレーム製作時に行っているので割愛させて頂きます。

このままの状態ではかなり目立ちますがサーフェイサーを数回塗装し本塗装を行うと塗膜の厚みで自然に見えるようになります。


DSCN7567.jpg


マフラーエンドの全周がかなり厚くなっています。キットの成型上仕方が無いのですがリアルにする為に手を入れましょう。
カッターなどを利用してマフラーエンド内側を削り薄く仕上げます。全周均一になる事が大切です。
加工が終ったら磨きにくい場所なので400番程度の粗めのペーパーを小さく折って磨きやすく持ちやすい状態を作り仕上げます。
全周綺麗に処理で来たら1000番程度のサンドペーパーで仕上げておきます。


DSCN7555.jpg


左が加工後、右が加工前です。加工後は約半分以下の厚みになりました。実車もかなり薄いので良いディティールアップになります。


DSCN7566.jpg


残りはエキパイですが押しピン跡が大きくパーティングラインもハッキリしているのでパテを利用し形を崩さない様に丁寧に仕上げておきましょう。

塗装して完了です。塗装は実車と同じ艶のあるブラックで塗装します。
私は単純に黒を使用していますが、実車の古い車両などには場所によって薄っすら下の金属が透けています場合があります。
これは経年変化ですが古くなったバイクは長い間手入れなどで磨かれているので塗装が薄くなっている為です。
この状態を再現するにはシルバーを塗装してクリアブラックを重ね吹きし、所々磨いていたであろう場所を何となく透けるようにすると再現できます。
今回は新車のつもりなので面倒な方は私と同じように黒一色で問題ないと思います。


DSCN7839.jpg


カウル類の仕上げ作業です。いつもは最初に行うのですがフレーム製作が楽しくて後回しになってしまいました。
第一回で組み立てたカウルはシルバーまで塗装をしてありましたので黒い部分も塗装しウレタン仕上げに入ります。

難しい作業ではありませんのでマスキング等は割愛させて頂きますが、初めて見る方の中にはセミグロスブラックの部分にもウレタンを塗装すると光沢仕上げになってしまうとお思いの方も多いと思います。

知らない方に簡単に御説明いたします。ウレタン塗膜の上に塗装しても比較的に塗料の食いつきが悪く引っ掻くだけで剥がれてしまいます。
最初にデカールを貼り塗装してからウレタンで仕上げ研ぎ出し終了後、艶を落としたい部分をマスキングして半艶クリアーなどで表面を薄っすら塗装し光沢を変えるわけです。ここで重要なのは極限まで薄く仕上げる事です。


DSCN7462.jpg


ウレタンクリアー塗装を行います。


DSCN7556.jpg


今回もウレタンクリヤーの2度吹きを行います。
2度吹きも1回仕上げも研ぎ出し作業自体は基本的に同じですが、今回はクリア磨きの状態を御理解頂きたいと思います。
表面が見やすい様シルバーの部分ではなく黒の部分で御説明いたします。

下の写真はウレタン塗装が終り乾燥した状態です。黒い部分を着て頂くと映り込みがぼやけているのが見えます。
かなり表面が波を打っています。これが最初の状態です。


DSCN7559.jpg


ここが大切です。軽く数回ペーパーをかけた状態です。所々ムラになってペーパーが当たりきれていないのが判りますでしょうか?
通常の研ぎ出しでもこの状態では決して綺麗な光沢は出せません。美しい光沢を出す秘訣はコンパウンド前の下地の状態が
大切なんです。


DSCN7560.jpg


ペーパー処理が終わった状態です。良く見て頂くと先ほどのムラが無いのが解ると思います。
1回のクリアー仕上げで研ぎ出しを行う場合はこの状態を全面に作りコンパウンドで磨き上げると鏡面に変化するわけです。

上の写真の状態でコンパウンドで磨いても美しい光沢は得られません。磨き前のペーパー処理が非常に大切な事がお判り頂けたのではないでしょうか。


DSCN7561.jpg


タンクのデカール部分の磨きです。下の写真のデカール周囲を見て頂くとデカールの厚みのせいでペーパーがかかっていないのがお判り頂けると思います。
完全にフラットな状態を作りますが丁寧な作業を行わないとデカールまで傷を付けて台無しになるので注意が必要です。


DSCN7563.jpg


下の写真は磨きが終了した状態です。デカールの周りの段差は無くなり平滑な表面になりました。


DSCN7564.jpg


全てペーパーがけが終った状態です。


DSCN7565.jpg


再度ウレタン塗装です。
時々何故2度ウレタンを塗装するのか聞かれます。大抵の皆さんはウレタンでもラッカーでも1度で終わらせて研ぎ出しするのが普通です。
私も以前はウレタン1度吹きで仕上げていました。
理由と言えるかどうか分かりませんが私個人的な好みでウレタンクリアーが限界まで厚い方が好きなんです。薄い塗膜より厚い方が深みが出ますし表面の硬度も高くなります。
あくまでも私の好みなので1度が良い方はそれで十分ですが重量感を演出するにも役立つので一度お試しください。

仕上げに入りましょう!
再度ウレタンを塗装しましたが写真を撮っても変化が無いので割愛させて頂き、仕上げの研ぎ出しに入ります。
今度は先ほどの中目のペーパーではなく細目のペーパーを使用します。2000番が丁度良いでしょう。
前の作業でデカールの段差も全くありませんし、表面も梨地状態ではなくこのままでも十分な出来ですがやはり映り込みはイマイチです。やはりここは映り込みに拘って仕上げたいものです。

作業ですが2000番で表面を先ほど御説明した様なフラットな状態になるまで磨きます。
小さなゴミもこの時点で綺麗に処理しておきましょう。


DSCN7751.jpg


ここからが本勝負! 磨き上げです。
最初は粗めのコンパウンドで磨きます。コツは角などの角ばったり尖ったりしている場所は丁寧に磨く事です。
ソリッドカラー(メタリック、パール以外)は多少角や隅に下地が出てもタッチアップでごまかせますがメタリックカラーは出来ません。
下地が出ない様細心の注意を払って磨き上げます。
この荒めのコンパウンドでも丁寧に磨けばかなり綺麗な映り込みが出来ますが、くれぐれも磨き過ぎない様にしましょう。
ある程度光沢に仕上がったら細目のコンパウンドで磨きます。これが最終です。

良くある質問で磨く為のコンパウンドの量を聞かれますが、磨き始めは下の写真の量を使って磨きます。
コンパウンドが少ないと摩擦熱で表面が荒れてしまう事もありえます。特にラッカー仕上げの場合は要注意です。
ある程度磨き布が表面で抵抗なく滑る程度が丁度良いでしょう。
磨きが進むにつれてコンパウンドの量を減らして様子を見ながら磨き上げを行います。


DSCN7752.jpg


磨きが終了しました。
写真が下手なのでイマイチ判りにくいのですが実際は蛍光灯の明かりがハッキリ写り込んでいます。
他のパーツも同じように仕上げます。


DSCN7755.jpg


磨き終わったパーツで艶の必要が無い部分を再度マスキングして極限まで薄く塗装したのが下の写真です。
フロントカウルのヘッドライト上部は半艶になっています。


DSCN7820.jpg


全てのパーツが終りました。


DSCN7836.jpg


リアブレーキも手を入れます。
ブレーキ液注入口が一体成型上省略されています。注入用パイプ部分を削り取り1mmのプラ棒で新規に製作します。
ちなみに奥側(ホイール側)の注入口は長くなっており側面から見ると飛び出しています。
これでブレーキがリアルになりました。


DSCN7574.jpg


ブレーキキャリパーのサポートステーです。
キャリパー自体に片側のみ差し込んで止めるようになっていますが本来はコの字型になっているので同じ形に変更。
反対側も同様ですが違いを見て頂く為片側のみ加工しています。
又、ボルトのモールドはボルトではなくナットになっているのが実車です。


DSCN7575.jpg


下の写真が本来の形です。裏側からプラ棒を差し込んでキャリパーを固定します。


DSCN7576.jpg


私が今回の作業で最も悩んだのがこのディスクローターです。
メッキのパーツなのでこのまま利用したかったのですが金型が古い事もありバリが多くディスクローター周囲はメクレが目立ちます。
裏側の押しピン跡も深いので後輪はともかく前輪は裏側まで見えるので隠せません。悩んだ末メッキを剥がして整形します。


DSCN7578.jpg


ディスクの穴も狭かったり塞がっていたりなので針ヤスリで綺麗に処理します。


DSCN7579.jpg


塗装に入りましょう。
サーフェイサーを塗装して下地を作った後シルバー塗装です。
元々表面にヘアライン状のモールドがあるのでクロームメッキ調の塗装は出来ません。シルバーで塗装して雰囲気重視で再現します。
所でこのシルバーですが散々悩みました。ただのシルバーでは芸がなく、メタリックグレーでは色調が暗すぎで雰囲気が出ません。
そこでファインシルバーにスーパーゴールドを少し混ぜてベースにし、クリアーイエローとクリアーレッドを調味料的に使用して出来るだけ近いディスクローターの色にしてみました。
写真ではイマイチ判りにくいので後程比較してみたいと思います。


DSCN7759.jpg


ディスクローターの塗装が終りました。かなり良い感じに仕上がっているので一安心です。


DSCN7827.jpg


ホイール塗装です。
このホイール塗装がで上手く出来ない方多いのではないでしょうか?
私も散々色々な方法で塗装してきましたが、誰しもやはり簡単な方法で塗装を終わらせたいものです。
そこでエアブラシがある方のみの方法で恐縮ですが私の塗装方法を御覧ください。

ホイールはメッキ仕上げになっていますがクローム仕上げではありません。勿論実車の金属感はありませんが個人的には十分な仕上げだと思います。そこでこのメッキを利用して塗装をします。


DSCN7743.jpg


最初はディスクローターの取り付け部のメッキをサンドペーパーで剥がしておきます。後に取り付ける時にメッキが接着の妨げになるからです。


DSCN7744.jpg


塗料を調色します。
ここでエナメル塗料を使用します。何故エナメル塗料なのか? 疑問でしょうね~。
墨入れに使用している方ならもうお解りですよね?

説明書にはメタリックグレーで塗装の指示がありますが、実車より暗めに仕上がってしまいます。実車はもう少し明るめなのでフラットアルミを4割程度の比率で混ぜてやや明るめのメタリックグレーを作ります。
エナメル溶剤を使用して希釈しますが度合いはラッカー塗料の塗装時より高めが良いでしょう。


DSCN7745.jpg


通常はメッキの上に塗装する場合はメタルプライマーを塗装してから本塗装を行うのですが今回はしません。理由については後ほど御説明致します。
気圧も通常時と同じで十分です。出来る限り薄めで仕上げるのがコツです。
艶が無い部分が解る様に暗めの撮影をしていますが写真が下手なので申し訳ございません。


DSCN7747.jpg


下の写真が塗装終了時の状態です。
ムラなく均一に塗装し十分乾燥させます。


DSCN7748.jpg


ここからが楽しいんです!
綿棒にエナメル溶剤をしみこませメッキを使用する部分を拭き取ります。丁寧に余り擦らず拭き取ります。
ここでワンポイントです。エナメルを使用したのはこの作業の為です。ラッカーを使用して拭き取るとメッキが痛む原因になります。
場合によってはメッキが剥がれて下地の樹脂が見えてしまったり非常に危険です。
エナメルであればその心配はありません。


DSCN7749.jpg


拭き取り終了です。
如何ですが? 綺麗でしょ? この方法ならどなたでも簡単に塗り分けが可能です。
このままの状態で仕上がりとするのも良いのですが、基本的にメッキの上にはエナメルでもラッカーでも塗料は食い付きません。
このままでは経年劣化や爪などが当たっても剥がれてしまいます。ここはやはり保護しておくべきです。

めんどくさい方は半艶クリアーを薄く塗装して保護するのが簡単ですがくれぐれも多く塗料を塗装しない事です。
ラッカー系はエナメル塗料を壊してしまいます。ラッカークリアー使用時は必ず極薄仕上げを行います。

再程説明が出来ませんでしたが、予めメッキ状態のホイールにプライマーを塗装して塗り分けするのも手です。しかしエナメルで拭き取り時にプライマーはラッカー系なので表面が余り強くありません。ガンダムなどの墨入れを拭き取る程度であれば何ら問題はありませんが、今回はかなり時間がかかり表面を擦る作業が多い分荒れてしまう場合もあります。
もちろんメッキも余り強く擦ると剥がれますが、メッキの方が強いので今回の方法を取ります。
「いや、私はラッカーで行っても問題ないよ」という方も居るとは思います。慣れた方なら良いのですが初心者の方の場合は試験的にラッカー系で塗装して確認した方が良いでしょう。

手間を惜しまない方には次の方法は如何でしょうか?
シッカリ表面を保護して実車の様にメッキ部は光沢、メタリックグレーの部分は半艶にしたい方はこの方法です。

エナメル拭き取りまでは同じですが表面をウレタンを塗装します。ウレタンはエナメルを侵さないのでディティールに塗料が溜まったりしない様に注意して普通に塗装しておけば十分です。
乾燥後ラッカー系の半艶クリアーをやや希釈を上げて全体を軽く艶を消す程度の塗装を行い、クレオスなどの弱めのラッカー溶剤でメッキ部を拭き取れば実車の様な雰囲気になります。
ウレタンの塗膜はラッカーにもある程度強いので、強く擦ったりツールウォッシャーの様な強い溶剤を使用しない限り表面が侵されません。今回は私はこの方法で仕上げています。

追記ですがメッキを剥がして行う場合は好みのシルバー塗装を行いウレタン塗装で表面を仕上げてからエナメル塗装をする事も可能です。
他にも様々な方法があると思います。メッキを全て剥がしてメタリックグレーで塗装しメッキ部はガンダムマーカーなどのペンで塗装するのも面白いですね。いずれにしても自分に合った方法を編み出すのも模型製作の楽しみの一つです。


DSCN7750.jpg


半艶クリアーを出来る限り薄く塗装しています。


DSCN7758.jpg


表面をサラッと溶剤で撫でて先ほどの半艶クリアーを拭き取った後、コンパクトの仕上げ目を使用して磨きます。
これで実車と同じ様になりました。
ちなみにこの手は私ではありません。コメント記述中に写真が足りない事に気が付いたので作業内容を伝えて急遽スタッフに頼んで撮ってもらいました。(基本的に私はこんな長い汚い爪はしていません!)


DSCN7842.jpg


完成したホイールとディスクローターを接着し組み立てましたがここで見て頂きたいのはディスクローターとスプロケットの色調です。
スプロケットはシルバー基本でやや暗めに調色した物で塗装しています。ディスクローターと色合いが全く違うのが解るでしょうか?
肉眼で見て頂くとこの差はかなり大きく、シルバー自体の輝き方も違います。これであれば実車の雰囲気を損なわないと思います。


DSCN7831.jpg


組み立てですがブレーキサポートのステーも受け部をコの字型に作り直しているので裏側からプラ棒を入れて固定し、その上からボルトのパーツを新規に取り付けてディティールアップしています。


DSCN7832.jpg


リヤアクスルの完成です。
チェーンカバーが付いていませんがチェーンを取り付ける際、邪魔になるので後で取り付けます。


DSCN7833.jpg


反対側です。かなりリアルになったとは思いませんか?


DSCN7834.jpg


取りあえずフレームに取り付けてみました。リアサスが無いのでシャコタンの様になっています。
かなりバイクらしくなりましたな~。


DSCN7835.jpg


今回はここまでです。
次回はリアサスを取り付け、チェーン、フロントフォークなどを予定しています。
順調に行けば後2回で完成です。今月中に完成出来るかな?

今回も写真多めで製作しましたが御理解頂けましたでしょうか?
「未だ足りないと」思う方や「ここんとこ詳しく」とい方がいらっしゃれば是非コメント下さい。
出来るだけ皆さんの模型製作の補助になるよう頑張って参ります。
私も長い間雑誌のモデラーをしてきましたが、本当に役に立つ内容は残念ながら余りありません。
出来るだけ皆さんの為になる様尽力して参ります。どうか宜しくお願い致します。

では次回まで、、、、。
何時もの様にコメントお待ちしています。

 2017_11_18

03  « 2018_04 »  05

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

プロフィール

keitarousan

Author:keitarousan
株式会社アイビプロテックの代表取締役です。
模型製作代行【NAGAEアートプロダクション】事業部を設立。
現在雑誌・テレビ等のメディアで模型製作および解説をやらせてもらっております。

検索フォーム

QRコード

QR


B
A
C
K

T
O

T
O
P

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。